集英社連載最新回「株価と地震と太陽フレア。一見関係なさそうな事象の裏に潜む共通のメカニズムとは?」 を公開しました!
https://yomitai.jp/series/astro/20-sasaki/
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ソース
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今回は、1週間の予定だったNASAの宇宙飛行士の宇宙滞在が、なんと8ヶ月まで伸びた。
そんなお話をしていきたいと思います。 これ多分、もしかしたらいろんなニュースで取り上げられているので、見かけた方いるかもしれませんが、
NASAが宇宙飛行士を宇宙ステーションに送った。 ただ、行けたはいけたんだけど、帰ってくる乗り物がなくなっちゃったっていう。
これの背景に一体どんな事象があるのか、この辺りをお話ししていこうと思いますので、ぜひ最後までお付き合いください。
始まりました、佐々木亮の宇宙話。このチャンネルでは1日10分、宇宙時間をテーマに、
天文学で博士号を取得した専門家の亮が、毎日最新の宇宙トピックをお届けしています。 今日のエピソードが1416話目ですね。
昨日予告してた、周囲者ウェブメディア読みたいで連載させていただいている僕の内容ですね。
こちらお話ししていこうという話してたんですけど、 ちょっとね、インパクトのあるニュースがあって、これきっと気になっている人多いんじゃないかなと思ったので、
冒頭で話したみたいにですね、 宇宙飛行士の帰還不可能、帰還にめっちゃ時間がかかっちゃうっていうそんなお話をしていきたいと思っております。
はい、ということで、 毎日みんなと共有している月の姿だけね、先にご紹介していきたいなと思っていて、
本日8月の26日はですね、半月となっております。 結構綺麗にきっぱりぱっくりズバッと
半月が見える、いい感じのタイミングなんじゃないでしょうか。 でもなぁ、夜から関東近辺は雨降るって言ってるし、
九州の方とか関西の方には台風が近づいていてっていう状況なので、 もしかしたらね、あんまり天候は良くないかもしれないので、
怪我をしないように、そちら最優先で、 もし見えそうだったらチラッと見てみるっていうのがいいんじゃないかなと思っております。
皆さん、本当お怪我だけはお気をつけください。 ということで、じゃあ早速も今日は本題に入っていきましょうか。
今日はかなり話題になっているニュースのお話ですね。 今回お話しするのは、NASAの宇宙飛行士が地球に帰ってこれない。
1週間の滞在予定だったのに、最終的には8ヶ月もいることになってしまった。 そんなお話をしていきたいと思います。
このニュース、見ましたか?
面白い、面白いっていうか、びっくりするなっていうのが正直大きいポイントだったかなと思いますね。 で、これどんな話なのかっていうと、今国際宇宙ステーションにいる宇宙飛行士が、
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まあ簡単に言うと、行く時には無事行けたんだけど、 帰ってくる乗り物がないと。
で、これ一体どういうことなのかっていうところのお話なんですよ。
具体的には、今年の6月、日本時間の2024年6月の5日に打ち上げられたボーイング車、
まあ飛行機とか作ってるところですね。 あそこの新型宇宙船スターライナーに乗って国際宇宙ステーションにたどり着いた宇宙飛行士たちが、
それで国際宇宙ステーションに入っていって、それで宇宙ステーションの滞在を行って、
で、今回のこの滞在では、この2名の宇宙飛行士はだいたい1週間ぐらい滞在する予定だったもののですね、
この乗ってきたボーイング車のスターライナーの調子が悪いから、 ちょっとこれ帰れないなみたいな、
もっとちゃんと判断しないと乗って帰ってくるのかなり怖い部分があるので、 注意しましょうっていうところが
発表された、発表されてたわけですね。で、そこからなんだかんだこうあって議論がされた中で、最終的にはなんとこのスターライナーには乗って帰れない。
で、スターライナーだけ9月、24年の9月に先に戻しちゃって、
で、その後この宇宙飛行士、今残っているのは2名なんですけど、 この2名の機関船っていうのをスペースXの宇宙船であるクルードラゴンによって来年の
2025年2月に行っていこうと、そういう方針が発表されたということなんですけど、 どうですか?
