AIモデルの登場
マイクロソフトが開発した人工知能のモデルが、今既存で使われている地球予測システムを上回る性能を発揮しているというような、そんな研究結果がネイチャーに出てまいりましたので、紹介していきたいと思います。
地球の予測モデルは、いろんな空気の動きだったり、気温だったり、海の動きだったり、様々なものが絡む非常に複雑な系になっているわけなんですが、
それに対して民間企業の作ったモデルが大きな性能を上げているというところで、これからの地球の予測だったり環境に対する研究、こういうところに使われていきそうなワクワクする研究ですね。
宇宙×AI、僕の大好きな分野です。ぜひ最後までお付き合いください。
改めまして始まりました佐々木亮の宇宙話。 このチャンネルでは1日10分宇宙時間をテーマに、天文学で博士号を取得した専門家の亮が毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
今日のエピソードが1693話目ですね。 基本的には1話完結でお話ししているので、気になるところから聞いてくれたら嬉しいなと思っております。
ということで1700話まであとまるまる1週間というような感じですね。 来週の日曜日になるのかな?
土曜日か。ここらへんよくわかんないですね。 というぐらいで1700話迎えますんで、ぜひぜひみんなで盛り上げてくれたら嬉しいなと思っております。
はい、そんな感じでですね。一つお知らせがあります。 5月の6日ですね。5月6日金曜日の12時から13時でTBSラジオ金曜ボイスログに出演させていただくことになりました。
ということで、 3回目かな。はい出させていただくということで、今回は
作っている作家さんからご連絡をいただきまして、ちょうど打ち合わせもしてきてっていうような感じで、いろんな宇宙開発の話をがっつり12時から13時ぐらいまでさせていただけるというようなところになっておりますので、ぜひぜひ楽しみにしておいてください。
TBSラジオなので全国どこでも聞けるかなと思いますし、 リアルタイムでお便りとかもジャンジャン募集しております。
前もね、お便り紹介させていただいたものありましたね。 ぜひ金曜ボイスログのホームページとかからご連絡いただけたら嬉しいです。一緒になんかね、番組盛り上げられたら嬉しいですね。
あとはリアルタイムで聞けないよっていう人もラジコとかでは聞けると思うんで、よかったら金曜ボイスログ聞きに来てください。
TBSの敷地入るの3回目ですよ。 ちょっとかっこいいですよね。ということで、
オーロラの機能
頑張っていきます。ということでやっていきましょう。本題行きましょうね。 今回お話しするのはマイクロソフトが作ったAIのモデルが地球の予測を
かなりの高精度でできるようになった既存のシステムよりも上回る性能を見せている。 そんなお話ししていきたいと思います。
今回これマイクロソフトが開発したのは地球システム予測って言われるものですね。 地球システム予測って何かっていうと
気象だったりとか、大気、そして海洋の海の流れ、 海の氷ですね。流氷みたいなもの。そしてハリケーンとか
そんないろんなプロセスに関わる情報を提供して、極端な気象現象に対して早期警告を出すために使われるツールですね。これが地球システム予測って言われるもの。
でこういった予測っていうのはもう何十年とかっていうふうに渡るデータをベースにして構築された複雑なモデルなんですよ。
まあなんか天気予報とかも昔よりは確かに性能は上がっているけど、やっぱりなんか難しそうじゃないですか。
いろんなものの流れとか単純に雲の流れだけ見ておけばいいのかというと、その季節によって海の温度とかも違ければ海流の動きも違ってみたいな
そんなところに左右されるからやっぱり大変なんですよね。 まあそういったものの中にもやっぱりパターンとかはあって
これとこれがこうなったらこうなりますみたいな そういったところが法則としてはいくつか出てくるわけですよ
ただ複雑すぎて人間がこうパッと答えるにはなかなかハードであるし あとは地球システムっていうのがポイントですね
その このこのハリケーンってどうなると思うみたいなのはもしかしたら
いろんなノウハウを持っている人とかがワーってやったらある程度はわかるかもしれませんがそれがね 地球全体で何個も何個も起きるしそれが随時発生しているというような中で
広い範囲でそれぞれに対して正確な答えを出せるっていうところはやっぱりコンピューターの システムに頼らざるを得ないと
いうようなところでやってきていてでまぁこの複雑なモデルっていうのが計算負荷も高いし
