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今回は、宇宙タイムマシーン、コストコについて紹介していきたいと思っております。
もうこの名前のパンチだけで、今日は選んだと言っても過言ではないような内容になってるんですが、
今回、タイムマシーンとして紹介している具体的な内容としては、
宇宙空間が始まった時から現在まで、
そういった中で、ある領域の星っていうのは、どういう風に進化してきたのか、
っていうところを、シミュレーションで、そして計算の数値のシミュレーションだけじゃなくて、
そこに観測データも付け合わせることによって、
よりリアルに宇宙空間を、宇宙ができた瞬間から現在までっていうところの、
だいたい100億年以上の、そんな歴史っていうのを、シミュレーションで一気に再現することに成功した。
こんなお話をしていきたいと思っておりますので、ぜひ最後までお付き合いください。
3、2、1、イギネション
佐々木亮の宇宙話
2022年6月23日始まりました佐々木亮の宇宙話
このチャンネルでは、1日10分宇宙時間をテーマに、最新の宇宙トピックスをお届けしております。
ということで、本日でエピソード624話目を迎えるというところで、
今日はツイッターのスペースは公開しておりません。
というのも、収録のタイミングがものすごく夜中になってしまったので、
あんまり聞く人もいないかなというところで、一人細々と撮っている状況になっております。
で、なんでこんな時間になってしまったのか、今だいたい1時とか1時半とか、
そのぐらいの時間になってるわけなんですけど、じゃあなんでこの時間になってしまってるかというと、
6月22日、この放送の1日前ですね、の夜にポッドキャストのイベントが行われてたんですね。
今回は僕の友人のコンさん、ポッドキャストができるまでっていうチャンネルをやられてるコンさんですね。
所属がピトパっていう制作会社になってるんですけど、
その会社が主催で、ポッドキャスト総研の野村さんとしだらさんをお迎えして、
企業がどうやってポッドキャストを利用していくべきかっていうようなところの視点でお話しされるイベントがあったんですね。
で、友人からの誘いなので、これは行くしかないだろうというところで参加させていただいて、
で、そこで参加者もどれぐらいいたんだろう、20とか30とかいたのかなっていう、
で、しかもTwitterのスペースも開いてたんで、もしかしたらこのポッドキャスト聞いてる方でも聞いてた方はいるんじゃないかなと思うんですけど、
そんな中で、現地の参加者は全員ポッドキャスト配信者だったみたいなところのすごい純度の中で、
企業がどうやってポッドキャストを使っていくべきなのかとかっていう話がされてて、
いや、こんな面白い話あるかなっていう。
最近、僕も会社とか団体とかがポッドキャストを作っていくにはどうすればいいんだろうみたいなところを結構模索してる段階だったので、
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非常に参考になる話だなっていうところで、なかなか面白いイベントでした。
で、しかも今ですね、ゲストに来たお二人、野村さんとしだらさんがやってるポッドキャスト総研の番組では、
僕のコラボ会が3回にわたって放送されていて、今2回目まで公開されている状況になるのかなっていうところで、
なってるので、概要欄に貼っておくので、ぜひ僕のコラボ会の方、聞きに行っていただきたいんですが、
そんな中で実際にお会いして、しだらさんとは次回公開されるであろう宇宙話とうまくWeb3みたいなNFTとかっていうのをかけて、
なんか面白いことできないかなっていう話だったり、僕の本業の話とか色々してて、
あとは野村さんと話した時には、今日このイベントの後あれだねみたいな、お互い毎日配信あるけど頑張ろうねみたいな感じでお別れしたので、
きっと僕と同じようにどんなに眠くても目をこすりながら毎日配信を続けていることでしょうというところで、
今日は野村さんと一緒に頑張ってると勝手に思いながらPodcastの収録をしているというような状況になっております。
そんな感じでなかなか面白いイベントだったなというところで、
今日の本題に行きたいと思います。全然落ちなくて申し訳ないですね。
今日の本題はコストコと呼ばれるタイムマシンのお話をしていきます。
これはもう完全にタイトル詐欺です。詐欺ではないんですけど、
結構今回話そうとしていることをギュッと端的にまとめると、コストコという名のタイムマシンになってしまうんですよ。
で、どういうことか。タイムマシンっていうところのキーワードからお話しすると、
