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はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。こちらのチャンネルでは、天文学で博士号を取得した私が、毎日最新の宇宙ニュースをお届けしております。
この放送は、ゆうみんさんの提供でお送りしております。ゆうみんさんどうもありがとうございます。
冒頭で読んでいるこちらのスポンサー枠については、オンラインショップ天文屋で販売しております。
興味がある方はぜひ概要欄のリンクからか、天文屋スペースベースで検索してみてください。よろしくお願いいたします。
ということでですね、早速今日の本題のお話から先にしていこうと思います。
今日の本題はですね、火星の衛星が実はもともと1つの星だったんじゃないかっていうようなお話をしていきたいと思いますね。
こちらも最近出た論文から引っ張ってきた研究結果になっていて、私たちの地球には月っていう衛星があるじゃないですか。
それと同じ感じで火星にもそういう衛星と呼ばれるものがあるんですね。
その中でも有名なのがフォボスとダイモスと呼ばれる2つの衛星です。
この2つが火星の周りをぐるぐる回っているわけなんですけど、それがどうやってできたのかっていうところが実はまだ明らかになっていなかったりするんですね。
今回はそのフォボスとダイモスっていう2つの衛星がぐるぐる回っている軌道を計算してあげたところ、
実は昔同じ星だったんじゃないかっていうお話が出てきたので、今回はそちらについて紹介していきたいと思いますので、ぜひ最後までお付き合いください。
よろしくお願いいたします。
ということで早速今日の毎日恒例の近況報告というか活動報告になりますが、
今までの宇宙話のテンション感とは全く違うような感じでお届けしたので、正直言うとちょっと不安だった部分はかなり大きかったんですが、
いつも真面目モードだった分、ちょっとテンション高めでお送りしたっていう感じでした。
ただチャランポランなことを言ってたような気もするんですが、宇宙の研究をずっとやってきたっていうのは本当ですし、
今まで研究をガーッと真面目にやってきて、その知識と、
新しく出た論文とかそういったところから、このポッドキャストの中身とかをお話しさせていただいているので、
中身のネタについてはご安心していただければなと思います。
そんな適当な言葉でお話しさせていただきたいと思います。
本日のフォローを挟みながら、これからもぜひ聞いていただければ嬉しいかなと思っているところです。
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今月に入ってから、こういうコラボ配信っていうのをコンスタントにやってきて、
こういったコラボ配信の中で、
今回の俺たちライブズマターのが一応ポッドキャストコラボとしては、この毎週やっている中では初めてみたいな感じになっているんですよね。
これからは、ポッドキャストをやられている方々とのコラボレーションももうちょい増やしていきたいですし、
あとは、実際に天文の研究をして、
いろいろ企画しておりますので、ぜひ今後もコラボ企画、週末コラボ企画っていうところはお楽しみにしておいていただけると嬉しいかなと思っております。
そんな感じで、これからもいろんな方を呼んで、このポッドキャストチャンネル、飽きられないように頑張っていきたいと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。
今日はですね、YouTube の動画も更新したので、もしよかったら聞いてみてください。
なんかこのポッドキャストで一応話した内容とかも含まれるんですけど、
これからの動画についてはですね、
なんかやっぱ見ぶり、手ぶりがあったり、画像がついてたりするだけでわかる部分もあったりすると思うので、復習がてらというか、画面を見ながらの方がいいなーなんていう方は、
YouTube の方も覗いてみてくれると嬉しいです。
ということで、今日の本題に入っていきたいと思います。
今日の本題は、火星の衛星、フォボスとダイモスという星が、実はもともと、
フォボスとダイモスという星が、
正直冒頭のあらすじみたいなので、ほとんどお話ししてしまったので、どこまで特別なのかというと、
これからの動画についてはですね、
フォボスとダイモスという星が、
フォボスとダイモスという星が、
フォボスとダイモスという星が、
あらすじみたいなので、ほとんどお話ししてしまったので、どこまで特別なのかというところは、
特別というか、新しい話があるかというところは、微妙なところではあるんですけど、
いろいろ補助知識とかっていうところを踏まえてお話ししていければと思います。
で、火星の周りにはフォボスとダイモスと呼ばれる2つの衛星があります。
この衛星っていうのは、
惑星の周りを回っているもの、これが衛星ですね。
太陽系っていうのは、太陽っていう真ん中の中心の光線っていうのがあって、
それの周りを回っている地球とか火星とか、こういうのを惑星って呼びますね。
