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今回は、太陽フレアの予測にAIを使う、これの最新の研究の傾向がどうなっているのか、 こちらをお話ししていきたいと思います。
普段僕、データサイエンティストっていう、いわゆるAIとかを使ったり、なんかこう企業のデータを使って、 ちょっとサイエンスをするみたいな、そんなところをやっている。
そして、バックグラウンドは光性フレアだというところになっておりますので、その両方を組み合わせて、 今、ノーベル物理学賞でかなり話題になっている、
AIの宇宙利用に関するお話を、ちょっと深掘っていく、そんな回にしていこうと思っておりますので、 ぜひ最後までお付き合いください。
改めまして、始まりました。朝崎亮の宇宙話。 このチャンネルでは1日10分宇宙時間をテーマに、天文学で博士号を取得した専門家の亮が、
毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。 今日でエピソードが1460話目を迎えておりますね。
基本的には1話完結でお話ししておりますので、気になるトピック、気になるタイトルから ぜひ聞いていただけたら嬉しいです。
ポッドキャストはね、もう本編に入る、 そのタイミングが早ければ早いほどいいって言われてるんですけど、
ちょっとねー、疲れちゃった。 っていうので、ちょっとだけ雑談させてください。
もうなんかポッドキャストで、こうやって喋っていくことで、ちょっとずつ疲れを解消していこうという、ポッドキャストを楽しむ姿勢MAXでやってるんですけど、
あのー、 ここであんま言ったことないような気はするけど、最近忙しすぎると。
あの、これも完全に自分のせいなんですけど、ほら、宇宙話、書籍化するよーっていう話ずっとしてきたじゃないですか。
で、それの執筆の締め切りがですね、実は1回延長してまして。 あの、で、今、
その執筆の締め切りまであと4日というような形になってるんですね。 いや、なんかもうちょっとスムーズにできるかなーという、こう、自分の能力を過信しすぎたせいでですね、
スケジュールがパツパツになってるんですけど、あの、このタイミングまでに宇宙話の書籍が終わると思っていたので、
実はですね、もう一つ、二つだ、締め切りが来ちゃったんですよ。 何かっていうと、実はもう一冊本書いてるんですね。
あの、しかもそれAIの本です。 今日の話にもかなりマッチする内容なんですけど、
まあ会社でみんなAI使えてるみたいな、ビジネス面で使うAIの使い方みたいなね。 そんな本を書いてるんですよ。
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で、これの締め切りが明日。
これね、でもね、チームで書いてるから、自分で執筆しきれっていう話ではなくて、チームメンバー分全員、こう、レビューしなきゃいけないっていう感じですね。
あの、編著者っていう形でメインでがっつり入っているわけで、 なのでかなりハードなタイミングが重なっていると。
加えて、あの、周囲者のウェブメディア読みたいで連載させていただいている内容ですね。 こちらの連載の締め切りが明日。
明日じゃない、今日だ。今日になってると。 ヤバすぎるんですよね。
あの、忙しいアピールとか言って叩かないでねっていうぐらい、もう吐きそうなぐらいハードなんですよ、今。 ヤバすぎますよね。
なんでちょっと、もう今ね、体バキバキ。 あと1週間ぐらいで全てから解放されると思ったら、まあ頑張れるかなっていうところで、
あの、いき急ぎマックスの状態でやっております。 なんでまあでもね、
今の話聞いてわかるようにですね、宇宙系ので本が出せると。 こちらSBクリエイティブ社ってソフトバンクの出版社が出させていただきます、宇宙話の書籍。
でですね、AIの方はあのなんと講談社さんから出させていただくと。 そしてあの連載は終焉社でも出していただいているという、なんかあの
ちっちゃい頃に憧れたような出版社だったりとか、有名なところがバーって並んでいる、 あのネームバリューはすごいあの課題評価していただいているというね、形になっておりますが、
あのまあそんなのを書いているから話せる今日のエピソードだと思ってください。 よしこれであの僕のストレス値がちょっと減ったんで本編入っていきましょうか。
はい、限界を迎えそうになっております。 爆発しそうです。それじゃあ本編行きましょう。
今回お話しするのは最新の太陽フレア研究に関するお話です。 AIで太陽フレアの発生予測していく研究、一体どんな流れになっているんだろうっていうお話ですね。
で今回ピックアップするのは2つの研究です。 1つはフレアトランスフォーマー、ソーラーフレアプレディクションユージングマグネットグラム
