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2021-05-29 14:29

231. 宇宙網ってなに!?宇宙ができる初期のハナシ【コズミックウェブ】

今日はちょっとマイナーで、僕も勉強したばかりの「宇宙網」のお話。

宇宙ができた138億年前から、宇宙が進化していくシナリオとして考えられている宇宙網。

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00:04
はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。こちらのチャンネルでは、天文学で博士号を取得した私が、毎日最新の宇宙ニュースをお届けしております。
この放送は、夫婦ポッドキャスト番組、おうちでふたらじのけいちゃんさんの提供でお送りしております。けいちゃんさん、どうもありがとうございます。
ポッドキャストチャンネルのリンクについては、概要欄に貼っておきますので、ぜひおうちでふたらじ、皆さん聞いてみてください。よろしくお願いします。
冒頭で読んでいるこのスポンサー枠については、オンラインショップ天文屋で販売しております。
Googleで天文屋スペースベースで検索してみていただければ出ますので、興味がある方はぜひよろしくお願いいたします。
ということで、今日の本題をお先に紹介させていただきたいと思います。
今日の本題は、宇宙網って何?宇宙ができる初期のお話というところのタイトルでいかせていただきたいと思います。
今日話すのは、宇宙ができたのが138億年前になっていて、そこから宇宙がどうやって進化してきたのか。
私たちがいるような星ができるだったりとか、銀河ができるとか、あとはブラックホールができるとか、そういうところは一体どういう流れで、
その宇宙ができてからどういう流れでそういう銀河とかが成長してきたのか。そんなお話を今日はしていきたいと思います。
なかなか馴染みのない宇宙網って読むんでしょうね。これはコズミックウェブっていう宇宙の中に出てくる立体的な網目構造についてのお話になってますので、きっと初めて聞く方も多いんじゃないでしょうか。
ぜひ最後までお付き合いください。よろしくお願いいたします。
ということで、毎日恒例の近況報告、活動報告をさせていただきたいと思うんですが、
今日のスポンサー枠はおうちでふたらじのけいちゃんさんからいただいたんですけど、やっぱりポッドキャストチャンネルをやられている方からのご支援というのはすごい嬉しいものがあって、
ポッドキャスト全体を盛り上げたいなって今すごい思ってるんですね。そんなふうに考えている中で、先日もポッドキャストをどうやって流行らせればいいかというコツをお話ししたと思うんですけど、
そんな中で科学ポッドキャストチャンネルでチームみたいなのを組んでポッドキャストを盛り上げようという動きを今ちょうどスタートさせているところです。
例えばバイリンガリレオだったりとかそんなイリカの時間、青春アルデヒドだったりとかというようなチャンネルで合同になっていろいろな発信をしていこうというようなところで今活動をしているんですけど、
03:15
そんな中で同じ宇宙系のポッドキャストチャンネルをやられているコペテンナイトという女性2人がやっているポッドキャストチャンネルですね。
この2人と今日はミーティングをさせていただきました。
僕の方から声かけさせていただいたんですけど、宇宙系の同じポッドキャストチャンネルというところもありつつ、
あとはこの科学系ポッドキャストのチームを組むというときにですね、コペテンナイトの誠さんにも声かけさせていただいたら、すぐにぜひやらせてくださいということで参加を表明してくれたすごい嬉しかった思い出を思い出しつつ、そんなミーティングをしておりました。
今日のミーティングは2つのチャンネル、お互いのチャンネルでコラボを収録しましょうというお話だったんですね。
なので、いつも声で聞いているまことさんと、あとはパートナーのみずほさんのお2人とカメラ越しですけど、顔を見て初めてお話しして、やっぱりポッドキャストチャンネルやられている方というか普段声を聞いている方だと、何でしょう、いざ顔を合わせて話してみてもすごい親近感が湧くというか、
これ多分音声配信マジックだったりすると思うんですね。
なので、そういう親近感も湧きつつ、こんな話をお互いのチャンネルでしたら面白そうだねみたいな話をさせていただきましたので、
近いうちにコラボ収録とかして、いろいろまたポッドキャスト盛り上げていければなと思っておりますので、
宇宙系ポッドキャストコラボ楽しみにしておいていただけたら嬉しいかなと思っております。
そんな感じで今日は昨日に引き続きいろんなポッドキャストやられている方に支えられているなという1日でございました。
そんな感じで早速本題に入っていきたいと思います。
今日の本題は宇宙の初期のお話ですね。
その宇宙の初期、できてすぐの頃からある宇宙網、コズミックウェブと呼ばれる網目状の構造についてお話ししていきたいと思います。
これなかなか日本語の記事とか、そもそもあんまりまだ有名じゃないようなお話ではあったりするんですけど、
専門をやっている方だと結構知っている話なので、今日はここでなるべく噛み砕いてお伝えしたいなと思っております。
今回は宇宙初期にあった宇宙網、宇宙の網目構造についてのお話です。
06:00
これなんで紹介しようと思ったかというと、普段ポッドキャストを聞いてくださっている
Twitterで谷川さんという方がいらっしゃるんですけど、
コズミックウェブ、今回のお話の記事を他で見たときに難しすぎて分からないと、宇宙話に任せたというようなリクエストをいただいたので、
今日はそんな話をしていきたいと思っているところです。
皆さんもリクエストがあればぜひTwitterでご連絡いただけたら嬉しいです。
つぶやいていただけたら嬉しいですね。
