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2021-09-08 13:05

334. 宇宙からの災害は飛行機にも影響がある!?なハナシ【宇宙天気】【再掲載】

※配信不調により再掲載します

太陽がもたらす災害「太陽フレア」によって、飛行機がどんな影響を受けるのか、

そんな調査結果が京都大学から発表されたので今回はそんなハナシ。

それにしても太陽フレアってやっぱりコワイ。


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はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。このチャンネルでは、1日10分宇宙時間をテーマに、毎日誰でも最新の宇宙が学べる話題を、Dr.佐々木がお届けしております。
ということで、今日の本題を紹介しますが、今日の本題は、宇宙の脅威から守れ、太陽フレアの被害予測というタイトルでお話ししていきたいと思います。
これですね、普段から結構太陽の危険性っていうのは、このポッドキャストでも話していた通りなんですが、太陽フレアってこんだけ怖いものなんだっていう話と、
あとは、京都大学が実際にこの9月の頭にプレスリリースを出した、太陽フレアによって実際に人間にどういう被害があるのかっていうのの定量的なシミュレーションっていうのに成功したと。
シミュレーション成功したっていうところがあったので、今回はそちらについて紹介していきたいと思います。
なので今日は、太陽フレアの危険性、そして宇宙天気という言葉で、さらに私たちが受け売る被害っていうところについてのお話ですね。
なので、最新の研究結果を交えてお伝えしていきたいと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。
ということで、毎日恒例の近況報告というか活動報告なんですが、今週から僕生活のスタイルが結構変わりまして、
というのも先週末、保護犬を受け入れることになりました。家族に。
この1ヶ月ぐらい色々回っていて、保護犬施設みたいなの。そうするといろんな施設があるんだなっていう。
今まで普通に生活している中だとなかなか知り得ない環境っていうところをいろいろ見たりして勉強になったものの、
とにかくその中で、この子だわ!みたいな感じのワンちゃんを受け入れることになりました。
なので、先週末からうちに保護犬を受け入れて犬がいる生活に変わったというところで、かなり生活の様式としては変わったかなと。
これから色々、しつけとか色々あるので、なかなか大変にはなりそうなものの、かなり楽しみだなと。
僕自身ずっと家で仕事してたりとかするので、特に目を離している間に何かが起こってしまうっていう心配もなく、
一緒に仲良くやっていけたらいいなって思ってますね。
なので、ポッドキャストの後ろで吠えてしまうっていうことは多々あるだろうなと思いつつも、
このポッドキャストは基本的な編集を全くしていないので、平日もこうやって僕が一人で喋っているものに関しては。
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なので、犬の声が入ってしまったら入ってしまったというところで、たまに出てくるBGMだと思って楽しく聞いていただけたらなと思っております。
なので、これから犬の鳴き声が入るかと思いますが、よろしくお願いしますといった緊急報告でした。
それにしても本当に可愛くて、仕事にならない可能性が出てきているというのが若干の懸念ですね。
そんな感じで、今日の本題に入っていきたいと思います。
今日の本題は、宇宙天気というふうに最近話題の太陽フレアからの人間のリスクについてお話ししていきたいと思います。
この太陽フレアというのが、いわゆるもう災害レベルになるっていうところがまず皆さんにはぜひ知っておいていただきたくて、
そもそも太陽フレアっていうのは、太陽の表面で起こる爆発現象なんですね。
この爆発現象によって、この爆発の勢いで放射線が飛んだりとか、あとは太陽の表面にある物質っていうのが爆発の衝撃でそのまま飛んできたりとかっていうのがあるんですよ。
その飛んできた太陽の物質とかだったりっていうのが地球に思いっきり撃突するとどうなるかっていうと、
例えば副作用的にとか二次被害的に地上の電気系統が一気に破壊されてしまうような現象が起こったり、
あとやっぱ一番直接的なのは、例えば国際宇宙ステーションにいる宇宙飛行士の方だったり、
あとは最近宇宙旅行っていう言葉が出てきてるぐらい宇宙に旅行が行ける時代になったので、
その宇宙空間に存在してる人がこの放射線を一気に浴びてしまうっていうリスクがかなり高いんですね。
太陽フレアが発生すると放射線量が一気に跳ね上がるので、なのでそういったところの危険性があっていったところもあり、
さらになぜ私たちが地上にいるときに太陽フレアの心配をしなくていいかっていうと、
これ宇宙飛行士の方と条件が違うのは大気があるかどうかなんですね、地球の。
地球の大気があるおかげで放射線っていうところから身を守れてるっていう、そういう状況になってると。
そうなると飛行機に乗っていたりだとかっていうのも結構この放射線被害を受けてしまう要因の一つになるといったところで、
そういう諸々の被害が想定される太陽フレア、これを予測してあげたいっていうのがこの宇宙天気予報って呼ばれる分野が
最近今ホットになってきてるんですね、宇宙天気。
もしかしたら宇宙好きの方はどこかで見聞きしたことがあるかもしれないんですけど、まだまだマイナーな言葉ではありますよね。
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でも宇宙からの災害について予報するっていうのを天気予報となぞって宇宙天気って言ってるわけなんですけど、
