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2022-03-16 11:15

526. 自分の分身「宇宙アバター」が活躍するミライ

宇宙開発利用大賞で総務大臣賞を受賞した「株式会社QPS研究所」。

この会社の取り組みである「宇宙アバターの技術活用に向けた宇宙-地上間のアバター技術実証」について、

どんな技術が裏にあるのかを紹介します!


ソース

https://www8.cao.go.jp/space/prize/prize.html


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はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。このチャンネルでは、1日10分宇宙時間をテーマに、毎日誰でも最新の宇宙が学べる話題を、ドクター佐々木がお届けしております。
早速、今日の本題を紹介します。今日の本題は、宇宙空間で自在に操作できるロボット、宇宙アバターを作っているアバターイン株式会社の取り組みをご紹介させていただきたいなと思っております。
この会社をピックアップした理由っていうのは、昨日に引き続き、第5回宇宙開発利用大賞と呼ばれる内閣府が進めている宇宙関連のアワードみたいなのがあるんですよ。
そんな中で総務大臣賞を受賞したのが、この宇宙アバターというところの取り組みなんですね。
アバターインという会社とJAXAが連動して行っている事業なので、今回はこちらをご紹介していこうというふうに考えています。
これですね、本当にぜひ調べながら聞いていただきたいなって思ってて、本当にSFだったりとか漫画の世界がそのまま現実になりそうっていうところ。
具体的には、地上で例えば好きに操作した動きっていうのがそのまま宇宙空間のロボットに反映されるみたいなところだったりとか、
それが宇宙旅行とかっていうところにも転用されていきそうな、非常にワクワクする未来がたくさん詰まっている、そんな取り組みになってますので、皆さんにはぜひ最後までお付き合いいただけたらと思っております。
よろしくお願いいたします。
はい、ということでですね、早速本題に入る前に毎日恒例の緊急報告をさせていただこうかなと思っているんですが、
最近ですね、ポッドキャスト面白いなって再びめっちゃ思ってるんですよ。
で、何でそういう熱量がまた再加熱しているのか、基本的にずっと熱量は高いんですけど、何でかっていうと多分いろんなポッドキャストに触れる時間が増えたからっていうのが大きいかなと思ってます。
ポッドキャストの更新が最近結構夜になってしまったりとか、一日ずれ込んじゃうみたいなところが発生していると思うんですね。
毎日聞いてくださっている方はなんとなく気づくかなと思うんですけど、それはもう本業でやってる仕事が一部、毎日通勤になっているっていうところになっていて、
移動時間が本当に1時間半とか2時間とか変わってしまうわけですよね、片道。
そうなると疲労も溜まってポッドキャストの更新が遅れるという背景があったんですが、そんなことはさておき、通勤時間とかっていういわゆる移動ですね。
移動が発生すると僕の場合は結構ポッドキャストのコンテンツを消費する時間が増えるっていうのに換算されるんですよ。
なので、いろんなチャンネル聞いてて、こういうのが面白いんだなとか、自分もこういうのやってみたいなとか、いろいろ妄想する時間が増えたので、多分ポッドキャストの熱が上がっているんだなと思っています。
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ポッドキャストって、僕は科学系のチャンネルとかをすごい押していきたいんですけど、やっぱりいろんな人がどんなことを考えているんだとかっていうのがダイレクトに伝わるメディアだと思っているので、
そういった人間性にフォーカスした部分っていうところも、ちょっとポッドキャストを聞きながら楽しんでいただけたらいいんじゃないかなと個人的には思っております。
皆さんが僕のポッドキャストと一体何をセットで聞いているのかっていうのはちょっと気になるので、もしよかったら教えていただけたら嬉しいです。
そんなポッドキャスト熱が再熱している中、できればもう一個新しいチャンネル作りたいなと思っています。
構想もめっちゃしてて、実は人に声もかけたりして、いつ始めようかぐらいの感じになっているので、それまた宇宙関連ですね、になってるんで、ちょっとこれは時期を見て開放していきたいなと思っていますので、
その時はぜひチャンネル登録していただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。
ということで、新しいチャンネル拡作中ですというところありつつ、本題に入っていこうかなと思います。
今日の本題は、アバターイン株式会社と呼ばれるところが作っている宇宙アバターのお話をしていきたいと思っております。
今回紹介するアバターインという会社はANAのグループ会社になっていて、ここからANAがスタートになっているというところは結構重要になっていて、大きく3つの事業を展開しようとしているんですね。
まずは宇宙アバターというところは置いておいて、一体どんなサービスを展開していこうとしているのかというと、遠隔宇宙旅行事業、そして遠隔作業支援サービス。
もう一つが遠隔宇宙体験事業というような3つですね。
さて、この全てに遠隔という言葉が入っているのが非常にキーポイントなんだろうなと思うんですが、じゃあそもそも宇宙アバターって何なのかっていうお話をさせていただきたいなと思っています。
