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はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。このチャンネルでは、1日10分宇宙時間をテーマに、毎日誰でも最新の宇宙が学べる話題を、ドクター佐々木がお届けしております。
ということで、早速今日の本題ですが、今日は、水星の画像っていうところが初めて公開されたというお話をさせていただきたいと思います。
これは、いろんなニュースでもしかしたら見かけた方もいるかもしれませんが、現在、ヨーロッパと日本、両研究機関によって運営されている水星探査ミッションっていうのが進んでるんですね。
これの名前が結構可愛くて、ベピコロンボっていう、そんなプロジェクトになってるんですが、これが今、水星の近くを通るタイミングだったので、
そこで写真の撮影が行われたというところで、水星表面の綺麗なクレーター、物がぶつかってできたようなへこみみたいなのだったり、そういったのが綺麗な画像で取得できてるっていうところで、
今回はそんなところを紹介していきたいと思っておりますので、ぜひ最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。
ということですね、本題に入る前に毎日恒例の近況報告入ろうと思ってるんですが、すいません、今日ちょっともしかしたら冒頭から声が低いように聞こえるかもしれませんが、
若干喉の調子が悪くてですね、喉シュッシュみたいなのやってたりするんですけど、そういうのをやってなんとかしゃべれてるので大丈夫かなと思いつつも、
ちょっとだけお聞き苦しい点があったら申し訳ないなと思ってる次第です。
で、金曜日、先週の金曜日から金土日と、このポッドキャスト全部ゲスト回っていう感じになってたと思うんですね。
金曜日は宇宙兄弟とのコラボっていうのが始まった株式会社ワープスペースのCSOのヒロに来ていただいて、いろいろ話してもらって、
で、土日っていうのは聞いていただいた方はわかるかと思うんですが、コメディ系のチャンネルから世界変態大全に来ていただいて、
宇宙についてすごいポップに触れられるような、そんなゲスト回っていうのを作ってみたんですね。
で、このポッドキャストの目標みたいなのがあって、ランキング云々っていう話は別であるとして、
内容としてどういうチャンネルに育てていきたいかみたいなところの2つが結構ぎゅっと詰まった3日間だと僕は思ってるんですよ。
っていうのも、1つはこの宇宙をよりポップに感じていただきたいというか、宇宙の研究っていうのがすごいスピードで進んでる中で、
より身近に感じていただきたいっていうところで、この配信ずっと続けてるんですよね。
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で、そうなった時に、やっぱり僕が毎日最新の研究ばっかり話していると、どうしても肩苦しく聞こえてしまう部分っていうのも絶対あるんだろうなと思っていて、
そこはちょっとずつ修正しながらも、やっぱり他にゲストを呼んで、それこそコメディチャンネルの方なんて、結構放送自体を楽しく盛り上げてくれるみたいなところがあるので、
そういったところで、今までちょっと小難しく聞こえてたのも、もうちょっと砕けた目線で見てもいいんだっていうところを認識してもらえるのにはすごい最適なのかなと。
あとやっぱコメディ系のところを聞いている人にも、ゲストを呼んだことによって来てもらって、それのきっかけで宇宙にちょっと興味を持ってもらって、
そんな感じのができたらいいなと思ってたので、土日のは今までのコラボよりもさらに崩れた感じで見せれたのは、僕はすごい良かったかなと思ってます。
それで金曜日、これはワープスペースっていう宇宙ベンチャーからゲストを呼んで、会社でこんなこと発表しましたみたいな話したと思うんですけど、
あれも僕の中での一つ希望というか将来の目標であって、この番組自体がPRの場、天文学の研究だったり、宇宙ベンチャーないし宇宙系の企業のこんな取り組みをやってますっていうののPRの場になったらすごいいいなと思ってるんですよ。
これは何か物を売るための宣伝というよりは、日本国内の宇宙の動きってこういう風になってるっていう最新の情報を生の声で聞ける。
会社の実際に中で動いている人が今回のプレスってこういう話だったんですよねっていうのを生の声で説明してくれる場っていうのがあってもいいんじゃないかなと。
それだとやっぱなんか動画にするとかっていうよりは敷居も低く結構いろんな方に話していただけるんじゃないかなと思っているので、
そこらへんも最終的な目標というか、日本国内の宇宙産業とか天文学っていうところを盛り上げる一助になれればいいかなというところで将来の目的を考えてるんですね。
ポッドキャストの。なのでそれがこう3日間にギュッと詰まった感じがあるので、これからもこういったチャンスがあればゲストいろいろ呼んでやっていきたいなと思っているので、これからも応援よろしくお願いいたします。
はい、そんな感じでちょっとバーっと喋ってしまいましたが、今後ポッドキャストっていうのはそういうところを目標にやっていきたいと考えているので、
なんかそこらへんでご意見ある方はぜひですねいただけたら嬉しいなと思っています。
ということで、早速本題入っていこうかなと思うんですが、今日の本題は水星の表面の画像っていうのが公開されましたという、すごいシンプルなお話をしていこうと思うんですね。
で、今回のは冒頭で話した通り、ヨーロッパと日本、それぞれの宇宙機関が共同で進めている水星探査計画、ベピコロンボっていう、そんな計画の進捗がわかる、そんなお話なんですね。
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で、今回のは水星探査機なんですよ、このベピコロンボっていうのは。
なので、太陽から一番近い惑星ですよね。
太陽系の惑星って、太陽を中心に内側から、水、金、地下、木、土、天、海みたいな、そんな感じであると思うんですが、
