超新星爆発の概要
今回は、宇宙の中で起こる爆発といえばというところで、超新星爆発、スーパーノヴァと呼ばれる現象を紹介していきたいと思います。
今、昨日ですね、書籍【やっぱり宇宙はすごい】、僕が書いた本ですが、こちら発売させていただいて、
1個1個、ちょっとどんな話しているのかっていうのを紹介させていただこうかなと思ったんですね。
で、その中で第1章はテーマが爆発です。
宇宙の中で起こる爆発、僕が専門に研究していたフレアと呼ばれる現象に加えて、一番有名なのってやっぱり超新星爆発、スーパーノヴァかなと思うので、
その存在が一体どういうものなのか、そして宇宙の中でどういう存在意義があるのかっていうところを改めてお話ししていこうと思っております。
ぜひ最後までお付き合いください。
改めまして始まりました佐々木亮の宇宙話。
このチャンネルでは1日10分宇宙時間をテーマに、天文学で博士号を取得した専門家の亮が、毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
今日のエピソードが1551話目ということで、基本的な1話完結でお話ししております。気になるトピック、気になるタイトルからぜひぜひ聞いてみてください。
ということでね、最近ずっと騒いでおりましたが、やっぱり宇宙はすごい、SB新書で出させていただいた僕の書籍ですね。
昨日発売でもう手に取りましたっていういろんなポストを見かけて、個人的なものすごくテンションが上がっているそんな日でございます。
1日経ってもね、やっぱりまだなんかこのソワソワ感っていうのは抜けきらないなっていう感じはあるので、勝手に浸っていきたいと思いますが、
昨日なんか書店回りとかした話とかはちょっと後半というか最後、余談でさせていただきたいと思いますね。
宇宙の多様性の形成
はい、じゃあ早速本題行きましょう。今回お話しするのは、超新星爆発って何?っていうざっくりとしたお話になっております。
宇宙の中で起こる爆発現象って結構いろいろあるんですよ。結構いろいろある中で、
一つ有名なのがこれ超新星爆発と呼ばれるものですね。 超新星爆発の中にもいろんな種類があるんですが、簡単に言うと、星が死ぬ時に起こす爆発現象。
これですね、スーパーノヴァ。まあよくいろんな歌とかの名前とか、そういったので聞いたことある人もいるかもしれませんが、一体これ何なのかっていうところですね。
超新星爆発っていうのは、その星が死ぬ時に起こす、まあなんか人生最後の大花火みたいな、そんなイメージを持ってもらえればいいんですけど、
全員が全員、そうやって爆発で生涯を終えることができるのかっていうと、そうではないんですね。
結構重い星、星が一生を終えて爆発する時に起こす爆発っていうのは、重い星、太陽の重さを基準にすると、これ8倍以上とか、
っていうような重い星が、この爆発を引き起こしていくというような、そういう特徴があります。
でこれ、どういう原理というか、かで言うと、まあこう、星の中では核融合っていうのを引き起こして、その核融合のエネルギーで星っていうのは光ってるんですよ。
だからその星が、こう輝いているために使っているエネルギーっていうのが、核融合で中心でどんどんどんどんバーっと進んでいっていると。
でその、こう作り出しているエネルギーっていうのが、作り出してどんどん新しい物質とかをバーって作っていって、
最後の最後こう物質がどんどん蓄えられていって、もう重力的にも、ああもう限界だ、もうこれ以上核融合作れない、みたいな感じで、このタイミングでも星として生きていられないってなってドカーンと爆発するみたいな。
ほんとざっくり言うとそんな感じですね。それが超新星爆発。実はちょっと他のパターンというか、
っていうのも存在するんですけど、一旦なんか分かりやすいのはそういう例ですね。 で超新星爆発っていうのはなんで、
なんで面白い現象として注目されているのかっていうところで言うと、
実はこの宇宙の多様性とか、この面をがっつり作り上げてくれている存在こそが超新星爆発なんですよ。
どういうことか。僕らの周りって、ほら例えば僕らの体ですら炭素とかが入ってるし、なんなら呼吸しているのは酸素だし、
で周りにね、いろんな物質とか鉄とかあったりするじゃないですか。こういったものって宇宙空間、その僕らの身の周りにあるけど、