これ、先にイメージを掴んでいただくのがいいかなと思うんですね。
例えばSFとか、それこそ宇宙筐体とかで、宇宙空間に感情とかを持ったロボットがいるような風景ってなんとなくイメージつくじゃないですか。
それ以外にももう一つ活躍するようなロボットが存在していて、どういうのかっていうと、地上からの遠隔操作によって動く人型のロボットだったり、
あとはドローンじゃないけど、四角い人工衛星みたいな箱が動くなんていうところ、なんとなく想像つくかなと思うんですが、あれを作っているのがこのアバターインという会社ですね。
なので、今みたいな話から簡単に今漫画の世界だったものが実際の現場に降りてきそうっていうところですね。
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例えばこれって宇宙筐体、読んでる方多分このポッドキャスト聞いてる方多いんじゃないかなと思うので、宇宙筐体でのネタの話をするとネタバレになっちゃうからあんま全部言えないか。
宇宙ステーションの中で医療技術を施す手の生えたロボットいたじゃないですか。
あれって地上から医者が操作するみたいなところが描かれてたと思うんですけど、まさにあれを現実に持ってこようとしている会社ですね。
これを2022年以降どんどん実現させていこうとしているのがこのアバターインというところです。
具体的にイメージの画像として出ているのは無重力空間に浮いているロボットみたいなのがあって、そこに画面があってそこに人の顔が写ってるんですよね。
その写ってる顔の人が実は地上だったりとかから遠隔でそのロボットを動かしていて、例えば宇宙飛行士とコミュニケーションが取れるだとか、
あとは実際に宇宙ステーションの外で戦災活動をそのマシンが行ってくれるみたいなところがイメージしていただける具体的な授業内容になります。
そうなったときにアバターっていう言葉、簡単に言えばSNSとかでキャラクターが自分の分身ですよみたいなところで、
結局は宇宙空間に分身を届けるっていうのがこの宇宙アバターっていうコンセプトになってくる。
というところで遠隔、さっき言った実際の授業内容、例えば遠隔宇宙旅行授業というところで言うと、
自分のアバターを宇宙空間に飛ばして、例えば自分だったらこの角度で宇宙を見たいのにとか、
宇宙ステーションの中のここを通ってみたい、ここを触ってみたいとかっていうところを叶えてくれるのがこの遠隔宇宙旅行授業っていうところで、
宇宙アバターならではの取り組みになるんじゃないかなというふうに思っていたりします。
あとは遠隔作業支援サービスっていうところですね。
これは例えば国際宇宙ステーションの中で動く宇宙飛行士の作業っていうのをアバターが支援するだったりとか、
何ならもうそれを代替していく、代わりにやっていくっていうところを考えているのはこの遠隔作業支援サービスっていうところですね。
これ宇宙飛行士に代わる必要があるところの大きな要因っていうのはやっぱり宇宙飛行士のコストっていうところかなと思います。
宇宙飛行士一人当たりが宇宙に行く、宇宙環境でいろいろ作業をするっていうところのコストっていうのは年間400億かかってると言われていて、
基本的には地球と宇宙っていうのの往復のコストにはなるものの、そこにいろいろお金がかかっていく。
宇宙飛行士の大体宇宙空間で作業している間の時給っていうのを単純に割ってみると本当に時給300万とか500万とかそういう世界になってくるって言われているんですね。
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なので今回みたいに例えば地上から自由に操作できるロボット、本当に自分の手足のように動かせるアバターを宇宙空間に飛ばしてあげることで別にわざわざ人間が直接宇宙に行く必要がなくできる作業っていうのはいくらでもあるというところで、
作業の代わりになる支援できるサービスっていうのがアバターを軸に展開されるんじゃないかなっていうところです。
加えてあとは遠隔宇宙体験事業っていうところで、これは実際の宇宙空間での動きっていうのを遠隔的に体験することができるというところで、
少しこれはエンタメ要素が強いのかなっていうところの、そんなサービスが展開される予定になっているというところで、そんなところに期待を込めて、そして技術が進んでいるっていうところから、
今回宇宙開発利用の総務大臣賞っていうのがアバターイン株式会社に贈られたというところになっていたりします。
この取り組みについてはJAXAとの共同研究みたいなところになっているので、JAXAもしっかりと技術提供してとかで非常にスピーディーに動いていると思うので、
今後実際に宇宙空間で動いているアバターの姿を頻繁に見るタイミングが出てくるんじゃないかなと思うので、そのタイミングではまたポッドキャストで皆さんにお知らせできたらなと思っております。
ということで今回は宇宙空間を自在に動ける分身、宇宙アバターを開発しているアバターイン株式会社というところのお話をさせていただきました。
内閣府が行っている宇宙開発利用大賞の総務大臣賞、かなり注目度が高くなってますので、ぜひ興味がある方は調べてみていただけたらと思います。
今回の話も面白いなと思ったらお手元のポッドキャストアプリでフォロー、サブスクライブよろしくお願いいたします。
番組の感想や宇宙に関する質問はツイッターのハッシュタグ宇宙話で募集しておりますので、じゃんじゃん呟いていただけたら嬉しいです。
それではまた明日お会いしましょう。さようなら。
また会いましょう。
11:15

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