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  2. #25 不登校って言葉を使うけど..
2023-09-19 23:01

#25 不登校って言葉を使うけど、どんな状況のことを不登校っていうのか考えてみる

<今日の配信者>

ー ナミ
鳥取県在住のフォトグラファー ⁠https://www.instagram.com/analog_gallery/⁠

明るい不登校(オンラインの不登校親の会)に参加しています。 ⁠https://akaruifutoko.hp.peraichi.com/⁠

ー OKE(おけ)
カナダ、トロント在住。普段はクラフト講師、ナレーターとして活動中。

2020年4月から個人でも「⁠Hello From カナダ⁠」という番組名で毎週1回配信をしています。この番組ではトロントのライフスタイルをメインに旅の話、我が家の犬、グラの話もたまーにしています。

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00:06
朝のスパイス配信お聞きのみなさん、おはようございます。
今日の配信は、なみさんと私、おけとでお届けをしたいと思います。
配信者のプロフィールは、概要欄をご覧ください。
では、早速スタートをしましょうか。
今日のテーマは、なみさん、何ですかね?
はい、おはようございます。
おはようございます。
今日のテーマは、不登校です。
不登校か。
なみさんとは、私は朝活で一緒に顔を合わせているので、
そこで不登校のお話をすることも、なみさんから聞かせていただくこともあるんですけれども、
改めてね、
私、なみさんと出会って、すごい身近な人に、
不登校を身近に感じて生活している人っていうのは、なみさんが初めてだと思うんですよね。
そう、なので改めて、ちょっと最初聞きたいなと思ったことが、
そもそも不登校のこの定義って、聞かれたら、なみさんは何て答えるのかなと思って。
不登校の定義って、ちゃんとね、文科省が決めてて、
そうなの?
そう。
読みますね。
不登校児童生徒とは、何らかの心理的、情緒的、身体的、あるいは社会的要因背景により、
登校しない、あるいは支度ともできない状況にあるため、
年間30日以上欠席した者のうち、病気や経済的な理由によるものを除いた者と文科省は定義している。
なるほど。定義されてるんだ。
そうなの。30日以上。
ちなみに、それってどういうとこに書かれてるんですか?
えっとね、文科省のホームページ。
ホームページ。
そんなところ。
学校の先生の学習指導要領みたいなもの、そういうものに書かれているそうです。
なるほど。
今の中だと、例えば、朝寝坊しちゃうとか、朝起きれないとかって結構あると思うんだけど、
それはじゃあ含まれないってことですかね?
そこね、難しいところね。
学校行きたくない子供あるあるで、お腹痛くなる、頭痛くなる、朝起きれないっていうね、不登校あるある。
あ、そうなんだ。
じゃあ結構それ多いってことなのね。
そうそう。それが病気、病気は病気かな、精神的なところから来る腹痛だったりするので、
でもその元をたどれば、何か学校であったとか、先生と何かあった、友達と何かあったとか、授業についていけないとか、
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そういうところから来る場合があるじゃないですか。
難しいね。
っていうのはさ、私たち朝活コミュニティで会ってるわけじゃないですか、
その朝活コミュニティの最初の部分って、朝起きれるか起きれないかみたいなところありますよね。
当然苦手な方もいらっしゃるじゃない?
その見極めって難しいなって、ちょっと今思っちゃった。
自分にとってここが安心できるコミュニティかっていうところですよね、大きく言えば。
学校が安心していけるかどうかっていうのは、旗から見たらわからない部分。
楽しそうに見えてても、すごく我慢して寄せおってる子どももいるし、
逆に文句ばっかりしてるけど、実は楽しいっていう子どももいるし。
行くのは楽しくて、ただ単に朝起きるのやばいくらい苦手なんだよって子は、
それは不登校ではないってことなんだよね。
不登校は30日以上欠席したっていうことだけど、
だけど日本でみんなが悩んでいるのは、本人も理由がわからないとか。
そういう場合もあるのか。
もちろんいじめっていう場合もあるし。
一応定義はあるけれども、それにピタッて当てはまるわけじゃないじゃない?全部が。
その難しいところがあるってことなんだよね、まずね。
実際ね、経済的な理由で学校行けないっていう。
学校は無料なんだけども、
