GPS衛星と地震の関係
GPS衛星で地震が宇宙と地球の境界線を歪ませる効果、これを3Dスキャンできるようになった。そんなお話をしていきたいと思います。
まあもう僕たちは地図上で自分たちの位置がわかるとか、そういうのが当たり前の世界で生きてしまっているわけなんですが、この当たり前に存在しているGPSですね。
この衛星を使って、まあ宇宙科学、地球科学っていうところが進められるよっていう、そういう研究結果出てまいりましたので、紹介していきたいと思います。ぜひ最後までお付き合いください。
改めまして始まりました、佐々木亮の宇宙話。このチャンネルでは1日10分宇宙時間をテーマに、天文学で博士号を取得した専門家の亮が、毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
はい、ということで、今日でエピソードが、はい忘れましたね。 1692話目というような感じになっております。
基本的には1話完結でお話ししているので、気になるトピック、気になるタイトルからぜひぜひ聞いていただけたら嬉しいですね。
よろしくお願いします。 本日が
5月の30日か、もう5月30日ですって、はい、30日31日で終わりですが、本日5月の30日は、
新月から3日経った三日月が綺麗に見えるタイミングとなっております。 ただですね、関東近辺はこれ聞いている中で大雨っていう人もいるかもしれないですね。
はい、なんか、何だっけ、なんとか級の大雨みたいな災害級でしたっけ?
そんな感じになっているらしいので、ぜひぜひ皆さんのお足元には気をつけて過ごしてください。 よろしくお願いします。
まあ、ポッドキャストを聞きながらゆっくり家で過ごされている方もいると思いますが、今日も1日頑張っていきましょうね。
はい、ということで、じゃあ早速本題いきましょう。 今回お話しするのはGPSを使って地球空間、
なんなら地球と宇宙の境目を3Dスキャンできるようになった、そんな面白い研究紹介していきたいとおもいます。
電離層の異常と地震
今回の研究はGNSSと呼ばれる、なんか馴染みのないやつですね、これアメリカのGPS、日本の潤天潮衛星、
QZSS、ロシアのグローナスなどなどをの総称ですね、GNSSという即位衛星システムです。
私たちがスマホを持って地図アプリ開いたらどこにいるかわかるっていうのはまさにそのGNSSのおかげなんですよね。
そう、これGPSって、まあいいや、後で喋ろう。そんな自分たちの場所がわかる即位システム、宇宙との通信によって成り立っているわけなんですが、
この通信の規格を使っていくと地球科学の研究もできると。 で、これは太陽から地球が受けている影響によって発生しているものでもあるので、
宇宙話で取り組むのも結構面白いかなと思っております。 ということで、タイトルでGPSって話をして、本題でいきなりGNSSの話をしてますが、
GNSSが総称なんですよ。 バンドエイドとバンソコン、どっちがどっちだか僕は忘れちゃいましたけど、
どっちかが商標なんですよね。 で、どっちかが総称なんですよ。
商標、そのどっかの企業のバンソコン、 バンドエイドが商品名だったっけ。で、バンソコンが総称だったかな。
っていうような感じでGNSSっていう即位システムの総称があって、それに対してアメリカのGPSっていうものがあったりとか、
日本のそれぞれの即位システムがあったりとか、そういったものがありますね。 で、これを使って地球の
大気、特に宇宙との境目の研究ができるってどういうことなのかっていうと、 僕たちはその衛星と通信をして自分たちの場所、自分たちが今どこにいるのかっていうところを
測定することができるようになっているっていうのが、 この衛星と自分たちの位置を把握する特徴だったりするんですよね。
で、これって電波でのやり取りをしていくわけですから、その間にその電波というかその通信を
届かせる空間が存在しますよね。 その空間が地球の大気なわけなんですけど、その中で厄介なのが電離層と呼ばれる
地球大気でも結構上空の方の空気ですね。 この電離層っていうのはもう言葉の通りで電離している
原子たちがたくさんいる。で、これは太陽にさらされながら僕たちはこうやって地球上で 生きているわけじゃないですか。
