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1日10分、宇宙時間をテーマに毎日お届けしております、宇宙話。
今回は、超小型衛星の開発で有名な九州工業大学とJAXAとの提携によって、宇宙ステーションから小型衛星を放出するミッションを委託されている、Space BDとの協力関係がスタートする。
そんなニュースが入っていたので、今回はこちらについて紹介していきたいと思います。
欧米で流行っている、この産業と学術の連携、産学連携のところで、日本に新たなサイクルができそうという、非常に面白そうなお話になっております。
3、2、1、イギネション。
スペースとブラックホール。
ジャパン。
佐々木亮の宇宙話。
2022年8月10日始まりました、佐々木亮の宇宙話。
このチャンネルでは、1日10分、宇宙時間をテーマに、天文学で博士号を取得した専門家の梁が、毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
ということで、本日でエピソードが672エピソード目を迎えるというところになっております。
今回はちょっと宇宙ビジネス寄りのお話をしていこうかなと思うんですが、本日のエピソードの最後に重要なお知らせがあるので、ぜひ最後まで聞いていただけたら嬉しいです。
ということで、今回は最初、冒頭でもお話ししました、九州工業大学とSpaceBDの協力関係が公開されたというお話をしていきたいなというふうに思っております。
今回お話しするのは、最近、宇宙業界に限らず、大学の学術研究っていう側面でよく取り上げられる、三学連携と呼ばれるものの新たな取り組みです。
三学連携っていうのは、産業と学術の連携の略称で三学連携となっていて、大学で進められているような基礎研究だったりとかっていう学術研究をベースにしたもので、最近はそこからよりビジネス寄りというか、より一般社会にその影響を早めに伝えていこうみたいなところを考えた、
じゃあ産業の面ではどういうカバーができるのか、みたいな連携が結構注目されてるんですね。それこそ僕が大学院の中で小学金の書類を書くってなった時も、この三学連携っていうのが含まれているか否かみたいなところの選択肢も確かあったぐらい、注目度としては非常に高くなっている。
で、日本国内でもそういうのを押し出していきたいというところが前面にあるっていう背景があったりします。そんな中で特に宇宙業界っていうところで言うと、特に欧米では新技術開発の好循環がどんどん回ってきていることによって、スピード感のある宇宙開発っていうのが進んでます。
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これはもう宇宙に興味持ってる人、もしかしたら皆さんも知ってるかもしれませんが、やっぱり日本のやっているスピードよりも海外の方がスピードが速いみたいなところはよく言われている部分で、じゃあそういったところをどうやって日本国内で解決していくかっていうところで、今回それの一手として九州工業大学とスペースBDの協力関係っていうところが締結したっていう背景があったりするみたいなんですね。
これ九州工業大学っていうのは実はこれの1個前のエピソードでお話ししたイプシロンロケットにも確かミッションとして載っていたはずで、間違ってたらすごいダメだな、載っていたはずなんですよ。
で、九州工業大学は基本的にはこういう小型衛星、超小型衛星とかって呼ばれるようなものの開発に非常に長けている研究室があって、それのおかげでそういう超小型衛星っていうもの自体はコストを抑えて宇宙空間にものを運んでいけるっていう特性上、今まで実施することができなかったミッションとかをどんどん積極的に回していけるっていう面で非常に注目度の高いものが
この小型衛星っていう部分。で、それに対して開発のノウハウを持っているのが九州工業大学っていうのが国内で一つ代表的な例として挙げられるんですね。
一方でこのスペースBDと呼ばれる宇宙スタートアップ、このスタートアップに関しては日本の宇宙ビジネスをどんどん発展させていこうみたいなところで進めている会社になっていて、
特に国際宇宙ステーションからの超小型衛星の放出を事業化するっていうところで国内では結構注目を集めている、そんな会社になっていたりします。
っていうところでやっぱり宇宙開発っていうところで注目されるのってロケット開発とやっぱり人工衛星の開発っていうところ。
今回はこの協力関係でいうとやっぱり人工衛星っていうところをどんどん活発化させていくような流れができるのが一番最初の大きな潮流になるのかなというふうに思っていたりします。
具体的に今回のプレスリリースによって3つの観点っていうところが注目の的として考えられています。
1つが衛星部品分野の新規参入の支援っていうところ。これは宇宙産業に参入したい企業っていうのはどんどん増えてきてるんですね。
それの技術コンサルティングだったり、試験設備っていうところをどう使っていくかっていうところで、九州工業大学も含めてどんどん共同研究っていうのを進めていきましょうみたいなところで
企業側の研究開発っていうのを加速させていくっていうような役割を担っていくと。
もう一つが世界をリードする既存そして新規技術の製品化というところで、やっぱりこの産学連携っていうところの一番のメリットっていうのは
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どうしても製品にならなかったりするような学術研究で出てきてたこの目覚ましい成果っていうものを製品開発していこうっていうところで
ここの協力関係が大きく生きてくるんじゃないかっていうふうに言われております。
