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はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。今日はですね、宇宙飛行士の、宇宙飛行士選抜試験の募集が来年の秋から始まるっていうのが、昨日JAXAから発表されたので、今日はちょっといつもと趣向を変えて、そこをちょっと注目していきたいと思います。
なので、今日のこのポッドキャスト5分10分聞いていただければ、来年開催される宇宙飛行士選抜試験、あなたも受けることができるかもしれないというところを確認できると思うので、ぜひ聞いていっていただければ嬉しいなと思います。
宇宙飛行士選抜試験って、皆さん宇宙兄弟って見たことありますか?宇宙兄弟は、実は宇宙兄弟の募集がかかった、お兄ちゃんの主人公が宇宙飛行士になるための選抜試験の募集がかかったのも確かこのぐらいなんですよ。
20年、21年、22年とかだったので、そことかなりリンクしてると。なので宇宙兄弟の中でイメージする宇宙開発っていうのが実際に現場で体験できるようなものになってると。
なおかつその時代がすぐそばまで来てるんだなと思うと、かなり考え深いものがありますよね。本当に10年とかで人間が当たり前のように月に行って、何なら次は火星を目指したいだとか、次の他の惑星まで行ってみたいとか、宇宙人探すとかそういうところが現実味を帯びてきてるっていうところで、ジャクさんも力を入れていこうと思ってるところなんだと思います。
そういう夢物語みたいな話もロマンがかなりあっていいんですけど、実際になんでこのタイミングでジャクさんが募集をかけ始めたのかっていうところを少し考えてみました。
そうすると宇宙飛行士の数と年齢っていうところが結構ネックになっていて、どういうことかというと、宇宙飛行士の数がNASAが抱えている宇宙飛行士47名なんですね、現在の時点で。
あとはもう一個宇宙大国といえばロシア、ロシアでも23名っていうところがあるの一方で日本の宇宙飛行士の数っていうのは7名しかいないんですね。
7名しかいなくて、この時点でかなり他の宇宙先進国に比べて遅れをとっているっていうところがまず一つ現状としてあると。
なのでそこの拡充を行いたいっていうところプラスで問題は年齢なんですね。その7名の平均年齢っていうところがあるんですけど、そこが日本人は平均51歳とかなり高齢というと失礼なんですけど、割と高い水準になってるんですね。
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これ高いっていうのもNASAの平均年齢は49歳、ロシアの宇宙飛行士の平均年齢は45歳と、この平均年齢だけ見ても日本がトップクラスに高いと、人数も少ないのに高いということは5年後、10年後っていうところを見たときにどうしても宇宙飛行士の数っていうのが減っていってしまうっていう現状があるっていうところがありますね。
なので宇宙飛行士をこの辺りで拡充していかないといけないと。
さらに今回の発表で今後5年10年でさらに増やしていこうと。
5年おきに募集もかけていきたいっていうところがあったと思うので、書いてあったので、そういうところを考えても人数を増やそうとしているんだなっていうところが見て取れるかなと思います。
なのでもし学生の方とか聞いてたら、今回のは無理かもしれないですけど、例えば7年後であったりとか、その先の11年後12年後っていうのにかかるであろう募集っていうところを狙って大学とか職業の選択っていうのをしていくのは一つの手なのかなと思います。
実際にその倍率っていうところがかなり気になると思うんですけど、正直言うとかなり高いですね。
過去のやついろいろ見てみるとだいたい低いときでも300倍です。低いときで300倍。
高いときだと600倍近くあります。
600人近く受けて1人しか受からないみたいな。
そんな状況なのでかなり狭きもんであることは確かですね。
じゃあその応募資格ってどういうのが必要なのっていうところが多分一番皆さんが気になるところなんですけど、
今回のやつはまだ募集正確なのは出てないんですけど、基本的には前回の募集内容に準ずるという話が出ておりました。
なのでそこからちょっとピックアップしていきました。
そうすると大きいところで11個ありますね。
大きいところで11個もあるのかっていう話だとは思いますけど、
そうするとまず日本国籍、日本人で会ってくださいと。
これは日本を背負って宇宙に旅立って行ってくれるというところなので日本人で会ってくれというところですね。
あとは大学、2番目が大学の卒業以上、大卒であって、
その中でも自然科学系、理学部、工学部、医学部、私学部、農学部、農学部だったり薬学部とかっていうところがこれに対応すると。
さらに3番目、自然科学系分野における研究設計開発製造運用に3年以上の実務経験を有していると。
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大卒だけ、大卒で自然科学系を出てるっていうところだけではなくて、
そこにプラスして実務経験もあってくれないと困りますっていうところが1つですね。
ここで気になるのが修士号だったりとか博士号取得者っていうのがどういう扱いになるかというと、
修士号取得者はその修士号が1年の実務経験として見なされます。
で、博士号取得者に関しては3年の実務経験として見なされるわけなので、
そういうことだということなので、博士号取得をしている人であればこの実務経験っていうのはクリアしてるっていうことになりますね。
自分は一応今年で博士号取得を目指して論文を出すところなので、
もしこれをクリアすれば3年の実務経験というところは大丈夫なのかなと。
だから逆に言うとこのタイミング、大卒のタイミングで結構違う分野に一気に暗がりしてしまった人とかは、
ちょっとこの実務経験っていうところがかなり弱くなってしまうのかなと思いますね。
