地球の自転速度の変化
地球の自転のスピードが大きく上昇している。 もしかしたら過去例を見ない対応が必要なのかという、
なんて言うんでしょうかなり不安を煽るようなネット記事が出回っておりますが、これね、いろいろ整理してみると、実際は
いやまあそれぐらいは起こりうるでしょう。っていう範囲な気がするので、ちょっと騒ぎすぎかなっていう。そこをちょっと今回はお話ししていきたいと思います。
ぜひ最後までお付き合いください。 改めまして始まりました。佐々木亮の宇宙話。
このチャンネルでは1日10分、宇宙時間をテーマに、天文学で博士号を取得した専門家の亮が、毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
今日のエピソードが1746話目ということで、 基本的には1話完結でお話ししてますので、気になるトピック気になるタイトルから、
ぜひぜひ聞いていただけたら嬉しいなと思っております。よろしくお願いします。 で、昨日、今日、昨日、おとといかっていう感じは、なんかこう、まあその時その時で結構話題になってる宇宙の話ですね。
昨日は重力波、ブラックホールが合体したっていう、 まあ超巨大なそのイベントが見つかったよーって話だったり、
あとはベテルギウスに新しく兄弟ができたみたいな、そんな星のお話だったりしてましたが、 まあなんか結構最近は頻繁にリクエストをもらうことが多いんですよね。
で、今日話をする地球の時転速度が速くなっているみたいな話で言うと、 2名の方から、あのX城でリクエストいただきました。
リスナーネームケイスミさんから宇宙話ネタ提供ということで、このリンクバーンって送られてきたり、 あとはいつも綺麗な月の写真をね撮ってくれてあげてくれてるアヤさんから、
地球の時転速度がこれは気になる話っていうので宇宙話のハッシュタグつけてもらったので、 これは紹介しないとなと思って
いろいろ調べてみたんですが、まあまあまあいけるじゃん、みたいな。 ちょっと騒ぎすぎかなっていう感じがしたんで世の中がお話ししていきたいと思います。
潤う病の説明
じゃあ本編行きましょう。
今回お話しするのは地球の時転速度が 上昇して過去例を見ないような対応が必要になってくるかもしれない
そんな不安を煽る記事が出ておりましたので、 こちら紹介していきたいとおもいます。
今回の内容は、元は、元をたどるとナショナルジオグラフィックが出した記事がベースになってるんですかね。
ナショナルジオグラフィックが7月10日が2025年最も1日が短い日だった。
これを受けて長期的に長くなるはずだったが、この5年でなぜか短くなっているマイナスウルウビョウという話まで出ているということで、これが
かなり話題になってますね。今多分地球時点、 地球時点
みたいなのを調べるだけで出るのかな。かなりのニュースが出てます。 まあこのニュースの天才というか、まあそれが横展開されたものがバーって出てる感じなんですけど
そもそもね、どういう話かっていうと、みんなの常識の中では 1日っていうのは必ず24時間であるみたいな
そんな頭の中のイメージがあるんじゃないかなと。 ただまあ自然界ってそんな規則正しくもう全部ピッタリいくわけじゃなくて、それこそ
ウルウドシっていうのもあるわけじゃないですか。 1年の長さはみたいな言ったらあの365.25みたいな
そんななんか日付の決め方もあるぐらい、 まあ人間にある程度都合のいい形で調整されているのがこの時間の区切り方なわけですよ。
で、じゃあそもそも1日の長さって何?みたいな話で言うと、19世紀の100年間の地球の時点の状態を見て、
1日の長さの平均が24時間になるように定められたのが1日24時間というこの定義なんですよ。
100年間を平均していい感じになる時間が24時間だった。 ここがミソですね。
つまり平均して24時間なのでブレはあるんですよ。 そのブレの理由っていうのは例えば僕らは太陽の周りを回っていると。
で、太陽の周りを回ってるから太陽から受けるパワーっていうのが重力で引き合っているからこそ
常に一緒ではない。そのちょっとした距離感だったりとか、あとはその 地球のどの面がどっちに向いているかで重さの比重も若干変わるとかで
かかる力が変わります。 それがもうちょっと影響がこう理解しやすいのは月ですよね。
月の存在によって潮の満ち引きとか大潮とかがあるじゃないですか。 あれもだから月の重力の影響によって地球の表面が変わっていると。
でそもそも地球のほとんどが水なので不安定な状態で地球というのは回っている。 だからいつ時々刻々とその重心というのがちょっとずつずれてるわけですよね。
液体があったりするから。気体もありますし。気体は僕らはあんまり気にすることあんまないけど あのある程度やっぱ
塊で存在しているので重さとかパワーとかはあるわけですよね。 そんな感じなのでまずそもそも大前提
24時間はブレると。 ブレます。まず大前提そこを理解しましょう。
でその中でそもそも あの時点のスピードっていうのを
ずれてるってどうやって定義するかっていうと世界のこの標準の時間っていうのは
原子時計によって超正確に刻まれています。 もうあのレレレレレレレレ何秒まで決められていると。みたいなイメージ。
