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2021-08-14 13:53

308. 幻想的なオーロラが木星を温める不思議現象のハナシ

今日は木星のお話!木星って実は地球に比べて10倍以上明るいオーロラを頻繁に作り出します。

地球の10倍ってどれだけ幻想的なんだろう。。。と思いますが、

実はそのオーロラが、木星の温度に関わるような重要な役割をしていたとか?

かなり「天文学」っぽいお話をしてみました。


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はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。この番組では、1日10分宇宙時間をテーマに、前世代が最新の宇宙を学べる話題を、ドクター佐々木が毎日お届けしております。
というところで、早速今日の本題の話なんですが、今日の本題は、木星が実は普通よりもものすごく熱くなっているというお話をさせていただきたいと思います。
これなんですけど、木星って、私たちがいる地球みたいに太陽の周りを回っている惑星の一つなんですね。
なので、自分たちで光っているというよりは、真ん中にある太陽系の真ん中にある太陽の光を受けて、その光によって表面の温度とかを保っている、なんていう状況だったりするんですね。
そんな状況であるこの惑星の中での木星ですね。これが太陽から普通に光を受けるだけで成り立っているような表面の温度じゃないというお話を今回はさせていただこうかなと思っています。
これだけ聞くと、ちょっとあまり面白みが感じられないかなと思うんですけど、木星って実はものすごく強いオーロラが出る。
地球の10倍とかそのぐらいの規模でものすごく大きいオーロラが出るだったりとか。
実はそのオーロラが今回すごい関わってきているなんていうお話になっているので、ちょっとロマンチックなお話になっているかなと思いますので、そちらもぜひ注目していただければなと思っておりますので、ぜひ最後までお付き合いください。よろしくお願いいたします。
ということでですね、こんな感じで本題紹介したんですけど、本題の前に毎日恒例の近況報告というか活動報告させていただこうと思います。
このポッドキャストですね、これまで今日で308回という放送になるんですけど、このポッドキャストの更新のタイミングを少し朝にずらしてみようかななんて思っております。
これなんですけど、最近僕のポッドキャストを撮るタイミングが、最近じゃないですね、いつも夜の夜中の12時を過ぎた後とかということになってたりするんですね。
そうするとやっぱりそのタイミングで聞いてくださる方っていうのは数的にもかなり少ないのかなと。
逆に朝更新された方が、あ、更新されてるっていうのを認識していただいて、より聞いていただける方の方が増えるのかななんて思って、
ちょっとこのよりですね、皆さんの生活の時間に寄り添ったタイミングで更新をするようにしてみようと思っております。
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こういうのを思いついたタイミングで僕はやるタイプなので、ちょっとタイミングが悪いですが、もう金曜日のこのタイミングでがっつりスタートしていくと。
ただ、なので今回の更新は朝になってるかなと思うんですね。
一方で土曜日とか日曜日のゲスト会っていうところに関しては、これは相変わらず土曜日、日曜日の夜のタイミングで更新しようかなと思っておりますので、
ちょっと更新のタイミングのスケジュールがずれることもあると思いますが、これからもぜひよろしくお願いいたします。
こんな感じで僕ですね、いくら何かのランキングでトップになったとかになっても、どんどんタイミングとかの試行錯誤はしてやっていくつもりですので、これからもぜひよろしくお願いします。
ということで、早速今日の本題に入っていきたいと思います。
今日の本題は、太陽から受ける光だけでは説明できない、ものすごく熱い木星のお話をさせていただきたいなと思っています。
木星って、太陽系の、私たちがいるこの地球とかと同じ太陽系の惑星の一つで、内側から水、金、地下、木と展開というような感じで惑星って存在してるんですね。
なので木星っていうのは、水、金、地があって、下は木なので、火星よりも一個外側の惑星っていうイメージです。
太陽系の惑星の中には大きく分けて2種類あって、地球とかみたいに表面に岩石ができているような惑星なので、いわゆる地面があるみたいな状況ですね。
一方で、火星の隣の木星、今回注目している木星から外側っていうのは、結構そこがガスになってるっていうようなガス惑星っていうような状況になっていたりするというような、こんな感じで太陽系ってがっつり2つに分かれていたりするんですよ。
そんな感じである木星、太陽系の中でもものすごく大きいっていうので注目度一つあるっていうところで、それがですね、冒頭で話した通り木星の表面の温度がものすごく高くなってるっていうのが、宇宙研究、天文学っていう中で結構課題としてあったんですね。
なんで木星の表面ってこんなに暑いのかって。今回はそれを詳しく解析した研究だったんですね。
木星の表面が暑いっていうのはどういうことかっていうと、私たちがいるこの惑星とかっていうのは、太陽と違って自分で輝くことができないので、その表面の熱だったりとか、星自体の輝きっていうのは真ん中の太陽からの光に依存してるんですね。
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つまり太陽の光をたくさん受ければ表面が暑くなるし、逆に少なくなれば寒くなる。だから太陽系の中の惑星っていうのは内側の方が温度が高くて、外側の方が温度が低いというような状況になってるんですよ。
