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2021-07-13 11:48

277. 天文学の中で行われる技術開発のハナシ

今日はいつもと少し違う天文学のベースにある技術開発のお話です!

国立天文台と大阪府立大学が作り上げた電波望遠鏡の受信システムについてのお話。

望遠鏡の性能を上げるには、鏡をよくするか、受信部分をよくするか。

今回はその受信部分のお話です。

アイドリングトークはニキビの話。


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はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。こちらのチャンネルでは、天文学で博士号を取得した私が、毎日最新の宇宙ニュースをお届けしております。
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ということで、早速今日の本題、紹介させていただきたいと思います。
今日紹介する宇宙開発のお話は、世界初、宇宙の中に漂うガスとかチリとかを、より良い精度で、今までの数十倍の精度で見つけられるシステムが開発されたというお話をしていきたいと思っております。
これですね、今までのお話と若干テイストが違って、天文学っていう領域の中でもその技術を高めるっていうような、天文学の中での技術開発のお話になりますね。
これどういうことができるようになるかっていうと、宇宙空間には私たちがいるこの地球とか惑星みたいなのとか、あとは太陽みたいな星とかを作る材料になるガスとかチリとかっていうのが結構漂っていたりするわけなんですね。
これが宇宙空間を作っているといっても過言ではなくて、じゃあそこを理解していってあげるっていうところが今後の宇宙空間への理解、ないしは天文学で銀河とか星とかがどうやってできていって、どうやって進化していくのかなんていうところの解決に役立つ技術が今回
プレスリリースとして紹介されていたので、こちらを紹介していきたいと思います。
これ今まで多分あんまり話したことない角度からのお話なので、楽しんでいただけるかなと思いますので、ぜひ最後までお付き合いください。
はい、そんなこんなで毎日恒例の近況報告活動報告を本題の前にさせていただきたいんですけど、最近自分の身に合った話もちょっとしておこうかなと思ってて、
ここ1週間、2週間弱ぐらい顔の右側だけなんかすごく肌荒れがひどくて、もともとこの結構肌質が良い方というか結構美肌なんですよね。
自分で言うのもなんなんですけど。だからあんまり肌っていうところの手入れを細かくやっていたわけではなく、単純にいつも整ってたなと思ってたんですけど、最近どうも右側だけ顔の右側だけに4つ5つぐらいニキビみたいな。
もう28歳になるんで吹き出物なのかもしれないですけど、そんなのができているというのでちょっとショックだったんですね。
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よくよく考えたら7月の頭から結構個人的にはこういろんなことをブーストかけて何でも挑戦してやっていくぞという意気込みでやっていたわけなんですけど、
多分いっぱいいっぱいになってたんだろうなというのでちょっと追い込みすぎた感がある感じです。それが肌に出てきたんだろうなと。
ただ、例えば白紙論文とかで追い込まれてる時とかはやっぱ多分ストレスがかかってたのか、おでことかにものすごい根深いニキビが1個2個とかできてたんですけど、
今回はちょっと痛めのやつが5個ぐらい、4個5個できるみたいな感じで、今まで体験したことないような肌荒れの仕方だったのでちょっと困りましたね。
ただなんかT3オイルっていう肌荒れにものすごくいいっていう肌に塗れるオイルみたいなのを教えてもらって、それのパックをしたら一瞬で治ったので、
なんか多分バランスが崩れてたんだろうなーって言ったところです。
っていうようなラジオでは全くわからない見た目の話、肌質のお話をしました。
こんな話でもたまにはいいのかなと思いつつ、体に変な影響が出てくる前にしっかりと仕事とか作業のバランスっていうのは整えていかなきゃいけないんだろうなと反省したこの数日でしたというようなお話です。
ものすごくつまんない話をしてしまいましたが、そんな感じで今日の本題入っていきたいと思います。
今日の本題は世界で初めて開発された宇宙空間の塵とかガスを高精度で見つけられるシステムのお話をしていきたいと思っております。
この宇宙の中にある塵とかガスとかっていうところをどうやって見つけていくか、ないしは何でそれを見つけなきゃいけないのかっていうところの話になってくるんですが、
そもそも私たちって今地球っていう惑星にいるじゃないですか。
惑星にいる中でこの惑星とか、あとは生活を支えている太陽とか、これってどうやってできているのかっていう話になってくるわけですね。
そういうのは結局は宇宙空間に漂っている塵とかガスとか、そういったのがある一箇所に集まったときに重力とかでお互いの重力とかで引き合ってくっついて大きな塊を形成してこの惑星とかっていうものに変わっていくんですね。