どうやって生まれてきたんだろうって話になってきませんかね。 で、これを作り出すのがまさに星の核融合って呼ばれる現象で、
本来宇宙空間の中にはもちろんちょっとはあるんだけど、こう水素とか、
そういったものしかないと。むしろだから水素だけだと思ってください。水素だけしかないみたいな状態だったとして、
その中で水素が核融合でくっついて、これ1たす1は2みたいな感じでヘリウムって呼ばれる現象を作って、
でまたそれがどんどん足し合わされていって、酸素とか最終的な星の中で鉄とかを作り出して、
もともと宇宙空間には水素しかないのに、星の核融合によってその多様性っていうのは、物質の多様性っていうのが生まれてくると。
ただこれあくまで星の中の話で、じゃあ宇宙空間に多様性が生まれる理由って何かっていうと、これをまき散らす何かきっかけが必要。
でそのまき散らすきっかけっていうのが超新星爆発っていう話なんですよ。
なので超新星爆発はこの宇宙、宇宙空間、僕らの身の回りのこの世界っていうのを作り出すっていう意味でも、やっぱり重要になってくる。
だからこそ研究対象としてものすごく注目されていくっていうところですね。
X線天文学と観測手法
なのでなんかこうその存在自体にロマンを感じるとかっていうよりは科学的に、そして宇宙の歴史的にものすごく意義があるというようなところです。
でそんな超新星爆発なんですけど、この超新星爆発を観測するのに適した観測方法っていうのがあって、それが僕が専門で研究していたX専天文学って呼ばれるところなんですね。
でX専天文学っていうのはもうその爆発、超新星爆発によって放出された高エネルギーのガスとかに、
結果を持ったガスとか、あとはそういった含まれている元素とかを取得するのにものすごく優れてるんですね。
爆発でエネルギーをかなり得ているからこそ、エネルギーの高い状態にある、つまり暑かったり早かったりするみたいなことですね。
そうするとそういった現象の中から出てくるのがX線だから、X線というのがものすごく適していると。
だからその光の種類ってたくさんあるじゃないですか。僕らが目で見える光とか、あとはその赤外線とかの光だったり、
あとはX線ガンマ線とかっていうの光があったりっていうので、これってその放出する物質が持っているエネルギー量みたいなところに比例すると思ってくれていいんですよ。
で、えっとX線とかって体に当たるとめっちゃ良くないっていうのはなんとなくわかりますよね。
で、レントゲン取ったら体凍化するから、なんかパワー強いんだろうなぁみたいな。それがまさにその感覚のまんまで、
X線っていうのはエネルギーの強い、早くて暑い、激しい宇宙が見える。で、えっと、逆に赤外線とかっていう離れた光っていうのはそういうのがないみたいな。
そんな状態ですね。そうやってこう、
なんて言うでしょうね。 光の種類によって見える宇宙というのが変わってくる中で超新星爆発っていうのは
X線で観測するのにまあ 適した天体の一つであるというような感じです。
だからこそ僕これあんまり正直知らなかったんですよ。研究始める前とかに超新星爆発ってなんか聞いたことあるけどみたいな感じ
だったんですけど、X線で、しかも研究室にいる助教の方、教授じゃなくてもう一人スタッフの方がいてそれが助教
って言われるポジションなんですけど、そこの方が超新星爆発の研究しているとか あとは今回の書籍の中でも紹介したんですけど
最新の研究のいくつかピックアップしているうちの一つは僕が博士課程の時に東大で一緒の同じ学年でいた同期
の彼が研究していた対象も超新星爆発だったりとか なんかこう身の回りにそういう人が多かったからこそ
僕もなんか勝手に身近に感じている。そういうね研究発表を聞く場もやっぱ多いんですよ 超新星爆発の。だからなんか結構面白がれるなっていう天体だったので僕は好きですね。
まあそういったあの超新星爆発今すごいふわっとお話しさせていただきましたけど なんかそれの周りで引き起こされている例えばフェイクニュースの話だったりとか
あとはなんか歴史の中に名前を刻んでいる超新星爆発とかね 結構いろんな角度で本の中ではまとめさせていただいているので今の話ちょっと気になった
なってなったら 第1章の爆発っていうところの後ろの方ですね
ここで楽しんでいただけたら嬉しいなと思います ということで書籍やっぱり宇宙はすごい1月8日昨日発売しましたのでまだ手に取ってない方は
