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朝のスパイス配信をお聞きの皆さん、おはようございます。
この番組は、朝活を楽しんでいるメンバーが、バラエティ豊かな内容でお届けしています。
今日の配信は、オケさんと私、キャッシートでお届けします。
では、今回のテーマ、お話ししてよろしいでしょうか。
お願いします。
万博ボランティアの活動内容
はい。前回に引き続き、大阪・関西万博についてお話をしていきます。
後半は、万博ボランティアの魅力、東京オリンピックとの違いは、というテーマでお話をしたいなと思います。
なるほど。まず、ケシさん、もしかしたら、今日から聞いたっていう人もいるかもしれないんですけど、ケシさん、ボランティアでどんなお仕事をしたんですか。
はい。私が担当したのは、エリア活動と言いまして、万博会場の大屋根リングですね。
その大屋根リングの下にある各所に大きな地図が掲示してあるんですが、その地図コーナー付近に立って観光ガイドを行うという活動をしておりました。
前の時にも言ってくれたように、マップがあって、そこで迷っている人とかがいたら、その方に場所を教えてあげるとか、そういう感じのことをしてたってことですかね。
そうですね。はい。
まず万博ボランティア、だってケシさん、大阪に住んでないじゃない、まず。その中で万博ボランティアをやろうって、今回参加した理由、まず何?
私ですね、東京オリンピックでもボランティアをさせていただいていたんですが、その時はご存知の通り無観客開催になりまして、
東京オリンピックでボランティアをしたメンバー、みんないろんな国からの、世界中からの来場者をおもてなししたいっていう、そういう思いで参加をしたんですけれども、結局それはかなわず、
会場に来たのは、地元小学生たちが朝顔を育てて、それを選手の元気づけにしようっていう、大量の朝顔にお水をやったりだとか、応援してくれてありがとうっていうメッセージを返すとか、朝顔との対話で終わった側面がありました。
それと比べると、今回は本当に人と人とのボランティア。人に対してっていう感じかな。
今度こそ世界中からの来場者と交流ができるっていう、そこの期待が大きかったですよね。
実際どうなんですか?本当に外国人の人たくさんいらっしゃったりしてるんですか?
外国人との交流
多かったです。
それこそいろんなインバウンドっていうのが盛んで、いろんな観光地で外国の方をお見かけするんですけれども、万博は出店関係者もたくさんいると思うんですが、出身国、多分どこの国から来てるのかなっていう人たちの顔ぶれが本当に豊富ですよね。
そうなのね。この辺ちょっとよくわからなくて、万博が開催してることを多分カナダのここにいて、私あんま感じられてないんですよ。
本当にどのくらいの外国人の人が万博に足を運んでるのかってちょっとわからなかったから、今キャッシーさんに聞いて、あっ行ってる人いるんだなーって今思った感じなんで。
でも前、前回の配信の時に言ってたけど、ここに行くというよりは、本当万博に来てるっていう海外の方多いってキャッシーさん言ってたでしょ?
はい。そうですね。多分、明らかにバックパッカーみたいな観光客っていうよりも、パビリオンの関係者なのかなっていう、そういう仕事で来ているんだろうなっていう方が多くいらっしゃったりだとか。
なるほどね。そういう方はね、実際毎日のようにそこに行かれてる。その家族とかはもしかしたら違うかもしれないけど。
家族連れっていうよりも、大人たちだけとか、一人でとかそういう来場者が多かった印象がありますね。
そうなんだね。それは面白いな。それはちょっと予測してなかったけど。
もちろん日本の方は家族連れがめちゃくちゃ多いですけど。
そういうイメージがやっぱ強いので、私も。お友達と行くって方もいらっしゃるかもしれない。あまり一人でフラットって感じはないのかなと思ったりもしたんで。
実際にコミュニケーションを海外の方としてみて、ボランティアという立場で、印象的だったこととかエピソードあったりする?
例えばですね、やっぱりそれぞれ見たいパビリオンがあったりするんだろうなというところで、時間になったら待ち合わせどうするかっていうので、それぞれの方工夫されてたんだろうなと思うんですね。
多分日本の方であればわかりやすい大きなミャクミャクマエとか言うんでしょうけれども、
一人道を聞かれた外国人の方で、会場内に白い鹿の像があったんですね。わりと東ゲート近くで。
そこで、I'm looking for a white deerって言われて。
あれか、白い鹿屋は。
そうなんだ、あれの方がわかりやすいのねっていう、日本の人との待ち合わせ場所の感覚の違いを感じました。
ちなみにそのホワイトディアはどういう物なの?そんなに目立つようなものという感じではないってことですか?
