今回は、僕が出版した書籍「やっぱり宇宙はすごい」の中から、時空間に関するお話をしていきたいと思います。
光の速度で動くと、時間はゆっくりになる。 重力が強いところに行くと、時間がゆっくりになる。
時間の概念を超えて移動すると、ワープができる。 そんなお話をぎゅーっと詰め込んだ一章になっているので、
ここをちょっと紹介していきながら、 まだね、書籍を手に取っていただいてない方には、買いたいなと思ってもらえたら嬉しいですし、
買っていただいて、読んでいただいている方にはですね、本を片手に見ていると、ちょっとまた理解が深まる。
そんな内容にしていこうと思っております。 ぜひ最後までお付き合いください。
改めまして始まりました、佐々木亮の宇宙話。 このチャンネルでは、1日10分宇宙時間をテーマに、天文学で博士号を取得した
専門家の亮が、毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。 今日でエピソードが1563話目ですかね。
を迎えるというところで、基本的には1話完結でお話しさせていただいております。 気になるトピック、気になるタイトルから、ぜひぜひ聞いていただけたら嬉しいです。
よろしくお願い致します。 ということで、実は週末、
この、やっぱり宇宙はすごいの、書店巡りさせていただいてるって話しましたが、この週末、なんと僕は住んでるのは関東圏なんですが、大阪、そして京都に伺わせていただいたというような形になっておりまして、
まあね、東京だけでいろんな書店さん巡っていても、届かない人には届かないっていう形になっていくのも嫌なので、ちょっと足を伸ばして
行ってみましたので、そのあたりの話はちょっとまた、 お祝いさせていただきたいと思い、お祝いというか、今日の最後とかにさせていただきたいなと思います。
それじゃあ本題行きましょう。 はいということで、今回お話しするのは
時空間というテーマでお話ししていきたいと思います。 いやざっくりですね。というのも、僕が1月の8日に発売させていただいた書籍、
やっぱり宇宙はすごいですね。 こちらの中で第5章ですごい時空間という章を取り上げさせていただいています。
この書籍の中では、第1章から第5章っていう、5段組になっていて、
1章から爆発、ブラックホール、物質、生命、そして時空間となっております。 この流れの中で、
1から4までは、発売してすぐのタイミングでがっつり紹介したんですけど、5番飛ばしてたんですよね。
ただ、発売の頃に書籍の内容を紹介するエピソードバーって更新していたら、結構ここらへん聞いてもらってるなっていう感じがあったので、
東京スカイツリーの地上階、まあ1階とかですね、それと展望台にある、
展望台っていう2カ所に非常に高精度な特殊な時計を置いて、時間の進み方っていうところを調べたっていう研究結果があります。
で、これ重力の大きさは、重力を与える物体から離れていればいるほど小さくなりますよね。
これは何となくわかりますよね。このブラックホールに近づいた方が吸い込まれる。
これは重力が近いほど強いからっていうところを表現していたりとか、地球に近い方が地球に引っ張られやすい。
逆に地球から離れたら、僕たちはこの地上に立っていられているのに、地球から離れたら一気にその重力から解放されるから、
無重力空間みたいな感じで宇宙っていう表現があったりするわけですよね。
とにかく重力っていうのは、その重力を与える物体の中心から離れれば離れるほど小さくなっていく。
つまり理論上は、地球上でも高いところと低いところで重力が変わり得るっていうことですね。
それを実際にこのスカイツリーの上と下で変化を捉えることができるのかというような実験が行われて、
これ面白いですよね。試行実験っぽいけど実際にやったっていうね。
実験の結果、天望台では1日で4.26ナノ秒速く時間が進んだ。
つまり重力が強い場所では時間がゆっくり進む。逆に言うと重力から解放されると時計は速く進むんですよ。
それで実際にスカイツリーの天望台にある時計っていうのは、地上にある時計よりも速く進んだと。
本当にちょっとだけど速く進んだ。4.267秒だから。
ナノ秒っていうのは10億分の1秒です。0.0000001ぐらい。
今0何個言ったかわかんないけど0が10億だから9個かな。
これパッと出ます?ちゃんと皆さん。100万って言われたら6、1000って言われたら3、0の個数ね。
で10億って言われたらビリオンだから点点点でつくから9、みたいな。
そんな感じで答えられるとちょっと理系っぽくなる気持ち悪さが出てくると。
とにかくその10億分の1秒っていうスケールの中で、一応スカイツリーの地上と天望台では1日で4.267秒時計が変わってくるっていうので、これ重力の効果なんじゃないかっていうところを指摘された。そんな内容ですね。
あとは実は動いている速度が速いっていう見方もできるかもしれません。
地球って一周するのに24時間かかりますよね。一回転するのに。
その一回転する場のところに地上も上空天望台も同じスピードでその一周を経験するわけじゃないですか。
そうすると天望台の方が動く距離が長いですよね。
天望台の高さ分、一周するための径がでかくなるから。だから周がでかくなりますよね。
半径長くなるから。っていう感じで、つまり一周するのにすごい早い時間を使わないといけない。
陸上のトラックの外側の方がちょっと距離が長いみたいな。けど同じタイムで行くんだったら超速いスピードで走らなきゃいけないですよね。
そういった感じになっているから時計がずれたっていう見方もできるかもしれない。
ただまあごくごく小さなずれですから生活に支障は出ないけどっていう感じですね。
とにかくこうやって時間に対する概念っていうのはどんどん変わっていくっていうのがあるので、
宇宙の研究っていうのはかなり面白いよね。っていうのが第5章に書いてあります。
でもう一つ、これ早草に関する研究結果っていうのの中でも、実は時計、その時間の進み方っていうところを検証する研究っていうのが含まれているんで、
ちょっとねこれについては明日のエピソードでお話ししていきたいと思います。
ここねまだ書籍を手元にあるんだけど、5章まだ読めてないなっていう人いたらちょっとね読み進めておいていただけると、
これかなり楽しんでいただけるんじゃなかろうかと思っておりますので、ぜひぜひよろしくお願いいたします。
そんな感じで、発売しております僕の著書ですね。
SB新書から出まして、やっぱり宇宙はすごい。まだの方はぜひお買い求めください。よろしくお願いいたします。
ということでじゃあ明日は早草の時間のお話とか、あとは時空間の話まだまだできてないところをしていきたいと思います。
アフタートークでーす。
はいということで、いやー書店巡りの話しようと思ったけど収録の時間が今もう14分を超えているというので、
バカですねー。あの明日お話ししていこうかなと思います。
とにかく大阪京都行ってきたよっていう。であの大阪にはですねなんと宇宙話のステッカーとサインが付いた特別サイン本が置かれている店舗もあります。
こちらの話も明日していきましょうか。でももう無くなっちゃうかもしれないですね。
もしすぐに知りたい、大阪ら辺に住んでるんだぜっていう人は僕のXの投稿をちょっと見ていただけたら、日曜日の投稿とかで見れるかなと思います。
ぜひぜひチェックしてみてください。よろしくお願いします。
昨日の投稿でもいけるかも。はいということでよろしくお願いします。