家のそういう生活面のところで、学校に行ってる余裕がないっていう。
子どももやっぱり、そういう子どもも日本にちょっと増えてるっていうのは聞いてて。
でもそれもたぶんね、ここには病気や不登校、病気や経済的な理由によるものを除いたものって書いてあるけど、
まあ普通に不登校ってくくられてると思う。
なるほどね。そうだね、それ難しいもんね、そこでどこまでがっていうのもね。
まあそんな中で、いろいろ複雑なんだなっていうのが、なんとなく私の頭の中で思い描いたところなんだけれども、
その直美さんが不登校のことを考えるようになったのって、どういう理由ですか?
4年前なんですけど、息子が中学生の頃に、息子が学校でいろいろあったっていうことがあって、
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同級生との間にもいろいろあったんだけども、それを相談した先生との間でも、
先生は気づいてないけども、すごく傷つきポイントがいっぱいあって、
それちょっともう、学校にはっていうことがあったんですよ。
そういう友達との出来事、同級生との出来事がいじめにあたるのかどうかとかも、
判断がね、本人がいじめって言ったらいじめっていう風に定義も、これも定義されてるんですけど、
だけど、学校はおんびんにしたいってところが、どうしてもあるじゃないですか。
両方から話聞いて、相手の子供はそういうつもりじゃなかった、みたいな風になるじゃないですか。
そうだね。
そういうちょっとね、かけ違いがいろいろ積み重なって、いけないってなったときに、
本当にもう息子は死にかけてしまうわけなんですけど、
それで行政や学校に相談ということになるんですけども、
いやなんか話しててもこれ伝わってないなっていうことだらけで、
ってなると、あ、私がモンスターなんだろうかとか、いろいろ思ってしまうんですよ。
私の育て方がいけなかったんだろうかとか。
本人は本当につらそうにしてるので、
でもやっぱりつらそうにしてる本人がいるのは事実なので、
なんとかせねばっていう思いがすごくありました。
今さらっとナミさん、話してくれたんだけれども、
息子さんがいじめにあったみたいなことを、
でもそんなに簡単にわかるもんなのかな、普通。
簡単に?
だから例えば、学校行きたくないなみたいなので、
息子さんはさらっとそれを話してくれた?その理由。
そうなんですよ。何でも話す子だったので、
全部ね、奥に話してくれて、その辺はね、よかったなと。
そうだね、さっきナミさんがちょっと紹介してくれたように、
本人もわからないみたいな、そういう場合だともっと、
もっとお母さんわかんなくなるんだろうなと思ったから、
なんか教えてよとかね、なると逆に、
人間関係が親子関係こじれちゃったりしますよね。
ってことは、じゃあナミさんは結構、その理由としては、
息子さんが語ってくれたっていうのはあるね。
あと親には言いたくないお子さんもいらっしゃるから、
それはあるでしょうね。
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言いたくないっていうのは、親としては、
何にも問題ないんだなって思っちゃう。
何も問題なく育ったなみたいなところで、
ある日突然くじけるとかね。
で、どうしたの?みたいな風になって、
戸惑う親御さんもいると思います。
なるほどな。
じゃあそこでこう気がついて、
こういう行政機関とかにも実際行ってみて、
話をしてみたけれども、
なんかちょっとナミさん側は語るが、
相手はそれを受け入れてるのかよくわかんないみたいな、そういう。
話したところで何もならないっていう感覚になるんです。
そこで話したからって学校行くようになるわけでもないし、
問題が解決するわけじゃないし、
解決に向けて段取りしてくれるわけでもないし、
ただ喋って楽になりますよっていう、
訴え文句しか言えないんじゃないのかなって思って。
だけど、そういう相談先って、
行政や学校だけじゃないっていうのを途中で気がついて、
でもそのことを学校が知らないんですよね。
当事者の会が何でもありますよね。
いろんなお悩みに対して、
いろんなね、例えば病気だったり、
そういう当事者の会っていうのが何でもあるんですけど、
不登校の親の会っていうのが全国にあちこちあって、
私の住んでる市内にもいくつかあるっていうことに気がついて、
参加するようになって、
そこに行くとやっぱり同じ体験をした人ばっかり集まってるので、
その中から話を聞いたり、
その時に自分が話したり、
話したくなければ話さなくてもいいけど、
聞いてるだけでもすごくその中にヒントがいっぱいあるんですよ。
なるほど。
その同じような、
ただきっとあれですよね、
さっきも奈美さん言ってくれたように複雑じゃないですか。
