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2021-06-10 12:32

243. 超絶綺麗な木星の衛星「ガニメデ」の写真が公開されたハナシ【ジュノー】

今回は宇宙開発の最新技術7選!にしようと思ってたけど、木星から綺麗な写真が公開されたので、

どうしてもこれの話がしたい。。。ということで急遽木星探査機「ジュノー」と

木星の衛星「ガニメデ」のお話をお届けします!!

※昨日は更新ボタンを押し忘れ朝の後悔になってしまい、申し訳ありません!!うっかりです!!


本日の放送は『よしゆき』さんの提供でお送りしております。


今回僕が書いた宙畑の記事「3Dプリンター、水推進、衛星間光通信……宇宙ビジネスを変革する要素技術7選」はこちら!

https://sorabatake.jp/20746/


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00:05
始まりました、佐々木亮の宇宙話。
こちらのチャンネルでは、天文学で博士号を取得した私が、毎日最新の宇宙ニュースをお届けしております。
この放送は、吉明さんの提供でお送りしております。
吉明さん、どうもありがとうございます。
冒頭で読んでいるこちらのスポンサー枠、オンラインショップ天文屋で販売してますので、興味がある方は概要欄から覗いてみてください。よろしくお願いいたします。
ということで、早速今日の本題、先に紹介しておくんですが、
今日の本題は、すいません、宇宙開発技術の話、1週間ずっとすると言っていたんですけど、
木星からのデータ輸送というところで、木星探査機が撮った木星の衛星ガニメデの画像、これが結構いろんなところで話題になっていたので、
いつでも紹介できる宇宙技術の話は置いておいて、
今日は木星の衛星撮影を成功させたJunoのお話、
というより今回撮られた木星の衛星ガニメデについてのお話、といったところを紹介していきたいと思いますので、
最近のこの木星探査機のニュースとか、昨日今日で見た方いるかと思いますので、
それについての補足だと思って、今日は聞いていただければと思いますので、ぜひ最後までよろしくお願いいたします。
ということで、本題に入る前に毎日恒例の近況報告、活動報告になりますが、
昨日ですね、昨日の収録した分を夜に撮影して、なんと更新ボタンを押すのを忘れるという悲惨な事態で、
結果朝更新することになってしまいました。
ということで、撮っておいたので毎日更新ということにしておいていただけると嬉しいなと。
で、夜のうちに毎回聞いてくれている方はですね、大変申し訳ありませんでした。
心配させてしまったのか、なんで更新しないのかと怒っている方がいたら本当にすみません。
こんな感じで油断しないように、ここまでせっかく続けてきたものなので、
この毎日更新は特に途切らせるつもりもなくやっておりますので、ぜひ毎日聞いていただけたら嬉しいなと思っております。
そんな感じで、昨日の更新はちょっとイレギュラーな感じになってしまいましたが、
今日からまたしっかり、現在0時50分と遅い時間ですがやってますので、ぜひよろしくお願いいたします。
そんな感じで、近況報告はそんなもんですね。
そんな感じで早速本題に入っていきましょうか。
今日は早めに本題にいってみたいと思います。
今日の本題は、6月8日に輸送されてきた木星の衛星ガニメデの最新画像について、
03:03
こちらNASAの探査機Junoが撮影したものになっていますので、こちらのお話をしていければなと思っています。
これは、6月8日にNASAのJPL、ジェット推進研究所というところから公開された最新の研究結果というか、探査機が撮影したデータになりますね。
どんな写真が撮られたのかというと、地球にとっての月みたいなもので、月って衛星っていうじゃないですか。
そんな衛星、何のっていうと木星の衛星ですね。
木星の周りを回っているガニメデと呼ばれる衛星、こちらの近くを木星探査機Junoと呼ばれるものが近くを通ったときに撮影した衛星の様子というところが今回新たに公開されました。
これ非常に鮮明な画像が撮れていて、もしまだ見てない方は是非Juno衛星とかガニメデ写真とか、そんな感じで調べてみるとパッと出てくると思うんですけど、今回得られて結構話題になっているのはモノクロの写真ですね。
なのでまるで月みたいな感じで表面ちょっとボコボコして、クレーターとかがあったり、色のムラとかが明るいところと暗いところがあったりして、まるで月のように見えるんですね。
なのでこれのパッと見の見栄えとかで話題を重なっていた部分は多少あると。
これでも実際は表面というか外側っていうのは非常に冷たいので氷で覆われていて、さらにその明暗、さっき言ったみたいな画像の中にある明るい部分と暗い部分っていうところは光がどう当たっているかとか。
あとは光がしっかりと当たって明るいというところで、クレーターだったりとか表面にある溝の地形だったりとかっていうところが見えております。
これは表面の氷の形状なので、言ってしまえばそこにある物質がどうやって固まったかという情報を秘めているので、今後こういった木製の衛星を理解するのに非常に役立つ、そんな鮮明な写真が撮られたというところですね。
