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2022-03-26 12:57

536. トナリの銀河に生命は生まれる!?

私たちがいる天の川銀河。その外側にも銀河があります。

今回は初めて扱う「大マゼラン雲」っていう銀河。

ここに生命が誕生しうるのか?そんなところに繋がるおもしろい研究です。


ソース

http://www.sci.tohoku.ac.jp/news/20160301-7724.html


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はい、始まりました。佐々木亮の宇宙話。このチャンネルでは、1日10分宇宙時間をテーマに、毎日誰でも最新の宇宙が学べる話題を、ドクター佐々木がお届けしております。
早速、今日の本題を紹介します。今日の本題は、私たちの地球、そして天の川銀河から最も近い銀河の一つ、
ダイマゼランウンと呼ばれるもの。ここが、実は天の川に比べて、非常に生命が存在するには、なかなか厳しい状況なんじゃないか。
こんな研究結果が出ていたので、こちらをご紹介していきたいと思っております。 今回紹介するのは、天の川銀河の中でどうのこうのっていう話ではなくて、
そもそも私たちって、地球。その地球っていうのが太陽系の中にいて、その太陽系っていうのは天の川銀河って呼ばれるめっちゃ大きな銀河の中にいるみたいな感じなんですよね。
そんな中で、いつも例えば新しい惑星見つけたとかっていうのって、その天の川銀河の中で結構話がされるんですけど、
そうではなくて、全く違う銀河を見たときに、私たちがいるこの天の川銀河に比べてどうなのかっていうのを評価してあげることで、
もしかしたら隣の銀河にはものすごく生命がいてとか、っていうところの話につながってくる可能性が十分にあるというところで、他の銀河の探査っていうのも行われてるんですね。
なので、今回はその辺りをちょっとメインに、そして今まで紹介したことなかった大マゼラン運と呼ばれる天体というか、銀河についてご紹介していこうかなと思っておりますので、ぜひ最後までお付き合いいただけたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。
はい、ということでですね、今回が530話ぐらいですかね。違ったらごめんなさい。
で、3月26日土曜日になってるわけなんですが、3月25日の金曜日ですね、ポッドキャストをやってる方々とご飯行って、しかもスタジオで収録するっていう新しい経験をしてきました。
で、一緒に行ったのが、ポッドキャストの制作とかをやっているピトパっていう会社で制作やってるコンさん、ポッドキャストができるまでとかっていうチャンネルをやってたり、あとは会社の中で100円で買った怪談話とかっていう人気のチャンネルを作ってる方ですね。
で、もう一人はポッドキャストの制作の会社をやっている直屋さんっていう方がいるんですけど、フービっていう会社があって、そこでは忌み子あってスポティファイでよく聞かれてるチャンネルとか作っててっていう感じで、なんかこう立場の違う3人、けど年齢は一緒とか1個上とかってぐらいの感じで、なんか同世代でいろいろポッドキャストの話できてめっちゃ楽しかったなと思いました。
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で、そんな話ししつつ、ピトパっていうポッドキャスト制作会社にあるスタジオにもお邪魔させてもらって、渋谷にあるんですけど、そこをお邪魔させてもらって、そこでポッドキャストができるまでっていうポッドキャストチャンネルの収録をさせてもらって、みたいなところをやってきたんですけど、
スタジオって音が響かないように壁全面に旧音材があってとか、マイクもいいやつが置いてあってとかっていう感じで、なんかこうポッドキャストというか音声収録に特化した空間っていうところに初めて入ったんですよね。
っていうのがすごい衝撃で、喋ってて耳が気持ち悪くなるぐらい全く自分の声が跳ね返ってこないみたいな。やっぱここで、ポッドキャストの音質みたいなところってもちろんマイクの性能もあるし、加えてそこの環境、収録環境っていうのも実はものすごい大事みたいで、それの掛け算になってるから、
例えば普通のマイクで録っても環境がものすごい良いところで録れれば音質もガッと変わるみたいなところがあるっていうのを肌で実感してきたので、僕すごい劣悪な環境で録ってるなっていうのを初めて知りました。
僕本当にリビングの端とか寝室にあるテーブルとかで録ってたりするんで、壁目の前みたいな、環境バンバンみたいなところで録ってるんで、そういったところも今後工夫していけたらいいなと思って、家の中にあるクローゼットをどうやって改造しようか今計画中っていうところです。
少しでもいいチャンネルだと思っていただきたいんで、それの一つって音質から出てくる部分は絶対あるんだろうなと思うので、そのあたり楽しみにしておいてください。いつできるかわかんないですけど。じゃあ早速今日の本題を紹介していきたいと思います。
今日の本題はダイマゼランウンと呼ばれる私たちがいる天の川銀河の隣の銀河。ここが地球じゃないや天の川銀河に比べて生命が存在していくっていうところに適しているのかいなかっていうところのお話を研究をベースにお話ししていきたいなと思っております。
どこから話そうかなっていうところで言うと、まずはダイマゼランウンっていう私たちのいる銀河の隣の銀河のお話をしていきたいなと思ってます。隣というより近くにある銀河のうちの一つですね。
このダイマゼランウンっていうのは天の川銀河にとっての万銀河と呼ばれるものでどういうものかっていうと、天の川銀河もものすごい重力を持っている。全体たくさんあるし中心にものすごく重いブラックホールがあるから強い重力を持っていて、もちろん他の銀河とかもそういう重力を強いのを持っているときにある程度の近い距離にいる場合はお互いの重力で相互作用を起こして
