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今回は、満月の日に動物との交通事故が増える。 そんなお話をしていきたいと思います。
満月だと交通事故が増える。 なんかこう、風が吹いたら桶屋が儲かる、みたいな話に聞こえなくもないですけど、
結構、その間にたくさんある事象とかはなくて、 ちょっとこれ、光に注意しないと交通事故大変そうだよねっていうのをお話ししていきたいと思います。
満月という、まあ比較的小さな光でこれだけ変わるのかという、僕らが宇宙の一部に住んでいることを実感できる、
そんなお話、論文をベースにしていきたいと思います。ぜひ最後までお付き合いください。 改めまして始まりました、佐々木亮の宇宙話。
このチャンネルでは1日10分宇宙時間をテーマに、天文学で博士号を取得した専門家の亮が、毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
今日でエピソードがこちら1440話目を迎えております。 すごい数字になってきました。基本的には1話完結でお話ししてますので、気になるトピック、気になるタイトルからぜひ聞いていただけたら嬉しいです。
でですね、今すごいことになってます宇宙話。 なんと宇宙話アップルポッドキャストの日本全体ランキング現在11位と、
いうところですね。半端ない数字ですよ。11位。 横にいるのはね、僕お笑い超好きなんですけど、ダイヤンさんのラジオが並んでるっていうぐらい、
もう芸能人の人とかもう超上の人たちしかいない世界に、 個人で宇宙の話しかしていないこんな番組がね、入っているというすごいことになってますんで、
まあこのタイミングで宇宙話見つけてくれた方もかなりいるんじゃないでしょうか。 ぜひ好きなところから1話完結でお話ししているので聞いていただけたら嬉しいです。よろしくお願い致します。
そんな感じで、じゃあ早速今日の本題に行きましょうか。 最近は月特集してますので、満月が地球の上に与える影響についてお話ししていきましょう。
今回お話しするのは、満月の日に交通事故がたくさん起きている、 そんな砂毒論文を紹介していきたいと思います。
こちらのお話ですね、ちょっと不思議な縁で紹介することになったんですね。 何かっていうと、あるDM頂きました。
はじめまして、1年ほど前から宇宙話を拝聴している交通エンジニアの井尾健太郎と申します。 月に関連する私の論文が最近出版されましたので、もしテーマがポッドキャストに合うようでしたら取り上げていただければ幸いです。
というところで、なんとリスナーの方が自分の研究で書いた論文を、 もしよかったらって言って送ってくれたんですよ。
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そうしたらまさに今このポッドキャスト、この1週間ぐらい月特集やってます。 満月のタイミングがあって、そして中秋の明月があってっていうこのタイミングはまさに月ぴったりだなぁと思って特集してるんですけど、
どうせやったらやっぱりリスナーさんからいただいた、 リスナーさんが書いた論文を読んでいくっていうのがいいんじゃないかなと。
しかもね、これちゃんとこう、茶読論文として、 ちゃんとね、他の研究者がレビューした、ちゃんとした論文雑誌に載っている素晴らしい研究だったので、こちら紹介していこうかなと思います。
で、タイトルが、Does wild wild vehicle collision frequency increase on full moon night? ということで、簡単に言うと、満月の夜に野生動物と自動車の衝突事故の頻度は増加するのかという、そんな研究内容ですね。
なもこれタイトルのままで、するらしいんですね。 いやすごいなぁと思って。
で、どういう論文なのかっていうと、112回のこの周期にわたって、夜間の野生生物と車の衝突っていうところを、カウントしていくっていうような研究手法を取られたみたいなんですね。
で、こう、満月の時っていうのは、なんとなくこう、いろんな迷信みたいなのあるじゃないですか。
先日話した話で言うと、この、出産とかね、子供生まれだすいんだよ満月は、とかっていう話もあったし、あとはちょっと前にポッドキャストで話した、その満月のタイミング、満月って、簡単に言うとこう、地球とまっすぐ、なんて言うんでしょうね、地球太陽っていうところの、その位置関係が、重力がより強まる場所にいる。
で、過去の、こう、大地震、例えば東日本とか、あとはスマトラ沖地震とか、なんかああいうタイミングの地震っていうのが、実はこの満月だったりとかそのオーシオのタイミングで発生しているとかね、っていうので、結構こう、迷つばなものからちゃんと研究のものまで、月の影響で、何かこう、地球上で変化がある、っていうところが、まあ、昔から言われてきたわけですね。