4番目、宇宙飛行士としての訓練活動、幅広い分野の宇宙飛行活動等に円滑に柔軟に対応できる能力。
これは科学知識であったり技術能力、技術的な能力だったりするということですね。
周り地に何度も柔軟にこなしてくれってことだと思います。
次5番目、訓練時に必要な威力。
これは自分もいろんな調べてみた話なんですけど、無重力状態を地上で再現するために巨大プールの中で訓練を行ったりするっていうところがあるから、
そういうところも含めなんだと思います。
あと多分水の中も割と重力が低い状態に近いので、そこで動けないとどうしても宇宙には対応できないっていうところだと思いますね。
あとは6番目、国際的に宇宙飛行士チームの一員として訓練を行って円滑な意思疎通が取れる英語力。
これはそもそも一次試験、宇宙飛行士選抜試験の一次試験が英語能力テストっていうのががっつり入ってるということなので、この英語のテストをクリアできれば英語能力があると判断されるっていう意味です。
7番目、宇宙飛行士として訓練活動、長期宇宙滞在に適応することができる医学的心理学的な特性を持つこと。
心身ともに健康であるっていうところですね。
8番目、これが結構面白くて、日本人の宇宙飛行士としてふさわしい教養などで括弧にいろいろ書いてあって、この中に美しい日本語っていうのがあるんですね。
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美しい日本語ってなんだって思うんですけど、汚い言葉遣いでなかったりとか、それこそ日本を代表して宇宙に行って、世界の代表の人たちと渡り歩いていくと。
なおかつ、いろんな人に夢を見せてロマンを見せるっていうところが仕事になるから、やっぱりきれいな言葉遣いっていうのができない人が前に立ち寄ればできた方がいいっていうところだと思いますね。
あとは事故の経験を生き生きと伝える能力だったり、非文化理解だったりっていうところも入っているらしいです。
9番目は、10年以上の宇宙航空研究開発に勤務可能であるということで、10年以上JAXAに勤めてくださいと。
これは宇宙飛行士になるんだったら多分大丈夫なんだと思うんで、そんな重要じゃないですね。
10番目、アメリカ勤務当初には免許の取得が必要なので、とりあえず日本語の日本の運転免許を持っててくださいってことです。
頑張って取ってください、そこは。
あとは所属機関からの推薦が得られること。
これは大事ですね。結局はその人のバックグラウンドっていうのが基本的にはわからないから、やっぱり何人かの推薦状っていうのは求められるんですよね、こういう場合って。
なのでそういうのが取れるような人材であることが望ましいってことだと思います。
こんな感じで応募資格があって、これをクリアした人がガーッと集まって、実際に倍率が300倍600倍になるっていうところなので、かなりいいですよね。
もう応募資格の時点でダメな人って多分かなりの数いると思うので、それに比べたらもう相当なもんだと思いますね。
実際に受かった時にどういう扱いになるのかっていうところも気になると思います。やっぱり仕事なんでね。
そうするとまずは応募資格に日本国籍であることって書いてあったと思うんですけど、これはそもそも宇宙飛行士は単純にJAXAの職員です。
なのでJAXAの職員としてただ働いてもらいますよっていうところでJAXAの職員の規定に沿ってのところだと思います。
給与はそういう一時期政府の機関であったりするところがあるので、年齢によって割と給料が上がったり下がったりっていうところがある。
例えば大卒30歳だと月30万、大卒35歳だと月36万っていうような感じらしいですけど、これにプラス省与とかがあるらしいので、宇宙飛行士の省与結構弾んでくれないと困りますよね、正直言うと。
だって命あってるんですから。っていうところでいくら年収になるかっていう具体的な数字はわかりません。
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ただここちょっとお金の話をしていくと、宇宙飛行士ってそれこそ5年とか訓練の期間が設けられてるわけですね。
そこでかなりの時間とお金が使われて、実際に宇宙に滞在するのって本当に最初の頃って多分1ヶ月ぐらいだと思うんですよ。
そうするとその時の時給換算って300万ぐらいらしいですね。
それまでにかかったお金って結局宇宙に行くためのお金だから、宇宙で活動するためにかけられたお金を宇宙での活動時間で割ると時給300万とかになるみたいな話があって、
そんなんだったらお金もかかってるから逆に給料低いんですかね。っていうところが単純に思ってました。
今まで日本人7名いると思うんですけど、宇宙飛行士が。
その経歴っていうのが医者、航空中経のエンジニア、パイロット、これだけしかいなかったんですよ。
で、もしかしたら次のこの宇宙飛行士の募集って最終的には月の探査とかそういうところを目指してるとおっしゃっているので、そうなると月の探査に必要なローバーを作るやっぱりエンジニアであったりとか現地で修理できるっていうのも大事だし、
さらに月を調査するんであれば月面の地質に詳しいであったりとか、月自体の研究をしている人っていうのが実際に採用されてその場に行くっていうのもかなり業務の効率としてはかなり上がると思うのでそこは重要だなと思っているので、
もしかしたらそこらへんから人がピックアップされるんじゃないですかね。
あとは医者も大事ですね。パイロットは結構昔ってイメージがあるので、そういう実用的な職業のキャリアを歩んできた人たちが採用されるっていうパターンが多いのかなと個人的には思っているところです。
ということで今日は宇宙飛行士の募集、宇宙飛行士選抜試験の募集が来年から始まるぞという話で、それの募集要項はだいたいこんな感じになるだろうっていう分析を紹介させていただきました。
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噛んじゃった。お過ごしください。さようなら。