00:00
今回は、ノルウェーにオーロラが発生したことを、一瞬で検知できる新たなAIが開発された、
そんなお話をしていきたいと思っております。
オーロラが発生するっていうのは、宇宙天気っていうワードで、このポッドキャストでも何度か話している、
太陽フレアが原因になっていたりするというところに対して、
AIの画像解析の技術を用いて、リアルタイムでオーロラがいつ発生したのか、
そんなところから、現地の人の観測だったりとか、あとは科学的なところに貢献していく、
そんな研究になってますので、ぜひ最後までお付き合いください。
2022年6月24日、始まりました、佐々木亮の宇宙話。
このチャンネルでは 1日10分宇宙時間をテーマに 最新の宇宙トピックスをお届けしております
ということで 本日のテーマになります
本日のテーマは AIによってモルウェーのオーロラの発生を リアルタイムで検出することができるようになった
そんなお話をしていきたいと思っております
今回紹介するこの研究については いろいろと僕が今までやってきた研究だったり
あとは宇宙話で話してきたような内容と 結構リンクする部分があるなと思ってのピックアップになっております
今回のワードで注目されるのは AI ディープラーニングと呼ばれる技術
そしてオーロラの検出 そしてそこをなぜ発生させるのかという 太陽フレアに関するお話というところの3つが
キーワードになってくるかなというふうに思ってるんですね
今回紹介するのは オーロラをリアルタイムで検出する方法というところになってます
オーロラがまずどうやってできるのかっていうところ これよく北欧だったりとか寒い地域に行くと見れる現象っていうイメージが皆さんあると思います
特に旅行の新婚旅行とか そういったところでロマンチックな風景見つつみたいなところで
一種 運任せな旅行として そのネタとして オーロラの観測っていうところがあったと思うんですが
そのオーロラ どうやってできるのかっていうと これは数日前に話題になった太陽フレアと呼ばれる
太陽の表面で起こる爆発現象 これが大きく関わってきます
特にこのオーロラの発生っていうのは 太陽フレアの文脈で語られる宇宙天気っていうところと密接に関わっていて
なぜオーロラができるのか これは太陽フレアが発生して その発生した太陽フレアから飛ばされてきた太陽の物質
電気を帯びた物質みたいなのをドバーッと吐き出すんですが その吐き出した太陽の物質が地球の大気と相互作用を起こして
その相互作用の結果 上空がキラキラと輝くみたいな そんな文脈でオーロラっていうのが発生するんですね
03:07
そういったところで 一種 この太陽の活動性が そのまま反映されている現象といっても過言ではないと
これなので オーロラの規模 明るさだったりとか 見れる範囲みたいなところっていうのは
太陽フレアの規模によって大きく変わってくると 具体的には超巨大な太陽フレアが発生すると
地球に対して与える影響もものすごく大きくなっていくので その結果 例えば昔の書物の中では
日本の京都でオーロラが見えた なんていう話もあったり あとは2010何年とか
16年17年とかかなに 太陽の巨大フレアが発生した時に 夏場 オーロラが北海道の空でも見えた
なんていうところもあったりして その巨大な太陽フレアが発生することによって
いろんな場所でオーロラが観測できるようになる なんていう現象も発生するんですね
ただ 規模が小さかったりとかすると やっぱり北欧だったりとかっていうところでしか見れないっていうのが
このオーロラの特性になっていて じゃあ 今回はどういう研究なのかっていうと
ノルウェーのトロムソという地域で発生するオーロラを リアルタイムで検知する方法を編み出したという研究ですね
具体的にどうやってやっていくのかっていうと オーロラっていうのは画像で綺麗にキラキラと波打って
光のカーテンなんていうふうに見えたりするんですが 写真に綺麗に映らなかったりとか
これはオーロラなのかどうなのか みたいなところの判断がつかないものがあったりする
あとは ものすごく暗くて 写真で頑張って撮れば見えるけど 肉眼では見えないみたいな
そういったところの 結構 敷地が曖昧だったりしてたんですね
それに対して じゃあ ここでオーロラが発生してるぞっていう リアルタイムで観測してる画像に対して
リアルタイムで分析をかけてあげて オーロラが発生しているのかどうかっていうのを
AIで検知するっていう方法を編み出したという 研究結果になってますね
これをどうやってやったのかっていうと AIを使ってものを検知するっていう方法には
大量のデータが必要になります
