今回お話しするのは、日本がJAXAが打ち上げた先進レーダー衛星第1,4号。
これあの先日、いつだっけ、先月とかでしたっけ? あの宇宙にね打ち上げられて、H-2Aロケットか、あ、全然違ったわ。
あ、いいのか。第1,4号打ち上げられて、で、えーと、
まあ地球の観測だったりとかをやっていくっていう、そんな人工衛星になってたんですけど、 その人工衛星と
のデータってどうやって下ろしてくるのかっていう話ですね。 人工衛星のデータの下ろし方とか命令の送り方ってどうですか?皆さんご存知だったりしますか?
まあ結構、こう、直接やり取りするみたいなところが多かったりして、例えば人工衛星で取得したデータとその地上の基地局みたいなのがいい感じの場所に、地球の周りぐるぐる回ってるからね、人工衛星って。
で、それがいい感じの場所に来たら、地上局から、よしじゃあしばらく1日、なんか3日分、1週間分ぐらいのスケジュールこれねーみたいな、ボーンって送って、
で、それの間に得られてたデータとかは、じゃあ下に送ってもらってっていうので、データを取得してみたいな感じにしてたんですよ。
ただ、これだとどうしてもいろんな制約がかかりますね。 例えば、
通信できるのは1日に人工衛星と通信できるのはわずか1時間だけなんですよ。 24時間あるうちの1時間のみ。結構規制が強いですね。
で、それに加えて、どんどんどんどん人工衛星のこのレベルが上がってきて、獲得できるデータ量とかも増えてきた。
そうすると、最終的にはそのデータっていうのを全部下ろせないみたいな状態とかも発生してきてしまうんですよ。
で、そんな中で、そうすると、せっかく人工衛星打ち上げたのにデータもったいなくねっていう話だったりとか、
あとは、その人工衛星使って緊急で何かしたいとか、人工衛星に何かあったから緊急でコマンド打ち直したいみたいなところって、
まあ、運用をしてたら発生してきますよね。そんな時も、じゃあ通信したら、もう半日以上待たないといけないみたいな状態になってしまうというような、
そんな運用上の課題っていうのがあったんですよね。人工衛星運用っていうのは。
で、そんな中で考えられている、今こういいなと思われている手法っていうのは、
1回中継の衛星を挟む。で、ここの中継の衛星にものすごい量のデータっていうのをスピーディに送ることができれば、
1日に通信できる、まあその中継の衛星を使って通信できる頻度とか回数も増えるし、
扱えるデータ量も増えてくるよねっていうところで、中継衛星の活用っていうところが見込まれている。
そしてその中継衛星との通信の仕方にも工夫が入っていて、
僕らも普段、インターネットとか使う時に光通信がいいよねみたいな、光早いよねみたいな言ってたのと同じような感じで、
人工衛星と人工衛星の間も光通信で中継をしてあげることで、
よりスピーディーにより大量のデータを素早く送ることができるっていうので、中継衛星使って光通信で大量のデータを保持してそれをなるべくたくさんデータを下ろしてくる。
そして頻度高く衛星との通信というのも中継衛星を介してやっていこうというような、そんな発想ですね。
というところで10月に発表されたのは、先進レーダー衛星第1,4号と光データ中継衛星を搭載している光衛星間通信システムっていうのの間ですね。
でこれどういうふうにやっているかっていうと、第1,4号自体は地球の周りぐるぐる回ってるんですよ。
でこの光衛星間通信システムっていう中継衛星は静止軌道っていうところに止まってるんですね。
静止軌道っていうのは簡単に言うと地球の回転と一緒に人工衛星も地球の周りを回るから、
基本的には常に僕らの頭上にいる衛星って感じです。 日本の静止衛星って言われたら日本の上空にいて必ず僕らをずっと見てくれているもの。
って感じですね。だからこれ衛星放送とかっていうのって
よくベランダとかであのパラボラアンテナお皿をみんな同じ方向に向けているみたいな、そんなの様子見たことあると思うんですけど、あれはその先に
僕らが見ているその先に人工衛星があるから、そこからの電波を拾うためにみんな同じ方向にアンテナを向けてるんですよ。
そんな常に地球の、地球のというか日本の上にいるみたいな 静止衛星と言われるもの。これを使うと。
なので地球ぐるぐる回りながら地球観測して取れたデータを 直で下に送るだけじゃなくて
中継衛星に対して光通信でドバーって送って、そっから経由して地上にデータを下ろしてくるだったり、地上からも
まず一旦静止衛星に命令を送って、送った命令を中継衛星から第1,4号とかって人工衛星に通信をすると。
そんなシステムを光通信で行おうと。レーザーですね。行おうとしていて、それの結果通信速度が1.8ギガBPSっていうのをマークしました。
これはだいたい、めちゃめちゃめちゃめちゃ条件の良い理想状態の4Gとか、
あとはなるべくこのぐらいで使えるといいよねっていう5Gぐらいのスピードって感じですかね。 5Gのマックスのスコアだとこれの一応10倍ぐらいにはなったりするんですけどまぁそんな出ないよ
なっていうのを考えるとだいたいこれぐらい。 っていうので本当僕らが普段使っているようなスピーディーな衛星の通信っていうのが
宇宙空間でも成功したと。 っていうので、これが成功すると何がいいかっていうとさっき言ったみたいに1日1時間だった通信が9時間になりますよとか、