でそれに対して8今回ずれてるみたいな言われたのはミリ秒 だから8
千分の1とかですよねっていうぐらいのその長さの話をしていると で8ずれてるのは地球の自転速度を
まあその星宇宙から飛んでくる光とかの情報を使って今地球がどれぐらいのスピード で回ってるかっていうのを
あの延山とかにあるやつみたいに延山ではないんですけど 電波の望遠鏡を使って
観測するとでそうすると実測の地球の回転と 正確に24時間を刻むこの回転あの時間とっていうのが
まあタイミングタイミングによってずれていくと で基本的にはその差っていうのがどんどんどんどん開いていって開いていったタイミング
であながこのままだと1秒ぐらいずれちゃうなぁみたいな話になって あの
秒数の調整が入ると これが8潤う病と呼ばれるものですね
うるー年ならぬ潤う病です この潤う病によってあの時間をずらす1日が若干小水早くなる傾向
短くなる傾向があるからそれをちょっと伸ばすみたいな形でえっと対応をしていく っていうのが8潤う病と呼ばれる
まあもの調整の仕方ですね1秒挿入するみたい 逆にこれ地球の時点がどんどん早くなるとあの
時点が遅い場合っていうのはあの1秒でなきゃいけないし逆に1秒飛ばす みたいなことをして早いとそれで時間を調整するみたいなことをしなきゃいけない
わけですよね で8これまでは基本的にはその
時点の速度に合わせて8どっちだったっけな 8減らしてたのかな
私確かそうっていうのがあったんだけど あの
増やしてたのか増やしてた1秒ポンって上げてたんだけどそうじゃなくてこれ今どんどん どんどん早くなっているからつまり1日が短くなっていってるから
マイナス潤う病っていうのを初めて導入しなきゃいけないかもしれないっていう 流れになってるよっていうのをただ強調して話しているだけなんですよ
つまりプラスにもマイナスにも行きうるとね実際にあの国立天文台とかのページの 潤う病の説明とかにも書いてあります
潤う病って何って言われたらプラス側にずらしたりマイナス側にずらしたりする 時間の調整
でこれが原子時計とずれていくものをあの人為的に調整するためのパラメーターが潤う 病ですよ
騒がれる不安と実態
だからプラスにもマイナスにも何なりうるんですよ でその中で今回たまたまね
7月10日っていうのがなんかこう 2025年で一番1日が短かったと
だからこそあの 病数をうまく調整しいつもとは違う方向に調整しなきゃいけないかもしれないみたいな
そういう指摘がされている 7月10日がたまたまなんかこう早かったというか
1日が短かったからそれをフックにして言っているみたいな ようななんか極端な事例平均だからぶれることはあるんですよ
偏差値とかも一緒でめっちゃ偏差値低いとも言わめっちゃ高い人もいる でも高い人見つけるのとか低いと見つけるのって
あのなんだ 普通っぽい学力の人とかを見つけるよりも難しいじゃないですか
その難しいのをたまたま見つけたタイミングでこれまでなかったものをまるでなんか これやばいぞっていうのを強調しているかのように出しているみたいなのが
今世の中で話題になっている地球のこの時点がやばいんじゃないかって騒いでる実態ですね そうだからなんか踊らされないでねっていう
リクエストをもらうのはマジでよくって あのあそういうのあるんだって僕はあの一緒に初めて知りました
っていうぐらいだったんであのそれをちゃんとあのなんて言うんでしょうね 整理して話していくと結構面白い角度っていうのがわかってくると思うんで
あのいいネタをありがとうございますぜひぜひあのこういう話はどんどんどんどんどういうことみたい なのあったら教えてください
でえっとこれねー 面白いんですよあの今回のこのニュースがバーって出たタイミングで
あの地球のその時点のスピードとかを測っている 国土チリンがデータを出していて
あの地球の時点速度はえっと石岡観測所 のえっとアンテナで観測した結果
7月10日2025年の7月10日は今年で最も1日が短い日でした っていうのをこのニュースがバーって出ているタイミングで出してます
ただそれだけです あのわかりますかね
そんなに騒ぐようなことではない じゃあ下死のタイミングって一番日が長いんだよねっていう話を
1年で一番長いわけじゃないですかそれを騒ぎますかみたいな まあちょっと性質は違うかもしれないけどまぁそんな感じだと思っておいてください
これがどんどん続いていった時にやっぱりダメだったんだっていうふうに理解するのが 科学的な知見ではあったりするのでここからちょっと楽しみにしていきましょう
はいそんな感じでじゃあ今回は以上にしていきましょうアフタートークです はいということでいかがでしたでしょうか
なんかなかなか面白い話でしたねそしてなんかこれがそのままバーって広がっていくんだろう なっていうのを実感できるのもちょっと面白かったので
そんなに比較的機関的にならないで見ていきましょう ということでじゃあ今回は以上にしましょう今回の話も面白いなぁと思ったらお手元の
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僕はもう一つやってるポッドキャストチャンネル隣のデータ分析屋さん 昨日最新は公開されてますのでこちら要チェックでございます
それではまた明日お会いしましょうさよなら
