NASAとIBMのAIモデルの紹介
NASAとアメリカのIBM社が共同で開発した、太陽の活動を予測するAIモデル、 宇宙天気に使えるAIモデルがリリースされた、そんな研究結果を紹介していきたいと思います。
これからの時代、太陽の活動をしっかりと把握した上で生活を送っていく。 そんな中で、AIのモデルがみんなが使える形でリリースされたので、
実はこれから、いろんなサービスにこのNASAとIBMが作ったAIモデルを入れられる。 これちょっとね面白い流れになってきそうだなぁと思ったので、こちら紹介していきたいと思います。
ぜひ最後までお付き合いください。いきましょう。
改めまして始まりました佐々木亮の宇宙話。 このチャンネルでは1日10分宇宙時間をテーマに、天文学で博士号を取得した専門家の亮が、毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
はい、ということで今日でエピソードが1787話目迎えておりますね。 基本的には1話完結でお話しさせていただいておりますので、
気になるトピック、気になるタイトルからぜひぜひ聞いていただけたら嬉しいなぁと思っております。 よろしくお願い致します。
はい、ということで今週もなんとか毎日更新できておりますね。 なんかもう8月から仕事の種類が変わってかなりバタバタバタバタしておりますが、
ポッドキャスト楽しくできてるだけいいですね。 限界を迎えてそうだったら、なんか声の様子とかから察してください。
とはいえ、あのー、ポッドキャスト撮るのがギリギリっていう感じではあります。 慣れない環境っていうのと、なんかちょっと気合い入れてやっていきたいなっていう
仕事の状態とかそういうのが重なって、なかなか他のところに手をつけられない。 特に書籍執筆のところが若干危うい雰囲気になっているのは
実力不足っていう感じはしてますが、なんとか頑張っていきたいと思います。 無理しないようにね、あのポッドキャストが僕の心の支えであり、
最後の砦みたいなところはあるんで、続けていきたいと思います。よろしくお願いいたします。
はい、ということで本日の月ですね。月齢を紹介していきたいと思います。 本日は9月の5日金曜日となっておりますが、次の満月が月曜日です。
月曜日の夜中なので、実際僕らが見るのは7日の夜って感じですかね。
そんな感じなので、満月2日前っていう状態になっております。 かなり大きい月になって光量も増してきているところだと思いますので、その月明かりを楽しみながら日々
夜をこう過ごしていけたらいいんじゃないかなというふうに思っておりますので、ポッドキャスト聞きながらちょっと月を見上げてみるみたいなところも試してみてください。
ぜひね、よろしくお願いします。で、あの綺麗な月の写真とかが撮れたら、ぜひぜひどんどんどんどんシェアしてください。
楽しみに待ってるね。ハッシュタグ宇宙話でXとかでつぶやいてみてください。 ということで、じゃあ早速本題いきましょう。
太陽フレアとその影響
今回お話しするのはNASAとIBMが開発した太陽の活動、そしてその影響とかを予測するAIモデル
スーリア、こちらについて紹介していきたいと思います。 太陽の活動っていうのは、まあ今かなり注目をしないといけないポイントの一つになっています。
その理由っていうのが、人工衛星を飛ばしている数が非常に増えてきている。
これは人工衛星を製作するコストっていうのも下がってきましたし、昔に比べてロケットが打ち上がる回数っていうのも増えてきて、
全体で通して宇宙への入り口っていうのがかなりハードルが下がってきているような、そんな状態なんですよね。
そんな中で、宇宙から提供されるサービスとかが、だんだん僕たちのインフラぐらいになってくる可能性もあると。
例えば、スペースX、あのイーロンマスクで有名なロケットをめっちゃ打ち上げているあのスペースXですね。
あそこが提供している、宇宙からインターネット接続を届けるっていうスターリンクとかは、
今までインターネット接続ができていなかった世界中の約半分の人たちにインターネットを提供できるようなサービスになるというとこで、
その人たちにとってはもう本当に最後の最後というか、超重要なインフラになってくるわけで。
一方で、宇宙にあるからかなり無防備な状態で彼らは晒されているわけですね。
それが太陽フレアによって破壊されてしまうなどとなってきたら、地球上でそれをインフラとして頼っているところだったりっていうのがかなり影響を受けてくると。
これはあくまで一例なので、これからどんどんどんどんそういった要素っていうのは増えてくるわけですよね。
で、もう本当にすごい太陽フレアとかそういったのが発生した場合ですね。
これいろんなシミュレーションみたいなのがされてるんですけど、世界の経済はもうね、あのえげつない、本当何兆ドルっていうようなレベルで損失にさらされる可能性があるっていうようなところが見られているので、本当に注意しなきゃいけない。