で、そうすると、ごめんなさいね。
そうすると、こう 太陽の放射によって大気の一部がエネルギーを受けて
通常の状態よりもちょっと違う状態に変化していく っていう状態に陥るわけですね。
つまり通常の大気とはちょっと電気的な性質が異なる 領域っていうのが
最終この僕らが地上から見ていったら上空、 宇宙との境目のところに存在していると。
で、こういう電磁波とか放射線みたいなっていうのはその電気的な性質を持っている がちょっと偏っているところには非常に影響を受けやすいというので
例えば太陽フレアが発生するとこの上空の電離層だったりとか そういったところの電気的な性質が変わって
その通信をしている間の空気が変わるから 通信がちょっと前よりも太陽フレアが発生する前よりもずれると
いうような感じでGPSが誤作動を起こすというか 全然違うところにいるような感じになってしまうっていう
悪影響があったりするんですよ。 まあそれぐらい宇宙からの出来事っていうところに非常に敏感に反応するのは
この電離層電離圏と呼ばれる部分ですなんですけど これ面白いのが地球上の大きな現象にも付随して
電離層電離圏っていうのが変化するっていうのがわかってるんですよね で具体的には大地震が発生した時にこの電離圏のその電子が入っている密度だったり
とかそういった変化の指標っていうのが大きく変わることがわかってる で過去の研究では
東北の震災のタイミングでこの上空 地震があった東北の地域の上空の電離圏の異常地っていうのが検出されているっていうのもあるし
元半島の地震令和6年ですね のタイミングで発生した時も上空のこの電離圏の異常っていうのが発生していた
だから宇宙から見てその地面が揺れていることは見てもわからないけど 上空にその影響が出ているから
人工衛星で地震についての研究というのは実はできたりもするというようなのがあるん ですね
3D解析の新たな可能性
でそんな中でその地震が起きた場所から地球その電力 県の状態を上空から見ていると平面に地球上にこうやってわーって波紋が広がっていくかのように
電力圏が乱されていくっていうことは過去の研究でも結構わかってきて言っていたんですけど じゃあ地震が起きて上空までのその上空ね
何十キロ何百キロっていうようなところまでのこの空間的な広がりっていうのがあるわけじゃない ですか
3次元的に広がってるよね ねあの上空から見て地図上にその波紋が広がるように見えている情報って2次元
ですよね でそれに対して
本当は地球の空気の中にも層があってその中にどうその中の電力層っていうと電力圏 っていうのも一定この分厚さを持ってると
だから本当は面で何かそう波紋が広がっていくみたいに宇宙から見たら見えるかも しれないけど本当は下から電力圏を
歪ませる異常を発生させる 情報というのが伝搬していって空間的に
3次元的に広がりながら電力圏を乱しているはずなんだけどそれが今までどうやって 広がっているかわかっていなかったと
で今回これ8京都大学のチームそして京都大学で良かったよな 8京都大学のチームと
8名小屋大学のチームですかねが共同研究で行った中でですね この
gnss っていうまあ gps システムですよ わかりやすく言うとこれを使ってその3次元解析っていうのができるようになった
っていう研究がリリースされてました しかもこれはねあの大学のその2つのチームが連携したとこに加えて
8ソフトバンクが持っている基地局とかを利用して基地局と人工衛星の通信という ところをベースに
3次元空間で高分析するっていうのが実現したと いうところですねでそうするとこれどんなことがわかるかっていうとまあそもそもこの
地震っていうのが発生した時に 電力圏をに異常をきたすということがわかったけどその空間的にどうやって広がって
上空に対して影響を与えるのかというのが理解できるようになるので 単純にこう地震の地球の中での地震という存在の理解が深まっていくっていうのも
ありますし あとは僕たちがこう生活していく上で gps ってめちゃめちゃ重要じゃないですか
GPSの重要性と研究の意義
ねしかもこれから自動運転とかより スマホに頼った生活になっていくって時に gps がずれるっていうのはどうしてもこう
