1. 佐々木亮の宇宙ばなし
  2. 1336. 宇宙をワープで移動する..
2024-06-07 15:44

1336. 宇宙をワープで移動する方法の中で現実的なものが提案される

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ソース

https://arxiv.org/abs/2404.03095

https://www.uah.edu/news/items/uah-researcher-leads-groundbreaking-paper-that-demonstrates-for-the-first-time-a-subluminal-warp-drive-is-possible-through-known-physics

00:03
2024年6月7日、始まりました、佐々木亮の宇宙話。 本日は、SFで絶対出てくる、ワープ効果、ワープですね。
宇宙空間を移動するときにワープできるのか、この研究を、 ガチでやってる人たちがいる。
で、しかもそこでかなりポジティブな結果が得られているっていう、そんな研究結果出てまいりましたので、 こちら紹介していきたいと思います。
もうね、スターウォーズ、スタートレック、好きな方は必聴の内容になっているかなと思いますので、 ぜひぜひ最後まで楽しんで聞いていってください。
ということで、改めまして始まりました、佐々木亮の宇宙話。 このチャンネルでは1日10分宇宙時間をテーマに、天文学で博士号を取得した専門家の亮が、毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
本日でエピソードが1336話目を迎えております。 基本的には1話完結でお話ししてますので、気になるトピック、気になるタイトルからぜひぜひ聞いてみてください。
昨日とかは、太陽フレアみたいな星の表面で起こる爆発ですね。 この爆発、輪っかみたいな形作るんだけど、この輪っかの大きさが太陽の4倍ぐらいある、爆発の規模といったら100万倍とか、
そのぐらいえげつない爆発を紹介させていただいたりとか、 その前のエピソードだと宇宙話、書籍化させていただくっていうのが、
これ4年目にして、報われたなっていう気持ちが完全に溢れた回ご紹介させていただいておりますので、 ぜひぜひこちらチェックしていただけたら嬉しいなと思っております。
はい、ということで毎日ご紹介している月例ですね。 本日6月7日は昨日が新月だったので、今日はちょっとだけ
縁が見えているような、そんな月が見えるんじゃないでしょうか。 まあ関東圏は曇りでなかなか月が見えない状態だったんじゃないかなと思うんですが、他の地域の方いかがでしょうかね。
僕はあの関東圏に住んでいるので、 新月を楽しむタイミングではなかったかなと思いますね。
ここから2週間かけてどんどん満月に近づいていくということで、 今月の満月は6月の22日ですね、土曜日。
ここに向かって大きくなっていく月、 みんなで一緒に楽しんでいきましょう。
月見かけたらぜひ宇宙話も思い出してみてください。 それではじゃあ早速今日も本題に行きましょうか。
今日はワープについてです。 もう夢のある話題出てきましたね。今回最新の研究でご紹介されているのが、
03:07
宇宙空間でワープできるのか、 その実現可能性みたいなところの研究を紹介させていただきます。
もうSF好きの方、まあもちろん僕もそこから そこに含まれるわけなんですけど、
ワープ高校、これがあるかないかでどこまで遠くの宇宙まで行けるのかっていうところが重要なポイントになってくるわけですよね。
ワープっていうのでイメージするのは、やっぱりみんな高速を超えて、
1光年先、何十光年先とかっていうような場所に 時間をかけずに行けるっていうような、そんな移動手段っていうふうに認識されているかと思います。
実はだからこれ結局は光の速度をどうやって超えようとするかみたいな、そういう研究ともイコールになってくるというか、そんなわけなんですね。
で実際なんですけど、実際この辺りっていうのはすでに結構研究されてるんですよ。
メキシコの物理学者の方がですね、1994年に初めて理論的なワープドライブっていうのを提案したことがあって、
そこからまあ結構ちゃんと、あくまで計算上ですね、あくまで計算上だけど、 ワープ高校っていうのができるようになるかどうかっていうのの検討が始まってたんですね。
でまあこの時の、この時提案されたもの、一応理論的にはこうやったらできるだろうっていうところが提案されてはいたものの、