多分大きさでいうとミャクミャクの方が大きいかもしれませんぐらいの。
私たちはそれを待ち合わせ場所にするっていう発想はないなみたいな、結構静かに佇んでいる白い鹿でした。
その辺さ、今それ聞いてすごく思ったのが、そのボランティアしている人たちって事前に待ち合わせ場所にならないかもしれないじゃないですか。
日本人の人の感覚だと。
そういうもののありかというか、そういうのをちょっと覚えるための研修とかってあるんですか?
特に研修っていうのは設けられていないんですが、活動前後とか、あとはその活動中にちょっとした休憩時間があって、
短時間なので絶対パビリオンに並んで入る時間はないんですけど、
前回も申し上げた通り、そのリングしたリング周りを散策するだけでもものすごく敬意感が良いので、
熱中症に注意しながらではありますが、散策は結構してましたね。
でも大切じゃない?
それってたまたまキャシーさん、その白い鹿さんが、そういえばなんとなくそれあったなみたいなのが分かったから答えられたけど、
分かんなかったらなかなか鹿にたどり着けてないんじゃないかなと思うので、
そのフラフラすること、休憩時間中に、それも実は意味があることなのか。
まさに、まさに、普段オケさんがおっしゃっているウロウロアリになっておくことはめちゃくちゃ大切です。
そうそう、プレイフラントという本がありまして、そこにウロウロアリが、ウロウロアリっていうアリが出てきて、
直接行くよりもウロウロしていることで見つかることもあるよねみたいな、そういう話が載っている本なんですけど、
そうね、まさにそんな感じになるかもね。ウロウロアリを知ったから見つかるみたいなね。
それは面白いな。あと何かあります?他にもエピソード聞いてみたいな。
他にはですね、私、昼のシフトと夜のシフトと両方入ったんですけれども、夜シフトでは特別な夜にしかない活動がありまして、
皆さん9時になると会場も閉まるので、続々と東ゲートの方に電車で帰る方は退場して向かって来られるんですが、
退場してくる東ゲート付近にボランティアが一列に並んで立って、ペンライトを振ってお見送りをするっていう、ちょっとアトラクション的な。
面白い。あれみたい、旅館とかに行くとさ、旅館から離れるときにホテルの人がずっと並んで挨拶してくれたりするけど、ある意味ちょっと日本っぽいですね。
帰るときにお見送りをしてくれるみたいな。
来場者の方もすごくそれを喜んでくれて、子どもたちなんか、そのボランティア一人一人にハイタッチですよ。
そっかそっか。それは良いですね。
あんまり直接質問してくれればその方とっていうのはあるかもしれないけどね。なかなか一人一人の人と繋がるって難しいじゃない?ボランティアとして。
そういう意味ではそれはちょっとしたこう、距離が縮まるというか、名前聞くわけではないけれども、ちょっと距離が縮まる感はあるのかな?
私たちですね、それぞれ4人一組ぐらいで一つの班になって活動してるんですけど、その一班ずつ毎回手書きのウェルカムボードをグループで協力をして作って、それをクビにかけて活動してるんですけれども、
どういう感じのものなんですか?
ちょうど私が同じグループになった皆さんが、英語、それから中国語できる方、韓国語ができる方と、私はスペイン語ができるので、
そういう南韓国語にも挨拶をウェルカムボードに書いて、お見送り活動するときは、最初はこんにちは、オラーとかだったのを、最後グラシアスとか感謝の言葉に書き換えて、お見送り活動に行ったんですけど、
そしたら暗い中なんですが、ウェルカムボードが結構遠くからでもよく見えたらしくて、
それホワイトボードみたいなもの?
そうですそうです、ホワイトボード。
赤から見えるかもしれないな。
その各国の挨拶が書かれたボードがすごく印象に残ったって言って、一緒に記念撮影をしたりとか、
そっかー、誰かの写真に残ってるってことね、きっと。
そうそうそうそう。
英語とかだったらあるのかもしれないけど、それ以外の言語ってなるとね、やっぱり自分の国の言葉?
挨拶してくれる人って、そんな数えるばかりだと思うから、きっとね。
それを考えると、日本でそういう言葉が書かれてると、パッと目を引くかもしれないよね。
スペイン語なかなかないだろうな。あるかな?
多少あるかもしれないけど、全然知らない言語とかだとさ、あるかなと思ったんで。
東京オリンピックとの違い
じゃあ実際こうやってみて、さっき東京オリンピックの話もしてくれたと思うんだけど、
さっきちょこっとね、その違いの部分、お話ししてくれたけど、他にもなんかあったりします?
