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今回は、みんな月って一つだと思ってませんか? 実は、2024年9月の末から、2ヶ月限定で月が2つになる。
ちょっとそんな不思議なお話をしていきたいと思います。 そもそも月の定義って何なんだろうとか、
第2の月って何みたいな、そこを深掘っていく回にしていこうと思っておりますので、 ぜひ最後までお付き合いください。
改めまして始まりました、佐々木亮の宇宙話。 このチャンネルでは1日10分、宇宙時間をテーマに天文学で白紙語を取得した専門家の
亮が、毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。 今日のエピソードが1441話目を迎えてますね。
基本的には1話完結でお話ししてますので、気になるトピック、気になるタイトルから ぜひぜひ聞いていただけたら嬉しいです。
まあこれだけエピソードがありながら、 ありがたいことにですね、5年目を迎えた宇宙話になってますけど、
現在Apple Podcast、日本全体ランキング8位です。 もうありとあらゆるポッドキャスト番組の中で上から8番目ってことですね。
宇宙一本槍で1400回もやって、5年やってればここまで来れるんだと、いうところかなりワクワクしておりますが、
引き続きね、いつも通り宇宙の話ばっかりしていこうかなと思っております。 よろしくお願い致します。
はい、ということでじゃあ早速今日の本題に行きましょう。 今日は第2の月に関するお話しをしましょう。
ということで今回お話しするのは、地球に第2の月が2ヶ月限定で現れる。 そんな不思議なお話をしていきたいと思います。
で今回の話は、月ってそもそも何なんだろうっていう話をしたりとか、 今回みたいなそのちょっと不思議なレアケースって
珍しいことなのかどうかとか、その辺りについてお話ししていく回にしていこうと思っていて、 で今回は大人気宇宙ポータルサイト
ソラエとのコラボ企画になっております。 文字でも音声でも宇宙が楽しめるというような形にしておりますので気になる方はぜひ
記事の方もチェックしていただけたら嬉しいです。 ということでじゃあ第2の月ってそもそも何っていう
そういうところから話していきましょうか。 そもそも
今みんなの頭の中に月って何個あります? 地球にとっての月でいいですよ。これね、他の惑星まで行くと月がたくさんあるっていうのは実は
当たり前の環境になっている一方で、僕ら地球に住んでる
人類からするとですね月っていうのは1個だよねっていう そういうまあいわゆる常識みたいなところになっていると思うんですけど
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この 月の定義、ちゃんと言えます?
まあ一つみんなの頭の中で考えられるポイントとしては 地球の重力でキャッチした
衛星と呼ばれるものが地球の周りを常にぐるぐる回っているという状態 これを月と呼ぶんじゃないかと
まあだいたい正解。ただもう一つ条件があるんですね。もう一つが天然の天体である っていうところも結構
ポイントになっているし、あとはさっきの言葉も一言で表すと高級的な衛星
高級的な衛星ですね。この2つをクリアしているものを僕たちは月と呼んでるんですね
一個一個条件を
整理していくとですね高級的な衛星っていう言葉が使われるということは逆に 一時的な衛星と呼ばれるものも存在すると
一時的なものと高級的なもの 高級的っていうのは常に周りにあるっていわゆる僕らがイメージする月ですよね
でただ一時的っていうのはまあなんかこう宇宙空間漂いながら たまーに地球の重力にトラップされるような場所に天体が飛んできた時に
も存在するというような感じですね 実は地球の近くを通過する無数の小惑星の中には
地球に接近することでその重力を受けて軌道が変わったりとか たまに地球にぶつかって隕石になったりとか
まあとにかく地球の重力に影響を受ける場所に飛んでくる星っていうのはまあ一定数 存在するわけですね
特に地球に対する相対速度っていうのが遅い小惑星は 地球の重力によって捕獲されるというような状態が引き起こされうる
つまり遠くから飛んできて地球の重力にトラップ 捕まった場合それはじゃあ月と呼べるのかというようなところでまあ一定
そうやって読んでもいいんじゃないかなただ本当に高級的に月みたいにずっと地球の 周りをぐるぐる回っているっていう環境ではないものとかっていう方が多いん
じゃないのというかまあそういうのだよねっていうので一時的な衛星と呼ばれる定義 まで広げると実は月ってこれまでいくつかあったわけですよ
