00:01
今回は、僕たちは知らないうちに衛星通信に支えられている。そんなお話をしていきたいと思います。
スマートフォンを持っていて、何か危機的な状況、緊急通信が必要になった時に、電波が入らない場所にいたら結構やばくないですか?
それしょうがないよねって思ってる人いるかもしれないんですけど、実はちょっと前からそして最近の動向的に
緊急事態のタイミングであれば、人工衛星を経由してデータ通信ができるようになって助けを呼べるとかね、そういった状況が作られるようなシステムが
秘密裏にというか、みんながあまり実感しないポイントで進んでいるというところをお話ししていこうかなと思っております。
僕らの生活がかなり良くなる、そんなお話なので、宇宙ビジネス観点でぜひ楽しんでいっていただけたらと思います。
ということで改めまして始まりました笹木良の宇宙話。このチャンネルでは1日10分、宇宙時間をテーマに天文学で博士号を取得した専門家の良が
毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。 今日でエピソードが1431話目を迎えているというところで、基本的には1話完結でお話ししてます。
気になるところからぜひ聞いていただけたら嬉しいです。 ということで、先週は木星の話をたくさんして、
これのおかげでですね、実はNASA側でエウロパクリッパーの開発だったりミッションに参加していたっていう人が
来月ぐらいにゲストに出てくれるかもという話にもなっておりますので、 先週のエピソードとかは聞いといてもらえるとその時かなり楽しめるんじゃないかなと思います。
ぜひ楽しみにしておいてください。 ということでじゃあ早速本題に行きましょう。
今日お話しするのは衛生通信、実は僕らの生活をめちゃめちゃ支えてくれてるよねっていうそんなお話ですね。
はい、で今回お話しするのは、実はiPhoneでは先んじてそのサポートが入っていた。 そしてAndroidのスマートフォンでもそういったことができるようになるっていう
スマホからの緊急通信だったり位置情報提供っていうのを人工衛星を経由した衛生通信を使って行えるようなそんなサービスについてお話ししていきたいと思います。
あんまピンときてない人多いんじゃないかなと思うんですけど、 簡単に言うとスマホで通信するとか、そもそも携帯使うって時ってその電波
どっから拾ってるかで言うと近くの基地局、ないしはそこからつながっている 中継している電波元からの通信で
03:08
僕らは例えば通話するとかテキスト送るとかっていうのができるようになってるわけですよね。 つまり基本的には地上のシステムをベースにして通信を行っていくっていうのが一般的な
スマートフォンだったり携帯電話の通信の方法になっています。 ただどうしてもこの世界中どれぐらい県外の場所があるかで言うと結構
電波ってつながらないところあるんですよね。 これは世界中で見てもそもそもインターネットに接続できるのって
常に接続できるのってだいたい40%ぐらいの人、50%か50から60%ぐらいの人っていう風になっていて、
その課題を解決するために例えばスペースXがスターリンクって呼ばれる人工衛星で インターネット接続できるようなサービスとかを届け始めていたりするんですよ。
ただスペースXのスターリンクとかっていうのは特別なアンテナの受信機とかを使って 地上どこでも宇宙からインターネット使えるよね。
しかもその使い方っていうのはもう普通の光回線とかなんかWi-Fiトルとかっていうのと比較的変わらないような
通信速度で内容でできるというとこでかなり革新的なわけですよ。 ただ別に普段インターネットを使えるような状態にいる人って
そのスターリンクとか宇宙からのインターネット通信の 音形を預かりそうなタイミングってあんまりイメージできないじゃないですか。
そんな中でじゃあどういう時にやばいと思うかというと日本国内にも結構あるけど 山奥行ったらその圏外になっちゃうっていうパターンですね。
これは結局1個の基地局とかその電波の発信元っていうところがカバーできるのが エリアとしてこれぐらいの範囲までっていうのは決まっているので
通信会社っていうのは戦略的に場所場所に 電波塔みたいなのを立ててカバーできる範囲っていうのを決めていくと