スーパーコンピューターだったり他のいろんなチームによって維持管理するとか とにかくコストが高いわけですよね
で ai 技術の進展が入ってきている中で予測性能とか効率の面では いろんな良い結果が見えてきているもののですね
まだ地球システム予測っていうこの全体をね 俯瞰してみるような応用ってのはまだ十分になされていなかったと
っていうところで今回はえっとマイクロソフトが開発した ai のモデルっていうところに まあペンシルバニア大学の教授だったりとかそういった人たちが参加して100万
時間を超える地球地球物理データで訓練された ai モデル オーロラを発表したの
これどういうこと100万時間の地球物理データモデルっていうのが これだけちょっとね謎なんですよどうやって作ったら110
100万時間って100年ぐらいあるんですよね 花見せてちゃった100年とか110年ぐらいあるわけですよ
どうやってやっているんだろうみたいなところが若干気になるところまあなんか 過去のいろんなデータとかをいろんな側面で見ての100万時間なのかなとは思いますね
でこのオーロラっていうのがまあこれまでのモデルよりも低いコストで地球システム 予測っていうところを実現することができていてなおかつこう
例えば事例としていくつか見られたのは過去に発生したサイクロンの進路予測っていうのを えっといくつかやってみてそうするとその進路の予測の制度っていうのが
これまでに運用されていた予測センターのシステムをすべて上回った で10日間の天気予報っていうところでは92%つまり
8既存のシステムの中の87つの予想センターのうちの6個に買ったみたいなことですかね っていうような感じで今のところ報告されていると
でしかも低コスト低計算コストでありなおかつ 1ヶ月から2ヶ月ぐらいでのその ai モデルの構築っていうのができるような
そんなベースになっているらしくて 今の基準モデルみたいなのの開発にはやっぱ数年とかが必要だった
ところを考えると まあ今回 ai とかをしっかり使ってできたこのオーロラっていうシステムは非常に良い
存在になるんじゃないかなというところですね まあなんか最近だとこういうシステムとかを作っていくにはどうしてもマシンパワーとかが
必要でそうすると半導体を持っている会社とかがやっぱ強かったりするし ai の技術が高いところの方がすごいと
っていう風になってくる中でマイクロソフトとかは ai の取り組み先進的ですね世界的に見ても
オープン ai とかと組んでいるのもマイクロソフトだったりするし 僕もね
あのデータサイエンスの方のあの業務とかそういった趣味とかで触っているけど google あの
コパイロットマイクロソフトのギットハブコパイロットとか あのそういった ai 使えるシステムとかも出ているし
まあとにかく やっぱ ai に強い企業の世界的にもトップレベルで強い企業の一つなわけですよ
なのでそこがこういったモデルを出せるっていうのは何だろうな 単純に it でこう売り上げを上げていくっていうだけじゃなくて
公共財に対しての貢献というのもがっつりできる というところでかなりワクワクする内容だったかなと思って紹介させていただきました
AIと公共への貢献
まあこれからねどんどんどんどんこれがあのベーシックなモデルとして使われて いく可能性っていうのも出てくると思うので
あとはいえあの他にもまだね多分 詰めていかなきゃいけないポイントはあるんだろうけどそんなところが出てきているのはかなり
面白いかなと思うのでぜひぜひ 皆さんもちょっとこういうところにも興味持ってくれたら嬉しいですね
そんな感じで今回は以上にしていきましょうアフタートークです いやーいいですねシンプルな研究の話だし僕の大好きな宇宙かける ai っていう
ところなんで 最高に良かった内容なんじゃないかなと思いますなんか人工衛星使ってとかそういうので地球を
どんどんどんどん解明していくっていう動き ai 使ったり人工衛星使ったり両方使ったりそういったのが
流行ってきているのでなんか両方がある程度得意な僕からするとみんなにもっとこの分野 伝えていきたいなぁと思っているところですね
そんなリクエストとかもあったらじゃんじゃん送ってください 今回の話も面白いなぁと思ったらお手元のポッドキャスタープリでフォローフォローボタンの近くに
ある星マーク こちらでレビューいただけたら嬉しいです
番組の感想や宇宙に関する質問については x のハッシュタグ宇宙話 spotify のコメントコーナー
概要欄のお便りフォーム apple podcast のレビューなどなどどっからでも募集しておりますので よろしくお願い致します
それではまた明日お会いしましょうさよなら