プラス天然の天体これはまあ人工衛星とかはいわゆる月とは言わないよねみたいな 一応衛星とは呼んでいるけど呼んではいるけど月とは呼べないよねっていうその意味の
言葉ですね なのでちょっとここまでを整理すると
月っていうのは厳密には天然の天体かつ 高級的な衛星であるっていう正しがきが必要であるというような状態ですね
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じゃあ今回その第2の月と呼ばれるものは果たしてこの月の定義に収まるのか でいうと実は ng なんですね
今回第2の月が現れるっていうふうに表現しているこの今回の研究はですね まあ天然の天体ではある
が高級的な衛星ではなく一時的な衛星なので僕たちが読んでる真の月っていうより は月っぽい挙動になるっていう意味でまぁ一応これを第2の月と呼んでみましょうみたいな
とか まあただミニムーンとかっていうふうに読んだ方がいいかもっていう
で論文でも実際にそういうふうに呼ばれていたりするそんな天体がやってくるわけですね でまぁ具体的には一体どういうものなのか
ていうとですねこれアメリカ天文学会の研究ノートに投稿された 論文になっていて直径10メートルと推定される小惑星がですね
今まさにこう地球に近づいていて地球とかなり似た光天軌道を持って地球に接近 する時にはものこの相対速度がかなり低くなる
つまりゆっくり地球と同じような軌道のとこに接近している ちっちゃな天体わずか10メートルですけど天体が存在するよと
じゃあその10メートルの天体っていうのの動きをちゃんと計算してあげるとどういう ふうになるかっていうのを
書いてみるとガーッと地球に近づいていきながら 2024年の9月29日この放送から見ると8日後ですね
地球の周回軌道に入っていくつまり 月が僕らの周りを回っているのと同じように地球のパワーを得るような感じで
の軌道に入っていくと そこから2ヶ月間は地球の重力を受けながら
ふわふわと地球の周りを回っていき そしてまあその軌道は一時的なものなので抜けていくと
でいつ抜けていくかで言うと2024年の11月の25日に抜けていくというところになる わけですね
なのでこの期間2ヶ月間は地球の周りにある種トラップというか 地球によって引き寄せられた
天然の天体かつ一時的な衛星と呼ばれるものが生まれて 広い意味広義での月が2つあるような状態を体験できるという
まあ比較的レアな状態なんですね このような天体っていうのはこれまでどれぐらいあったかで言うと
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今回で言うと5例目なわけです5つ目 5つ目になっています
なので比較的まずレアですね1900初めて確認されたのが1992年でその後2006年2016年
2022年そして今という感じになってるんですけど でこれ今回の天体がなぜちょっと注目に値するかで言うと
まあ5つ目っていうレア度はありながら この第2の月としての期間を過ごすよりも前
つまり地球に接近するよりも前にこの天体が発見されて軌道が分析されて このタイミングで第2の月が生まれるよっていうふうに分かったっていう
これが観測史上初めてのことなんですね まあなんか10メートルぐらいの天体が近づいてきていることをこうやってちゃんと
キャッチできるそしてそのキャッチしたものをクイックに分析ができて その軌道がどこに向かっているのか
そしてそれが第2の月になるっていうところまでちゃんと計算できた例っていうのは 今までないということなのでこれからのこう宇宙の状況をね
把握していく科学力っていうのがちょっとなんか安心できるレベルまで行っているのかな っていうイメージです
まあなんか地球を防衛するとかっていう意味で例えばこう衛星が 衛星とか小惑星か小惑星が地球にぶつからないように宇宙の環境を把握しておく
だったり人工衛星の場所を把握しておくだったりっていう スペースシチュエーションアウェアネスっていうので
SSAだったっていうような分野があったりするぐらい 地球周りの環境までしっかりとモニターするっていう動きが出てきてるんですね
そんな中で今回みたいな例がどんどん出てきているっていうのを考えると これからより地球周りの監視モニターっていうのは強化されていく中で
第2の月第3の月第4の月なんていうタイミングが 見込まれるタイミングもあるのかもしれないというちょっとねワクワクするような
なのでこれからもしかしたら第2の月っていうワードはミニムーンとかね っていう話題は実はそんなに珍しくないのかもっていう風になるかもしれません
