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2021-11-20 14:26

411. JAXAの宇宙飛行士の募集がとうとう始まる!!

1年前から予告されていた宇宙飛行士の選抜試験の内容がとうとう公開された!

今回はガラッと募集要項が変更になり、話題になっています。

どこがどうかわったのか、この人たちはどんなミッションに取り組むのか、そんな話をがっつりしていきます。


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はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。このチャンネルでは、1日10分宇宙時間をテーマに、毎日誰でも最新の宇宙が学べる話題を、ドクター佐々木がお届けしております。
ということで、早速今日の本題ですが、今日はやっぱり皆さんニュースでも見かけたかなと思います。
宇宙飛行士選抜試験の募集が開始されたというお話をさせていただきたいと思っております。
今回のお話ですけど、JAXAから発表があった新たな宇宙飛行士の選抜試験、これがついにスタートするというところで、このニュースかなり話題になってるんですよね。
これ実際に募集がかかるのって、13年ぶりとかになるんですよ。
なので、13年ぶりに選考が行われる。その上で、実際に昔とは違う募集要項というか、募集条件みたいになっていて、そこは結構注目を集めている部分になるんで、
今日はそういう募集要項の視点でお話しできればなと思ってますので、ぜひ最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。
ということで、毎日恒例の近況報告を本題の前にさせていただこうかなと思うんですけど、皆さんいかがでしたでしょうか。
11月19日の夕方、部分月食、ほぼ会期月食ですね。こちら見れた方いましたでしょうか。
なんか結構Twitterとかでもちらほら、そんな報告を見たりして、結構いろんな方見れてたかなっていう印象ですね。
それに伴って、僕も番外編出して、どういう方向で何時ごろ見ればいいかみたいな話させていただいてたんですけど、
それに対しての感謝のメッセージだったりとかもいろいろいただけたので、本当に良かったなというふうに思ってます。
僕自身は、ちょっと用事があって、神奈川と静岡のちょうど境目ぐらいのところにいたんですよ。
時間が近くなってきたので、運転してたところから車を止めて月食を探してたんですけど、
ピークになった時にちょうど雲がかかっていて、僕は見れなかったんですよね。
ただ、かけていくタイミングとか、90%ぐらいまで行ったところまでは見れたんですけど、
本当にピークというか、18時3分とか4分とか、そのあたりで迎えるピークの月食っていうところがちょっと見れなかったのは残念だったなというふうに思ってるんですが、
日本中いろんな方が今、TwitterとかInstagramとかそういうところで教えてくれるので、
綺麗な月食を見れたつもりになって、今回も迎えているという感じですね。
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天気恵まれないなと思って、今年これ2回目なんですよね。ほぼ回帰月食って。
ただ、前回のは完全に曇りで見えずみたいな感じだったので、今回にはかなり期待してたんですけど、残念だったなというところですね。
なので、もしポッドキャストを聞きながらだったりとか、聞いた上で部分月食見ましたよなんていう話があったら、
ぜひTwitterでまたご意見いただけたら嬉しいなというふうに思ってます。
そんな感じで部分月食なかなか難しかった一方で、この土曜日と日曜日というかは結構宇宙食強めのお仕事が入っていて、
明日ですね、明日というかこのポッドキャストが流れている11月20日は僕が最近一緒に仕事させていただいている
株式会社ワイスペースっていう宇宙ベンチャーとJALの共同イベントっていうのが開催されて、
宇宙教育なんていうところにも参加してくるような用事があったりとか、
そんな感じでいろいろ土日も宇宙一食でいろんな仕事しながらやらせていただいているという感じですね。
そんな宇宙教育のお話だったりとか、また気づいたところはこのポッドキャストでも共有できればなと思っていて、
ポッドキャストだったり宇宙ビジネスライター以外にも実際のイベントとかに趣きながらいろいろやったりする機会増えてきそうなので、
また新しい角度で宇宙のお話皆さんに提供できるんじゃないかなと思っておりますので、
お楽しみしておいていただけたら嬉しいです。
ということでそんな感じで緊急報告以上とさせていただいて、本日の本題に入っていこうかなと思っております。
今日の本題は13年ぶりにJAXAが新しい宇宙飛行士の選抜試験の募集を開始したというお話をさせていただこうと思っております。
これ正確には募集要項が公開されたというところになっていて、
この宇宙飛行士の募集スタートしますよなんていう話があったのは、
これ遡ると大体1年前とかですかね。
1年前の9月とかそのぐらいに来年の秋募集開始しますっていうのがドンと公開されて、
そこから結構皆さんそわそわしてるみたいな時期が続いてたんですよね。
毎週末宇宙飛行士になりたいみたいな方々のSNSとか見ると、
今週もまた公開されなかったなぁみたいな感じで落胆されている様子が見れていたりしたんですが、
ようやくその募集要項っていうところが公開されたっていうのが、
今日一番ホットなニュースなんじゃないかなというふうに思います。
これなんですけど、12月の20日から3月4日までっていう中で応募期間っていうのが受け付けられていて、
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今回注目なのはやっぱり募集要項が過去のものとかなり変わっているっていうところかなっていうふうに思っています。
まず何が変わったかっていうと、
これまでって自然科学系の4年生の大学を出ていなければいけないっていう基準が一つあったんですよね。
自然科学系とか言いつつも、基本的には理系の学部を出ていてくださいっていうような条件があって、
大卒以上っていうところの条件がしっかりと決められていたわけですよ。