なので、こういう塵とかガスを見つけるっていう研究は銀河がどうやって進化していくのかとか、あとは星とか惑星がどういうふうに作られていくのかなんていうところの結構大きな歴史の部分に関わってくるような、そんな研究につながってくるわけですね。
じゃあそういうのをどうやって見つけるのかってなってくると、基本的にはやっぱり望遠鏡を使うわけですよ。
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今回はその望遠鏡の中でも大きく分けて2つ分けたうちの1つを紹介していきます。
どういうことかっていうと望遠鏡っていうのは皆さんが一般的に想像するのは大きい筒みたいなのがあって、そこを覗くと星が綺麗に見えるみたいなのがあると思うんですね。
あれは結局はどういうことかっていうと身近な話で言うとカメラと一緒で、カメラって先端に鏡、レンズをつけるじゃないですか。
あそこのレンズが撮りたい対象の光を集めてくる装置で、カメラ本体の部分だったり目で覗いている部分っていうのが、いわゆるそれをどうやって見ることができるかっていうのを作るシステムの部分になるんですね。
つまり望遠鏡の性能を上げるためには光を集めてくる望遠鏡部分、レンズとかあとは鏡とかそういったところの精度を上げていくっていう方向性と、あとはそれを受信する受信機の部分、受信するシステムの部分っていうところを開発していく。
これによって今までの精度をより向上していこうっていう2つの面があるんですね。
なので、例えばもっと遠くのものを撮りたいとカメラで思ったときには望遠レンズっていうものすごい長いレンズをつけたりすると。
これは今まで撮れなかったものを撮れるようにするために望遠鏡の鏡の部分だけを変えてあげたようなイメージ。
今回紹介する国立天文台とか大阪不律大学っていうところが開発したのは望遠鏡の部分ではなくて、それを受信する受信機、そしてその中のシステムの部分を開発したというところなんですね。
今回そのシステムの開発に無事成功し、試験運用までしっかりと行うことができたっていうところの報告、プレスリリースっていうのが出ていたというお話です。
この受信機のシステム自体をいろいろ改善することによって、今回相当なレベルで精度が向上したというところがあるみたいですね。
これが大体今まで見えてた光の種類が今までの数倍見えるようになったと。
これも光の種類が数倍見えるっていうのはどういうことなのかっていうと、
簡単に言えば色のバリエーションが増えるみたいなイメージですね。
昔のテレビは白黒だったのに、今ってカラーでしかも鮮明な色で見えるじゃないですか。
これってテレビっていう画面の技術が上がって、いろんな色を鮮明に出せるようになったっていうところが大きいじゃないですかね。
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これと一緒で何かものを捉えるときに、一つの色、例えば白黒でものを捉えるよりも、なるべく情報量の多い、色の種類の多い情報でその天体とか、
あとは見つけたい対象物っていうのを捉えてあげることで、より詳しく、より実物の情報に近いものっていうのを獲得することができるっていうのがあるんですね。
なので今回国立天文台とかが開発した望遠鏡にくっつける受信部分のシステムの制度向上によって、今まで見ることができなかった。
つまりは今まで望遠鏡では何となく集められてた情報も受信機の部分でその情報が取得できない。
受信機の実力不足で情報を落としてしまってた部分があったと。
そこが改善されたことによって、今までよりも鮮明にこの天体からはこんな色の光も出てる、こんな色の光も出てるっていうのを明らかにすることができるシステムになった。
これ人間の目も多分、例えば倍視力が良くなるとか、あとは色が人の倍細かくわかるようになるっていうだけで、相当光の見え方というかものの見え方って変わると思うんですよ。
そのレベルで今回開発されたシステムによって望遠鏡の実力っていうのが向上されたっていうようなお話ですね。
実はこういうところってあんまり着目されないんですよ、お話の中で。
っていうのもやっぱりこんなブラックホールがありましたとか、こんな星がありましたっていうお話の方がインパクトとしてはとても強いんですね。
ただ皆さんがいろんな天文ニュースっていうのを聞く裏側ではそういった地道な研究開発っていうところが続いているんだよと。
それによって気づいたらものすごい格段に進化した望遠鏡だったりとか、あとはそれによって見つかる宇宙の歴史っていうのがあるんですよっていうところを少しでもこの宇宙話を聞いている方には抑えていただけたら嬉しいと思い、今回はこの話を取り上げさせていただきました。
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それではまた明日お会いしましょう。さようなら。
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