なんかこれ裏話で言うと4G、5Gとか5Gになるタイミングでのアンテナの立て方と 4Gのタイミングでのアンテナの立て方って実は規定がちょっと違って
人を何人カバーするっていう目標から面積カバー率に変わったっていうのが確か 5Gは面積で取らなきゃいけなかったのかなっていうなんか国からのお達しみたいのがあって
結構 汎用化させるっていうところが実は大変だったりするんですよ
だから未だにやっぱ5Gってある程度首都圏部分じゃないとできないっていうのは なんかそこからまだ戦略的に広がってエリアとして広がっていくっていうところがあるから
なんですよね まあそんな話は置いておいてとにかく日本国内でもやっぱ山の中入ったりすると電波とかって
06:03
全然届かないねとかってあると思います でそんな時こそやっぱ緊急通報とかって需要がめっちゃあったりするんですよね
やばいみたいな遭難しちゃったとか あとはあの
どっか どっかでiPhone落としちゃったけどiPhoneを探すとかってやっても結局通信ができなかったら
場所わかんないじゃんみたいな話になってくると ただこれの解決策として
先にAppleで2022年から実装されているのがiPhone14以降ですね 緊急通報などは衛星通信で電波が届かなくてもカバーしますよって
これによってiPhoneを持っていれば最悪衛星通信つまり空が開けた屋外であれば 衛星を介して自分の場所を知らせて
助けを待つということができるよっていうなんか一種 何て言うんですか
最終ライフラインみたいな命を守るための道具としてのiPhoneみたいな そういう役割としても使えるっていうので機能として搭載されたんですよ
日本国内iPhoneの普及率めちゃめちゃ高いからきっとこのポッドキャストもね apple podcast で聞いてくれてる人たくさんいるから
iPhone持ってるけど14以降を持っていてそんな機能があるってことそんなに知らないん じゃないですか
電源ボタンをなんか34回タップとかだけ長押しだけなで緊急通信できるとかああいう ところから多分できるはずなんですよね
ただまあみんなそうやって緊急事態に陥ったこともないし 知り機能としてそんなに一般的になっていないから知らなかったんじゃないかなぁとも思う
ですね まえとそれ14以降っていうのはその専用の部品とかっていうのがちゃんと中に組み込ま
れているからこそ衛星との通信っていうのができるようになると ただあくまで本当にこう
緊急通報だけでなるべく最小の通信量でっていうところで行われるようなシステム になってるんですけどまぁとりあえず使えるようになっていると
でそんな中でこう今回8月の末に発表されたのはアメリカのベライゾンっていうところ ですね
が android のスマホに衛星直接通信の利用が可能になるような サービスっていうのを組み込みますよというのを発表したわけですよ
でこれアメリカのスカイロテクノロジーズっていうところと連携したサービスになって いて
まあ android でもさっき apple で話したような内容の衛星通信ができるようになり まあこう最終ライフラインを確保できるような役割を担っていきそうだというような
感じですね だからやっぱり
こう 宇宙から支えてもらうっていうところが実際にこう一番僕たちの手元に近い部分で
09:02
できるっていうのがこの今回の取り組みになってるし あとはこうじゃあ空が開けてれば本当に好きなタイミングできんのか
みたいなこれはやっぱ今までじゃできなかったんだけど 衛星事業者とかそういったところがどんどんどんどん手広くカバレッジ
つまりこう地球の通信できる範囲っていうのを広げていったおかげでこの緊急通信に 対応できるようなシステムを構築できているわけですよね
だからこそ今の時代ならではのサービスって感じに捉えてくれていいのかなと思います でまぁそんな中で今年の秋から2024年の秋から
ios とかその iphone の方は 元々はテキストとかの送信って難しかったんだけどそれぐらいの情報量までだったら
カバーできるよとかっていうとこまで機能を広げたりしていて なんだろうこうスマートスマートフォンと緊急通信っていうところの合わせ技に
