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2021-04-27 13:38

199. 3Dプリントのロケットが宇宙へ!?のハナシ【Relativity Space】

宇宙開発をリードする最新技術といえば「3Dプリント」!!

宇宙開発の「不」を一気に解決してくれる優れもの。

なんと今年3Dプリンターで作られたロケットが宇宙へ向かいます!!


本日の放送は『アサヒのオトノート』さんの提供でお送りしております。

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はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。こちらのチャンネルでは、天文学で博士号を取得した私が、毎日最新の宇宙ニュースをお届けしております。
この放送は、ポッドキャストチャンネル、朝日の大人太さんの提供でお送りしております。朝日の大人太さん、どうもありがとうございます。
ポッドキャストチャンネルのURLについてはですね、概要欄に記載しておきますので、興味がある方はぜひ覗いてみてください。
ということでですね、このポッドキャストチャンネルのスポンサー枠、冒頭で読んでいるこちらですね、引き続きオンラインショップ天文屋で販売しております。
相変わらず皆さんにご購入いただけているおかげでですね、ポッドキャストチャンネルの課題の一つと言われているマネタイズという部分ですね、これが少し形にできているのかなと本当に感謝しております。
この売上に関しては、特に使用、自分のために使うというよりは、ポッドキャストチャンネルをどうにか上に上げていきたいという気持ちも込めて、
ポッドキャスト周りに使おうと思っておりますので、もし日本一にしてやると応援してくださる方は天文屋スペースベースで検索してみてください。よろしくお願いいたします。
ということで本日はですね、今大注目の宇宙開発に関わる技術として3Dプリント技術のお話をしていきたいと思います。
こちらですね、今実は最近関わらせていただいている空畑という宇宙ビジネスメディアですね、そちらの記事の中で調べていてみたもので、
今後の宇宙開発、実際今もそうなんですけど、3Dプリントの技術なくしては成り立たなくなってくるような時代が来ております。
なので、そんな3Dプリントの技術について今回はちょっとまとめてお話ししてみようかなと、宇宙関連に特化した話でやっていきたいと思いますので、
ぜひ最後までお付き合いいただけたら嬉しいかなと思っております。
ということで、それの本題の前に毎日恒例の緊急報告、活動報告になりますが、
今日ですね、なんとこれPodcastチャンネル199回放送ということで、とうとうやってきましたよ、200回放送。
めちゃめちゃ感慨深いものがありますね。
ついこの間100回放送だわーいみたいなことを言っていた気がするんですけど、ここまで続けてこれて本当に良かったなと。
こんなに毎日続けるようなことってなかなかないので、やっぱりすごい嬉しいですね、単純に200回までたどり着けたことが。
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もちろん自分より長くやってる方なんてたくさんいて、まだまだ新山ものなわけなんですけど、
続けてることで聞き始めてくださる方も多かったり、これきっかけで宇宙興味持ち始めたなんていう話もちらほら聞けて、すごいモチベーションにつながってます。
明日200回放送になるんですけど、結構面白いことが起こる予定なんですよ。
まずですね、予告をしておくと、明日は私自身が博士卒業の直前に出した論文で出版されたものですね。
こちら自分の研究内容をがっつりお話ししていこうと思います。
世界中に出版されている論文になりますので、割と面白いお話になるんじゃないかなと。
あとはまあ喋り方次第ですね。
なので200回放送は今まで散々人の研究の話を取り上げてきましたが、やっぱりここでは自分のお話をドンとさせていただこうと思っております。
でまたですね、200回放送を記念して、なんとApple Podcastの一番上の横長の画像わかりますかね。
とにかくApple Podcastのトップページ一番上のどでかい画像の部分にですね、宇宙話登場させていただきます。
もう完全に200回お祝いキャンペーンですね。
こちらAppleさんと連絡を取りながら、このタイミングでフィーチャーしていただけるということで。
もう明日何回もスクロールしていつ更新されるのかなってすごい楽しみに自分もやっておりますので、
その画像を見つけた方はですね、ぜひSNSとかで拡散しまくってこいつ聞けよなんていうのやってくれたら嬉しいかなと思っております。
そんな感じで200回放送を記念してですね、Appleからのお祝い特集と。
プラスして私自身が出版まで持っていった、
茶読論文についてのお話200回でしていきたいと思いますので、皆さんお楽しみにしていただければなと思います。
めちゃめちゃ嬉しいですね。199回、今日も頑張ってしゃべるんですけど、やっぱいいですね。
毎日続けてるとこういうなんかちっちゃい達成感がいろいろ重なって、
こんだけいい気分になれるんだったら皆さんも多分ポッドキャスト毎日やった方がいいと思うんですけどね。
皆さんお忙しいでしょうから暇な私に毎日講師は任せてください。
ということでこんな感じで199回の緊急報告終わりにしてですね、本題に入っていきたいと思います。
今日の本題はですね、今後宇宙開発を設見するであろう3Dプリント技術のお話をしていきたいと思います。
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3Dプリンターとかそういうのに関しては結構さすがにもう皆さん一度は目にしたことがあるんじゃないでしょうか。