地球よりももっと太陽に近い、何なら一番太陽に近い惑星である水星っていうのを、しっかりと理解していこうというところで進んでいるプロジェクトなんですよ。
で、これは、水星自体って、実は結構特殊なようにも見えるし、実は地球と共通点があるようにも見えると。
どういうことかっていうと、水星っていうのはそもそも太陽に一番近いので、ものすごく高温になってるんですね。
なので、温度が高い状況。で、なおかつ太陽の影響、やっぱ一番近いから一番受けやすいんですよ。
で、そんな中で、こう、一番注目されてるのは、その星自体が磁石としてどういう性能を持っているかっていう話ですね。
これは、天文学の領域では、磁場っていうのはものすごい重要な要素になっていて、その磁石の力が及ぶ範囲ですね。磁場。
で、これが、この地球は単純に北極と南極のところから、こう、なんか、磁石、でっかい磁石みたいになっていて、コンパスを抜けると北の方角がわかるみたいな。
そんなところっていうのは、たぶん小学校でやったかなと思うんですよね。
で、ああいう、で、あれって毎日どこで測っても大体一緒じゃないですか。大体というか一緒なんですよ。北の向きっていうのは。
で、これ、地球上での当たり前であって、実はこの磁場っていうのは、どんどん動いていくような性質もあったりすると。他の星では。
ただ、彗星の、その、彗星自体が大きい磁石と考えた時に、この磁石っていうのも安定してとどまっている。
つまり、何日のいついつに測っても、北は北です、みたいな。
そんな感じの状況がわかるのは、実はこの内側の太陽系の内側の方の星では、地球と彗星だけなんですよね。
といったところの共通点もあり、ただ、なんかこう、中の構造とかを見てみると、実は全く違う星なんじゃないかっていう目線もあったりすると。
といったところで、日本とヨーロッパの宇宙機関が連携して、そこら辺を解明していったり、あとは、その、彗星の表面だったりとか。
彗星の磁場もそうだし、彗星の表面も、そこら辺も全て解明してあげようというところで進んでいるのが、この彗星探査ミッション、レピコロンボなんですよね。
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で、今回は、そのレピコロンボが彗星を探査するためには、やっぱり彗星に近づかなきゃいけないというところで、もうこの探査機が飛ばされたのが、確か3年前とか。
3年前に打ち上げがされて、で、その中に探査機が乗っていると。
で、その探査機のカメラで今回は、彗星の近くを通った時にパシャッと写真を撮ったんですね。
で、一番彗星の表面に近づいたタイミングだと、上空199キロとかっていう本当にスレスレぐらいのところまで行ってるんですが、
このスレスレを通ったタイミングでは、なかなか綺麗に撮影することができない条件だったみたいなんですよ。
なので、この、そのじゃあ通過した後、どれぐらいのタイミングかっていうと、上空大体1000キロぐらい。
上空1000キロぐらいのところからパシャッと撮られた写真っていうのが、今、まあもうネット上でも確認できるようになっているというところで、
ベピコロンボ、彗星で画像検索とかしてみたら、もしかしたら出るかもしれないので、
なんか単純な感想を言うと、ちょっと月っぽいです。
なんかクレーター、表面にもたくさんのクレーターっていう、その隕石だったりとか、なんか衝突物がぶつかった時にできるくぼみみたいなのが結構綺麗に見えていたりとか、
あとは、こう、専門家目線でいろいろ見てみると、なんか溶岩、水星にも昔こう火山活動みたいなのがあって、
溶岩で覆われたような地形の場所だったりとか、そういうところも見えてるみたいなんですね。
で、なんか水星の表面って実は結構こういうクレーターっていうのは結構多いらしいんですよ。
で、水星に対して結構人類っていうのはフラットに接してきてますよっていう、なんかそんなエピソードもあって、
これ、ヤフーニュースのコメント欄に、国立天文台の大渕教授がコメントされてるものを引用するんですが、
なんか水星の表面にはたくさんクレーターがあって、そのクレーターにはなんかこうカルビーノとかレールモントフっていうような名前がついてるらしいんですね、クレーターに。
で、これはなんかイタリアの作家とかロシアの詩人の名前だったりすると。
で、水星表面の写真が撮られたのが北川がメインだったと。
でいうところで、まあそういう詩人の名前がついたクレーターが表面にあったりする。
で、その一方で今回写っていなかった水星の南半球には馬賞と名付けられたクレーターもあるらしいんですよ。
松尾馬賞の馬賞ですね。
で、いった感じで世界中の作家だったりとかそういったところの名前がついているクレーターがあったりするらしいので、
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これから今後ですね、水星の探査っていうのがガーって始まっていった時にいろんなクレーターが見える。
そんなところにどんな名前がついてるかっていうのはまたこれから楽しみに見ていける部分なんじゃないかなと思ってます。
で、今回こうやって水星に綺麗に近づいて写真を撮ることに成功したというところが挙げられましたが、
実際にはまだこれからさっき言ったみたいに水星の地場を観測、探査しなきゃいけなかったり、
あとは表面、内部構造だったり表面っていうところをもっと綺麗に明らかにしていって、
水星自体の理解っていうのをこの数年でがっつり深めていくというような期間に入っていくので、
これから水星に関する情報だったりとかはきっとたくさん出てくると思います。
というところで、これからベピコロンボの中に載っている日本とヨーロッパの計画については色々紹介していこうと思ってますので、
これから水星の情報をお楽しみにしていただけたらなと思っております。
ということで今回は初めて水星表面の写真を撮ることに成功したベピコロンボっていうミッションについて紹介させていただきました。
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