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2022-04-11 14:36

551. 宇宙ができてわずか3億年の世界がエキサイティング【PODCAST LOVER】

138億年の歴史を持つ宇宙。その中で135億光年先の銀河っぽいものが発見されました!

つまり宇宙ができてわずか3億年。ヤバい。


ソース

https://alma-telescope.jp/news/most-distant-galaxy-202204


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はい、始まりました、佐々木亮の宇宙話。このチャンネルでは、1日10分、宇宙時間をテーマに、毎日誰でも最新の宇宙が学べる話題を、ドクター佐々木がお届けしております。
早速今日の本題です。今日の本題は、135億光年先で見つかった、史上最も最遠、つまり一番遠くの銀河が発見されたんじゃないか、こんなお話をしていきたいと思っております。
で、これはですね、もう結構世界中でインパクトがあるんじゃないかなと思うような研究内容で、宇宙の年齢っていうのは138億年と言われてます。
その138億年の歴史の中で、今時点で見つかっている天体の中で最も遠くのものが見つかったっていうのが今回の紹介する内容です。
だからもうこれは、難しい内容を何か云々とかを理解する以前に、今、天文学っていう業界の中で一番遠くに見つかっている星が何なのかっていうところですね。
この天体について今回は知っておいていただければ、もうその一点だけ知っていただければもうOKなので、ぜひ最後までですね、そのあたりお付き合いいただけたらと思っておりますので、ぜひ最後までよろしくお願いいたします。
はい、ということでですね、そんな感じの結構エキサイティングな論文が出てきているわけなんですけど、それの前に毎日恒例の近況報告をさせていただこうかなというふうに思っております。
でですね、今日のこのポッドキャストの配信の最後に一つ、僕のポッドキャストでは珍しく音楽をご紹介していきたいなと思ってるんですね。
で、これは実は僕このポッドキャストをどんどんリニューアルしていきますっていう話をしていたと思うんですけど、それ用にオープニング、そしてジングルをですね、ポッドキャストにも遊びに来ていただいているワクワクラジオの森口さんに制作していただいたんですね。
で、この音源ですね、まだ公開してないので、結構そこはあと1ヶ月以内ぐらいには出せるかなと思ってて、結構楽しみにしておいていただきたい一つではあるなと思っております。
で、そんな森口さんが本当に音楽作るの、本業でやられてるからっていうのもあるんですがすごくてですね、そんな中でポッドキャストのテーマソングみたいなのを作られたんですよ。
で、それのしかもどうやって作ってるのかっていうのをワクワクラジオの方でも紹介していて、3月の頭に出てたシティポップはこう作るっていうやつの中だったり、あとは4月2日にその楽曲の制作裏話なんていうのも話してて、で、それの音楽をですね、ぜひ皆さんにも素敵なので聞いていただけたらなと。
あとは僕のオープニングを作っていただいた方がこんなにすごいものを作れるんだっていうところをですね、ちょっとご紹介したいなと思って今回この仕様にさせていただいてますので、最後さよならと言った後に音楽が流れるような仕様になっておりますので楽しみにしていただけたらと思ってます。
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で、こんな感じで、なんだろうな、ポッドキャストってまだまだ発展途上の業界なわけじゃないですか。僕もいろんな方法を試してみたりして、このポッドキャストでも話してると思うんですけど、そんな中で発展途上のメディアだからこそ、そしてまだまだ小さい業界だからこそ、いろんな人と話しながらとかコミュニケーション取りながら横の繋がりを作っていけるすごい良い世界が広がってるなと思ってます。
そんな中で、森内さんにいろいろお手伝いいただいて、サポートいただいて、ポッドキャストリニューアルできるしっていうところが本当に嬉しいなというふうに個人的に思っております。
で、この横の繋がり大切にしてですね、これからもどんどんみんなでポッドキャスト盛り上げていけるみたいなところを目指していきたいなと思っているので、ぜひ最後のですね、音楽すごい良いなと思ったら、わくわくラジオを飛んでいただけたらと思ってます。