簡単に言うと繊維みたいなやつを積み重ねて、
例えば人形だったりとか四角い箱みたいな作ってくれたりとか、
そういう感じでとにかくパソコンでプログラムで作り上げた形をそのまま3Dに再現してくれるプリンター、これが3Dプリンターですね。
これあんな簡単な人形作るとかそういうレベルの話からかなりレベル上がってきてます。
3Dプリンターはもう宇宙開発にはなくてはならない存在になりつつある状況です。
実際に使われている現場のお話を先にしておくと、
例えばSpaceXが提供している宇宙服のヘルメットの部分とかっていうのはあれ3Dプリンターで作られてるらしいんですね。
あと今回調査をしていて一番衝撃的だったものがあります。
それがアメリカの宇宙ベンチャーのRelativity Space社っていうのがあって、
アメリカだよな、ちょっともしかしたら国が違ったら申し訳ありません。
Relativity Spaceと呼ばれる宇宙ベンチャーなのかな、でっかい会社がありまして、
ここがなんと世界最大の3Dプリンターを持っているんですね。
本当にぜひ写真とかで調べてみていただきたいんですけど、
人の大きさとかより全然大きいです。
これで何を作ってやろうかというと、
なんとロケットを一つそのまま3Dプリンターで胴体の部分を作っていって、
今ちょうど打ち上げに向けて準備をしているところという会社がこのRelativity Spaceですね。
本当に写真見ると3Dプリンターでだんだんロケットが出来上がっていくような様子が見えるので、
ぜひホームページの動画とかを見てほしいんですけど、
これの何がすごいっていうのが、
そもそも3Dプリンターを使うメリットというところでいうと、
例えばロケットとか飛行機とかもそうですね。
そういうものは基本的には様々なパーツがくっついてできていたりして、
それ特有のパーツ部品とかって絶対あるんですよね。
ですがやっぱりロケットって一個作るのにすごいお金がかかって、
それを大量生産するっていうのはなかなか難しかったりすると。
なおかつ毎回製品の品質っていうのが少し変わってしまったりするだけで、
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打ち上げの失敗につながったりとかで、
部品単位での細かいズレっていうのがリスクにつながるというところで、
大きな製造ラインを作らずして、まず部品を安価に手に入れることができる。
なおかつ毎回同じクオリティで同じ部品ができるっていう製造ラインが一番好ましいわけですね。
というところで目をつけられたのが3Dプリント技術です。
これは皆さんが想像するプラスチック以外にも、
最近はいろんな最新の素材とかを3Dプリントで具現化することができて、
実際にロケットに使われている、これはスペースXもそうですね。
燃料を入れる部分に3Dプリントで作った部品が使われてたりとかします。
プラスしていろんな素材ができるので、
スポットスポットでその時に使いたい素材で、
例えば宇宙にはなるべく軽いものを持っていかないと、
重さがそのままかかる金額に変わってくるような業界なので、
宇宙寝室っていうのは重ければそれだけお金がかかると。
なのでなるべく軽くて品質が保証される、
そんな素材を3Dプリンターを使ってどんどん部品を作っていく、
なんていうことが今主流になってきてるんですね。
こんなメリットがある3Dプリンターを用いて、
ロケットをまるまる作ってやろうっていうのが、
さっき言ってたリレイティビティスペースの取り組みです。
これどれぐらい普通のロケットと違うかというと、
まず普通のロケットを部品作って組み立ててっていうので、
大体半年はかかると。
その1コート全部の工程をスムーズに進めて半年かかるという一方で、
このリレイティビティスペースの3Dプリンターで作られたロケットは、
わずか15日で完成までたどり着けると。
10分の1以下なんですよね。
大体180日ぐらいかかるところが15日で終わってしまうと。
プラスしてですね、部品の数、これがまたすごいんですね。
3Dプリンターっていうのは内側も一緒に設計ができる。
つまり変な小さいネジとかで継ぎ目を作らずに、
一体化したロケットの中身を一体化させた胴体を作ることができるんですね、一気に。
なので一般のロケットの部品の数っていうのは、
2700個とか3000個とか言われてるらしいんですね。
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一方で今回リレイティビティスペースが作ってる、
これなんていうの、テランって言うんですかね。
テランロケット。
こちらわずか部品の数100個です。
一般的なロケットが2700個に対して、
このリレイティビティスペースのロケットは100個のパーツのみで宇宙を目指すことができると。
そういう小さい部品の歪みみたいなのが全く出ないっていうところのメリットがあって、
こいつでできたロケットっていうのがなんと今年打ち上がる予定だというところで、
この打ち上げが成功するとですね、やっぱり3Dプリンターに対する、
3Dプリント技術に対する注目っていうのは今後さらに高まっていくんではないかなと思っておりますので、
今年の宇宙開発、3Dプリントを中心に動いていくかもしれません。
なのでそういった周り、興味ある方はぜひ注目してみるといいかもしれないですね。
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ハッシュタグ宇宙話、宇宙が漢字で話がひらがなになっておりますので、
じゃんじゃんつぶやいていただけると嬉しいです。
それでは明日は200回放送記念というところでお祭り騒ぎにしていきたいと思いますので、
皆さんよろしくお願いいたします。
それではまた明日お会いしましょう。さよなら。
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