1. 佐々木亮の宇宙ばなし
  2. 564. SUPER MASSIVE BLACKHOLE
2022-04-24 11:10

564. SUPER MASSIVE BLACKHOLE

超巨大なブラックホールの発見。ビッグバンからわずか7億年のタイミングで発見されたその成長過程。

世界中が注目するブラックホールがコレ!


ソース

https://arxiv.org/abs/2204.06393


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今回は、宇宙の初期の初期、めっちゃ初めの方にできた、超巨大なブラックホールのお話をしていきたいと思っております。
今回のこれは、世界的に権威ある雑誌、ネイチャーに紹介された、非常にホットな話題になっているんですけど、
私たちがいるこの天の川銀河っていう、銀河があるんですけど、そこの銀河の中に僕たちはいて、そこの中心にある
ブラックホールっていうのも、太陽の400万倍とかっていう大きさを持っていたりするんですね。
で、そういった、いわゆる超巨大ブラックホール、英語で言うと、スーパーマッシブブラックホールって呼ばれるものなんですけど、
そういった天体が、作るのに時間がかかるはずなのに、宇宙ができてすぐの頃にもあった、っていうような観測の結果が出てしまっていて、
ただ、それがどうやってできてきているのか、どのぐらいのスピードで、どういうペースでできているのか、
で、どれぐらいそういう天体があるのかっていうのが、全然わかってなかったというところで、
だいたい宇宙ができてから、7億年とかのところ、131億光年先に、超巨大なブラックホールを作っている最中の天体が見つかったんじゃないかっていう研究が出てきたので、
今回はこちらについてご紹介していきたいと思います。 それでは行きましょう。
本日4月24日ですね、564エピソード目を迎えることになるんですが、
前からお話ししている通り、5月の1日からSpotifyの独占配信にこの番組切り替わります。
もう1週間っていうところになってきたので、とうとうだなっていうような感覚です。
実際発表させていただいたところから、結構時間があったので、もうすでにSpotifyの方に切り替えてくださった方もいるかなと思うんですが、
これなんかね、何回かメッセージとかいただいたんですけど、Spotifyに移動するからといってお金がかかるっていうことは一切ないんですよね。
Spotifyに移動するっていうのはあくまで、今まで例えばApple Podcastだったりとかで聞いてくださってた部分を、そのままSpotifyに変わるだけっていうところで、別にそれが有料の配信に変わるとかっていうところは全くない。
なので、本当にアプリダウンロードしていただくだけで、また最新は聞けるようになりますので、お金かかんないってとこだけちゃんと伝えておこうかなと思いました。
5月から独占配信に切り替わるっていうところがスタートするわけなんですけど、これのおかげで新しく挑戦できることっていうのがめっちゃ増えると思ってて、
実際に今例えばオープニングをちょっと入れさせてもらったりとか、あとはこの間の5点ラジオ、ケイト女の5点ラジオ来てもらったと思うんですけど、
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あの収録を専用のスタジオでやらせてもらうとかっていうチャレンジもできますし、あとは毎日更新してる分ね、日々のテイストをちょっと変えていくだったりとか、
それこそ今アートワーク作ってるとか、いろいろできるんですよ。でもこれもスポーティファイの独占配信に切り替わったからこそできる部分だと思ってて、
しかもこれまだ始まりの始まりのわけですよ。で、しかも僕の最終的な目標、これスポーティファイの方にもしっかり伝えて一緒に目指しましょうって言ってるんですが、
日本一位っていう総合ランキング、日本一位取りに行こうというところをもう絶対の目標としてやってるので、それに対してどういうチャレンジできていってるのかっていうのは是非見ていただきたいですね。
これはもう間違いない。もう宇宙最悪興味なくなっても僕がどうやってチャレンジしてるかっていう、まだやっぱり音声配信で成熟しているわけじゃないじゃないですか。
youtube とかみたいになってるので、そのなんか過程みたいな挑戦のドキュメンタリー的な感じでちょっとだけ1日10分だけお付き合いいただけたら非常に嬉しいなと思ってます。
とにかくですね、今回のこの5月1日からのスポーティファイ独占配信、僕の前向きなチャレンジがガンガンガンガン出ていくタイミングではあるので、引き続き無料で聞けます。
スポーティファイでぜひ5月以降も聞いてください。できればですね、今すぐのタイミングでダウンロードとかしていただくと、乗り換えに乗り遅れずに済むというようなことになると思うので、よろしくお願いいたします。
ということで、5月1日からスポーティファイの独占配信切り替わるので、皆さんよろしくお願いしますというお話でした。
それでは早速本題に入っていきたいと思います。今日の本題は、宇宙の初期に見つかった超巨大なブラックホールがどうやってできているのか、そんなお話をしていきたいと思ってます。
でですね、ブラックホールが超巨大、意味がわかんないっていう方、実際にいると思うんですよね。
で、これはもう、あの、だってブラックホールって見えないし、そもそも学校の授業でも習わないから何なのかわからないっていうところあると思うんですよ。
しかも、それが超巨大って何って。で、これでいうと、まずブラックホールがどうやってできるのかっていうと、一般的には星の進化の最終形態として考えられてるんですね。