このさっき言ったみたいな新規参入の企業のそういった基礎研究っていう部分を製品化させるところまでが一つこの産学連携って呼ばれる部分の非常に重要なポイントになってくるというふうに考えられています。
最後3つ目。最後3つ目は実践力を持った宇宙人材の教育っていうところで、これはどっちかっていうと学術機関の部分が多いのかなと思うんですよ。
今時点で宇宙人材ってやっぱりなかなか足りてないっていうふうに言われていて、これ僕がやってるデータサイエンスっていう分野もそうだったりするんですけど、今注目されているのが社会人のリカレント教育って呼ばれるものですね。
これリカレント教育っていうのはリカレント、繰り返しみたいな意味なんですよね。
で、そうなった時に大学だったりっていうのの学びを一旦卒業した人に対して、新たなこう再び学ぶ場所のこう提供していくみたいなところがこのリカレント教育っていうところで大学の取り組みとしても非常に重要になってきているっていうところで、
このリカレント教育を通して、今社会人として活躍されている方々に宇宙事業っていうところをどうやって利用していくかみたいなところの教育っていうのを施していくっていうところを九州工業大学とスペースBDっていうところの合わせ技でやっていくみたいな、そういうお話になっているようです。
っていうところで、今回、日本の宇宙スタートアップと日本の宇宙開発をリードしている大学との産学連携っていうところがスタートしていたというところになっているので、今後ここを軸に新たな宇宙、例えば宇宙産業に入ってくる企業っていうのが現れたり、
あとはそこの取り組みの中から新たな人材が出てきたりとか製品が出てきたりとか、そういったところどんどん出てくるんじゃないかなと非常に期待できる部分だと思っているので、これからもこの軸で何か出てくる部分があったらどんどん紹介していけたらというふうに思っております。
ということで、今回は九州工業大学とスペースBDの協力関係の公開というタイトルでお話しさせていただきました。
という感じでですね、本題は以上とさせていただきましてですね、冒頭にお話しした重要なお知らせというところがあるんですが、なんと宇宙話、この佐々木亮です。
佐々木亮の宇宙話、朝日新聞が開催する、9月に開催するポッドキャストミーティング2022のポッドキャスターゲストに呼んでいただきました。
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いやー、これをようやく言えてよかったなと本当に思ってるんですけど、これですね、朝日新聞のポッドキャスト、通称朝ポキーですね。
これはもうポッドキャストの中でも非常に人気のチャンネルになっていて、特にメディアトークって呼ばれるやつだったらいろんなポッドキャスターの方出て、朝日新聞のポッドキャストやられている神田さんだったりとか
っていうところとお話ししてみたいなのを見ていて、羨ましいなーって思ってる部分があったんですよ。
そうしたら、なんと今回ポッドキャスト盛り上がってる背景がある中で、朝日新聞が100人規模のイベントをやっていくと、
その名もポッドキャストミーティング2022というところで、これを開催するにあたり、なんとご連絡いただきまして、ぜひ出ていただけないでしょうかというところで
なんとですね、これ参加させていただくことになりました。めちゃめちゃ嬉しいですね、これは本当に。
毎日毎日こうやってポッドキャスト地道に更新していて、なかなかどういうところで聞いてもらってるかとか、分かる部分はあるものの、
やっぱこうやってイベントに呼んでもらえるみたいなところっていうのは、なんか一つ頑張ってきてよかったなーって本当に思える部分だなと思いました。
で、やっぱりあとは僕自身が一人でやってると、どうしても交流の場とかを設けられないっていうのもちょっと課題として思っていたので、
そういったところで今回こうやってイベントに呼んでいただく、しかもリアルイベントで100名の方にも来ていただけるっていうところなので、
そこで今リスナーの方とか、もうこの聞いてるあなたとその場でお会いできたら非常に嬉しいなというふうに思っていたりします。
ただですね、これ多分朝日新聞のチャンネル非常に人気だったりするので、これがですね、抽選で100名とかになってしまうんじゃないかと思うんですね。
なので、もし興味がある方は是非その抽選申し込んでいただけたらと思います。
で、これ詳細はどんどん随時公開されてってるわけなんですが、とりあえず開催日時ですね。
開催日時が来月9月の23日の金曜日、祝日に実施されるというところになっていて、
場所はあれですね、月時だ、月時にある朝日新聞のところで実施されるというところになっているので、
これは是非皆さんにも応募して会いに来ていただけたら非常に嬉しいなと思っています。
こうやってね、ポッドキャストどんどん盛り上がってる中で、こういうイベントも今後どんどん出てくるというところがあるようなので、
そういったところにはなるべく呼んでもらえるような、そんな最高のチャンネルにしていきたいと思ってるので、皆さんもぜひ引き続き応援よろしくお願いいたします。
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どういう感じで登壇するかとか、そういったところはですね、またおいおい紹介していければと思ってるんですが、
とにかく9月23日の金曜日、祝日ですね、開催される朝日新聞主催のポッドキャストミーティング2022、
ポッドキャスターゲストとして出演させていただくことになりましたので、ぜひ皆さん遊びに来てください。
概要欄にリンク詳細貼っておきます。
ということで、今回の放送は以上とさせていただきます。
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それではまた明日お会いしましょう。さようなら。