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始まりました、佐々木亮の宇宙話。
普段、国の研究機関で、天文学の研究をしている私は、毎日最新の宇宙ニュースをお届けいたします。こちらのポッドキャスト。
本日はですね、月の中に金属の塊があるというお話をしていきたいと思います。
これなんか、最近結構先週に着陸した火星探査機のおかげで、火星表面の画像とかがたくさん撮られていて、やっぱり地球の外の星にどんなものがあるのかっていうところがやっぱり気になるところですよね。
火星は今後いろいろパーサビアランスが探査してくれると思うので、今回はもうちょい近くの月のお話をしていきたいと思いますので、ぜひ最後までお付き合いください。よろしくお願いいたします。
といったところで、今日はですね、2月22日、昨日死にそうな声を出しながら報告した白紙論文審査会というのがありまして、なんと無事通過、パスすることができました。
ということで、PhD白紙を取得です。ありがとうございます。本当によかったです。
ここまでずっと聞いてくださってた方はわかるかと思うんですけど、どんどん多分声が死にそうになっていってたと思うんですよね。
昨日話したんですけど、第50回ぐらいから、2ヶ月3ヶ月前ぐらいから追い込まれ方がどんどん異常になっていって、そこから時々本当にこいつ大丈夫なのかみたいな状況にもなっていたと思うんですけど、
なんとかそこを乗り越えて、2ヶ月間正直生きた心地もしないというか、いつやめてやろうかみたいな感じだったんですけど、無事今日迎えて審査会も終了いたしました。
これは本当に嬉しくて、体の力抜けるというか、やったーって言いたいところなんですけど、単純に脱力みたいな感じで相当体力に来てたんだなっていうのを実感しましたね。
終わってすぐに指導教授の先生とお酒飲み始めて、大変だったねーみたいな話をずっとしてました。
やっぱり自分の至らない部分っていうのをかなりサポートしてもらったっていうところで、かなり感謝大きいのと、やっぱもうこれ以上人に詰められるなんていうことはあんまりないんじゃないかなと思うので、すごい良い経験をさせてもらったなと思っております。
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白紙を無事取得できたわけなんですけど、ここからも今回審査会でいただいたコメントとかは若干反映していかなきゃいけない一方でですね、こうやって白紙論文だけに時間を費やすなんていう日々からもようやく解放されるので、
新しくいろいろやってみたいなーなんて思っていることもあったり、いろいろ仕掛けていこうかと思っておりますので、こうなんだろうな、白紙論文頑張れって応援してくださった方がね、また次の自分の挑戦にワクワクしてもらえるようなそんな日々を過ごしていけるように頑張っていきたいと思いますので、これからもぜひ応援よろしくお願い致します。
とにかく、白紙ご取得です。今まで応援ありがとうございました。といったところで、じゃあ今日はパパッといきましょう。もう疲れたのでお酒でも飲みます。
といったところで、今日は月の中にある金属の塊っていうお話をしていきたいと思うんですけど、これ2019年にNASAが発見したんですよね。この月が最近だとこうだんだん自分たちの方に見えてる面だけ。月っていうのは実は毎回こちら側に同じ面を向けてる。
これは近くにあってお互いの重力でそういうもう自分たちの時点と交点っていうのがロックされてるような状況になってるわけですよ。
なので昔っていうのは月の裏側がどうなってるかっていうのはわからなかったんですけど、最近はそういうのもわかってきているという中でNASAが月の裏側まで含めて重力っていうのがどういうバランスで月の中にあるのかっていうのを計測してあげた結果ですね。
なんと異常に強い重力源があるというところがわかったらしいんですね。
これって重力が強いっていうことはある程度重いものがガッとあるみたいな密度が高いもの。
そういうと綿があるよりは金属の塊がどんってあった方がそいつの方が重力を持ってるみたいなそんなイメージなんですけど、
それが南極の近く、月の南極の近くで発見されたと。
その地下に溜まってる金属の塊っていうのがおよそ2000兆トンの重さを持ってると。
どれぐらいの大きさかっていうとハワイ島の5倍の大きさだそうです。
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月の中にハワイが5個埋まってるみたいなそんな感じみたいですね。
これあんまりピンとこないですよね。
正直東京ドーム何個分とかもピンとこないからその類ですよね。
それをハワイ島でやられてもっていう感じしますけど。
とにかく月の地下のおよそ300キロのあたりにめちゃめちゃ大きい金属の塊ができてるっていうお話だそうです。
これは月の内部にもマグマがあったのか今もあるのかな?ないと思うな。
マグマがあってそいつが冷えて結晶化していってできたものだと言われてるそうですね。
それか月に衝突した小惑星の残骸なんていうそんな説もあると。
これどうなんですかね。
例えば地球に金属の塊みたいな小惑星が飛んできた場合ってすごい金属の島みたいなのが一気にドーンとできるんですかね。
もし小惑星がそんな金属の塊を作ってたらそれはそれで地球にも同じことがあるのかなと思っちゃったりしますね。
ただこれはどんなに望遠鏡を覗いても見えない月の裏側でのお話なのでよかったら皆さんGoogleで検索してみて月の裏側の画像とかいろいろ見てみてください。
結構ゴツゴツしてて同じ月なのかなって思うような姿してるのでこちら結構おすすめです。
こんな感じで今日は月の裏側の地下に異常な金属の塊っていうのが埋まっているお話をさせていただきました。
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といったところで今日はTwitterで拍手部を取得しましたって言った後にすごいたくさんのコメントをいただけたんで嬉しいなと。
番組を通してTwitterをフォローしてくださっている方とかもすごいいてやっぱり自分が頑張っている姿を我が身のように感じていただけているなんていうのは本当に死に気持ちがすごかったです。
こんな感じで皆さんとはPodcastで発信しながらもTwitterとかでいろいろつながっていきたいと思ってますのでこれからもよろしくお願いいたします。
この間ランキングすごい上位まで取ったって言ったところがあったんですけどやっぱり一時的なものっていうのはすごい多いのでこれからも継続してやっていきたいと思っております。
それではまた明日お会いしましょう。
今日はゆっくり休憩させていただきます。さよなら。