で、先ほどから話しているこの話っていうのは結局画像、今正直パッと見せられたら月の写真だと思うぐらいのかなり月に似たような形状をしてるんですね。
月に詳しい人はこんなクレーターないとか言うのかもしれないですが、僕からしたら同じです。多分皆さんから見ても同じでしょう。
ただ今回はJunoに搭載されているカメラ、2台代表的なのが、本当はもういくつかあるんですけど、それに緑色のフィルターとか赤色のフィルターっていうのが付いてるんですね。
06:15
色っていうのは結局3原色ってやつでできてるじゃないですか。赤、青、黄色だったかな。
今回Junoに載っているカメラっていうのは、その緑色と赤色っていうところのフィルターで撮影することができるっていうところがあって、今回はまず緑色のフィルターの画像が公開されてると。
プラスして、これに赤色のデータとかが加わってきて、今後今回公開された写真にプラスして、このカラーの写真っていうところまで出てくる予想が立っています。
そうすると、今まで分かんなかった、今回明らかになるような実際の色がどうなってるのか、なんていうところも分かったりしますね。
プラスして、今回2つのカメラ以外にも搭載されているカメラがあって、それだと木星が、そのカメラで撮影すると、木星が光を反射したもの。
それが衛星に当たるみたいな月の様子とかっていうところの情報だったりとかが得られたりするというところで、表面の構造っていうところがきれいに明らかになってくるのが、今回のこのJunoの画像だったりするのかなっていうところです。
このJuno、木星探査機Junoってさっきからいろいろ紹介してるんですけど、こちらはもともと2018年まで運用される予定だった木星探査機なんですね。
打ち上げられたのが2011年の8月とかで、いろんな衛星をぐるぐる回りながら木星の周りにたどり着き、木星の軌道に乗って木星周りの観測とかをいろいろその場で行っている、そんな衛星なんですね。
これまでに皆さんが見たことあるJunoの成果でいうと、例えば木星のオーロラだったりとか、木星の表面でもオーロラが出るんですけど、これは地球のオーロラと同じようなもので、オーロラっていうのは表面の磁場とか磁石の力ですね。
磁場とかと密接に関わっていて、木星っていうのは磁場が強かったりするので、地球とは比にならないぐらいの強いオーロラを見せたりする。そんな研究結果というか、そんなオーロラの様子を撮った写真とかなんかももしかしたら見たことあるかもしれません。
そんなJunoが今回大活躍したというお話ですね。今回それで大賞になったガニメデ、ガニメデっていう星はなんと衛星の中で太陽系の中の月とかいう衛星の中で一番巨大なものなんですね。
09:18
どれぐらいの大きさかというと、直径が5268キロメートルと、水質星よりも大きかったりします。なので、木星自体がそもそもものすごい大きいものなので、それの周りを回っている衛星も大きくても問題ないだろうというような感じですね。
そんな感じのガニメデっていうところに今回近づいた時の画像が撮られたことになるんですけど、本当はもう来月2021年7月にこのJunoという木星探査機、運用終了して木星に墜落させられるというか、木星の大気圏で焼却されて終わる予定だったんですね。
ただ、いろんな予算組の変更というか延長審査みたいなのが通って、木星探査機Junoは今のところ2025年の9月まで運用される予定になっていますというところで、今後は木星の周りの他の衛星だったりとかっていうのの観測だったりっていうのを行っていく予定になっているみたいです。
こうやって人工衛星がもともと予定していた運用期間よりも長くなるっていうのは結構いろんなものであることなんですね。
というのも打ち上げる時だったりとか開発期間っていうのがやっぱり一番お金がかかるんですよ。
それが宇宙空間に飛ばされたときに、せっかくそんなお金がかかったものが宇宙空間にあって、なおかつ思ってたよりもそいつが元気なのであれば、国としてもそこで新たな科学が達成される可能性が大きくあるのであれば残しておこうという方針に切り替わると。
この裏では運用チームの方々が必死になっていろいろ資料を作成して延長審査なんていうものに臨んだりするんですけど、そんな中でも結構延長はされやすいんだと思うんですね、状態が良ければ。
なので今回は2025年9月まで延長したと。もうこれすでに2回延長されるみたいな感じになってるらしいので、これからもきっとJunoが抱えている木星探査の可能性っていうところが研究結果としてどんどん明らかになってくるんじゃないかなと期待しておりますので、
こうやってラジオを聞きながら画像検索ができるなんていうのも面白いなと思うので、ぜひ今回のJunoが撮ったガニメデの写真だったりとか、あとは木星のオーロラの写真なんていうのも見ていただけると嬉しいなと思ってます。
12:03
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それではまた明日お会いしましょう。さようなら。
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