そんな中で、今回は、野生動物と自動車の衝突事故に関する研究になっています。
で、満月の夜、これは、満月と新月って、結局こう、位置関係的には一緒だから、地震の時は、そのオーシオのタイミング、両方とも同じで考えられてたんですけど、
今回は、満月の夜は、新月の夜よりも46%ほど、この、野生動物と車の衝突の件数が多かったと、いうところが、まあ、有意に検出されたっていう話ですね。
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で、この影響は、都市部よりも農村部で顕著に発生していたと、いうところで、で、ここでこの研究の、この解釈の方向としては、
まあ、月の明るさっていうところですね。月の明るさが、これ、重要になってくるんじゃないかと。
つまり、野生動物は、この月の光ですら、その反応するぐらいの敏感さを持っていて、その明るさで、例えば夜の活動量が一定増えて、
で、それが増えたことによって、野生動物と、そしてその近くを通る自動車との衝突っていうところが、まあ、有意に増えたんじゃなかろうかっていう、そんな研究のこう、締めになっているわけですね。
で、これ、あの、この論文を投稿された方が、交通エンジニア。僕、結構初めて知った職種だったんですけど、こういう交通を科学したりとか、交通網を最適化するっていうのはお仕事みたいなんですよ。
で、これじゃあ、交通網を作りますと。で、そうすると、どんなことが発生するかっていうと、その交通網の周りに、どうしても、まあ、明かりだったりとかね、そういう電気とかの設備って、引っ張ってこなきゃいけなかったりするじゃないですか。
で、この引っ張ってくる時に、じゃあ、近くある程度明るくなりますよね。その明るくなっていく量っていうのが、結局、野生動物の活動に一定寄与してしまうんじゃないかと。
つまり、これ、都市部では見えないけど、農村部、暗い場所では、月の明かりによって、その事故の発生が変わるってことは、これ、夜の明るさ、相対的な明るさっていうのが重要なんじゃないかと。
いうところで、じゃあ、今後、交通網を引いていくってなった時に、都市計画を作るとか、交通政策の立案とかする時にですね、まあじゃあ、むやみやたらに、そうやって好きなところに引いていいものなのかと。道路だったりとか電気だったりとかね。
これが、結局、そこに道路を引いた時に、道路バーって車たくさん通るようになりました。良かったねってなっても、そこでの野生動物との衝突が一定寄与増えてしまったら、結局便利になるような、ならないようなみたいな、そういう世界になってしまうよね。だから注意しなきゃいけないよっていう。
そういう話ですね。実際そうじゃないですか。この、特に今月、そのあった中秋の明月とか、で、その次の日にあった満月のタイミングとか、月明かり、いつもより明るくなかったですか。
ね。で、これ、今の月の明るさとかだと、全然こう暗いとこ行ったら、月の光で影とかできるぐらいの明るさって結構感じられると思うんですよね。で、しかも、来月だったっけ。来月スーパームーンって言って、
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あの、地球と月の距離が近い状態で満月を迎えるってなって、普段よりも明るい月が見えるようになるんですね。とにかく、だからそれ、来月の満月の時、ぜひみんな実感してほしいんですけど、月の明るさってこんな明るかったっけみたいな時があるわけですよ。
だから、月の明るさ、やっぱ無視できないんですよね。特に野生動物とか。で、それが人工的な光によって睡眠が阻害されるとか、活動のリズムが崩れるとかね。そういったところで、まあ事故に繋がっていくんだなっていうのを、なんかこの当たり前のような、でも意外、ちょっと意外な気もするというような、なんかそんなところをちゃんと定量化した論文って僕結構面白いなと思うんで、
この論文紹介できて良かったなと思っております。はい、ということで、まあ、あれですよ。リスナーの方からこの論文いいっすよとか、この論文書いたんですって言われたら、何でも紹介するわけじゃなくて、なんか僕の中でも、
こう、線引きというか面白いなと思ったのもやっぱり紹介したいので、あんまりね、皆さん送ってくるのに期待しないでくださいね。はい。
ということで、今回は満月の日に交通事故が発生しやすくなる、そんなお話しさせていただきました。
次回。次回はですね、もうちょっと月特集やりたくなっちゃいました。月の話、超楽しい。この1週間のエピソードどんどん聞いて欲しいんですけど、
あの、もう一つ紹介したいのが、なんと、
