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2021-07-21 12:53

284. 太陽系最大の火星の火山オリンポス山でまだ火山活動がある証拠が!?なハナシ

今日は火星のオリンポス山の話。

火星って身近なのにあんまり取り上げてこなかったので、ここらで一つ紹介!

火星に火山活動があるかどうかって、実は未来の人類の宇宙計画には非常に重要な要素みたいです。。。


とにかく、ブルーオリジン有人飛行成功おめでとう!!


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はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。こちらのチャンネルでは、天文学で博士号を取得した私が、毎日最新の宇宙ニュースをお届けしております。
この放送は森本幸太さんの提供でお送りしております。森本幸太さん、どうもありがとうございます。
冒頭で読んでいるこちらのスポンサー枠、興味がある方はぜひ概要欄から覗いてみてください。よろしくお願いいたします。
ということで、早速今日の本題を紹介させていただきたいと思うんですが、今日の本題は身近な火星のお話ですね。
火星の表面にある火山、オリンポス山という太陽系の中で最も標高が高い火山だというふうに言われている、そんな山を紹介していきたいと思います。
これですね、今後人類って火星を目指していく、2030年とか40年とか、そういったところで火星を目指していくっていう将来計画がある中で、やっぱり私たちのこの生活を脅かす自然災害っていうのの一つに、特に日本だと火山っていうのがあると思うんですよね。
そんな火星の火山活動っていうところに、実は最近また新しい知見が出てきてるっていうところを聞いたので、そこをちょっと研究を元に調べた内容っていうのを今日お話ししていきたいと思いますので、ぜひ最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。
はい、そんなこんなで毎日恒例の近況報告というか活動報告を先にさせていただきたいと思うんですが、今日ですね、昨日放送でお話ししたジェフ・ベゾス、Amazonの元CEOが立ち上げているブルーオリジンですね、が初の有人宇宙飛行に挑戦するという話を昨日させていただいたんですけど、皆さんニュース見ましたかね。
ブルーオリジンの有人宇宙飛行、成功しておりました。これ本当にやっぱすごくて、僕が宇宙の研究を始めて宇宙にすごく興味を持ってるのって、せいぜいやっぱりこの6年とか7年の話なわけですよ。
でも、こういった僕が宇宙にがっつり関わるようになってから、余計にこの宇宙開発っていうのは加速してる。で、さらにこの1年間での加速の度合いっていうのはもう半端じゃないと思ってて、だって昨日も話したけど、2週間、この1週間2週間で、有人宇宙飛行っていうのを成功させる企業が2つも出てきてるっていうことなんですよ。
これはやっぱり注目するべきところだと思ってて、たかが3分だろうとかいう方いらっしゃると思うんですけど、やっぱり最初の第一歩目ってそういうところじゃないですか。なのでここからやっぱりがっつり宇宙開発進んでいくんだろうなっていうワクワク感の方が僕は強いですね。
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で、ぜひYouTubeとかで見返したら、どちらもそのバージンギャラクティックの方もブルーオリジンの方も、有人宇宙飛行、人を飛ばして宇宙に行くっていうところの動画見れると思うので、興味ある方は見ていただきたいんですけど。
今回のブルーオリジン特にですね、はがっつり宇宙へ行くっていう感じのロケットでドーンと噴射していって、先端がより宇宙の方に向かって飛んでいってっていうような感じですね。
で、今回の打ち上げでやっぱり見物だったのは、もちろん打ち上げが成功するところもあるんですけど、やっぱりこのブルーオリジンのロケットは再利用が可能なロケットになっていて、先端に人を乗せて下はエンジンがついてるわけですよ。
そのエンジンの部分が人が乗っている部分を切り離した後に、地上に無事に着陸してくる、まっすぐ落ちてきて、最後エンジン噴射で調整して地上に着陸するっていうところまでがロケットの成功。
そしてその先端が宇宙空間に行った後にパラシュートで帰ってくるっていうところが2つ目の成功というようなところで、この再利用ロケットっていうところはこの最近の宇宙開発にとって最も重要な技術の一つだと思うんですよね。
なのでそこが無事しっかりと安定して成功させられたと。やっぱり今回の本題であったブルーオリジンの友人宇宙飛行社長と弟と最年少の青年と過去最高齢の宇宙飛行士であった女性の方っていうところの4名が無事に宇宙にたどり着いたというところで、今後もきっとこれが
ブルーオリジンのサービスの安全性をアピールする絶好のタイミングになっていると思うので、ここからやっぱり広がっていく宇宙開発っていうところは皆さんと一緒にPodcastを聞きながら注目していきたいなと思ってますので、また何かこういうニュースがあったときは紹介していきたいと思います。
すごい冒頭で話しすぎましたが、今日の本題はまだ入っておりません。ということで今日の本題ですね。今日の本題は火星にある火山、オリンポス山についてのお話をしていきたいと思います。
これ、そもそもなんでこのタイミングでオリンポス山の話をしようと思ったかっていうのは理由が2つあって、1つはやっぱり今日のブルーオリジンの打ち上げ成功を受けて、この後人類の宇宙開発ってどういう方向に進んでいくのかっていう話を考えていくと、