ぜひ手に取っていただけたら嬉しいですね 明日は第2章がブラックホール
超新星爆発と物質の多様性
あーどうしようかな 物質の話しようかな
こうほら超新星爆発で今物がまき散らされて多様性作ったって話したじゃないですか まあそれに加えてそういった物質っていうのが宇宙空間でどう扱われているかっていうのが
本の中だと第3章で扱ってるんですね あそう本の中だとあの1章2章3章4章5章ってあって
章の間のつながりっていうのを明確に作らないようにしているので好きなとこから読めるんですよ だからちょっと1章から今回3章に飛んでみましょうか
超新星爆発で作られた物質以外にも宇宙の多様性を作る物質ってたくさんあると思うのでそちらについてお話ししていきましょう
特に木金属とかね金とかプラチナがレアな理由って天体現象に 合わさって考えれるんじゃないのみたいなそんなお話をさせていただきますね
よろしくお願いします はいじゃあアフタートークです
はいということでいかがでしたでしょうかね あの
昨日発売日だったんですけど スマホに来るいろんな通知とかでバーって返信させていただいたり
Xに頂いたリポストさせてもらったりとかで ちょっとねX騒がしかったかなと思うんですけど
そんなんですごい疲れたプラス ずっと外回りっていうのをしてたんですよ
なんか営業みたいな感じ 何かっていうとこう宇宙話じゃないやっぱり宇宙はすごいこの書籍をね
置いてくださってる書店さんにまあ伺って あの置いていただいてありがとうございますっていう話と面白かったらこれあの置いてるところに一緒に使ってくださいって言って
手書きで書いたポップだったりとか あとは出版社の方から頂いたパネルとかがあるんで
そういったのをなんかスペースが許されそうな お店にはこういうパネルもあるんですけどどうですかとか言って
なんて言うんでしょうね本と一緒に置いてもらう材料っていうのを配らせていただくっていう そんな感じです
で昨日は昼ちょっと前ぐらいから 動き出していてで
123456で789 10店舗かなはい回らせていただきました
例えば都内だと東京駅の 近くにあるマルゼンさん
2店舗ですねマルゼン丸の内本店さんと 日本橋店ですねこの2つにお邪魔させていただきました
でここ最初だったので出版社の方と一緒に伺わせていただいたんですけど 面でね
展開していただいててまぁこれ発売してすぐだからっていうのもあると思うんですが 面で展開していただいてなんかこう
僕が自分の本が出版されたんだなっていうのを ものすごくなんかドンと実感できるようなすごい嬉しい状態だったので
ぜひもし東京駅近くの方いらっしゃいましたら 東京駅の丸の内店か日本橋店
ぜひ伺ってみてくださいたくさん本あるんでね見つけてください頑張って 新書コーナーか理工とかサイエンスコーナーにあります
であのここ丸善さんは両方でねあの展開していただいてたので本当にありがたいですね でえっと東京駅の駅構内にあるブックコンパスって呼ばれる店舗があるんですけど
これ東京駅の構内に2箇所あるんですよね であの両方であの宇宙やっぱり宇宙はすごい展開してもらっているのでこちらでも
あのポップとかお渡しさせていただいてるんであの まあ丸善さんと一緒で行ってみたらそういったのがもしかしたら見れるかもしれない
というのでぜひぜひチェックしてみてください あとは新宿の木の国や書店にも伺わせていただきました
こちらもあの科学系のエリアと
新書のエリアそして新宿のこれまたえっと 都庁の方ですかね
国運タワーの下にあるブックファーストでも展開させてあのお伺いさせていただいて ポップとっていうのをそれぞれまた新書コーナーと
えっと理工コーナーそれぞれでご挨拶させていただきましたので そこらへん見かけられそうな方いましたらぜひよろしくお願いします
であとはあのほら僕湘南の方ですよっていう話だと思うんで湘南の方の店舗 とかもいくつか回らせていただいたのでその話はちょっとね
またお酔いさせていただければと思います とにかくえっと今日も回っていこうかなと思っていて今日は僕の地元が神奈川県の川崎
なので川崎あたりとかそういったところ回っていきながら やっていこうと思うんで店舗でもしね
僕のポップとか見つけたら写真とか撮ってみてくださいよろしくお願いします そんな感じで今回は以上です
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