今年の9月末、まあ本日9月20日ですけど、9月末から2ヶ月限定で第2の月が生まれる。
どういうことだと思いますか。簡単に言うと、飛んできた星が月みたいな動きをして地球の周りをちょっと滞在するっていう、そんな不思議な現象が
発生するとのことなので、その詳細をお話ししていきたいと思っております。 ぜひですね、明日のエピソードも楽しみにしておいてください。よろしくお願いします。
アフタートークです。 一つコメント紹介していきます。これね、もうなんか普通のコメントとして紹介できないぐらい、
ものすごく貴重で、ものすごく嬉しいコメントになります。 紹介させていただきます。
ボイシーでいただきました。リスナーネームブルーライオンさんからいただきました。 ありがとうございます。
りょうさん、はじめまして。 流星群が好きで宇宙話を知り、毎日楽しく聞いており、魅力ながら差し入れいたします。
エウロパクリッパーやシキンザナトラス彗星の話にワクワクし、太陽が光転しているのに驚いたり、聞くたびに宇宙への興味が増していきます。
ああ、だからこう、あれですかね。 天の川銀河の中で動いてるとかっていう、そういうところかもしれませんね。
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ち、も初めて知り、僕が紹介した漫画だ。読んで心が震えました。 今度、彗星特集する際、地球の光点が彗星の軌道を通過する際に、流星群が発生する説を、
りょうさんの目線で説明していただけると嬉しいです。 というボイシーでのコメントいただきました。本当にありがとうございます。
そしてね、なんと、これボイシーでいただいたコメントだけじゃないんですよ。 差し入れっていう形式でコメントいただきまして、なんと花束のアイテム7000円分も
入れていただいたということで、本当にブルーライオンさんありがとうございます。 なんか
こう、音声配信してて、そういうのでこう、ね。
差し入れみたいなのを入れていただける形って、普通のポッドキャストだとなかなか作れなくて、 だからボイシーでそういうのがなんかやっていただけて本当に嬉しいなぁと思ったので、これは
ちょっと心を込めて紹介させていただきたいなぁと思った次第でございました。 近いうちね、あの
10月の末から、10月の頭に彗星が王を引いている状態が見えるんじゃないかというところで、 かなり期待値高まっている部分あります。
僕もまだ彗星を生で見たことないんで、これを機にね、 みんなで彗星、ほうき星って書いて彗星ですよ。
これ見ていきたいなぁと思ってるんで、10月ぐらいから彗星の話いっぱいしていくと思います。 その時にブルーライオンさんのこのリクエストですね。
彗星群がどうやって発生するのかっていうところも合わせてお話ししていこうと思っております。 ぜひ楽しみにしておいてください。
はい、ということで本当にありがとうございます。 ポッドキャスト喋ってるだけなんですけど、毎日こうやって
やっていくモチベーションが今回のでものすごく上がったので、 本当に感謝しています。
ぜひ皆さんもコメントどんどんお寄せいただけたら嬉しいです。 よろしくお願い致します。
はい、ということでお知らせ一つあります。お知らせですね、あの 僕がもう一つやっている隣のデータ分析屋さんというポッドキャストチャンネルがあります。
こちらもね、ぜひ皆さんにチェックしていただきたいです。 こっちは僕普段仕事でAIとか触ってるんで、そういうAI活用の話だったりとか
をしている、そんなポッドキャストになっています。 で、今回最新のエピソードで紹介させていただいた内容は、なんかこうちょっと高度なAIの使い方があるよっていう、
あのNVIDIAって半導体めっちゃ作ってる会社ですね。 あそこが出していたリサーチの論文を紹介しておりますので、ぜひチェックしてみてください。
よろしくお願い致します。 今回の話も面白いなぁと思ったらお手元のポッドキャストアプリでフォロー、
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フォローボタンの近くにある星マーク、こちらからレビューいただけたら嬉しいです。 番組の感想や宇宙に関する質問については、Xのハッシュタグ宇宙話、
またはスポティファイのコメントコーナー、 YouTube、ボイシー、アップルポッドキャスト、リッスン、どこでもジャンジャンお待ちしておりますので、ぜひよろしくお願い致します。
アップルポッドキャスト、このタイミングで日本一になれたらなぁと本当に思ってますので、もし過去のエピソード聞いてないものがあったらこのタイミングでぜひ楽しんでいってください。
それではまた明日お会いしましょう。さようなら。