今回は数値シミュレーションを行うそのシミュレーターのことをタイムマシンというふうに表現しております。
で、なんでこれをタイムマシンと呼んでいるかというとですね、
宇宙空間っていうのは、宇宙ができてから今現在137億年経っているというふうに言われていて、
その宇宙ができた初期の状況から今現在まで宇宙空間がどういうふうに進化を遂げてきたのか、
そういったところを数値シミュレーションしようっていうところで、過去から現在までのすべての姿っていうのをパソコン上に再現してあげようっていうところが今回の研究のテーマになっている。
そういったところからタイムマシンという表現を使わせていただいております。
そういった研究って実は今までも何度か行われてきていたんですが、今回発表された研究が一体どういうふうに新しいのかっていうと、
今回の研究は実際の観測を元にしている。
なんなら実際の観測と合わないような結果っていうのはすべて間違っているぐらいの勢いで判断している。
そんな状況になっています。
具体的には今現在、天文学者が観測できているデータでものすごく情報量が豊富なものの中に110億光年先の宇宙の姿っていうのが存在するんですね。
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つまり110億光年先ってことは110億年前の宇宙を見ているというような状況になるので、
宇宙全体の年齢が137億年だとすると、だいたい27億歳の状態の宇宙を観測できているというような状況になるんですね。
じゃあこういった27億年経った宇宙、今から見ると110億光年前の宇宙の姿っていうのを一種正解データみたいな形に置いて、
じゃあ宇宙の初期から今現在までどうやって宇宙が進化していくのか。宇宙の中にある大規模構造と呼ばれるガスとか塵だったりの偏り、そしてその中でできる星の塊。
で、星の塊っていうのは銀河だったりいうふうに呼んだりするんですけど、そういった銀河がどうやって集まってるかなんていうところをひっくるめて大規模構造というふうに呼んだりするんですが、
それがどうやって137億年で進化してきたのかっていうのを中間地点の27億年目の観測データに沿うようにシミュレーションをしてあげたというのが今回の研究結果の非常に新しい部分。
過去はこういった実際の観測データっていうのを用いずに、なんとなく合ってるから大丈夫だよねみたいな感じでザクッとやっていたところを、いや、観測データをしっかり使いましょうと。
ここをクリアできてなかったら今回のシミュレーターはダメですというようなところの思想で今回研究を行い、その結果ですね、137億年という長い歴史の宇宙空間をある一部再現することに成功したというような状況になってます。
このシミュレーターのことを今回なぜこんな名前をつけたのか、コストコというふうに呼んでいるんですね。
このシミュレーションの中で今回新たにどういうことがわかったのか、その宇宙の歴史、宇宙がどうやって進化してくるかっていうところが明らかになったことに加えて、
今回観測してた領域の中に私たちが住むこの天の川銀河、ちょっと前に中心のブラックホールの写真が撮れたみたいな話をしてたと思うんですけど、非常に重いんですね。
この天の川銀河よりもさらに5000倍も重い、そんな5000倍も重い質量を持つ銀河っていうのがどんどんどんどん成長していくというようなところが今回明らかになったというところで、
今回のこの話っていうのは、宇宙空間全体をシミュレーションするだけじゃなくて、宇宙の中にあるものすごく大きい天文学的な数字ですね、天の川銀河に対して5000倍も重い銀河だったりとか、
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あとはそもそもの137億年の歴史をすべて数値シミュレーションによって判断することができるようになった。そしてそれは実際の観測データに基づいているからこそより正確であるというような状況が明らかになったので、
今後は、今回はある一部の宇宙の空間を再現しただけだったんですが、じゃあ宇宙全体がどうやって進化してきたのかっていうところの数値シミュレーションまで発展していく、非常に面白い研究の流れができてくるんじゃないかなと思うので、今後もこういった話はどんどん紹介していきたいと思っております。
ということで、今回はかなりキャッチーな話題、コストコという名のタイムマシンという話題でお話しさせていただきました。今回の話も面白いなと思ったらお手元のSpotifyアプリでフォロー、そしてフォローボタンの横にあるレビュー、ぜひよろしくお願いいたします。
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それではまた明日お会いしましょう。さよなら。