やっぱそこから、こうなんじゃないかなんじゃないか、いやこれだと実際できないんじゃないみたいな、 結構まあ計算上はできるといえど、
実現性はほぼないみたいな状態の提案ばっかりだったんですね。 そんな中で今回アラバマ大学のハンツビル校の研究者らが、
まああるシステムを使って、このワープドライブっていうシステムですね、 これがどれぐらいうまくいくのかっていう結構現実的な範囲、
基地の物理学の範囲内で、 なるべく速い速度で移動するっていう方法を提案したというところで論文が上がっていて、
なんかこうこのキャッチーさにいろんなニュースが飛び交っているっていうそんな状態ですね。 で今回の研究は、
ちょっとこれ期待外れっちゃ期待外れの人もいるかもしれないですけど、 高速を超えて一瞬でどっか宇宙の果てまで行くっていうそういう
コンセプトではなくて、なるべく光の速度に近づいていくっていう ア高速
06:06
アジアの漢字でアって書いた時のアですね。 ア高速ワープドライブが可能であるっていうまあそういう提案だったっていうところです。
でじゃあどうやってこの ア高速っていうところまでたどり着くのかっていうところのどういう提案だったのかっていうと
そもそもベースにあるのがこれワープドライブっていうところの 概念が非常に重要になってきます。これ何かって言うと簡単に言うと
風が吹くような感じというか坂道を転がるような感じというか サーフィンをするときこう波に乗るような感じというか
とにかくこう何か違う 僕たちがじゃあ例えばある船があったとします。ある宇宙船があったときに宇宙船の前と後ろの空間を
歪ませる だから簡単にとこ坂道みたいなのを作ってあげることによってそこに推進力が働きますね。
この推進力っていうのをなるべく高い状態のものを常に作り出していくことで最終的に この宇宙船の移動速度が高速に近い状態までブワーッと
加速されていくというところを目指す。これが最近考えられている ワープ航行ワープドライブっていうのの基本的な考え方になるわけですね
でこれをこの空間を歪ませるみたいなものっていうのをワープバブルって呼んでいて 宇宙船の周りの囲むようなバブル構造
ここをどう調整していくかっていうのがワープドライブにとって非常に重要であると いうふうに考えられているわけです
ただどうしても光の速度に達するようなそういう推進力を得るためにはですね どうしても
僕らが知らない物質というか このエキゾチック
エキゾチックマターっていうこれまたね 不思議な物質っていうのが必要だっていうふうに言われていて
簡単に言うとこの空間を歪ませる坂を作るわけですから この坂の下にどれだけ引っ張る能力があるか
で坂道をどんどん急にしていくっていう この作用する物質があればいけるみたいな提案のされ方だったんですけど
今回のこの発表された論文の中ではこのエキゾチック物質 エキゾチックマターっていうの一応必要としない
必要とせずになるべく 現実的な範囲でできるものがこういうものなんじゃないかっていう解析の研究結果が出てきたと
09:03
これによって光の速度に達することはできないけど 亜光速まで達することができて
宇宙航行をしていく上でワープっていうのが非常に有用なんじゃなかろうかというようなところが 今回の研究で提案されたわけですね
いろんなところで実はこれのニュースって取り上げられてるんだけど 論文自体はベースになっている論文自体ってキャッチーなようで全然キャッチーではなくて
その数値計算ツール であるワープファクトリーって呼ばれるものを作りましたと
このワープファクトリーっていうのがワープドライブしていく 宇宙空間をワープで移動していくことを目指していろんな数値計算ができる
ツールソフトウェアみたいなこういったものが出来上がりましたよっていうので これで計算していくとそういう現実的な解っていうのを得られますねっていう
論文なんですね ただ今回のこの数日の中でこの1週間ぐらいか
ワープドライブに関する研究もしかしたらニュースで見かけた方いるかもしれません その中ではなんかすごい難しそうなすごい筆記のある写真とか
解説とか出てたかもしれません ただ元になっている論文は実はただのツールの紹介なんです
その中の一つの計算としてこういうこともできたよっていうのが書かれている みたいな感じなので僕も
えっワープシステムそんな風にやってんだって思って なんかいろんな記事とか見てめっちゃワクワクしてたんですけど実際に大本論文見に行ったら