今回、もともと木星の表面っていうのは太陽の光をしっかりと受けて、受けた時に表面の温度がどれぐらいになるのかっていうとですね、これが結構暑くてですね、表面がなんと420度もあると。
これはどういうことなんだろうっていうのが天文学の謎で、地球の表面ってそんなに暑くならないじゃないですか。
でも木星ってそんな地球よりも外側にあるので、基本的にはそんなに暑くならないはずなのに、木星の表面というか結構高いところの高層帯域というところですね、これが摂氏420度になっていると。
なので本当は太陽の光だけでゆっくりと温められてたらマイナス70度ぐらいなんですよ。なのでこの差っていうのが何で生まれてしまっているのかっていうのが結構天文学の中で謎になっていると。
今回、ものすごく性能の良い望遠鏡を使って、木星の表面のどこがそんなに暑くて、逆にどこがあまり温度が高くないのかっていうような、いわゆる星の表面の温度マップみたいなのを作ってあげたんですね。
そうしたら、いわゆる地球でいう南極とか北極とか、ああいうふうに呼ばれるあたりがものすごく暑くて、その暑くなっている部分から順番に熱が伝わっていくような感じで、赤道の近くまで温度が高くなっているっていうような状況になっていることがわかったんですね。
これどういうことなのかというと、このタイミングでなんと面白い現象が見つかっていました。その現象がオーロラです。このオーロラっていうのは、地球表面でも見られるいわゆる虹色にキラキラ光る、すごく幻想的な現象ですね。
このオーロラが木星でも見えるっていうのは、数年前から結構有名な話で、その研究っていうのは最近盛んに行われているんですよ。木星で見えるオーロラも地球で見えるオーロラも同じで、少し南極北極とかに近いような地域で見えると。
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なんでオーロラができるのかっていうと、これは2日前とかにお話しした、ポッドキャストでお話しした宇宙天気っていうところに非常に絡んできて、簡単に言えば太陽が活発に動いているときに、そうすると太陽って表面で爆発とかを起こして、自分自身の一部っていうのをその爆発の勢いで吹き飛ばしたりするんですね。
その吹き飛ばした物体が地球だったり木星だったりっていうのにぶつかると、それの反応でオーロラができるっていうのがざっくりとした仮定なんですよ。
なので今回この木星の研究でわかったのは、なんとその表面の温度をものすごく上げているのは、実はこの太陽が作り出す木星のオーロラが原因なんじゃないかというのが今回の研究で明らかになったんですね。
地球ではそんなことないですよね。オーロラのせいで表面の温度が一気に上がるっていうことはないんですけど、なんせ木星でできるオーロラっていうのは地球に比べて10倍以上明るいっていうところが非常に特徴として挙げられるんですね。
これなんで10倍以上明るいのかっていうと、太陽からの影響だけではなくて、実はオーロラを作るためには木星の磁場っていうのが非常に重要になってくると。
ここからはいつも話よりも難しいお話をちょっとしてみようと思うんですけど、簡単に。
惑星とかって地球もそうなんですけど、まず地球でコンパスとかを持ったときに、北を赤い方向ぴょんって向いたりするじゃないですか。方角がわかるコンパスですね。
あれって地球の表面にある、北極から南極につながっている磁場、磁力線っていうものに反応してコンパスが動いている。こんな感じのがどの惑星にもある。つまりどの星も大きな磁石みたいな役割をしているんですけど、そんな中で木星っていうのはその磁場がものすごく強い。
すごくわかりやすくイメージすると、地球で使うようなコンパスを持って行ったときに、いざコンパスを動かして、違う方向から思いっきりパッと動いたときに、針が向くスピードが尋常じゃなく速いっていうようなイメージですね。
そんな感じで、地場、表面にある地場っていうのがものすごく強い。これが強ければ強いほどオーロラの光が強くなる、大きくなるっていうのが特徴として挙げられるんですね。
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なので木星っていうのはその強い地場っていうところが関連してできるオーロラのおかげで、表面に綺麗なオーロラができているのにプラスして表面の温度っていうのを非常に上げてくれる。
そんな作用っていうのが今回明らかになったというところで、これからまた最近盛んになってた木星で見えるオーロラのお話っていうところに、さらに新しい展開っていうのがどんどん出てくるんじゃないかな。
なので今回は最近話題のニュース、プラスしてちょっとロマンチックなオーロラのお話を含めて、太陽系の惑星、木星の話をしてみました。
ちょっと難しい内容にしてみたんですけど、このぐらいの漢字の天文学のお話、どれぐらいの方が興味あるか非常に楽しみにしておりますので、面白いなと思ったら是非お手元のポッドキャストアプリでフォロー、サブスクライブ。
そしてツイッターでハッシュタグ宇宙話、宇宙が漢字で話がひらがなになっているので、つぶやいて反応していただけたら非常に嬉しいなと思ってます。
ということで、明日からの土曜日、日曜日の回は、今私たちの、僕のポッドキャストを含めた科学系ポッドキャストっていうところで、
Apple Podcastのトップページで特集が組まれております。
で、その科学系ポッドキャストっていうところの一つ集まりのきっかけになったおっきい人ですね、バイリンガリレオのNaotoさんを迎えて、
科学系ポッドキャストとは何ぞやという、最近散々僕がそんなワードを出しているお話をしていきたいと思ってますので、是非お楽しみください。
それではまた明日お会いしましょう。さようなら。
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