奈美さん家の息子さんの感じと、
もしかしたら違うご家庭の不登校の子どもさんとは、
全然その条件が違ったりとかすると思うので、
その中でもお互い話聞いてると、
ヒントが見つかったりするっていうのがあったりするのかな。
みんな全然状況は違うんだけど、
共通することがいっぱいあるんですよ。
なるほどね。
お母さんの悩み事とかもね、
ほとんど同じようなことが起こってるので、
それ大切だね、本当にね。
そう。
だけど、子どもが不登校になると、
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一人一人の親が一つ一つ自分で手探りしていくっていうのが現状になってて、
そういうことが全体的にシェアされてないんだなってことに気づいたんですよ。
ちなみに、奈美さんはどういう感覚に陥ったんですか?
問題というか、やっぱり子どもが学校に行かないっていうところが始まりなんだけども、
じゃあ学校に行けば解決なのかっていう、それも違うし、
じゃあどうしようっていうことにもなるんだけども、
そうこうしてたら、
夫婦関係とか、祖父母との関係も、あれっていう風になってきてしまうところも問題で、
あ、そう。
例えば、夫婦で意見が合わない。
今はね、私が今はちょっともう、あの手この手でやってきたけど、
この子はもう学校に行かないなっていうのが、
もう分かってる段階に自分が来てるのに、
夫はもうちょっとなんか頑張らせたらいけるんじゃないかっていう段階にいる。
そっか。
で、おじいちゃんもっとなんかもう、自分のために行ってくれみたいなこと言い出すし。
そっか。
で、それ聞いてる子どもはつらくなるわって思うんですよ。
ね、あ、僕のためにいろんな困ったことが起こってるっていう感覚に陥るのかな。
そっか。当事者だけじゃないってことだもんね。
そうなんですね。
だから一番そばにいて、もうすでにあれこれやってみたけれどっていう立場の、
だいたい母親が多いんですけど、
今あれこれって言ったけど、ちなみにどんなあれこれをやってみました?
例えば、息子のときはちょっと状況違うんですけど、娘も実は学校に行ってなくて、
そうなんだね。
娘のときは、娘になると、私ももうちょっと、もういいやっていう気分にはなってるので、
夫があれこれ頑張ってるのを目の当たりにしたんですけど、
例えば、学校帰ったら一緒に駄菓子屋に行こうねとか、
なるほどね。
説得して、なんかもうしぶしぶ娘が学校に行ってる。
で、毎朝送り迎えをして、
朝が来るのがすごいつらい時期でもあったんですよ。
家族みんなにとって。
今日はなんて声かけて、学校に連れて行こうっていう思考になってるので、
それ、夫がやってるのを私が見てて、なんとも言えないですよね。
止めることもできないし、っていうね。
なるほどね。それは一つ。
あれこれです。
じゃあ、息子さんのときに、なみさんはなんかありました?
初めてだもんね。その経験をしたのかね。
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息子のときは、背中を押して学校に行かせるっていう段階ではないっていうのが、
もう明らかではあったんだけども、
じゃあ、学校じゃなかったら、フリースクールとかあるよねっていう考えになるじゃないですか。
で、そしたら、市の教育支援センターっていうのがあるんですけど、
人数宣言があるので、みんなが入れるわけじゃないんですけど、
なんとか入れたんです。
でも入るときの説明で、来れなくなる子が結構いるんですよねって先生がおっしゃるんですよ。
で、まあ大丈夫じゃないかって思ってたんですけど、
本人もちゃんと行くって言うし、ここなら来れるって言うんで、
一回言わせてたんですけども、やっぱりだんだん行けなくなって、
やっぱりね、行ってる意味がないっていうふうに感じてくるんですよね。
そうなのか。
ここは違うなっていうのがあるんでしょうね。
もうその携わってる人は、そういう方を何人も見てたので、言った感じだったのかな。
だけど、来ればいいのになって思ってるのかもしれないし、わかんないそのへんは。
でも親目線だと、これは行けないかもしれないっていうのをまた目の当たりにしてしまう。
なるほどね。やってみたけれども、だんだんダメ、行かなくなってきてるなっていう感覚があるってことね。
そうそう。で、行かせようともしたんだけども、これは行かないわっていうところに、やっぱりまた着地するんですよ。
なるほど。
でも旗から見ると、フリースクールぐらい行けばいいのにっていうふうに感じる人もいると思う。
それはあるでしょうね。
なんで行けないんだろうって、もちろん思う人もいっぱいいると思うし、