今日お話しする宇宙網、英語で言うとコズミックウェブと呼ばれるものは何かというお話からさせていただきます。
この宇宙網、漢字で書くと宇宙に網というのは網ですね。
文字通り宇宙空間に広がる網目の構造。
これ何が網目になっているかというと、皆さんがよく聞くダークマターと呼ばれるものだったりとか、
それに付随した水素のガスだったりとか、そんなものが宇宙の中を網目状に張っているというような状況なんですね。
なので、宇宙というのは全体的にガスが充満しているとかということではなくて、
実はそういうガス、水素ガスとかが一部固まっている領域もあれば何にもないような領域があるというような感じで、
すごい引き目で見ると網目構造みたいになっているというところがあるんですね。
こんな感じのものが宇宙の初期に形成されたというのが宇宙の進化の今一番よく考えられているシナリオの一つです。
どういうことかというと、宇宙は138億年前に誕生して、
そこから物質というのが重力によってだんだん立体的に偏りを見せていくんですね。
ビッグバンで水素とかがバッてできて、その水素がどこに行くかというと、
宇宙空間の中に均等に散らばっていくというよりは、やっぱり自分に近い水素ガス同士とかでだんだん重力でくっついていったりして偏りができてくるんですね。
ある場所にはガスとかがたくさんあって、ある場所にはないとか。
これはガスだけじゃなくて、重力だけあるけど私たちの目では見ることができないダークマターなんて呼ばれるものも、
やっぱりこの時の重力の偏りとかである一箇所に固まるというような現象が起こるんですね。
なので皆さん単純に簡単な網を想像していただければいいかなと思うんですけど、
網を広げると線になっている部分、紐がありますね。
その紐と紐が重なり合ってより大きい紐の塊を作っている部分、そして紐と紐の間には何もない空間というようなのが広がっていると思うんですけど、
09:12
これがそのまま宇宙の中の重力を持っている物質、水素ガスとかダークマターとかそういったものも同じように
網目状の構造を作っていると。
そこの網の目が重なっている、普通の網でいうと大きい玉みたいになる部分ですね。
そこは一体宇宙でどうなっているのかというと、そこには水素ガスとかダークマターとかがたくさんギュッと集まっている状況なので、
そこで銀河ができたりとか、あとはブラックホールができたりとかっていうような、ある種私たちが見たことがある宇宙の姿っていうのの、
宇宙の姿の一部がそこの網目状の中の重なった光点の部分でできていると。
つまりその網が細かければ細かいほど、いろんなところに銀河だったりブラックホールだったりっていう大きい構造の宇宙の物質ができたりするんですね。
で、その網を想像したときに、紐の部分ありますね。玉と玉をつなぐ紐の部分。そこの紐の部分は相変わらずガスとかダークマターがギュッと詰まっている部分で、
銀河と銀河の間、ブラックホールとブラックホールの間とか、そういったところを水素のガスみたいなものの橋渡しでつながっている。
つまり宇宙ってすごい広くて、隣同士の銀河って言ってもすごい離れているイメージがあると思うんですけど、
実際はそういう網目状の構造でつながった一つのネットワークみたいなのを形成している。
っていうのが未だ日本語の記事とか、あとは一般に浸透していない宇宙網、コズミックウェブって呼ばれるものの正体ですね。
これがダークマターっていうのは、今度詳しくダークマターのお話もさせていただきますが、
簡単に言えば重さはあるけど全く目に見ることができない不思議な物質といったところですね。
そんなものがあったりとかする中で、じゃあその網目の構造、どこにダマがあって、どこに紐がつながってて、
どこにこの網と網の間の隙間、何もない領域があるのか、なんていうところは実際の巨大な望遠鏡を使った観測だったりとか、
あとは銀河自体をシミュレーション、この数値計算で再現してあげて、パソコン上で銀河を再現するなんていう研究をしている方もいるんですけど、
12:08
そういったところで銀河を複数再現してあげることで、宇宙の中にできているその網目構造っていうのをコンピューター上で再現する、
AIを使って再現するなんていう研究も進んできております。
なので、138億年前にできた宇宙、そこから10億年、20億年経っていく中で、どんどん銀河とかブラックホールができていくっていうのは、
実は単純にビッグバンによってできた水素がどこかで固まってとかっていう無秩序なものではなくて、
実は網目状に何かしらの規則性を持っているのかもしれませんが、網目状に水素ガスだったりダークマターっていうのがだんだん広がっていって、
そこの結び目のところで大きな銀河、ブラックホールを作っていくっていうような不思議なお話があるので、
お休みの間、土曜日、日曜日の間とかに宇宙ができてすぐの時っていうのはどうなってたのかなんていうのを妄想してみていただけたら嬉しいかなと思います。
ということで、今回の話も面白いなと思ったら、お手元のPodcastアプリでフォロー、サブスクライブよろしくお願いいたします。
番組の感想や宇宙に関する質問についてはTwitterで募集しております。
ハッシュタグ宇宙話、宇宙が漢字で話がひらがなになっておりますので、じゃんじゃんつぶやいていただけると嬉しいです。
それでは今日はミーティングをさせていただいたコペテンナイトのCMをお送りしてお別れとさせていただきます。
それではまた明日お会いしましょう。さようなら。
宇宙って難しそうという社会の認識を根本から変える大学生2人の宇宙再発見プログラムコペテンナイトは、
理系女子と文系女子が宇宙をゆるーく楽しくわかりやすく語るPodcast番組です。
くすっと笑えて宇宙に詳しくなれるコペテンナイトはあなたの知的好奇心を刺激します。
毎週水曜土曜に更新していますので、ぜひ一度聞いてみてください。よろしくお願いします。
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