で、こんな横の繋がりありますっていう話ありつつですね、実は今4月10日夜にポッドキャスト収録してるんですが、4月の11日にですね、なんとあの大人気ポッドキャストチャンネル5点ラジオと、明日ですね5点ラジオとコラボ収録をしていきます。
で、しかもこれはSpotifyのスタジオを使わせてもらうというところで、なんかちょっと動画的なものとかあとは写真とかっていうのは結構TwitterとかYouTubeとかでも公開していこうかなと思ってるんで、ぜひですね楽しみにしていただけたらなと思っております。
ここは日本ポッドキャストアワードの会場での繋がりとか、あとはなんかそれまでに僕がいろいろメッセージさせてもらったりとかっていうところが元になっているので、ちょっとここはですね楽しみにしておいていただけたら嬉しいです。
ということで、じゃあ早速今日の本題に入っていきたいと思っております。
今日の本題は今までの観測史上最も遠くで見つかった天体のお話、こちらをさせていただきたいと思っております。
で、今回のはですね、もう冒頭に話した通り1点だけ、1点だけ皆さんに覚えておいていただけたらもうこれはもう完璧だというふうに思っています。
で、これ何かっていうと、宇宙の歴史っていうのは138億年前のビッグバンから始まったというふうに言われております。
で、この138億年の歴史がある宇宙の中で、今回新しい論文で発見されたのは135億光年先、つまり宇宙ができてから3億年しか経っていない状態のところで発見された銀河、ここの銀河っていうもののお話をしていきたいと思っております。
なので、これはもう本当に今天文の業界で見れる最も遠くの天体の一つと言っても過言ではなくですね、最後まぁ詳しくちょっとお話ししますが、12月2021年末の12月にジェームスウェップ宇宙望遠鏡ってめちゃめちゃかっこいい望遠鏡打ち上がったんですが、その望遠鏡も見るであろうというふうに言われている非常に注目の天体になっております。
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で、今回紹介するこの135億光年先、宇宙ができてから3億年のタイミングでできたこの銀河ですね、もともとじゃあどこまで遠くの銀河まで見えていたのかって言うとですね、これは宇宙の綺麗な画像とかを作ってくれているハップル宇宙望遠鏡が発見した134億光年先にある銀河
GNZ111という天体だったんですね。134億光年、つまり宇宙ができてから4億年の時点での銀河、これが見つかっておりました。で、今回はさらにそれの1億光年先、なんかもうわけわかんないですよね。
私たちの感覚から言うと、隣の星、隣の銀河とかっていうところで数光年とか、そういう話をしてきているのに、今まで見つかっていたのが134億光年で、次に見つかるのがさらに1億光年先っていうような、それだけスケールの大きい今回はお話になっているわけですね。
で、ハップル宇宙望遠鏡っていうのが、その134億光年先の星を見つけてたわけなんですけど、これがそこまでのハップル宇宙望遠鏡を使っての限界の検出だったんですね。
どういうことかっていうと、望遠鏡っていうのはもう全ての光が見えるっていうわけではなくて、人間の目を例にとってみればわかると思うんですが、人間の目も言ってしまえばただの望遠鏡とそれを検出する検出器みたいなものになっていて、
私たちって虹色に分けられる赤から紫までの光しか見えないわけですね、目では。これを可視光と言います。目で見える光、視認できる光って書いて可視光ですね。で、この可視光っていうのがあって、なので、例えば紫外線って目に見えないじゃないですか。
これは紫色よりも外側の光だから見えないし、例えばテレビのリモコンとかから出てる赤外線、これは赤よりも外だから見えないっていうような感じで、目ではその可視光って呼ばれる光しか見えないと。
ハップル宇宙望遠鏡は、そのより赤色の外側の光っていうのを見るのに特化した望遠鏡なんですね。ただ、このハップル宇宙望遠鏡も赤から外側すべてが見えるっていうことはなくて、赤から外側のある一定の光だけを見るために設計されている望遠鏡なわけです。
ただ、宇宙のこの134億年か135億年かっていう先の1億年ってすごく重要で、ハップル宇宙望遠鏡が見れる光の種類では134億光年先までしか見えないんですよ。