だって自由じゃんとか思うじゃないですか。
行きたいときに行って、帰りたいときに帰れる仕組みだし、それぐらいならとか思うんですけど、これができないんですよね。
そこじゃないんだろうね、きっとね。
うん。
事故をあわせるのが。
そうなんです。
なるほどな。
すごい、なんだろう、その最初の部分聞いただけで、私の第一印象は、もう複雑という言葉しか思い浮かばない。
すごい複雑。
普通の、なんだろうな、もちろん人間関係とか普通にね、生活してて、人間と人間だから、複雑なのは当然なんだけど、
なんだろう、語れない人もいるとなると、もっと複雑だろうなって考えちゃうし、
今みたいにこういう方法があったってやってみても、うまくいかないこともあるんだなって思ったりもするし、
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そうね、複雑っていうことがすごくまず思ったかな。
何が複雑なのかが、ぱっと見わからないっていうのがまた複雑にしてる。
たぶん、なみさんも当事者でありながら、一言で語ろうとしては、ちょっとむずかしいでしょ、非常にね。
そう、むずかしい。
だから、ママともに、うちの子が学校行けなくなったんです、とか話すと、
えー、それ大変ね、みたいな、めっちゃ同情されるとかね。
あ、そうなんだ。
そうか。
同情というかね、めっちゃ心配されるとかね。
でも、今はもうめっちゃ明るく元気にやってるんだけど、
今、学校行ってないんですよって、さらって行ったつもり。
えー、みたいなふうになることもある。
なんか、いろんなギャップの積み重ねがあります。
ただ、なんかこう、一つ今日の話、全体聞いてみて、
なんだろう、まず認めてるところが、最初の一歩なのかなって思ったりもする。
そうですね。
なんか、なみさんと旦那さんの話を聞いてて、すごくそれを感じた部分があって、
なんか、不登校であること、そのさっきの一番はじめの定義読んだじゃないですか、
あれに当てはまらなかったとしても、自分の子供が不登校であるっていうことを、
このアクセプトできるかって、結構大切なことなのかなって、すごい今日話聞いてて思ったけど、どうですか?なみさん。
そうですね。
うちみたいに、完全に行かなくなってる状態よりも、
なんとか行かせようとしてる状態の家庭ってね、まだ不登校じゃないじゃないですか。
そうなんだよね。そうか。
不登校じゃない方向に行ってみたいって思ってる場合もあるもんね。
そうそう。だから、かろうじて学校行って、年間30日休まなければ、
その状態のほうがしんどいみたいな。
そうか。
誰に相談したらいいかわからない。
まだ15日だけだからって思ってるかもしれないもんね。
そうそう。まだね、初心者だから。
そうか。
同じ状況の人と話したわけでもない状態です。
なるほどね。なみさんとかも、これはもう完全にって、最初から受け止めてるところがあったからいいけど、そうじゃない場合に、
よけい苦しかったりするってことね。
そうそう。
もし一言だけ最後に思うのは、やっぱ苦しいかもしれない。
たぶん苦しい当事者のお母さんもお父さんもいるかもしれないところで、
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今この瞬間何をしたらいいんだろうね。とりあえず。
私もいろいろ悩み、泣いて、苦しい思いもします。
もちろん子どもも苦しくて、もっと苦しかったろうと思うんですけども、
親もかなりきついので、うまく情報が届いてほしいって思ったんですけども、
学校からの情報があまりにも少なくて、困ってるっていうか、
情報が得られてないことにも気づいてない親御さんも多いので、
これはちょっと学校や教育機関行政と一緒に、
何かこううまく伝わるものを作って、
入学説明会で配れるぐらいのものがいるんじゃないかなってずっと思ってたんですけど、
ようやくそれがちょっと動き出してて、今教育委員会の人と作ろうっていう話になってて、
なんかこういう複雑な部分が言語化できるようなものを作って、
発信していきたいなって思っているので、
それがちゃんと届いたらいいなっていうところです。
たぶん、実はこれね、なみさんからテーマいただいて、
壮大なテーマなんで、
ちょっと小分けにして話をしようということになっているので、
またこれ次回ね、続けてお話できたらなというふうに思っているので、
今日はね、本日はこんなところで、
まず終わってみたいなというふうに思います。
なくなっちゃったかな?
いえいえ、大丈夫です。
今日の配信は、なみさんとおけたでお届けをしました。
ではみなさんまたね。
23:01

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