ただ珍しいうちはひとまず宇宙話のリスナーみんなで楽しんでおきましょうという感じで 今回のエピソード紹介させていただきました
ということで今回は大人気宇宙ポータルサイトそらえとのコラボ企画ということで 2024年9月末から第2の月が現れるそんなお話しさせていただきました
ありがとうございます 明日ですね
明日は日曜日なんで日曜特集やっていきたいと思います 日曜特集毎日宇宙の話しているけど毎日聞けないよとか
毎日聞いてくれてるんだけどこいつ月曜何喋ったんだっけなとか なんかそういったところを振り返りながら
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まあいただいているたくさんのコメントバンバン紹介していったりとか あとはあれですね書籍の進捗実はこの
ここから入る3連休ですね 僕書籍書き入れ時となっています
一体何をしなきゃいけないのか書籍ってどうやってできていくのかみたいな流れを ちょっと明日お話ししていこうかなと思ってますのでぜひ明日楽しみにし
といてください そしてあさって月曜日は通常回戻っていきますけど
あさってはちょっともう月特集から抜けていこうかなと 中秋の名月の流れも終わりましたしね
でそうしたらなんとJAXAから最高のプレスリリース出てまいりました 何かっていうとX1000文庫撮像衛星クリズム
もう日本の威信をかけて 打ち上げられている人工衛星ですねX1000のこちらが初期成果
出してきたよっていうのでプレスリリース出てましたのでこちら紹介していくというの が月曜日になっております
ぜひこちらも楽しみにしておいていただけたら嬉しいですよろしくお願い致します
アフタートークです
はいということで冒頭にもお話ししましたけど 今アップルポッドキャスト日本全体8位となってます
でこのポッドキャストですねあの大きな目標があって最近みんなに伝えきれてなかったなぁと思っ てるんですけど僕ポッドキャスト日本一位取りたいんですよ
これは実は5年目に入りましたけどずーっと言い続けていることでせっかくポッドキャスト やるんだったら日本一位取りたいよなっていう目標を掲げてやっておりますんで
ちょっとその背中が見えてきているかなり嬉しいタイミングになっております そんな時にみんなからたくさんの応援のコメントをねいただけてるんでいくつか
紹介していきたいと思います僕が x で今8です9位ですみたいな話をしているところにリツイートとか で盛り上げてくれている皆さんのコメントですね
リスナーネームはるこさんからいただきました 宇宙月地球外生命体などなど好きな方どんなことを話しているの気になった方1日10分で
あれこれ楽しめちゃいます みんなで同じ月を見上げる楽しさも宇宙話を聞く私の日課です楽しみですという楽しい
ですということでいただきましたありがとうございます そしてですねもう一つ紹介させていただきます
俺ですねえっとリスナーネームこちら宇佐美さんから宇佐美さんからね いただきました
このポッドキャスト面白い数ささっ8ハッシュタグ宇宙話 sf とか宇宙とか好きな方ぜひと コメントいただきました本当にありがとうございます
いやーもうこうやってねいろんな方に他にもコメントたくさんいただいてるんです けどこうやって
引用リツイートとかハッシュタグつけながらいろいろつぶやいていただけるの本当に嬉しく 思っております
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なんかねこう こういう期待を背負いながら1目指していけたらいいかなと思ってるんで
一緒に頑張ってくれたら嬉しいですこれからもよろしくお願いします でですねえっと中秋の明月からちょっと月の説明がちょっとスキップ気味だったんですけど
えっと前回の満月が9月の18日にありましたね そこから本日9月21日は3日経ってちょっとかけてきたタイミングなんですけど
まあ引く引き続きめちゃめちゃ明るいなっていう印象です 10月はスーパームーンになってくるのでより近い月明るい月が体験できるタイミングです
まあこのぐらいから月の満ち欠け楽しんでいくと10月の分もかなり楽しんでいけるん じゃないかと思ってますのでここから1ヶ月スーパームーン満月楽しんでいきましょうよろしくお願いします
今回の話も面白いなぁと思ったらお手元のポッドキャストアプリでフォロー フォローボタンの近くにある星マークこちらでレビューいただけたら嬉しいです
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リッスンどこでもじゃんじゃんお待ちしておりますのでぜひお寄せくださいよろしくお願い致します それではまた明日お会いしましょうさよなら