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これどういうことなのかっていうと、宇宙っていうのは最初に宇宙ができるときにビッグバンと呼ばれる爆発現象を起こします。その爆発によって宇宙っていうのは今どんどん加速度的にどんどんどんどん膨張していってると。
その膨張していってる一番外側っていうのはものすごい速さで宇宙の膨張っていうのを作り上げていってるんですね。つまりその最初にできた星っていうのはこの宇宙の膨張によってどんどんどんどん遠ざかっていってる。異常なスピードで遠ざかっていってる天体なわけです。
で、天体が出している光っていうのは結局は波なので、そういった離れながら光を出しているとその光っていうのはどんどん赤色、そして電波みたいな緩やかな波に変わっていってしまうっていう性質があるんですね。
で、これ全然ピンとこないよっていう方は救急車思い出していただければなと思うんですが、救急車って近寄ってくるときの音と遠ざかるときの音って違うじゃないですか。
あれがまさに今言っていた話と一緒で、宇宙空間が広がりながら星も光を発している。つまりどんどんどんどん遠くなりながらその光っていうのを飛ばしてきているので色が変わると。
で、その色がどんどん赤みがかかっていく。何ならそのより先の電波っていう光まで動いていってしまうみたいな、そんな現象が起こる中でハップル宇宙望遠鏡が見れる光の幅を超えてしまうんですね。
135億光年先の天体だと。その引き延ばされる力が強すぎて、もうハップル宇宙望遠鏡では見えませんみたいな。人間の目でハップルの光が見えないのと一緒で、もうハップル宇宙望遠鏡でも見えませんみたいになって、
そうしたらじゃあ、そこが見える地上の望遠鏡をうまく使ってあげれば、それより先の天体って見えるんじゃないのみたいな。そういう発想で今回、地上にある、地理にあるアルマ望遠鏡っていうものすごく性能の良い、地上からの観測で今回は発見されたということなんですね。
こんな感じで135億光年先の天体が見つかったと。これちょっと面白い、これ最後言いたいんですけど、今回見つかった天体の信号の優位性、どんぐらい信用できるかっていうのが99.99%本物だと言われてるんですね。
これ皆さん高いと思うかもしれませんが、こういうものすごく遠くのものすごく弱い光を見るっていう時は、この0.01%の信頼が持てない量ってのがあるとこれはダメで、本当にあるっていうのを証明したければ99.9999%の優位性がないとダメと。
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つまり今よりもさらに100倍とかっていうような精度を出さなきゃいけないっていうところで、今後ですね、さっき言ったJames Webb 中方遠鏡とかっていうのを使って観測をどんどん繰り返していかなきゃいけないというふうに言われているので、この辺りはですね、今後の多分1年から2年ぐらいの間でこの情報っていうのが一気に更新されるタイミングがやってくると思いますので、ぜひ皆さん楽しみにしておいていただけたらと思っております。
ということで、今回は135億光年先に見つかったかもしれない銀河のお話をさせていただきました。今回の話も面白いなと思ったらお手元のPodcastアプリでフォローサブスクライブよろしくお願いいたします。
番組の感想や宇宙に関する質問はTwitterのハッシュタグ宇宙話で募集しておりますので、じゃんじゃんつぶやいていただけたら嬉しいです。
それではですね、私のこの宇宙話のオープニングだったりジングルこれから流されるものがですね、作っていただいたワクワクラジオの森口さん作の
シティポップはこう作るの回で作られましたポッドキャストラバーという曲をお聴きいただいてお別れしていきたいと思っております。
メインボーカルはあうんのラジオっていうポッドキャストのことことコデック念猫ゆきさんっていうところですね。
で、この曲Apple Music、Spotify、Amazon Musicなど主要なプラットフォームで聴けるっていうところなので、ぜひ皆さん聴いてみてください。
それではまた明日お会いしましょう。さよなら。
おつかれさまでした。
おつかれさまでした。
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