これそもそも、 宇宙話のリスナーの中にも、宇宙に行きたい派と、宇宙、別に怖くて行きたくないよっていう派と、
まず結構二分すると思っていて、結構いろんな意見もらうんですよね。 ちなみに僕は結構行きたい派なので、
宇宙飛行士でもなりたいなぁと思ってるし、 宇宙行ってみてどういう感じなのか、なんなら命がけでもちょっと火星とかも行ってみたいよ
なって思うような、そんな気持ちのタイプなんですよ。 逆に怖いなっていう人はやっぱり、
いやだって安全じゃないんでしょうとか、そういった面を指摘されると思うんですね。 それをよく言われるんですけど、その時にそれを何かこう強めてしまうような、
そんなニュースだったのかなぁっていうところですね。 今回の背景としては、そもそもこの取り組み、
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まずびっくりした部分があるかもしれないですけど、 民間の宇宙船で行って、それの調子が悪いから民間の宇宙船でカバーしていくっていうところが
このニュースの特徴だと思うんですね、まず一つは。 今回のこの取り組みに関してはNASAのコマーシャルクループログラム、
日本語訳するとコマーシャルだから商業で来るプログラムだから、 まあなんていうんだろうな
友人宇宙輸送とかっていう感じになるのかな。 そういうような、簡単に言うと
ビジネスとして人を宇宙に送り込むっていうところのプログラムのもと行われていた、 半分実験というか、最終段階みたいな、開発の最終段階みたいな
ところに来ていたわけなんですね。 そこに選ばれていたのが特に2社あって、ボーイング社とスペースX社。
この2社は宇宙開発、民間の宇宙開発の中でもかなり突出した技術力を持っている会社の2つになっていて、
今の民間主導の宇宙開発っていうところにかなり貢献してきた2社になってますね。 その中で人を宇宙に送り込んでいくっていうところも
どんどん民間に移管していこうという動きがあり、 そのプログラムの一つとして今回行われていたのがボーイング社の新型の宇宙船
スターライダーによる有人宇宙飛行ミッションになっております。
それで今回のパターンで言うと、結構 行き始めたタイミングからちょっと
不穏な雰囲気は漂っていたというか、 国際宇宙ステーション打ち上げられてからだいたい2日かけて国際宇宙ステーションに到達した。
1日か1日2日かけて到達したっていう話なんですけど、 それの間にですねすでにエンジンが28機あるうちの5機が突然停止したりとか
でそのうちの1個は確か再起動しても戻ってこなかったっていうような話があったり あとはその中で使われているヘリウムっていうのの漏れが見つかるっていうような
トラブルがどんどん続いていたんですよね だから宇宙ステーションにたどり着くにはたどり着くことはできたんだけど
ここからじゃあ帰ってくるのにそれに乗って 地球に帰ってくるっていうのが果たして安全なのかっていうところがポイントだったわけですよね
なんか確かに これだけ
まあできれば安全に帰ってきたいっていう状態がある中でエンジンが止まったりとか その中で搭載してなきゃいけないヘリウムが漏れ始めているとか
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こういったところがあると 乗る側もそうだしオペレーションする側も安全に行けるとはなかなか判断しづらいですよね
でそれでやっぱ検討会がずっと進んでいたっていうようなそんな まあことになりますね
まあでも安全面を優先してこういうことになったっていうのは まあなんて言うんでしょうね
重要な決定だったんじゃないかなと思います でこれ結構ちゃんとコメントとかも残っていて
NASAから発表された上でやっぱ今回の 計画の変更っていうのはどうしても宇宙飛行士の方の命に関わるっていうところが
やっぱ重要なポイントなわけですよ でこれNASAとしてはやっぱり過去に
