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2020-12-13 15:52

65. 研究者がシフトするべき自由な働き方のハナシ

研究者ってスペシャリストとして活躍するには

専門知識だけでなく、発表や論理的思考力などの周辺スキルも半端ないです。

そしてえげつないほどの成果主義の世界です。

そこで鍛えられた気持ちを少し外に向けるだけで、

自由に働ける世界が広がってると思うんです。


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元記事

【研究者がシフトするべき自由な働き方】

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はい、始まりました佐々木亮の宇宙話。普段国の研究機関で天文学の研究をしている私が、毎日最新の宇宙ニュースをお届けするこちらのポッドキャスト。
今日はですね、ちょっと宇宙から外れて、研究者がシフトすべき自由な働き方っていうようなお話をしていきたいと思います。
これは、研究者って結構やっぱり一つの分野に特化したスペシャリストみたいなイメージがあると思うんですけど、
それを遂行するためには、やっぱり周辺の能力っていうのも非常に重要になってくるので、
個人的にいろんな仕事をさせていただいている中で、そうしたら他の分野にももっとチャレンジできるんじゃないかなって思うようなところが結構あったので、
個人的な意見として、こういうところが研究者をもっと自由に羽ばたいていけるんじゃないかと思っているところを少しお話できればなと思っているところでございます。
今日はとりあえずまず先に恒例の近況報告というか、日々の活動報告になるんですが、
今日は大学に誰もいませんが日曜日なので、それでも白紙論文結構切羽詰まっているので、大学に来て研究をしております。
ようやくですね、やっぱり最後ゴールを意識しながら研究を進めていると、作業の取捨選択みたいなところに結構迫られたりして、
そういうところはどうしても研究者としてはまだ未熟者なわけですから、指導教授の方にアドバイスを伺って、こういうのをやっていけばいいかなみたいな、
自分はこう思うんだけどっていうようなところを話したりして、軌道修正しながら進めたりっていうところをしております。
土曜日、日曜日に関しては、ちょっと自分が気になっていたところの計算の確認だったりとかっていうところで、ちょっと余裕を持って時間が使えるところで、
平日の議論の試合の外のことっていうところをちょっと進められるので、これはこれでいい作業時間だかなと思います。
今は計算も一段落して研究室から帰ろうかなっていうところだったので、ポッドキャストを撮ってから帰ろうというところでございます。
そんな感じで、たぶんあと1ヶ月、1月の末ぐらいまでは毎日特に予定も入れられなく、研究ばかりをしてどうにか博士号を取得しにいこうというところですね。
バランスとかワークライフバランスとか言ってられないぐらい、とりあえずパツパツですというところだけお伝えしていければいいと思います。
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ということで、今日は研究者がシフトするべき自由な働き方っていうタイトルでお話ししていきますね。
最初にもお話しした通り、研究者って一つのプロフェッショナルとして働く上で、その周辺につく能力であったりとか気持ち、心構えみたいなところっていうのが結構、もっと外に向けてもいいスキルってあるんじゃないかなって思っているので、
そこら辺をちょっと実体験をもとに書いていければいい、話していければいいかなと思っているところでございます。
自由な働き方みたいな言ってるんですけど、ここで言う自由な働き方みたいなのは、一つの場所とか仕事の内容っていうのにとらわれないし、
組織の中っていうよりももっと個人の名前とかで仕事していくみたいなところっていうのはいいんじゃないかなっていう意味での自由な働き方ですね。
こういうふうに他のところで仕事をするっていうところに関しては、自分は今、国の研究機関で天文学の研究をやらせていただいていると、お給料をもらいながらやらせていただいている中で、
その他方でAIのエンジニアリングっていうのをフリーランスでやらせていただいたり、あとはもうちょっと前にはですね、
ウェブのライティング、記事の編集だったり、執筆っていうところをメインに業務委託で仕事をいただいたりっていうようなところで、
結構いろんなところで実務経験っていうのを積ませていただいたんですね。