そんな感じで太陽フレアってかなり怖いんですよね。
太陽フレアがどれぐらい被害をもたらすかっていうところを今回京都大学の研究チームがシミュレーションによって試算したんですね。
特に今回は飛行機が受ける被害っていうのがどれぐらいになるのかっていうと、太陽フレアが発生する頻度っていうのはそんな思ってるよりは大きくないと。
しかも普段小さい爆発をボコボコ起こしている一方で、こうやって私たちが放射線の被爆の量っていうところを気にしなきゃいけないような巨大な爆発っていうのは10年20年に一度とかそういうレベルなんですね。
ただそのタイミングってそういうのってやっぱり地震とか火山の噴火とかそういったのも大体それぐらいの頻度で起こっていてもおかしくないわけじゃないですか。
なのでそういったところでじゃあ巨大な太陽フレアが起こったときに飛行機とかっていう航空の運行に対するリスクってどれぐらいなのかっていうのを調べた。
数値的にシミュレーションをしてあげた結果最大で1500ドル、1500ドルの経済損失が出ると。
どうでしょうこれ。皆さんの感じ方次第だと思うんですけど、あまり大きくないかなというようなのが正直なところですね。
1500ドルなんで15万円とかってことですよね。
なので飛行機ってもともと高いですし、そこに比べたらそれに比べてあとは火山とかで全く飛べませんとかっていうのがあると絶対1500ドルぐらいにはならないので
そういった感じで太陽フレア自体が飛行機の運行に影響を及ぼすっていうところはそこまで大きいリスクではないのかなっていうのが今回の京都大学のプレスリリースで出た最新研究でわかったっていうところなんですね。
しかもこれ実際に今回のシミュレーションを使うことによって、例えば太陽フレアが起こってここにこのぐらいのリスクがありますみたいなのがあったら、それを回避するための新しい航路だったりとかそういう新しい計画を立てるっていうところまでやると本当に3分の1とかまでリスクっていうのを下げられるらしいので、
そういったところで今後は太陽の活動っていうのが予測できるようになってきたからこそこの地上でそれに対する対応策っていうところが練れるようになってきたんですね。
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このポッドキャストでも何回か話してる通り、太陽フレアっていうのを例えばAIで予測するっていう文化ができてたりとか、あとは実際に宇宙天気っていうところをテーマにして日本国内でも動いている団体があったりとか、あとはNASAの研究所内にはもうそれ専門の部署というか研究センターみたいなのができているので、
今後はこのぜひポッドキャスト聞いてる方には、今後絶対に名前を見聞きするタイミングが増える宇宙天気予報っていうのを覚えておいていただきたいなと思っております。
すごいですね、犬が騒いでおります。
すみません、ちょっと今日喉の調子が悪くてですね。
これがそんなに被害ないんだったら気にしなくていいじゃんっていう話もきっとあると思うんですよ。今聞いてる感覚だと。
ただここで重要なのは、例えば航空機に対しての被害総額だったらそれだけなんですけど、これよりももっとひどいパターンがあるんですね。
これは何かっていうと、過去に1970年ぐらいに巨大な太陽フレアが発生したと。
これ結構過去の規模で見てもかなり大きい方のものが発生して、それが地球を直撃したんですね。
地球の向きに向かってポンと爆発したと。
そうなった時にちょうど太陽の物質とかがすべて地球に当たるのにクリーンヒットしてしまったのが、カナダのケベック州っていう州なんですよ。
このケベック州に甚大な被害を及ぼして、1970年の時点でこの発電所とかいろいろが破壊された時に数百億の被害が出たっていうふうに言われてるんですね。
これがやっぱり太陽フレアの一番怖いところで、しかも1970年代に起きた電気系統の破壊とかトラブルっていうところで100億円とかなので。
そこから考えると、今IT化されてきてるこの現代の中で、その被害総額っていうのはけた違いに跳ね上がると思うんですよね。
そういったところで、やっぱり宇宙天気っていうところの見積もりというか予測っていうのは、やっぱり今後非常に重要になってくる部分になるんですよ。
なので今回の航空機、飛行機がどういうリスクを持っているのかっていう話だけじゃなくて、全体として太陽フレアっていうところを知っていただけたら、危険性を知っていただけたら嬉しいなと思います。
僕自身もこの太陽とか、あとは他の自分で光っている光勢とかのフレアっていうのを専門に研究して白志望を取得っていうところまで行っているので、
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そういったところから太陽フレア、あとは光勢フレアですね、一般的に言うと。
もっと広い意味で言うと、光勢フレアについては相当詳しいというかスペシャリストの一人だと思っているので、
そういったところでもし何かご質問がある方はツイッターとかでハッシュタグ宇宙話をつけて呟いていただけたら返信しに行かせていただきます。
今日の話も面白いなと思ったら番組のフォロー、サブスクライブぜひお手元のポッドキャストアプリでよろしくお願いいたします。
ということで今日は太陽フレアがもたらす宇宙からの災害、そして京都大学が報告した航空機に対するそれの被害総額だったりとかっていうところの見積もりの紹介をさせていただきました。
ポッドキャストの維持のためにですね、アップルポッドキャストをSpotifyで高評価つけていただけたらモチベーションにつながりますので、ぜひよろしくお願いいたします。
それではまた明日お会いしましょう。さようなら。
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