生活の基盤が揺らいでいっちゃいますよね でそんなんが太陽の影響だったりとか地震の影響で
上空が歪んで通信がずれるとかってなると困るわけですよ で今までは2次元的にしか研究できてなかったところが3次元的に解明できるようになると
じゃあこうあそこで地震が起きたここで太陽フレアが起きたってなった時に じゃあ電力圏このぐらい乱されるこっちにこれぐらいずれるようになるから
じゃあ gps を補正しましょうとかっていうような対策も打てるようになるわけですよね そうっていうような感じでなんか今回のこの研究いいなーってめっちゃ思ったのは
生活に対して直結もするし地球科学に対する資産も得られるしっていう非常にね あの素敵な立ち位置を持った研究結果だなと思って紹介させていただきました
結構ねあの gps 関連の仕事をしてますとか通信関連の仕事をしてますっていう人多いと思う のでこういう研究はちょっとね身近だったら
あのソースの概要欄に毎回ちゃんとどういう論文かっていうのを載せているのでそちらで こうチェックしてもらってですね
深めてくれたら嬉しいなというふうに思っておりますよろしくお願い致します はいということでじゃあ今回は以上にしていきましょうか
ハイアフタートックいきましょう 今日ですねこれ5月30日のエピソードですけど前の日の夜に撮ってるわけですね
であのそのタイミングで実はその直前まで出版社の方と打ち合わせをさせていただいて おりました
あのなんで宇宙話を展開して書籍化していくっていうところの次回作ですね
まあ頑張って作ってますわであの僕の筆が一旦止まってしまったのでっていうのは 終わったわけじゃなくて
あの続かなかったっていう感じですね ヤベースって言いながら相談させてもらってまぁ今回こう
打ち合わせしてなんとかここから1ヶ月ぐらいでブーストかけながら本書いていける かなっていうところですね
とはいえですね半分ぐらいというかまぁ半分はないか3分の1とか4分の1ぐらいの ところはまだちょっと
余白というかがあるんですよ ここをね
こう 宇宙話今聞いてくれてるじゃないこうやってでならあなたに手伝ってもらいたい
ですっていうのをあの強く伝えていきたい 前に宇宙かけるまるまるって募集したじゃないですか
あの募集したののネクストバージョン あの
ちょっと公募していきたいなぁと思ってますそうだなぁ 明日
明日明後日ぐらいにちょっと募集かけようかなと思いますね 今日結構打ち合わせもできたし
あのやりたい方向性を見えてきたんででこう 毎日聞いてくれてるじゃないですか
でその中で面白いなって思ったのを教えてもらうみたいな こういうこういう中で教えてほしいなっていうのを伝えてそれであなたの好きな
ところがどんどんこう上がってくる 上げてくれたらその中であこれ本に入れたいってなるし
でそうしたらあやっぱみんな面白いと思ってんだみたいな やっぱ何個もかぶるやつって絶対みんなが気になるものだから
そうやってね宇宙話を聞いてるこう 一緒には聞いてないけど一緒に聞いている仲間たちと気持ちが合ってるってことだから
採用されたってことはみたいなねそんな感じでなんかちょっと葉書職人的にみんなに 楽しんでもらえたらいいかなと思ってるわけなんですよ
だからねあのちょっと明日明後日 明後日ぐらいかなちょっと募集いろいろかけさせてもらうんで楽しみにしておいて
くださいね ちゃんと聞いてねっていう予告でした
はいとにかくあの書籍また新しく作っていてみんなこう 宇宙を文字で伝えるっていうところ
あの前ねあの電子書籍出るかなぁみたいな話出ましたけどあの 出版の編集担当編集の方から電子は
あの頑張って作りますっていう言葉をいただいたんで 楽しみにしておいてくださいね
はいということでじゃあ今回は以上にしていきたいとおもいます 今回の話も面白いなぁと思ったらお手元の podcast アプリでフォローフォローボタンの近くにある
星マークこちらでレビューいただけたら嬉しいです 番組の関西宇宙に関する質問については x のハッシュタグ宇宙話でつぶやいてください
はいということで今日も x のスペース開きながらお届けしておりましたあと youtube ライブですね
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