今回の場合でいうと 2011年の9月以降に撮影された
オーロラの観測画像553枚っていうところを 実際のAIに読み込ませて
これがオーロラの画像 これがオーロラが発生していない時の画像 っていう風な感じで
機械にどんどんその記憶を くっつけさせていってあげるんですね
553万枚もあると これはもうかなり高精度の
AI検出器っていうのが作ることができるという 僕も普段データサイエンスっていう
06:02
こういうAIを使って何か数値予測をするだったりとか 顧客分析をするみたいな仕事をしてるので
553万枚もあれば十分だろうというようなところですね
それによって今回 ノルウェーのトロムソと呼ばれる地域のオーロラを
実際にリアルタイムで検知 そしてそれを世界中に通知するシステムっていうのを
作成することに成功したというところになります
この実際のリアルタイム検出のシステムによって 例えばオーロラ観光に最も最適なシーズンを
知ることができたりとか あとは市民が科学的なところの観測に取り組むだったり
あとは世界中でオーロラを観測している 観測とか研究をしてる研究者っていうのはたくさんいるので
そういった研究者に対して 今 ここでオーロラが出てるよみたいな
どんな感じの色でとかっていうところまで もしかしたら伝えられるんじゃないかなというようなところになってます
今回はですね ノルウェーのトロムソっていうところの 地域限定のお話になってましたが
世界中 いろんなところに上空を撮る写真 カメラとかっていうのがくっついている
そんな時代になってきているので 各地域でそういったオーロラの観測の事例っていうのを
どんどん貯めていって このAIっていうのを汎用化させていく
どこでも使えるようにさせていくと 世界中でリアルタイムに今どこでオーロラが見えてる
なんていうところをお知らせしてくれる 巨大なシステムっていうのができるんじゃないかなというふうに
期待しております ということで 今回は太陽フレアによって発生するオーロラ
これについてリアルタイムの検知技術が AIによって発達してきたというお話をしていきました
はい ということでですね このポッドキャスト いつも聞いてくださってる方は
親と思ったかもしれませんが いつもは冒頭で自分の近況報告とかをさせていただいてるんですね
ただ この近況報告をちょっと後ろ倒しにしてみようというところで
今回は新たな取り組みとして 今 このタイミングで近況報告を挟ませていただこうかなというところになってます
で なんでこんな感じになったかっていうと まさに今日ですね
今 収録してるのが6月23日の夜23時半になるんですけど
今日23日のお昼ですね Spotifyの担当してくださってる方とミーティングして
今後どうやって伸ばしていきましょうね みたいな話をしてた時に
客観的な視点でいろんな意見をくれるんですよ
その中で 近況報告後ろにしてみようとか いろんな案とか出て
あとは いつもと比べて最初のサマリーの部分 まとめの部分もちょっと短かったんじゃないかなと思うんですね
感覚的には それも1分ぐらい話してたのを 30秒ちょっととかにしてみましょうみたいな話とかで
今日からちょっとずつマイナーチェンジマイナーチェンジで やっていこうかなというふうに思ってます
09:03
で これも僕 いっつも1人でずっとポッドキャストを撮ってきて
あんまり客観的な視点で見ることができてなかったっていう すごい反省点はあるなと思いつつ
孤独な戦いだったわけですね
そんなところで Spotifyの独占配信に切り替わって
Spotifyの人が客観的な意見を僕にぶつけてくれて
それによってどんどん番組改善していけるっていうのは 非常に面白い流れなんじゃないかなというふうに思っているので
こういうふうな感じで より聞いてくださっている皆さんが
宇宙に対して貪欲に取り組んでいけるだったりとか 面白いと思ってくれるように番組の構成もどんどんブラッシュアップしていこうと思ってますので
引き続き応援していただけたら嬉しいです
ということで 僕も暗中模索というか いろんな方法を試しているので
このチャレンジの様子 ぜひ今後もチェックしていただけたら嬉しいなというところで
もし今回の話も面白いなと思ったら お手元のSpotifyアプリでフォロー
そしてフォローボタンの横にレビューですね していただけたら非常に嬉しいです
番組の感想や宇宙に関する質問については Twitterのハッシュタグ宇宙話
またはSpotifyアプリの下 スライドしていただけるとQ&Aコーナーがありますので
そちらからにゃんにゃん質問だったり 感想をつぶやいていただけたら嬉しいです
それではまた明日お会いしましょう さようなら