その中で、研究者ってそういう働き方向いてるんじゃないかな、フリーランス的な働き方っていうんですかね。
ノマドワーカーみたいな、そんな感じと思ったので、その理由みたいなのっていうのをちょっと皆さんに理解いただければ嬉しいなと思いますね。
で、コロナウイルスとかの影響だったりとか、あとはもう結構昔から、ちょっと前から言われてることだと思うんですけど、
やっぱり働き方ってどんどん変わっていってるじゃないですか。
で、特にこの不況の中で希望退職者っていうのを募っている会社があったりとか、
あとは契約形態を業務委託に変えるみたいな、これは会社側としてもリスクを分散できるっていう意味ですごいいいと。
で、そうなると、やっぱり個人でどうやって仕事を取ってくるのか、
で、自分の名前で仕事が取れるのかみたいなところが重要になってくるわけなんですよね。
で、そんな中、研究者っていうのは、研究をする身の人のことなんですが、
研究って文字の通り、研ぐっていう字と極めるっていう字の組み合わせじゃないですか。
つまりスペシャリストであると。
で、なおかつ、やっぱり今まで見つかってなかったものを人が分かるように論文とか研究の発表っていう形式にして、
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人に伝えるっていうところで仕事をしている、非常にクリエイティビティが高い仕事だと自分は思ってるわけなんですね。
で、こういうふうに創造性が必要な仕事なのに、じゃあ一つのことばっかりやってていいのかなっていうのをちょっと思うんですよ。
で、今っていうのは人工知能とかの最新技術が発達していったりとかで、
で、例えば天文の中でもこのポッドキャストで何回か紹介したように、
AIの技術が入ってきて新しい研究が進んでいるだとか、
っていうところでやっぱり多分野とのマッチングみたいな、
どっちかの技術をどっちかに応用させるみたいなところってやっぱ重要なんですよね。
ただ、やっぱり一つのことに注目ばっかりしていると、
そういう最新技術に疎くなってしまったりとかで、
やっぱり視野を広げておくことって、実は一つの研究を突き進むっていう中でも非常に大事なんじゃないかなと。
で、さらにですね、仕事に対するリスクヘッジみたいなのにも、
やっぱこういう自由に働くっていうところが大事になってくるかなと。
例えば大学行ってた方とかだと、教授クラス、何とか教授とか何とか純教授って呼ばれるような方たちですね。
ああいうのっていうのは、本当に研究者の中のほんのひと握りのヒエラルキのトップみたいな人たちなんです。
で、あの人たちは基本的には就寝雇用みたいな扱いを受けるわけなんですが、
保守徳と呼ばれる白紙家庭を卒業したような人たちで研究をしている人たちっていうのは、
1年とか5年とかっていうような人気付きの仕事っていうのを点々とするっていうのが現状なんですね。
なので、どんなに仕事を順調に渡り歩いていったとしても、
最終的にその教授のような就寝雇用のポジションにつける保証っていうのもないわけなんですよ。
数年おきに就職活動をし続けなければいけないみたいなのが、研究者にはつきまとい続けると。
そうなると、そこ別に決して給料がいいわけでもないんですね。
例えば国内で特例はありますが、基本的にいい額がもらえると言われている部分で、
年収600万円ぐらい、助教の方だったりとかで、一般の研究員みたいな方たちっていうのはもうちょい低かったりします。
今はそんなにスペシャリストなのに、意外とそれぐらいしかもらえないっていうようなところも、
これは感覚のあれだと思うんですけど、個人的にはもっともらっていいんじゃないかなって思うんですね。
だからといって、好きなことを仕事にしているみたいな面も結構強いので、
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この状況が不幸だって言ってるわけではなくて、研究一本でやっていくにはやっぱりちょっとリスキーなんじゃないかなと。
先も見えなければ給料も本当に飛び抜けて高いわけでもない。
そういう時に、研究者がフリーランスの仕事であったりとか、副業とかでいろんなところで仕事をするっていうのを
少し取り入れていくと、この研究に対するモチベーションっていうのも実は結構上がるんじゃないかなと思ってるのが、一応自分の意見ですね。
まず一つに、時間ではなく結果にお金が払われることに慣れてるんですよ。
いわゆる成果主義みたいに言われるもので、研究者の契約っていうのは裁量労働制と呼ばれるものが結構多くて、
ジョブ型雇用とか言われるやつですかね。
時給いくらみたいな換算の仕方ではなくて、研究成果をどんどん残していって、それが認められて契約が更新されていくだったりとか、次の仕事が決まっていくみたいな。