宇宙事業っていうのが関わってくる これはねぜひみんなに知っておいていただきたいポイントだなぁと思って今回ご紹介させて
いただきました だからなんか定常的に接続するこの
スペース x のスターリンクみたいな話だけじゃなくて こういう緊急事業の宇宙からのバックアップっていうのがあるのをちょっと頭の片隅に
入れとくとめっちゃ宇宙詳しい人みたいになれると思うんでぜひこちらの話題使って みてくださいよろしくお願いします
はいということでじゃあ今回は以上とさせていただきまして 明日どんな話しようかなっていうとこれね空畑っていう宇宙ビジネスメディアあるんです
けどここにめっちゃ面白い記事上がってたんですよ しても9月10日あのまさに今日上がっていたものでデジタル帳のアナログ規制から考える
衛星データ利用の可能性と デジタル帳かける衛星データ活用
これかなりワクワクするポイントになってきそうなのでこの記事をベースにこの記事を 紹介しながらいろいろお話ししていこうかなと思います
デジタル帳の取り組みねマジで面白いのいくつもあるからな まあもしかしたらアンチ的な人もいるかもしれませんが衛星データ使うっていう角度だと
デジタル帳どんなことやってるのかなっていうのがあのフラットに知れる場にして いこうかなと思いますので明日のエピソードも楽しみにしておいてください
アフタートークです はいということでじゃあ
コメントをちょっと紹介していこうかなと思います今日はじゃあ x のハッシュタグの方から行き ましょうかね
じゃあリスナーネーム綾さんからいただきました写真を送っていただいてます 埼玉から見た9月9日の月です
満ちていくのが楽しみですということでそう毎日話している月の姿を これねみんな見てみてハッシュタグ宇宙話し x です検索してほしいんですけど
めちゃめちゃ綺麗だからすごすぎるどうやって撮ったのかマジで気になる けどこうやってなんかみんなで宇宙見上げながら
12:07
ポッドキャスト聞いてるってマジロマンチックじゃないですか これね嬉しすぎてちょっと紹介したくなりました
はい続いて リスナーネーム伊豆さんからいただきました
これもねあの月の姿撮っていただいて下界はぎゅうぎゅう詰めということでこう 空って広いよなぁっていうのを写真と一緒に
そしてこれはクローズアップじゃなくてなんかこう夜景とか あの都会の街並みと一緒に月を撮ってくれてて
あの宇宙の広大さっていうのを知れるめっちゃ綺麗ないい写真だなぁと思いました 本当に送っていただいてありがとうございます
はい続いてリスナーネームフェリックスさんからですね 三日月プラス2ということで
そうあの三日月を基準にねなんか僕 ポッドキャストの中で月の姿とか紹介してるじゃないですか
それをなんかうまく表現してくれてめっちゃ綺麗なこれだから2日前の月かな っていうのでかなりワクワクするなぁと
わぁワンちゃん鳴いちゃったということでやっておりますので ぜひ皆さんねハッシュタグエックスつけて
エックスで宇宙話つけてつぶやいていただけたら嬉しいですよろしくお願い致します はいということでまぁこんな感じで月毎日紹介してますけど
今月は満月めちゃめちゃ良いものありますね 何かっていうと9月の18日に満月迎える
あ今日はちなみに9月の10日は明日が半月なのでほとんど半分の月が見えると思います ねぜひ夜空見上げていただきたいわけなんですけどであの9月の18日が満月
なんですよ 1週間後ですねこれ中秋の名月ってやつです
まあ秋の夜長をというか秋の月を月見しながら楽しむ月の大名詞というような感じ になっていると思いますのでこちらもなの宇宙話で一緒に楽しんでいきましょう
はいということで中秋の名月楽しみにしていきながら 宇宙話も毎日聞いてねというような感じで今日は以上にしていきたいと思います
今回の話も面白いなぁと思ったらお手元のポッドキャストアプリでフォロー ボタンの近くにある星マークこちらでレビューいただけたら嬉しいです
番組の感想や宇宙に関する質問については twitter のハッシュタグ宇宙話または spotify の q & a コーナー
概要欄のお便りフォーム apple podcast のレビュー youtube リッスン 美味しいどこでもお待ちしております
それではまた明日お会いしましょうさよなら