これやっぱりまずは月に行って、その後に火星に行くっていうところの先があって、そうしたら火星に行ったらどんな生活あるんだろうなってやっぱり、この有人宇宙飛行が成功っていうのを受けるとどうしてもリアルに考えてしまうというところで火星のお話ししたくなったのが1つと、
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あとは今日学生時代の先輩と話してたときに、その人はあまり別に宇宙に興味があるとかではないんですけど、宇宙自体でどんなこと知ってるかっていう話になったらオリンポス山だよっていう話があったんで、それはもう興味を持ってくださっているのであれば、結構いいホットなタイミングなので紹介してみようかなと。
今回紹介する火星のオリンポス山、皆さんご存知ですかね。太陽系の中で最も大きい火山と言われてます。火山なんで富士山とかと同じですね。
これの標高っていうのが21km。もう半端じゃないですよね。今日のロケット打ち上げで到達したのが上空100km超えとかなんで、それがもう5分の1宇宙みたいなイメージですね。
で、すそのが600kmとかあったりするらしいんですよね。アメリカの州一つ分とか。そんなイメージだそうです。そんな太陽系最大の火山なんですけど、これ火山っていうぐらいだから火星の地下で火山活動っていうのが実際に行われてるっていうところ。
これそもそも皆さんどうですかね。もともと最初ご存知でしたかね。山が隆起するんだからそうだろうって言われたら確かにっていう感じもあるんですけど、とにかく火星には火山活動があったと。
で、ただこれいろいろ火星表面のできてる山とかを調べるとどうもこのオリンポス山っていうのが火星の中の火山活動の最後期、最高期、本当に一番最後の火山活動でできた山だというような感じで理解されてるみたいなんですね。
一般的には。で、富士山みたいな感じでカルデラカンボツっていう火山によって山が持ち上がって、その真ん中がスポッと抜けるような形で冷えてる。なのでカルデラ湖とか言って山の山頂に水が溜まって湖になってたりするのはその火山活動の特徴の一環だというような感じで山頂がポコって落ちるようなカルデラっていう構造も持っていたりするのがこのオリンポス山。
なんですよ。やっぱり地球規模とは全然違うこの山なんですけど、ここのなんかいろいろ調査の結果、もう火星の火山活動は一旦終わって、で、これがそのさっき言ったみたいにオリンポス山が最後のそのにできた山だっていう理解だったんですけど、ここ最近でそのオリンポス山のちょっと斜面の方っていうのを注目してるとなんかこう
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普通に1回の火山活動でできたような表面の地形と特徴というか、そういうのではなくてなんかちょっと奇妙な岩石とかっていうところが見つかったと。若干の隆起みたいなものですね。盛り上がっている部分があったりして。で、ただこれがもう
なんでできているのかっていうのが実は未だに不明で、例えばもしかしたら今までってオリンポス山が最後、火山活動の最後っていうところだと認識されていたんですが、実はそうではなくてまだ火星の中では火山活動が活発に行われてるんじゃないかと。で、その火山活動のせいで下から土が持ち上がって、土というか地形ですね。
で、それによって新しくオリンポス山のそこのところに山ができてるんじゃないかなっていうふうに目をつけられたりしてるらしいんですけど、ただなんかそのもし中心の火山活動によって盛り上がってしまった特徴なのであれば、なんか普通にマグマが上がってきた時の特徴みたいなのがあるらしいんですね。
表面に亀裂が走ったりとか、もっとドーム状に大きくなるとかっていうふうになるらしいんですけど、どうもそういう特徴っていうのがオリンポス山に見られないというところなので、一体なんでそういう大きい裾野の奇妙な岩石の形状っていうのができたのかが未だ不明だったりするというところがあるそうです。
なので実際にこういうところっていうのがですね、山口大学だったりとかっていうところで研究されてるみたいなので、そういったところの今後の火星の研究っていうところは注目の一部だと。
で、じゃあなんでこの火星を研究する、火星の火山活動を研究するのが大事かっていうと冒頭にお話しした通り、火星っていうところに実際に人類は目指してるわけですよ。今、2030年とか2040年とかに。
なので、その2030年2040年に火星に降り立とうとしたときに、人類がそこで移住できるのかどうかっていうところは、表面の火山活動が活発でない方が望ましいわけですよね。これは単純に生命に関わってくるので。
そういったところで今後、将来的な計画を見たときに火星での火山活動がどの状況になっているのかっていう情報は非常に重要だというところで研究が進められていたりします。
なので、今後は単純に他の星を研究するっていうだけじゃなくて、私たちの移住っていうところが一部研究のモチベーションになるっていうような時代に移行してきているので、今日の冒頭で話したブルーオリジンの打ち上げ成功だけでなくてですね、そういったところで宇宙開発もどんどん進んでいるっていうところを皆さんに覚えておいていただければなと思っております。
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ということで、今日は火星表面にある太陽系最大の火山、オリンポス山の火山活動についてのお話をさせていただきました。
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それではまた明日お会いしましょう。さよなら。
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