研究者のこの仕事の成果でいうと、やっぱり研究会での発表の一番上に名前があるだとか、論文の第一著者がその人であるとか、
いうところで数字として可視化されていくわけなんですが、成果が。
そうなるとこういうのってフリーランスで仕事されている方も一緒だと思うんですね。
何か仕事を求められて、それを相手が思っているレベル、またはそれ以上で返していくことで評判が上がって、また次の仕事に繋がっていくというところで、
研究者の人たちもそういう環境に慣れているんだから、まず外で仕事してそういう環境に置かれても、いきなり臆することはそこまでないんじゃないかなっていうのが私が思うところですね。
もう一つ2点目が、自分の名前で仕事することに慣れている。
個人の時代だ、個人の時代だって言われる中で、やっぱり例えば自分だったら、佐々木さんは何々だよねみたいな。
佐々木さんはあれができて、あれができてというような括られ方をすると、そのイメージに合った時に仕事がもらえるわけじゃないですか。
業務委託とかの場合。で、それって研究者の人もあの星の専門家だよねとか、例えば天文学で言うとですね。
といった感じで、なおかつ論文というのは結構、論理性が非常に重要で、捏造とかも許されないと。
なおかつ人が見て、その結果を再現できるようなものを発信しなければいけないとかで、結構名前に、自分の名前につきまとう責任感っていうのがかなり大きいんですね。
それは出版物として出るからっていうのがかなり大きいです。なので、そういうところを考えると、その自分の名前で生きていく。
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自分の名前を売っていくっていうところも、研究者はそもそもそれをずっとやり続けている方たちなので、
フリーランスとして働くときに、働くというか仕事を取るだったりとか、今後の仕事につなげていくっていうのを考えたときに、
そこまで精神的に乗り越えなきゃいけない壁っていうのはそこまでないんじゃないかなと思っているのが、
研究者の人たちがもっと自由に働けるんじゃないかなと思っている理由ですね。で、もう一点、これが離れた場所にいる人と仕事をすることに慣れていると。
これどういうことかっていうと、研究をしていると、執筆内容はすべて英語でやることが多くて、
なおかつ結構国際的なプロジェクトの中で働いている方も多いわけですよ。
そうなると、日本国内の別の大学の人だけではなくて、海外の方たちと打ち合わせをするっていうのも頻繁にあって、
そうなると、遠隔で仕事を進めていく。資料を共有してフィードバックをもらって、新しく文章を作り変えたりとかっていう作業っていうのを、
オンライン上で結構スムーズにやるっていう仕事の仕方に慣れているわけなので、そういうところを考えても、
今の時代、特にコロナ禍で人に会えないリモートワークになっている、さらに働き方が変わってきているっていう中で、
研究者は非常にその心持ちいいんじゃないかなと思ってますね。
で、こんな3つの部分が、いわゆるこの研究者の人たちが普段仕事に対して取り組んでいる取り組み方っていうのが、
自由な働き方に非常にマッチしていると思って、自分が推している理由でもあります。
で、そんなことを言っている私はですね、結構こういう研究室っていう職場を軸に自由に働けているなと。
で、研究内容自体は衛星のデータ解析とかなので、基本的にはノートパソコンあればできると。
クラウドにデータがあったりとかでそれを解析すればいいのに。
なので、カフェでやったりとか、あとは違う部屋、家でやったり研究室でやったりっていうのもできると。
で、なおかつ副業でエンジニアリングの仕事をやらせてもらったり、ライターの仕事をさせてもらったりっていうところでも、
やっぱり遠隔で仕事を進めて働きやすいねって言ってもらえるような関係性を築くっていうのも結構スムーズにできたりしたので、
自分より断然優秀な研究をされている方たちっていうのは、どんどんそういうのを見ていけばいいんじゃないかなと個人的には思っています。
そうすることによって収入を安定化させることもできたりとか、
例えば細かい就活をつないでいくときのストレスっていうのを少しでも緩和できるんじゃないかなと思っているところでございます。
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ということで、今日は研究者がシフトするべき自由な働き方っていうようなところで心持ちの部分っていうのを少しお話しさせていただきました。
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