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お互いが重力で若干影響を及ぼし合っているみたいな状況のことを万銀河って呼んだりするんですね。そんな中で
ダイマゼランウンっていうのは比較的近い距離にあって地球からだいたい16万光年っていうこれ宇宙にとってはめっちゃ近いんですよ
近くてそんな銀河の中にあるっていうところでこのダイマゼランウンの特徴っていうのが重元素と呼ばれる重い元素ですね
でこれ元素の中の重い軽いって なんかちょっと訂正的じゃないみたいな話あると思うんですけど
天文学とかの中では 水素ヘリウム、そもそも元素の重さって中学校とかの時にやった
周期表ですね。何度か多分ポッドキャストでも話させてもらってるんですけど 水平リーベーってあったじゃないですか
水素ヘリウムみたいな。であれの水素ヘリウムっていう最初の2つ これって重さ順に並んでるんでその2つのことを軽い元素
それ以降のものを重い元素っていうのがなんか一般的に言われたりします っていう中で一般的に知られている物質とかっていうのは重い元素に分類される
ものが比較的少ないと言われているのが この大マゼラン運と呼ばれる天体なわけなんですね
でその中でじゃあ例えば私たち重要なのって酸素だったりとか あとは体を構成してたりするのって炭素だったりとかするわけじゃないですか
でなってくるとそこら辺が少ないってなってくるとやっぱり 生命が生きていくにはなかなか難しいんじゃないかっていうのが
前もって言われていたところだったんですね っていうところをまあいろんな観測を通して実際に本当にそうなのかみたいなところを
解明していこうっていうのが研究のモチベーションの一つとしてありました でそんな中で日本の研究チームを含む日本の人たちを含んだ研究チームが行っていた研究で
地球の地上から電波で観測するっていう手法にプラスして 宇宙空間に飛び出した人工衛星に乗っている赤外線を取ることに特化した人工衛星
アカリと呼ばれるものがあるんですけど 衛星の名前ですねアカリ女の子の名前っぽいですけど
そんな2つの観測器を使って ダイマゼラン運と呼ばれる銀河を観測してあげた結果が出てきました
でこの結果を見ていくとですね どういう物質に注目したかというと今回メタノールと呼ばれる物質に注目しました
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メタノールこれは地球上でもエネルギーとしてよく使われたりとか やっぱ注目度が高いですね炭素とか
炭素の結合とかがあったりする物質になっていて 一番身近で使ったことあるのは
何でしたっけあれ理科の授業で使うガスバーナーじゃなくて ろうそくみたいなやつ全然出てこなくなっちゃった
すいませんそれですね もうアルコールランプだアルコールランプとかの中に入ってるのがメタノールだったりする
っていうところがあったりするはずです そんなメタノールっていうものが宇宙空間
天の川銀河の中にも結構存在していて それがメタノール自身があるかどうかっていうよりは温度とかも含めで
メタノールが氷で存在している量がどれぐらいなのかっていうところが結構今回は 注目の的になっておりました
で今回地上からの電波の観測 そして宇宙空間からの赤外線の観測っていうところを用いた結果ですね
ダイマゼランウの中には天の川銀河に比べて メタノールが氷で存在している量が低いというのを観測的に明らかにしたというのが
研究結果として明らかになっているんですね でこれメタノールっていう物質は星とか惑星が作られるタイミングの
この温度が低くて けど塵とかガスとかっていう宇宙空間の物質が固まっている超高密度の領域においてですね
より大きな有機分子っていうその炭素とかを含んだ分子を生成する反応の 起点になると言われています
つまり メタノールが存在していることによって 他の物質っていうのがいろいろできてくるっていうような
最初の一歩を踏み出すには非常に重要な物質と言われているのがこのメタノールなんですね
ただそのメタノールの存在量が少ないというところは 結局はもともと知られていたダイマゼランウ自体に
重い元素 重元素と呼ばれる水素とかヘリウム以外のものが少ないっていう状況の裏付けになっていると
で 今回こうやって発見された内容っていうのは 天の川銀河とは結構環境が違うんだよねっていう話と
惑星とか生命の材料につながるような物質っていうのが そもそも物質とかを作るきっかけになるメタノールが少ないから
なかなか難しいんじゃないかな ダイマゼランの中 隣の銀河の中でそうやって生命が発達してるっていう可能性については
少なくとも天の川銀河に比べたら低いんじゃないだろうかっていうような研究結果ですね
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っていうところで 最近は太陽系以外の惑星とかがたくさん見つかって
本当になんかそのうち宇宙人見つかっちゃうんじゃないかって思うような レベルになってきましたけど
そんな中で隣の銀河はちょっと望み薄だなというところだけ このポッドキャスト聞いてる方には覚えておいていただけたらと思っております
ということで今回は隣の近くの銀河 ダイマゼランの中で生命の材料になるような物質っていうのが生成され得るのか
そんなお話をさせていただきました 今回の話も面白いなと思ったらお手元のポッドキャストアプリでフォロー サブスクライブよろしくお願いいたします
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それではまた明日お会いしましょう さよなら
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