スペースシャトルじゃないやえっとスペースシャトルがスペースシャトルの事故によって 宇宙飛行士の方の命が奪われるっていう事件があって事件という事故があって
でその事故からやっぱりNASAの運用体制というのもどんどん変わっていっているっていう 話があるわけですよね
前にNASAの開発体制が意外と慎重だみたいな話を ゲストに来た方にしてもらったことあったの覚えてますかね
でその時もやっぱりこうNASAの失敗に対する姿勢っていうのは 結構やっぱ慎重だよっていうこれはこのスペースシャトルの事故っていうのがどうしても
NASAの中で大きい出来事の一つになっているからこそ フラットにその
問題点になり得る部分というのはどんどん指摘していって 本当に100%安全っていうようなレベルになるぐらい
突き詰めていけないことにはやっぱ次のステップにゴーサインは出せないよっていう 姿勢がね今回ちゃんと反映されていった
のが大きいポイントかなと思います でもう一つポイントとしては
この民間の副愛を民間のカバーによって帰ってくるっていうところ これはね
やっぱ時代を象徴しているかなと思いますね
だって今までそんななんか 今意識して話したことはそんなにないかもしれないですけど
民間の宇宙船で行って副愛が出たから他の民間の会社で帰ってくるみたいな なんかこう
すごい軽い言葉で言うと振り返輸送みたいな感じですよね それぐらいなんか僕たちが地上で行っていることをそのまま宇宙でできるようなそんな時代
になってるっていうのもかなり興味深いポイント ただねやっぱり宇宙っていうなかなかチャレンジングな場所に対して
振り返輸送の便をスペース x が送ってくれるわけですよ でそうなってくるとやっぱ準備もいろいろかかるしっていうので1週間滞在の予定で
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すでに今の時点で2ヶ月半とか約3ヶ月ぐらい経ってしまっているわけですよ でそれそこからさらに
25年の2月までつまりあと3ヶ月から4日4ヶ月ぐらいか 宇宙に滞在しなきゃいけないっていうこのメンタル的な負担
そして身体的な負担ですね 宇宙は無重力なのでその分筋力をキープしなきゃいけないし
ねこれ8ヶ月の滞在ってなるとなんか普段 宇宙飛行士の方が行くときに今回は半年の滞在でとかって話をしているぐらいだから
結構ちゃんと準備していって筋力をキープする体調を管理するっていうところもちゃんと 計画が練られて行われるレベルの
期間なんですよ今回の話はだからそこに対してどれだけ柔軟に対応していくかっていう のが多分今
NASAでがっつり議論されているポイントかなと思うのでこれから 宇宙飛行士の方が元気な姿で例えばね
映像とか出てくれたら非常にいいなぁと思うし別に映像として出ないとしてもちゃんとこう 健康に過ごしてしっかり帰ってきて
っていうあのこの安全面を確保した動きっていうのをこれからちょっと期待していき たいポイントかなぁと思っております
でまぁ今回のこの話やっぱインパクトある話だし結構気になる人も多いかなと思ったので ちょっともともと話そうと予定していた内容を繰り上げてお話ししていきました
はいということで皆さんこのニュース聞いてどう感じたかぜひ皆さんのコメントをね お寄せいただけたら嬉しいなと思っております
ということで今回は以上にしていきましょうか 明日明日は
もともと予定していた僕が 収益者のウェブメディア読みたいで
連載させていただいている内容を紹介させていただきたいと思います タイトルは株価と地震と太陽フレア
一見関係なさそうな事象の裏に潜む共通のメカニズムとはというそんな内容でお届け していこうと思っておりますお楽しみに
いろいろコメント紹介しようと思いましたけど今日ちょっとしゃべりすぎたんでまた明日に 回させていただきたいと思いますすいません
おしゃべりが過ぎましたね 今回の話も面白いなぁと思ったらお手元のポッドキャストアプリでフォローフォローボタンの
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