and Sunspot Physical Featuresという研究ですね。 でこちらはどこで掲載された論文だったっけな。
やばい忘れちゃった。
はい、あります。コンピューターサイエンスの方で出た論文みたいですね。 ちょっと面白い。そしてもう一つがフォーキャスティングソーラーフレア
となっております。 この2つの研究に
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この2つの研究一体どんなことをやっているかというと、太陽の画像、そして太陽のいろんな要素のデータっていうのを組み合わせて24時間前の時点で太陽フレアの予測っていうのをしていきますよ。
でそれの精度がですね、まあ本当これ言っちゃえば結論みたいなものなんですけど、それの精度がえっとだいたい85%以上ですね、最低でも。
82%ぐらいかなっていうような感じ。片方は82%以上、まぁだいたい85%ぐらい。 でもう一つの方は87%を超えるというような感じで、
つまり24時間後フレア起きるよって言ったら8割5分ぐらいの確率で、 最新の研究でも
その精度っていうのが言い当てられているっていう状態になっております。 太陽フレアのそのAI利用っていうところについては昨日のエピソードを聞いてほしいし、
そもそも太陽フレアってどういうところで起きるのっていうのはおとといのエピソードとかで聞いて くれればいいですかね。
簡単に言うと太陽の表面にある黒点って呼ばれる場所。 黒点で
発生するものである太陽フレア、巨大な爆発で、まさに昨日ですね10月の9日、 最大クラスのフレアっていうのが発生して、しかもこれが地球に向かってドカーンと
発生したというので、数日以内にもしかしたらみんなのGPSがちょっとずれるとか、 どっかでオーロラがバチバチに見えるとか、
もしかしたら通信障害、停電とかが起きるかもしれないとかね。 最近のエピソードを聞いていただいたらわかるような被害っていうのが地球上に起き
うるようなフレアも発生しています。これかなりすごい状態です。 なんか太陽の活動性MAXの時期が来たなっていうのを実感するような、そんな
ご時世となっておりますけど、今回紹介したいその2つの研究ですね。 この2つ何が面白いかっていうと、トランスフォーマーと呼ばれる
AIのモデルというかが組み込まれているんですね。 このトランスフォーマーって何かっていうと、最近皆さん
AIって聞いてどんなのをイメージするかで言うと、チャットGPTとかそういうのですね。 ああいうのの裏に隠れているモデルと同じようなものっていうのを太陽の予測、
太陽フレアの予測に使っているっていうのが結構最近の太陽フレア予測の研究の メインストリームというか注目されるポイントの一つになってきてるんですね。
このトランスフォーマー。 このトランスフォーマーと呼ばれるものが登場したからこそ、今のいわゆるLLMって呼ばれるような
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言語を処理する能力っていうのが格段に上がったんですよ。 で、このトランスフォーマー、その言語の処理っていうところにめちゃめちゃ強いっていう特徴の一方で
時系列データと言われる、まあ昨日の太陽ってどうだった?おとといの太陽ってどうだったっけ?とか 1年前の太陽ってどうだったっけ?みたいな
そういう時間の違う軸での情報を統合してものを判断するっていうことに非常に能力が 長けているのがこのトランスフォーマーってやつなんですね。
この時系列データに対する強み、そして言語に対する強み、 この2つを持っている中で最近注目度の高いそのチャットGPTみたいなやつ
っていうのはその言語側に振ったもの、そしてもう一つの時系列側に振った特徴っていうのが まさに太陽フレアの予測に使われている部分なんですね。
で、このトランスフォーマーを使って 太陽の画像のデータ、そして例えば太陽全体が持っているような
特に黒点とかね。黒点の物理的な特徴、 地場の画像だったりとか、サイズだったりとか、そういったものだったりとか、
あとは過去に、過去の太陽フレアどんな感じでどの時期にどういう頻度で起きていたのか。 フレアが発生した時の地場、
まあ、磁力の開放現象です。フレアっていう話はしたと思うんですけど、 まあそういうものがどういう状態だったかっていうのを統合して、
なおかつ過去との時系列のデータを組み合わせて、 未来の太陽フレア発生を予測していくっていうような、
そういうモデルっていうのが最近結構作られているというような感じですね。 でまぁ冒頭にも話した通りで、
AI使って24時間後のフレアっていうのを85%ぐらいの確率で当てれることができるようになった というのは結構希望が持てる部分。
しかも今回のこの研究見てみると、その巨大なフレアだけじゃなくて、 今回とか先日起こったフレアとかってXなんちゃらクラスっていう風に言われる、