運べるデータ量がそれによって増えますよ。しかも早いですしみたいな話になってきて扱える人工衛星のデータとか、あとはこれだけ取っても人工衛星のデータ使い切れないよねと思われていたところまでデータを広げられるとね。
そういったメリットがどんどんできてきて、今後は高性能な人工衛星打ち上げてその通信の頻度とかっていう地上局の整備をするよりはこういう中継の衛星使ってどんどんどんどんデータを下ろしていくっていう方にシフトしていくんじゃないかなと。
でこのポッドキャストの純レギュラーとしてね、よく出てくれているヒロ。
ヒロの参加している会社もワープスペースっていうところで、ここも衛星間の光通信を手がけている会社だったりして、民間企業のこういうところへの参画も進んでいると。
そうすると、地上に焼き直してみると通信を民間企業が担うっていう風になると、宇宙空間のインフラになるみたいな感じですよね。
ってなって、また新たなビジネスの広がり方っていうのもありそうだなっていうので、かなりワクワクするこれ成功事例だと思うんですよ。
ジャックさんも成功させてるし、民間もどんどん進んできてるしっていうところで、宇宙話ではこれからもこういうところを取り上げながらですね、
人工衛星の間でも通信する必要があるっていうところをみんなに覚えてもらいながら理解深めていけたらいいかなと思っております。
今度ね、ヒロとご飯食べに行きがてら収録する予定っていうのもあったりするので、
そちらで、あのその時にね、ちょっと撮って、また最新の状況とかいろいろ聞けたらいいかなと思っております。楽しみにしておいてください。よろしくお願いします。
アフタートークです。はい、ということで、本日11月2日土曜日はですね、科学系ポッドキャストのオフラインイベントを初めて開催されます。
場所は渋谷のアマゾンミュージックスタジオ東京ですね。
いやー、とうとう来てしまいました、この日が。
まあ、みんなで集まって喋ってっていうのができたらいいなっていうのって、やっぱりアマゾンミュージックスタジオに入れるタイミングってなかなかないじゃないですか。
今回で言うと、参加者はみんな入れてないんですよね、まだ。
僕が基本的には会場の下見、そして会場で使うマイクとかの技術下見とかもしてきていたので、
そこですね、入って、だから多分登壇するみんなも結構ソワソワしてるんじゃないかなっていう。
でも今回の会場をね、提供してくれているアマゾンミュージックスタジオ東京とかにも本当感謝ですし、
あとは、今回いろんな手続きとか情報の整理とかしてくれてるのがサイエントークのレンさんなんで、
いやーマジでワクワクというような感じです。本当に感謝しながらやっていければいいかなと思っております。
きっと宇宙話聞いてくれてる方もですね、会場来てくれる人多いんじゃないかなと思います。
会場で見かけたらぜひ、おしゃべりする時間とかもね、設けてるんで、ぜひ喋りましょう。
そしてこのイベントに向けてちゃんとステッカー作ったんで、ぜひもらっててください。よろしくお願いいたします。
ということでオフラインイベントなんて年に1回、ポッドキャストフリークスに大阪で呼んでもらえるかどうかぐらいの感じだったのが、
とうとう自分たちでやっていくというような形になって、かなりワクワクしている部分あります。
そして会場での様子っていうのはね、録音がうまくいけば皆さんにも少しお届けしていきたいなと思ってるし、
今回のが大成功に終わったらですね、次回とかもやっていきたいなという気持ちはみんなで喋ってたりもするので、
ぜひぜひ楽しみにしておいてください。
で、今日の様子とかはね、ポッドキャストシンポジウムっていうXのハッシュタグとかで見れるようになってくるかなと思うんで、
いろんな人が更新してくれるとこもし見れたらですね、そちら反応してあげてください。よろしくお願いいたします。
ということでじゃあ会場来ていただく方はぜひですね、会場でよろしくお願いします。
そして今回難しかったよっていう人もね、次回開催があることを期待してお待ちいただけたら嬉しいなと思っております。よろしくお願いいたします。
ということで今回は以上にしていきたいと思います。今回の話も面白いなと思ったらお手元のポッドキャストアプリでフォローボタンの近くにある星マーク、こちらでレビューいただけたら嬉しいです。
番組の感想や宇宙に関する質問については、Xのハッシュタグ宇宙話、またはスポティファイのコメントコーナー、概要欄のお便りフォーム、
Apple Podcastのレビュー、YouTubeボイシーリッスン、どこでもお待ちしております。 それではまた明日お会いしましょう。さよなら。
あ、そうだ、次回予告忘れてた。明日ね、明日日曜日だから日曜特集やります。
はい、日曜特集で、本ですね。 本の話がたくさんあります。タイトル変わりました。
タイトル変わったのと、予約ページの案内とかも明日していこうかなと思うので、ぜひですね、楽しみにしておいていただけたら嬉しいなと思っております。
よろしくお願い致します。 今回の話も、あ、言ったわそれ。はい、ということで、わーくだくだになっちゃった。
また明日お会いしましょう。バイバーイ。