その中で、やっぱそれでも世の中でそこでフィルターがかかると一気に応募できる人の数っていうのは制限される中で、
今回その条件が撤廃された。
なんなら大卒とかそういった経験は一切書かれておらず、学歴はもう不問というふうになっています。
不問?なってんのかな?
そこが一番大きく変わった部分かなっていうふうに思っていて、
やっぱ大学教育っていうところが大前提で見られていたところから変わったのは、
これ確か聞いた話だと世界中でここまで広く門を開けた専攻っていうのはないようなので、
ここは非常に面白いポイントかなと思っています。
聞いている方、皆さんに一気にチャンスが広がったっていう感じですね。
このPodcastのリスナーの方にも。
単純に職歴が3年以上、実務経験3年以上っていうところが要件になっているので、
そこは結構クリアできる人はいるはずなので、
あんまり心配する部分じゃないのかなっていうふうに思っています。
プラス、今回もう1個変更点で面白いのって何かなって思ったら、
これ身長制限ですね。身長制限が結構変わったんですよ。
以前までは確か158cm以上っていうところが下のボーダーになっていた一方で、
今回の募集から1m49cm以上の人であれば問題ないというふうになったというところで、
大体10cmぐらい下の身長の人までOKになったわけですよ。
これって結局こういう身長制限っていうのが何でできるかっていうと、
宇宙服の企画だったりとか、
そういうところでどうしてもやっぱ身長が小さすぎたり大きすぎたりっていう人に対しては、
なかなか門を開けないっていう難点があったわけなんですが、
最近の宇宙旅行に行っている方たちとか、
あとは宇宙飛行士の方の状態を見てみると、
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やっぱSpaceXが作った宇宙服だったりとか、
そういったところでどんどん多分バリエーションも増えてきて、
対応できる幅っていうのが広がってきてるというところで、
こういう身長制限っていうところにもボーダーラインっていうのがひとつ引かれたというか、
より緩くなったっていうようなところが、
今回の募集要項の中では面白い点の2つなのかなっていうふうに考えてます。
もちろん他にもいろいろ以前の募集の仕方とは変わってる部分があったりするんですけど、
そのあたりは皆さんの興味がある方は募集要項を読んでくださいっていうような投げ方をしてしまうんですけど、
今回の宇宙飛行士選抜試験で選ばれた人っていうのは、
一番アサインされる任務に就く可能性が非常に高いのがこれ、月面への到達ですね。
今、日本だったり日本、アメリカ、ヨーロッパ、あとはカナダとかもそうだったかなっていうところで、
もう世界中一丸となって月を目指しましょう。
またその後別の惑星、火星だったりとかっていうのを目指すっていうアルテミス計画っていうのが進んでいるんですよね。
その中でそれが動いてくるのがやっぱり本当に5年後とか10年後とかそういったところになってくると。
そうなるとやっぱり月面探査が行われる10年ぐらい経ったタイミングの時に、
宇宙飛行士としてそのミッションにアサインされる確率が最も高いというか、
このタイミングに募集がかかる人たちはそこに向かって訓練をするんじゃないかっていうふうに言われているので、
今回の宇宙飛行士選抜試験に選ばれた方っていうのは月面に降り立つことが非常に可能性としては高いというところがあるんで、
皆さん受けない方でも日本人として初めて月面にたどり着くなんていうところに一歩踏み出す人が決まるというところで見ると、
また面白い見方ができるんじゃないかなっていうふうに思っています。
これ関連の話って、1年前それこそポッドキャスト始めてすぐぐらいの時にこの宇宙飛行士選抜試験やりますっていう話が出たので、
その頃にも1回話してるかなっていうふうに思うんですが、今回この募集要項いろいろ変わったり、
あとは将来的に計画されているミッションとのバランスっていうところを考えたら、
どんな特徴を持っている人、どんなご自身の特技みたいなのを持っている方がいいのかっていうのをいろいろ推測してみると、
例えば月面に行くことは結構手堅いミッションになるのかなと思うと、
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月の研究者だったりとかっていうのは実際に現地でそういった考察とかができるっていうのは非常にすごいんじゃないかなっていうふうに思っていたり、
あとは今までって宇宙空間に漂いながら作業するっていうことが多かった一方で、
月面でのミッションっていうのを想定していくと、月面で例えば乗り物に乗って月面を移動するだったりとか、
あとはその表面でいろいろ実験を行う器具を使ったり組み立てたりっていうところのエンジニアリング能力みたいなところも結構問われると思うんですね。
なので僕的な意見で見ると、やっぱり月の研究者だったり、あとは月の地質を調べる地質学者、
あとはそういった月面での移動手段だったりとかっていうのをカバーできる機械系のエンジニアの方だったりっていうのが僕的には強いんじゃないかなっていうふうに予想してます。
でも今回結局そういう理系っていう枠組みを取っ払ったりしているので、どういう角度からどういう分野の人がピックアップされるかっていうのは全然わかんない状態なので、
そういった感じで将来のミッションとかを見据えてどんな人が選ばれるのかっていうのを一緒に皆さんと深めていければなっていうふうに考えています。
なので今回は13年ぶりに公開された新しい宇宙飛行士を選ぶ宇宙飛行士選抜試験の募集要項についてのお話をさせていただきました。
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番組の感想や宇宙に関する質問についてはTwitterハッシュタグ宇宙話、宇宙が漢字で話がひらがなになってますので、じゃんじゃん呟いていただけたら嬉しいです。
Appleポッドキャストのレビュー等もお待ちしてますので、ぜひよろしくお願いいたします。
過去に1をつけてしまった方、2をつけてしまった方も、最近いいなって思ったら5に書き換えられるっていうシステムになってるらしいので、ぜひよろしくお願いいたします。
それではまた明日お会いしましょう。さよなら。
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