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はい、始まりました、佐々木亮の宇宙話。今日はですね、遠くにある銀河についてお話ししたいと思うんですけど、今回の話、なんか話の響きがすごい面白くて、
すごい天文学的な数字みたいなものがすごい出てくるので、かなり楽しめる内容になっているような気がしております。
はい、で、今日はですね、ちょっと午前中は論文を書くのに行き詰まりそうなので、テラス席があるところでちょっとゆっくり作業をして、
っていう感じなんですけど、移動中に自分結構このポッドキャストをもっと改善できるかなっていうので、いろいろ一人で喋っている
なんか音声配信の方のやつとかって聞いたりするんですよ。で、その中でキングコングの西野さんがやってるボイシーのチャンネルで、
なんか一つ面白い話があって、音声メディアはタイトルとかサムネイルとかによらず、特にバズることもないと。
とにかくその人がどんなことを話しているのかっていうのをコンスタントに聞き続けてくれる人がいて成り立っているメディアであって、
なんか逆に言うと定期的に同じ人が聞いてくれていると。だから少しちょっと勝負をかけたい時とかに違う話題を入れたりして、
なんか逆に反応を見るのが楽しいみたいなことを言っていて、確かに自分のまだ弱小ポッドキャストではあるんですけど、
コンスタントに見てくださるか聞いてくださっている方がいて、再生数も結構横ばいな感じというか、なだらかに上がっているみたいな感じなんですね。
なので自分もここからどんどん継続していって、いろんな方に聞いていただけるようなバズりとかを狙っていくのではなくて、
継続的に続けて宇宙の発信できたらいいかなと思っております。
そんな感じで勉強になったなという話をしつつ、今日の本題に入りたいと思いますね。
今日は2200光年も飛ぶジェット噴射、銀河から飛んでいるジェット噴射というものを紹介してみたいと思います。
銀河っていうのは皆さんご存知かなと思うんですけど、星がなんかすごい密集していて、
それが渦巻き状にぐるぐる回っているみたいな、星が密集している状態のところを銀河って言うんですけど、
私たちも天の川銀河と呼ばれる大きな銀河に所属していて、太陽系っていうのはそれの一部なんですね。
といった感じで自分たちも銀河の中にいるし、宇宙の中にはそういう銀河っていうのがかなりたくさんあるという状況があるんですね。
知らなかった方もいるかと思うんですけど、そんな感じなんですよ。
今回研究として注目されたのはサーシナスギャラクシーっていうコンパス座にある銀河ですね。
コンパス座、星座っていうのはたくさんあるんですけど、コンパスを模した星座っていうのがあって、そこにある大きい銀河についての最新の研究になります。
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銀河っていうのはだいたい2,000から3,000億個の星が含まれている。
もうこの時点でハッて感じですよね。ゼロ何個作るみたいな感じで。
今回のコンパス座の銀河についてはこのぐらいの星が含まれていて、その大きさ、天の川とかみたいな円盤状に広がっている、その見た目の大きさっていうのが700光年なんですね。
わかります?イメージつきますかね。かなりすごい数字だと思うんですけど、2,000から3,000億個の星がぐるぐる回っていて、それが700光年広がっている円盤ですというようなイメージです。
かなり大きい円盤で、こんな感じの円盤はさらに真ん中に、あの星っていうのはどんどん真ん中に吸い込まれていってるみたいなイメージになるんですね。
だんだん内側に行くにつれて星の密度が上がっていくと。で、その中心まで行ったやつっていうのが持ってたエネルギーっていうのが余分な部分っていうのがイメージで言うと車の排気ガスみたいなイメージで、
中心に集まった星の余ったエネルギーっていうのが銀河の中心から外側に向かってジェット噴射を起こすんですよ。
もし写真とかで気になる方は是非ギャラクシースペースジェットとかで調べていただけると画像たくさん出てきます。円盤があってその円盤の面に垂直な方向に向かってジェット噴射がバーッと出てると。
で、この今回の研究っていうのはそのジェット噴射っていう部分に注目したんですね。
このジェット噴射がどれだけ広がってるのか。銀河自体が700光年近くの幅を持っていて、じゃあその真ん中から噴射してるジェット噴射っていうのはどれぐらいの大きさ広がってるのかっていうところを調べてあげた結果、
なんと2200光年のジェット噴射、ジェット噴射の広がりは2200光年だったらしいですね。
なので円盤のある円盤の大きさに比べてジェット噴射の方が長いという感じの構造になってると。
わかります?このイメージがもう本当にかなり天文学的な数字と言われる遊園かなと言えるぐらいなんですけど、銀河自体に2000億から3000億の星があって、それが円盤上に700光年広がっていて、その真ん中から円盤の面に対して垂直な方向に2200光年広がってるジェットがあるという。
もうわけわかんない数字ですよね。
基本的にはそういう物質の移動っていうのは光の速さを超えないっていうところで自分たちの理解はあるので、そうすると単純に2200光年広がってるってことはそれよりも長い時間かけてこの物質っていうのはどんどん広がってると。
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実際、昨日も話したんですけど、宇宙の年齢っていうのが460光年っていうかなり長い歴史があるので、それに比べたら460億光年に比べたら2200光年なんて大した大きさではないんですけど、でも私たちの生活の範囲から見たら相当な大きさですよね。
っていう感じで、私たちが見る天文学的数字みたいなものがあっても、宇宙全体から見たら意外と大したことないみたいなことも結構あるんですね。
こんなに広がってるガス噴射っていうのも他の銀河に比べても非常にユニークなもの。
こんなに広がってるジェットってあんまりないらしくて、今回の研究で初めて分かって、今後っていうのはこの噴出物っていうのがどういう構造、どういう物質が含まれていてどういう構造になっているのかっていうのを調べていくと、その噴射されている物質っていうのは結局銀河の中心から出ているものなので、この銀河自体の歴史っていうのがどんどん紐解かれていくっていうようなかなり先の展望まで見据えた研究の締めになっておりました。
なので、こうやって新しく大きい特徴っていうのがこんな星にあるよっていうのを誰かが見つけたら、そこから発展しそうな研究っていうのをいろんな方がガーッと調べていくみたいな感じで、天文学っていうか学問っていうのは基本的に進んでいくので、基本的に一つの研究で全てが終わりみたいなことはあまりないというような感じなので、続報が出たらぜひ皆さんにお伝えできればいいかなと思っております。
ということで、今回は銀河から噴出している2200光年広がったジェットについて解説してみました。
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それではまた明日お会いしましょう。さようなら。