基本的にはやっぱり東京オリンピックの方が大きいかもしれないけど、やっぱり人がいなかったっていうのが東京オリンピックは大きな差なのかな。
やっぱり東京オリンピックの時は、すごく統制されていたっていう印象がすごくありますね。
すごいわかりやすい。統制せざるを得なかったんだと思うけど、
そういう印象はやっぱりボランティアやってても感じたってことなんだね。
基本人いないわけじゃない。お客さんいなかったわけだから、それでもそれを感じたってことなんだね。
そもそも会場の外側はバリケード的なものが張られていて、
関係者しか入場できなかったんで、その駅を降りたら関係者証、アクレディテーションという証書を首からかけて、
関係者ですっていうことで何重にもゲートをくぐって入場してました。
そっか、そんなに厳しかったね。それ全然知らないからな。
それと比べるとね、今本当にボランティアらしいボランティア活動が今回はできたっていうことなんでしょうけどね。
やっぱり東京オリンピックの場合、コロナだから余計に統制されてたんだと思うんですけれども、
やっぱり競技を公平、公正にするためのルールというのもめちゃくちゃたくさんあったみたいなんですよね。
どういう意味?
例えば、事情を知らない人が、選手の方がペットボトルをね、会場でも選手だけがもらえるドリンクのコーナーとかあるんですけど、
一口口をつけただけで、もうその席から立ったら飲みかけのやつを捨ててしまうっていうのが、ちょっと物議を醸してたりとかしたんですけれども、
一瞬席を立って目を離した隙に、なんかその飲み物に入れられていたら、その人の選手生命がどうなるかわからないので、
それは一口口をつけて席を離れたら、その水は捨てるっていうのが正しいらしいんですね。
なるほどね。それはもうきっと普段の時にも、コロナ以外でもあり得るってことだもんね。
確かにオリンピックとかになってくると、そういうルールも厳しくあるっていうのはあるかもしれないね。
なので、やっぱりそのコロナっていうことに加え、国際競技大会だっていうそこの緊張感もやっぱりピリピリしてた面はあったと思います。
そうだね。それはあるね。きっとね。なるほどな。それとはちょっと違うもんね。万博のボランティアはね。
あと、ケンシーさんいろいろボランティアやられてるから、そういうところのことにも関係してくるかもしれないんですけど、
実際今回この万博のボランティアしてみて、どんなやりがいあります?
やっぱりチームでの、一緒に何かを作り上げて協力していくみたいなところがすごく感じられた活動でしたね。
例えばそれって、さっき4人ぐらいのグループでケンシーさんボランティアされたって言ったじゃないですか。
そういう意味での一緒になのか、全体的なもっと大きい括りの万博っていう括りの感じをケンシーさんは覚えてる感じ?
ボランティア活動の魅力
4人組でやったっていうことが非常に大きかったですね。
じゃあやっぱり密接に4人近くで一緒にボランティアやってるから、一緒にそれを活動したことでっていう意味なんだね。
例えば何か具体的なこういうところでこういうことを感じたみたいなやりがいを感じたなみたいな。
最初ですね、この万博ボランティア募集って、すごく希望者が殺到して、最初その申し込めるシフトの日が絞られていたんですけど、
その後緩和されて上限10日まで活動できるっていう風に変わったんですね。
上限10日来ているっていうベテランボランティアさんとかがいらっしゃって、めちゃくちゃよく知ってるんですよ。
そうなんだ。
地図も200円で売ってるやつが私たちには配られているので、それを独自でラミネートして、
独自でラミネートしてあるので、その表面ツルツルなんで、そこにホワイトボードマーカーみたいに書いて消せるマーカーで、
あなたの行きたいのはここですね、みたいなのを書いては消し書いては消ししながらっていう、そういうノウハウがあったりだとか。
すごい工夫されてるな。
そうそう。
同じパビリオンにたどり着くためにも、先ほど言った景色が感動的な海沿い通った方がいいですよとか、
そういうのを教えてもらって、私もその方の受け売りをしてガイド活動してたんですけど。
そういう関係性もあるわけだ。
ちょっとボランティア何回もやってる方がそこにいることで、ボランティア同士で情報をもらえるっていう、そのベネフィットがあるってことね、まず。
記念撮影と文化的違い
なるほどな。
地図の話はすごいいいなと思ったんですけど、私以外でもいると思うんですよ、地図くるくる回しちゃうタイプの人っていると思うんですよね。
たぶんそういう人にとっては、目の前に紙っぽいやつがあって、こここう言ってくださいって言われる、私が行く進行方向に向かってマップが置いてあることがすごく大切だったりするわけよ。
だからたぶんその方が自分のラミネートして説明してあげてるっていう感覚は、すごいいいアイデアなんじゃないかなと思ったんだけど。
今あなたは、リングに実は番号が付いてあるんですね。
それで今あなたは55番のここの柱にいらっしゃいます。