星が進化するってなんだよって思う方はいると思うんですが、太陽みたいな自分で光っている星っていうのがあって、その星っていうのは中心で核融合と呼ばれる現象を起こしてます。
それによって輝いてるんですね。で、その輝きっていうのは永遠に続くわけじゃなくて、まあ言ってしまえば中で燃料があるからそれをどんどん使っていってるというところになるので、その燃料が枯渇してきたら、なくなってきたら終わりになっていくと。
で、それが、まあいわゆるその終わりになっていく方向っていうのを星の進化っていうふうに呼んでいたりするんですね。
で、そうなった時に、じゃあ星が、で、太陽みたいな星、自ら光ってる星がどんどん進化していって、最後、あの、星の新タイミングって大爆発を起こしたりするんですよね、重さによっては。
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で、それで超新星爆発、スーパーノヴァっていうのを起こして、それの残骸としてブラックホールができるっていうのがまあ一般的な流れになってます。
でも、ここでできるのってあくまで星から生まれたものなので、太陽の10倍とか、まあ100倍とかはなかなか難しいかなっていうような状況になってきたりするというような星っていうのができるんですよ。
ただ、宇宙全体を見た時には、もうそれとは比にならないぐらい大きいブラックホール、超巨大ブラックホールっていうのが発見されてるんですね。
例えば一番身近な例でいくと、私たちがいる天の川銀河って呼ばれる、夏の夜空に見える天の川っていうのは、私たち自分たちが所属している銀河を見ているだけに過ぎないんですね。
で、その中心、銀河っていうのはなんか渦巻いてるイメージ、皆さんあると思うんですが、あの渦巻いている状態のところの中心には一体何があるのか、渦巻かせる理由があるわけなんですけど、
それが超巨大ブラックホールなわけですよ。つまり、私たちっていうのはブラックホールに、言い方をちょっと異訳すると、吸い込まれながら生きているというような状況になってるんですね。
で、これが太陽の400万倍とかっていうような超巨大なブラックホールで、そういうのも実際に近くにあると。
で、これが一体どこにどれぐらいあるのかっていう研究がどんどん進んでいる中で、宇宙の初期の初期、例えば8億年とか10億年とかっていうような経ったタイミングで、
すでにその超巨大なブラックホールができているっていう観測例が出始めていたんですよね。
ただ、ブラックホールって最初できた時は、星の例えば10倍とかだったとしたら、そこから何万倍とか何千倍何万倍何十万倍っていうところに成長するためには、
例えばブラックホール同士が合体するとか、あとは周りにあるものをどんどん吸い込んでいって、より重くなっていく。
で、そうすると重力も強くなるから、ブラックホールとしては超巨大なものになっていくっていうような過程があると思うんですが、
そこに、つまり宇宙ができて10億年ぐらいのすごく短いスパン、宇宙にとって10億年は短いんですよ。
っていうようなタイミングでできたブラックホール、超巨大なブラックホールって何でできたのかっていうところが謎だったんですね。
つまり、世界中の天文学者が知りたかったのは、宇宙の初期で太陽の何億倍っていう大きさの超巨大なブラックホールが発見されたけど、
それが作られている過程っていうのが全くわからない。
138億年前にビッグバンができて、そこの初期の数億年のタイミングで超巨大なブラックホールができるこの間の過程がわからないとされていたんですが、
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今回、観測的な研究で、そこの間に位置するであろう成長過程の、もうどんどんどんどん重くなっているであろうブラックホールが発見されたというのが今回の研究ですね。
こういう、もう発見したっていうだけの大事件みたいなイメージなので、ネイチャーにも取り上げられたっていうような形になってます。
で、これっていうのは、今ブラックホールが星がたくさんできるような雲の中にいて、そのブラックホールがいることによって周りの星をどんどん、もうできたタイミングがどんどん吸い込んでいくみたいな、
っていう形をして、今急成長遂げているブラックホールが実際に見つかったっていうところなんですね。
なので、これから宇宙の初期で見つかるブラックホールっていうところに、意味を見出し始める研究者たちっていうのがどんどん増えてきて、
で、あとは例えば12月に打ち上げた、ジェームスウェップ宇宙望遠鏡ってよく聞きますよね。
あれで遠くを見れるようになったら、そういう天体がもっとたくさん見つかるとか、その天体に対してもっとより詳細な観測、
つまり、例えばどういう天体なのかとか、どのぐらいのペースで星を吸い込んでいるのか、なんていうところも分かってくる可能性があるというところで、
これからどんどん始まっていく研究分野が、今まさに誕生したというところで、宇宙初期の超巨大なブラックホールっていうのは今後注目かなと思っております。
ということで今回は、宇宙の初期、大体宇宙ができて7億年ぐらいのタイミングで見つかった超巨大なブラックホールの成長過程のお話をさせていただきました。
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ちゃんちゃんつぶやいていただけたら嬉しいです。
冒頭でお話ししましたが、5月1日からSpotifyの独占配信に切り替わります。
引き続き無料で聞けますので、Spotifyのアプリをダウンロードしていただいて、最新話を聞いていただけたら嬉しいです。
それではまた明日お会いしましょう。さようなら。
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