00:05
始まりました、佐々木亮の宇宙話。
こちらのチャンネルでは、天文学で博士号を取得した私が、毎日最新の宇宙ニュースをお届けしております。
この放送は、甲府市石川治療院さんの提供でお送りしております。
甲府市石川治療院さん、どうもありがとうございます。
冒頭で読んでいるこちらのスポンサー枠については、オンラインショップ天文屋で販売してますので、
興味がある方は是非、天文やスペースベースで検索してみてください。よろしくお願いします。
ということで、早速今日の本題に入っていきたいと思うんですが、
今日の本題は、太陽系から外された冥王星っていうのは、一体どんな星なのかっていうようなお話をしていきたいと思います。
後で近況報告の部分でも話そうと思っている内容なんですけど、
今日はですね、科学系のポッドキャストの中でも、
この宇宙のポッドキャストをやっているコペテンナイトという番組のお二人ですね、
まことさんとみぞうさんのお二人とコラボ収録っていうのをしてきたんですね。
まことさんが大学で惑星科学を専攻していて、
惑星についてのお話をいろいろしてもらった中で、冥王星の話題が出てきたので、
今日はそこではあまり冥王星の説明触れなかったので、
そんな冥王星のお話で、結構前に太陽系から外されたよね、なんていう話をしながら、
話が進んでいったので、今回はそちらを紹介していきたいなと思っているところでございます。
ということで、今もう半分近況報告入ったんですけど、
今日は毎日恒例なのでやっておきますね。
今日は今収録しているこのポッドキャストの前に、
ポッドキャストチャンネルコペテンナイトという番組のお二人とコラボ収録をしておりました。
そのお二人との収録がすごい楽しかったので、今日は結構喋りやすいなっていう感じですね。
どんな話したかっていうと、2日に分けて来週の土日で公開する予定なんですけど、
1日目がまことさん、宇宙、惑星科学っていう、火星とか土星とかそういう惑星あるじゃないですか、
そういうのの研究とかをいろいろしているまことさんに、
惑星科学についてのお話をレクチャーしてもらうみたいな感じですね。
2つ目はお二人がどうやってポッドキャストを始めたのかなんていう話だったりとか、
ちょっと宇宙の話も含んでたりとかっていうような感じの展開になってます。
そんな中で惑星の話をしてて、このポッドキャストでも1回話題になったんですけど、
03:06
太陽系の惑星の数え方。
これ、水、金、地下、木、土、天、海なんですよね。
今は冥王星が一番外側になくて、でも年代によって実はこれが冥王星が入ってる人もいて、
入ってない人もいてっていうのが二周してるんですよね。
今のすごい若い子たちは冥王星が入ってない状態で覚えてるけど、
僕とかコペテンナイトのお二人もそうだったみたいなんですけど、
水、金、地下、木、土、天、海、冥で覚えていたと。
これがさらに上の世代になるとまた冥王星が入ってない覚え方で覚えてた方もいたとか、
いなかったとかっていう話してて、そういえば冥王星の話ってしてなかったなと思ったので、
今回その話をしていこうと思ってるんですね。
このお二人とのポッドキャストのコラボ収録は、やっぱお互いポッドキャストやってる、
しかも科学系で、しかも宇宙系というところで、
共通する部分があるというか、やっぱり熱量が一緒というか、
そういうところのマッチの仕具合が半端じゃなくて、
変な言葉を使いかけてすみませんね。
そんな感じで結構相性が良かったので、すごく楽しく収録を進めることができました。
そこら辺の他のポッドキャストの方がどういう姿勢で宇宙のやつをやってるのかというのが気になる方は、
ぜひ来週のポッドキャストのコラボ聞いていただけたら嬉しいです。
そんなこんなで、今日はコラボ収録やってたので、3本目の収録、
昨日は4本収録してますからね。
FMラジオ含めて4本、今日は3本っていう、
もうなかなかストリックに頑張っておりますが、
今日もしっかり宇宙のお話ししていきたいと思います。
それでは早速本題に入っていきましょう。
今日の本題は、
冥王星っていうのはなぜ太陽系から抜けてしまったのかというお話をさせていただきたいと思います。
これ、どうですかね、
皆さんの世代的に太陽系から冥王星がいなくなったっていうところのお話を、
すごい新鮮に感じる方だったりとか、
もしかしたらそれがないのが当たり前で過ごしている方もいるかもしれませんが、
そんなこんなで冥王星について今回は紹介していくんですね。
冥王星って今じゃあ太陽系の惑星じゃなくなったら、
どんな扱いになってるかというと、
これ、準惑星と呼ばれるような名前が付けられてます。
カテゴリー分けがされてるわけですね。
準惑星っていうぐらいだから、
準備の順に惑星ですね。
なので、サブカテゴリーというか、
06:01