ここから右側に、例えば65番まで行ったら何々がありますとか、そういう感じで現在地と目的地とそこまで行く矢印をマーカーで書いて差し上げていて、それは分かりやすいなって思う。
分かりやすいよね。絶対分かりやすいよね。大きなマップでそこあそことか言ってるよりは、当然、あとは何か書いてくれたら自分のために行き先がよく見えるじゃないですか。
なるほど、分かりやすいんだなと思って、今ちょっと自分でバランティアしなくても。
あとは大屋根リングがギネス認定をされてるんですね。木造建築の規模でしたっけ。
ギネス認定をされていて、地図がある柱の近くにギネス認定の額が貼ってあるんですけど、そういうエピソードもベテランボランティアさんはご存知で。
なるほど、それはつい写真を収めたくなる人はいるんじゃないですかね。確かに、なかなか地図に載ってないものなのかな。
バランティアは私たちに記念撮影を頼まれることが多いんですね。写真撮ってください。なので、ギネスのところで撮って差し上げるとすごい喜ばれたりとか。
そうだよね、それこそ記念になるもんね。
それも日本ならではだなと思ったんですけど、海外旅行とかしてると、写真を撮ってもらったらお金を要求されるとかあるじゃないですか。
あと、たぶんそれ以上の情報を提供しないかも。そこで撮ってって言われたら、たぶんそこで写真撮るっていうことしかやらないと思うので。
そういう意味では、今、そっか、写真撮るならここの方がいいよっていう、ちょっといい情報を提供するんだなって思ったんで。
国際イベントへの参加意欲
面白いね。
最後にちょっと聞いてみたいのは、今回万博のボランティアかもしれないけど、これからもっと国際イベントみたいな、こういうところでボランティア参加してみたいな、みたいな、けしさん思ってたりします?
そうですね。私はもともと、日本でいろんな国際交流とか国際貢献とかみたいな、受け入れ活動をするっていうのを他にもいろいろさせていただいていて、
やっぱり自分で世界中に動き回る、それも楽しいと思いますし、実際行きたいなとか言ったこともあるんですけれども、ただやっぱり受け入れボランティアの方をしていると関われる頻度がやっぱり多いですよね。
というところで、せっかく向こうから来てくれるっていう、そういう機会はぜひ活かしていきたいなというふうには思ってますね。
具体的にこれ、今ちょっと考えてるんだな、みたいなのあったりするのかな?
そうですね、一旦万博で。
これが大きかったもんね、万博。
はいはいはい。
実はこの私、万博ボランティアを知ったのが、東京オリンピックの時に国際的な取り組みを紹介するみたいな、パビリオンまで行かないと思うんですけど、そういう展示会場がありまして、
そのオリンピック会場の展示コーナーで関西万博をやるっていうことを知ったんですね。
そうなんだ。そんな繋がりだったんだ。
そうそうそうそう。次は万博っていう、そういうテーマ展示がされていて。
その時には、オリンピックの活動時点ではまだボランティアの募集はしていなかったんですけれども、
これ募集が出たらやりたいなというふうに思っていて、それで応募した次第ですね。
そっか。じゃあ何かこれ、またね、万博では情報がなかったかもしれないけど、またボランティア続けてたら情報が入ってくる可能性もあるってことだよね。
そうですそうです。それこそ東京オリンピックとか大阪万博とかでボランティア登録をすると、ずっとメルマガが来続けるんですね。
そうなんだね。なるほどな。よく考えられてるね。
特にオリンピックなんかはレガシーを生かそうっていうそのレガシープロジェクトが走るので、
なので他の国際大会がある時に募集始まりましたみたいなメールが来ます。
なるほどな。面白いですね。
なのでちょっとこう1回つながっておくと、またそんなに毎年あるわけではないですけれども、
たまたまオリンピックは延期になって万博と距離が近かったので連続して行っているみたいな感じになりましたが、
たぶん今後4,5年に1回そういう大きな大会があったらまたそういうレガシーの一環として案内が来るんだろうなという、
1回つながるとそういうちょっとまた楽しみが増えていくと思いますね。
じゃあなんか聞いてる人で国際ボランティア、他にもボランティア活動してみたいなっていう風に思っている方がいたら、
1回こうちょっとボランティアとして何かに関わってみるっていう風にやると意外と情報入ってきやすくなったりするかもしれないね。
はい、と思います。
面白かった。なかなか日本で私ボランティアできないですけども、
キャッシーさんの話聞いてると結構面白いな、ちょっとやってみたいな、日本でもボランティアやってみたいなっていう風にちょっと思ったりしますね。
今日はこんなところで終わっていきたいなという風に思っておりますけれども、キャッシーさんよろしいでしょうか。
はい、ありがとうございます。では最後にご案内をしたいと思います。
今日から朝のスパイス配信を聞いたよという方がいましたら、ぜひ番組フォローしていただけると嬉しいです。
ではまた次の配信でお会いいたしましょう。
本日の配信はオケさんと私キャッシートでお届けしました。
みなさんまたねー。