もうめちゃめちゃでかいクラスのフレアなんですけど、それの1 10分の1、100分の1、
とかっていう規模になっても予測ができる。 つまりちっちゃいフレアから大きいフレアまで。なんか大きいフレアって予測するの結構簡単だったり
するんですよね。 わーでっかい黒点出てるわー、まぁでっかい黒点あるしこれぐらいの確率で起きるよねーみたいな話になるんですけど、
ちっちゃいフレアまでカバーして、その精度っていうのがどんどん上げられるっていうのは かなり面白い面が出てきているかなと思っていて、
その太陽の危険性を正確に測るために人間の手で分析する部分もあるし、AIに助けて もらう部分もあるしっていうような時代にどんどん突入していっているような、
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そんな感覚を覚えさせられる研究結果かなと思っています。
まあAI、今回こうノーベル物理学賞を受賞するっていう形が実現されたところもそうだし、
そもそももうどんどんどんどんすげースピードで最新のモデルとかが出てきています。 そこと
天文学の分野っていうのを組み合わせた研究っていうのがね、今後どうやって出てくるのかとか、 あとはまあ天文学に限らず人工衛星で地球を見るっていうような
そんな観測例ですね。こういうのもたくさん出てきていて、それに対してAI使われるとかっていうのもあるんで、 ちょっとね
これからもAIかけ宇宙とか、そういったところは注目していくべきポイントになってくるかなと思うので、ぜひぜひこちら
楽しみにしておいてください。宇宙話でも積極的に取り上げていこうかなと思っております。 よろしくお願い致します。
はい、ということで、最近は太陽フレアに関する話ばーってさせていただいてますが、 まあね、今
かなり怖い状況になってますね。 時期嵐ってやつが起きて地球の周りどうにかなっちゃうんじゃないかっていうね、そんな感じにも
なっていると思いますが、なんかすげー緊急事態が起きない限りは明日はですね、 ちょっと遠くの高星で起きているフレアに関するお話をしていきたい
と思います。 このフレアを起こした星の周りには、地球みたいな惑星が見つかっているという指摘があって、かなり注目度の高い天体。
そこで起きるフレアっていうのがどういう認識のされ方をしているのか、 フレアが見えたらどうなのか、この辺りについてお話ししていこうというところで、聞く人が
聞いたらわかるトラピストワンという天体をピックアップしていこうと思っております。 ぜひ明日のエピソードも楽しみにしておいてください。
アフタートークです。 最初僕が愚痴ってしまったせいで今日はですね、あんまりアフタートークの時間が残されておりません。
なので月の紹介だけして終わっていこうかなと思います。 本日10月10日はですね、前回の新月からちょうど
えーと3日だったので、7日8日経ったタイミングで今日の夜中、夜中月見上げてみてください。 真っ二つの月見えるんじゃないでしょうか。
でもね、あれなんですよ、昨日? このエピソード聞いてもらってるタイミングから見ると昨日か。昨日を
なんかねー 初めて見るなんか怖い月の形が見えていて
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っていうのもなんか満月が地平線近くというか地上近くで見えてめちゃめちゃでかくなる、でかく見えるっていう時ってあるじゃないですか。
あれの半月バージョンが見えたんですよ。夜ねー 8時ぐらいにでかっあのちょっと外に出るタイミングがあったんですけど
車でね、こうバーって走ってったらまっすぐの道のちょうど月あたりのところから マジででかい半月がブワーって出てて、なんか半月でものすごくでかく見えてて
しかもなんか夜暗い道の中でそれがなんか夜空に浮き上がってるみたいな状態を見て なんか月を見て初めてゾワッとしたっていう感覚がありましたね
けどなんか半月ってすげー綺麗だなぁと思ってなんか 満月とか三日月が綺麗だよねってずっと言ってたけど
僕の中では正直今半月がトップクラスでかっこいい月になってます かっこいい怖いみたいな感じですね
ぜひあの天気きっと今日はいいんじゃないかな関東近辺とか特にね なので月見上げてみてください
たぶん別に昨日今日で変わることないだろうから8時ぐらい のタイミングで地平線近くにもしかしたら見えるかもしれません
でっかい月眺めたらテンション上がってラッキーだと思って皆さんチェックしてみて いてはいかがでしょうか
ということで今回は以上にしていきましょう今回の話も面白いなぁと思ったらお手元の ポッドキャスタープリでフォローボタンの近くにある星マーク
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