惑星っぽいよね、みたいな扱い方になってしまってるんですね。
冥王星ってどんな星なのかっていうと、
地球からだと約50億キロとか離れてるんですよ。
とにかくめちゃめちゃ遠いと。
太陽系の昔は一番端っこの星としてずっと居座っていたものですね。
望遠鏡、基本的には望遠鏡とかを使わないと見えない。
これは自分で光っているわけでもないので、
火星とかそういう近い距離にあるものではないっていうところで、
やっぱり望遠鏡を使って発見していくっていうようなものになってます。
これ最初、太陽系として扱われるようになったとか、
そもそも冥王星に注目された理由っていうのは、
もともと発見された当初っていうのは、
いろいろな計算の結果、
地球と同じぐらいの大きさだと思われていたみたいなんですね。
ただ実際に観測手法とか観測機器の発展っていうのが行われた結果、
もうほとんど月より小さいぐらいのすごい小さな惑星だったと。
惑星じゃないんですけども。
そんな星だったというようなことですね。
プラスして、それ自体の大きさもそうだし、
重さとかっていうところが、
なかなか他の惑星と並べるにはちょっと不十分なんじゃないかなっていう部分があったみたいです。
こんな星座とか、彗星とか、惑星とか、
そういうのを監測してる会議があるんですね。
IAUだったかな。
IAUっていうところがあって、
そこが冥王星を太陽系ではないと結論付けて、
何年か前に太陽系から外されたんですけど、
この時の基準としては3つあったみたいなんですね。
冥王星と他の惑星を区切る要因みたいな、
敷地みたいなのがあって、
1つは太陽の周りを常に同じ軌道で回っているっていうところ。
ここは冥王星もクリアしていたんですね。
あとは十分に大きくて、
自分の重力によってほぼ球体を保っていることっていうところ。
これも冥王星自体も丸い星なので、そこは大丈夫です。
問題の3つ目が軌道の近く、
ぐるぐる太陽の周りを回ってる軌道の近くに、
衛星以外の星がないと。
これ、結構ピンとこない方いると思うんですよね。
しかもこれが冥王星が太陽系から落ち込んだ理由の1つになってると。
09:04
これ、ちゃんとした大きい星だった場合、
軌道をぐるぐる太陽の周りをぐるぐる回ってると、
自身の重力、十分大きい星だと、
自身の重力で小さい星を引き寄せたり遠ざけたりすることができる。
一方で冥王星っていうのはすごい小さいので、
重力もなかなか強くなくて、
周りの星に影響を与えるようなものではないというようなところから、
冥王星っていうのは地球とか火星とかと並べられるような、
そんな立派な惑星じゃありませんね。
なので太陽系から退いてくださいというような感じで、
かわいそうなことに純惑星っていう新しいカテゴリーに分けられてしまったという感じなんですよね。
こんな歴史があって、太陽系から外されてしまったんですけど、
やっぱりこれを冥王星がないっていう状態が太陽系の正解だと思って、
勉強を始めた人にとっては、
なんでそんな星をわざわざ入れてたの?なんていう話にもなったりするんですけど、
やっぱり今日のコラボ収録で思ったのは、
冥王星の最後、水・金・地下・木・土・天・海・冥って言った方が、
なんとなくリズムいいよねとか、そんな話もあったりします。
そんな感じで、今日はコラボ収録の中で出た冥王星のお話を取り上げさせていただきました。
今日のコラボ収録で、僕の印象に残っている一つ面白かったのが、
惑星の話をいろいろ始めますってなった時に、
水穂さんが、惑星って何?っていう質問からスタートしたんですね。
これの質問って、すごい僕的には素敵な質問だなと思ってて、
多分このポッドキャストチャンネルでも、
いきなり例えば、ブラックホールってあるじゃないですかとか、
あとは、今回みたいに惑星の話をしますとか言ったりしても、
そもそも宇宙にもともと興味がない人とか、宇宙のことあんまり知らないっていう人は、
そこに、ブラックホールがそもそも何かわからないというような話が出たりするというところを、
再認識させられた、すごい自分の配信にもきっと今後役立つだろうなっていう、
楽しかっただけじゃなくて学びもあるコラボ収録になってました。
なので興味がある方は、必ず来週のコペテンナイトとのコラボ配信っていうのは、
ぜひ聴いていただけたら嬉しいと思っております。
そんなこんなで、今日は冥王星についてお話しさせていただきました。
12:02
今回の話も面白いなと思ったら、お手元のポッドキャストアプリでフォロー、サブスクライブよろしくお願いいたします。
番組の感想や宇宙に関する質問については、ツイッターで募集しております。
ハッシュタグ宇宙話。宇宙が漢字で、話がひらがなになってますので、
じゃんじゃんつぶやいていただけたら嬉しいです。
それではまた明日お会いしましょう。さようなら。