それを惑星の周りを回っているもの、
今回お話しするフォボスとかダイモスとかもそうですし、
地球にとっての月とか、こういうのもいわゆる衛星というふうに言われます。
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なので、地球の周りを回る人工物のことを人工衛星って呼んだりするわけですね。
そんな感じで、今回は火星の周りを回る衛星、フォボスとダイモスっていうところに注目していきます。
これ2つ、実はまだ正体がなかなかわかっていない不思議な衛星ではありつつも、
この中にはいろいろ小惑星の探査とかの目的と同じように、
太陽系ができた時の歴史なんていうのも刻まれている可能性があったりするというところで、
将来的なJAXAとかNASAとかそういうところが目指す将来的な理学研究、
天文学の研究っていうところの視野にも入っている。
実際に行って物質を取ってきて調査するっていうようなところまで視野に入っているような注目の星、
それがフォボスとダイモスと呼ばれるものですね。
この2つ、結構大きさ的にもかなり小さいんですね。
どのぐらいかっていうと、フォボスが22km、
ダイモスに至っては12kmぐらいっていう感じなんですよ。
これピンとこないかもしれないので、比較で出すとすると月は3500mですね。
3500mだったりするので、3500kmか。
3500kmですね、ごめんなさい。3500mはちっちゃすぎますね。
今回のフォボスが22km、月っていうのは3500kmっていうような感じで、
全然違う大きさになっているというような感じで、非常にちっちゃいということがわかると思います。
そんな感じで火星の周りを回っているこの2つの衛星なんですけど、
結構きれいな円を描いて回っていると。
このきれいに回っている円って実はこれ結構宇宙の中では不自然な回り方なんですね。
というのも他の太陽系とかもそうですけど、
軌道ってそんなにまんまるではなくて結構楕円になっていたりするっていうのが多かったりするんですけど、
この火星の衛星についてはほぼきれいな丸を描いているというところで不思議がられていた天体でもありました。
今回この研究の本題でいうと、
このフォボスとダイモスって呼ばれる2つの星のぐるぐる回っている軌道っていうのをパソコンを使って計算してあげる。
しかもこれを今回っている情報から何億年も前まで計算して、
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その当時どこをどういうふうに回っていたのかなんていうところのお話までしていこうっていうのが今回の研究でしたね。
まんまるに回っているんだったらずっとまんまるなんじゃないのかと思う方もいるかもしれませんが、
以前話した土星の輪っかとかっていう話ですね。
土星の周りを回っている衛星も1年間にわずか11センチっていう大きさですけど、それだけ星から離れていっていると。
それのせいで土星の傾きが変わっているなんていう話もしましたけど、
そんな感じで何億年っていうレベルで見るとやっぱり星の軌道っていうのも少しずつずれていっているわけなんですね。
そういうところをコンピューターのシミュレーション、コンピューターで計算してあげて、
過去10億年前とか20億年前ってどうなってたんだろうっていうようなお話を掘り下げていったんですね。
そうすると今回計算の結果、大体10億年から27億年前にこの2つ、フォボスとダイモスと呼ばれる2つの星が、
ある1点で軌道がくっつくと、つまり重なるところが見つかったんですね。
そうなると、もしある地点で1回お互いの星が重なるってことは、そこでお互いがぶつかっている可能性があるんですね。
ただ、もともとあってそれがぶつかったというよりは、今回の研究結果でいうと、
1つ回っていた火星にとっての月みたいなやつに対して、何か他の天体が衝突して2つに破壊したというような状況なんじゃないかっていうのが、
今回の研究で指摘されているところなんですね。
なので、これが実際にどうなのかっていうところ、きっと今後いろいろ調べられるわけなんですよ。
例えば、2020年から2030年にかけて、このゲートウェイと呼ばれる月回りの宇宙ステーションみたいなところができ、
月面利用で他の火星とかの探査っていうところがどんどん進んでいくっていう計画の中で、
火星の衛星からJAXAは物質を引っ張ってくるサンプルリターンの計画を立てていたりだとかっていうところで、
結構この今後10年ぐらいで火星の衛星については直接調べられる機会がきっとやってくるわけなんですね。
そうなった時に、例えば両方から同じように物質を引っ張ってきて調べてみて、
全く同じ物質だったら、これはもう完全にもともと同じ1つだったっていうことが言えるというような感じで、
今後の直接的な観測、実際に物を持って帰ってくるような研究によって、
新しい知見が広がっていく可能性がある、かなり未来に向かって面白くなってきそうだなっていうお話をさせていただきました。
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