航空機とかもまさにそうですね。迂回とかしなきゃいけなかったり、GPSも使えなくなって自動運転とかのダメになってみたいな。
本当にかなりかなりかなりえぐいことになってくるっていうのがこの太陽フレアの脅威なわけです。
それに対して結構ちょっと前からNASAとIBMの取り組みって結構面白いところになってるなぁと思っていたところで、今回リリースされたのが
太陽フレアっていうのを予測できるAIシステムスーリアと呼ばれるものです。
これね本当にねすごいんですよ。オープンソースとして、
オープンソースの基盤モデルとして発表されたこのスーリアなんですけど、まあサンスクリット語で太陽を意味するものになっていてですね。
使われているデータっていうのはNASAがこれまでずっと観測してきた太陽観測衛星ソーラーダイナミックスオブザーバトリーっていう
SDOと呼ばれる人工衛星です。 僕もね研究やってる頃SDOのデータとかめっちゃ見てましたがSDOマジすごいんですよ。
太陽の姿をほんとざっくり言うと多角的に捉えられる。
どれぐらいかっていうと10個以上の目が持っているのかな。13とか。
いろんな光の種類っていうところのカメラを搭載していて、それによって太陽を本当に文字通り多角的に見ることができるというようなものになっています。
なので太陽っていうのは一つの例えば僕らの目で見える光だけとかで見てても、僕が研究で使っていたX線とかを見てもね。
僕がちなみにNASA行って研究してたのはその太陽みたいな爆発が、太陽フレアみたいな爆発が他の星で起こるものを研究するために行ってたので割とこの辺詳しいんですね。
というので、X線で見ててもなかなかだけで見てもわからない。
電波だけで見ててもその光の出し方っていうのが違うので、とにかく多角的に見ることっていうのが非常に重要になってくる。
そんな中でSDOっていうのは10個を超えるような種類の画像を手にすることができるので、
標準的な普通に使われるデータに比べて精度が上がるっていうそういう傾向あるはずなんですよね。
商用利用とビジネスの可能性
で、IBMが協力して今回リリースされたSouliaというオープンソースのモデルになってますが、
これがね、本当はハギングフェイスっていうAIのモデルとかを簡単に言うと投稿するサイトみたいな、そしてみんなに使ってもらえるようにするっていう。
まあそういうのがリリースされているので、 これはね面白い発表だなと思いましたね。
このある程度性能が担保されているAIモデルを使って、例えば研究者の人たちはこれを自分たちのデータと組み合わせてこのAIのモデルを改良するっていうことができるんですよね。
とかもそうだし、一旦このクオリティのデータっていうのを使って一般の企業が
太陽フレアとか宇宙天気とかっていうところ絡めたビジネスっていうのを展開することもできるんですよ。 これね、ハギングフェイスのところにライセンスアパッチ2.0っていうふうに出てますけど、
まあいわゆる企業とかで活用するようなそのライセンス形態としてはまあアパッチ2.0ついてればまあいいだろうみたいな判断をされるんですけど、
まさにその基準もクリアしているぐらいのそのセキュリティじゃないこのライセンスの担保もされてるんで、とにかく
誰でも使える最強のAIモデルが出てきたと。 でこれを商用利用してもいいっていうところがまあリリースとかに確か書いてあるんですよね。
だからいろんなアプリケーションとかに組み込まれることを期待しているというふうになっているんで、これから
こういうモデルを使って一体どんなビジネスが出てくるのか。なんなら僕なんかやろうかな。 最近なんかAIのプロダクトとか作るの結構楽しいなぁと思ってたんで、ちょっとなんか
個人的に作ってみるっていうのもありかもしれないですね。 最初冒頭で忙しい忙しいと言ったくせにあの今の時代はもう本当に僕今
AIの事業一つ持ってるんですけど、まさにそのAIにゼンブリしないと死んじゃうなぁみたいなところを 思ってるぐらいなので
はいであの僕は NASAにいた頃とかも含めて
あのその頃からAIで宇宙のことをやらないとまずいなぁみたいなところを得て今のキャリアに繋がっていたりも するのでなんかそれを統合するいいタイミングなのかなぁとも思いますね
ポッドキャストでせっかく知れた内容なのでちょっと個人的にも深めてみながらいろいろ やってみたいだと思っております
はいということでかなり面白い IBMとNASAの取り組みでした こうやってね宇宙ビジネス側の話も最近ちょっと抜けてたんでどんどんしていこうかなと思うん
で引き続きよろしくお願いします 今回の話も面白いなぁと思ったらお手元のポッドキャストアプリでフォローボタンの近くに
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