いやむしろツールの紹介なんかいいみたいな 山でもねこうやって見せ方をうまくやっていくことでワープ高校の研究しっかりやってるぞ
っていうのがアピールできるようになったし 世界中で取り上げられてかなり話題になってるっていうのは面白いポイントだなぁと思い
ましたね なんかマーケティングで勝ってるみたいなそんな風に僕には見えました
なのでちょっとあの大元論文とかあの載せさせていただきますのでソースのところに 気になる方はぜひぜひチェックしてみていただきたいですし
あの日本語の記事もねいくつか出てきます あのワープ高校とかワープでぐらいで調べたら出てくるかと思うんで
ぜひぜひねこのニュースチェックしてみてはいかがでしょうか sf 好きは超嬉しいかもしれないですね
はいということで今回の本題はワープドライブについて紹介させていただきました アフタートークです
このねワープドライブの方法って ちょっとネタバレになっちゃうんであんまり詳しくは話さないですけど
あの宇宙 sf でネットフリックスのドラマになった3体あるじゃないですか 3体でもこれ盛り込まれてて
12:03
でならちゃんと論文とか調査してやってんだっていうのを実感できたのが今回の研究 紹介する上で非常に面白かったポイントですね
ただあの小説のかなり最後の方のテーマに近い部分なので あのね
紹介してもピンとくる人少ないだろうしみたいな思いながら 一旦本編には含めずにお話しさせていただきました
ぜひですねリクエストあったらちょっとネタバレ 含みますかいいみたいなのでご紹介できたらいいかもしれないですね
はいということでじゃあ一つ質問いただいているコメントを紹介させていただきたいと 思いますリスナーネームこしあんさんからいただきました
これは書籍からエピソードにいただいたコメントですね 書籍か決定おめでとうございますとても嬉しいです
また拍手取る前みたいな本音だらけの近況報告が聞けると思うと楽しみです あり得ない自力のマグネターのお話リクエストします
育児も大変だと思いますが今後も応援していますということでありがとうございます そう宇宙話の書籍か決まりましたっていうニュースをご紹介させていただいて本当にいろんな
コメントいただいています もう一つ紹介しましょうかね中之助さんからいただきました
義務教育レベルの学習が生きてくる宇宙の話 こう考えられてるけど実はこうなんだよっていう常識を否定してくる話
今はこれが正しいとされているけど昔はこう考えられたっていう話 こういうのがあると個人的にはゾクゾクします
変態なので自分を否定されると変態しますということで中之助さんもありがとうございます そうですねなるほどねこういう角度で書かれると面白いっていうのありそうですね
ないと思ってたけどあるものあると思ってたけどないもんだそれこそ 月面の水の話とかはあるないあるないが100年ぐらい続いてたっていうのがあるので
なんかこういうのとありえなさみたいなのを組み合わせたら面白いかもしれないですね お二人ともコメントいただいてありがとうございます皆さんからのねリクエストこういうのもじゃんじゃん
お待ちしてますので一緒にね書籍家の内容を固めていけたら嬉しいなと思っております よろしくお願い致します
はいということでじゃあ次回次回明日はどんなお話するかっていうと 金星みたいな惑星を太陽系以外で初めて発見したんじゃないかこんなお話ですね
金星っぽい星 これがなぜ
重要なのかこれが発見が重要である理由っていうのは 金星には昔水があった可能性っていうのが指摘されています
そうするとそこには生命が生存するために必要な条件が整っていたかもしれない ただ今の太陽系ではそれが確認できない
じゃあ他の星を見に行けばそんな発想で実は金星っぽい星が見つかるかどうかって 非常に重要なポイントなんですね
15:06
なので明日はこちらについて紹介していこうと思っておりますのでぜひぜひ 楽しみにしておいてください
今回の話も面白いなぁと思ったらお手元のポッドキャストアプリでフォローボタン の近くにある星マークこちらでレビューいただけたら嬉しいです
番組の感想や宇宙に関する質問についてはツイッターのハッシュタグ宇宙話 またスポティファイの q & a コーナーだったり概要欄のお便りフォームからじゃんじゃんお寄せください
それではまた明日お会いしましょうさよなら
15:44

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