00:00
3・2・1
Cognition
10・1・1・1
Space
To the black hole
Japan
2・1・1・1
佐々木亮の宇宙ばなし
1日10分、宇宙時間をテーマに毎日お届けしております、宇宙ばなし。今回はですね、スペシャルゲストをお迎えしてお届けしていきたいと思います。今回は朝日新聞ポッドキャストから神田さんに来ていただいてます。よろしくお願いします。
こんにちは神田大輔です よろしくお願いします
やってくれた お腹減ったよパンが食べたいよ
落ち着いて落ち着いて 何ですか人を呼んでおいて
よろしくお願いします よろしくお願いしますどうもすいません
これね1時間半ぐらい喋った後に 話していただいてると
そうなんですよね本当にわざわざ 築地のね名山でお越しをいただきまして
収録をさせていただきましたよね
なんで撮ってるのかっていう話をしないと リスナーさん置いてっちゃうかなと思うんですけど
朝日新聞のポッドキャストのクロス って企画に呼んでいただきまして
それで今朝日新聞本社の築地に遊びに来ている という状況になっております
ということでアフタートークですね こちら収録の
そうです とりあえず状況だけ説明しておいたんですけど
どうしたんですかドギマギして 私の入りが悪かったっていう感じ
戻しましょうかではね
1時間半収録してだいぶ緊張もほぐれてる 状況ではあるんですけど
緊張してたんですか してましたよ
よく言いますね あなたね いやいやいや
さっき聞いてびっくりしましたけど 全部アドリブで撮ってるんでしょ
この宇宙の話しね 撮ってます撮ってます
そういう人いますかねっていうね
いるんじゃないですか
でもほら緊張って基本的には爆発音を踏んだ数によって解消されるって話を聞くじゃないですか
もうあなたは緊張なんかしないよ
対面がないんですよ基本的には
でもほらコラボ会とかスポーツファイのスタジオで撮ってるとか言ったじゃないですか
であれがだからゴテンラジオと撮ったのが多分ほとんど初めて
でなんでこれ僕対面で収録するの 700回のうちの3回目とか
あらいがい このリモートワーク時代を象徴するかのようなね
そうなんですよね だから逆にねいろんな人とコラボしやすいってのあるんですよね
オンラインでできると 確かにね
でもだいたい結構くるじゃないですかここのなや
あのね僕はリモート収録もちろんやりますよ
相手が特派員海外にいる記者ってこともありますからね
だけどどう考えても対面でやったほうがやっぱグルーヴ感は出ますよね
出ます出ます出ます 絶対出る
いつもよりなんかリズムがいいんですよね会話の
そうですねやっぱ情報量が圧倒的に違うと思うんですよ
やっぱ今こうやってね私佐々木さんを見てですねどのようなお顔か
お顔立ちからその顔色のね景色盤な感じとか眉の動き方とか
髭の動き方とか全部わかるわけじゃないですか
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これ大変な情報量ですよね
本当にそうですね
それこそこないだあのゴテンラジオゲスト出てたじゃないですか
あれの時話してたけど電話って言ってたじゃないですかお二人
あれ逆にすごいなと思ってて
お二人はちょっと天才ですね
電話であのグルーヴ感出るかなっていうのは
私もそのクロスっていう企画で数々のポッドキャスターさんとね
ご一緒させていただいて何回になるんですか
十何回とかになるんですよ
だからかなりお会いしてると思うんですけれども
まずゴテンラジオは本当に特集特別にトーク上手いですね
本当に
トークの上手さだけで言ったら突き抜けてると思いますよ
そういうカードを作りましょうよ
ポッドキャスターカードみたいな
めっちゃ面白そう
ご証言から通って
ここが飛び抜けてスピードは速いけどみたいなあるじゃないですか
あれやりましょうよ
イラスト化とかしてもらってね
Spotifyさんやってください
お願いします聞いてるでしょ
聞いてなかったら問題だよ
問題ですよ絶対音源送ろう
だからね多分ねほら今日の話でも
ポッドキャスト界がもう一つね
まだ知られてませんねって話があったじゃないですか
プロデュースがね大きく必要だと思いますね
もちろんやってるのは知ってる
例えばねテレビ東京さんでドラマやってたじゃないですか
伊藤丸子さんが主演されてね
お耳に合いました
ああいうのがもう少しこうね
いい感じで普及していくと
よりこうムーブメント大きくなるかなと
確かに
ポッドキャスト以外のとこでなんか名前が上がるみたいなのが
多分いい流れを作っていくんだろうなと思いますよね
そうなんですよね
なんかそこにねうまく乗っかれば
佐々木亮さんの位置も視野に入ってくるんじゃないですか
今日そういう話でしたっけ
いや今日はとりあえずアフタートーク的な感じに進んだのと
宇宙の報道とかの話も僕はしたかったんですよ
おいおいおいおい
あのー
なんだ
一つね
何かこれは多分クレームをつけられるんじゃないかな
嫌な予感するな
ポッドキャストでもそのタイミングで話したんですけど
何でしょう
ハヤブサ2のニュースの
フライング事件があったじゃないですか
知らない
いやいや知ってるけど
正確に言いたい
どういうフライング
ハヤブサ2の
リュウグー
リュウグー行って物を持って帰ってきました
その持って帰ってきた物を解析して
その中に一体どういう物があったのかっていうのが
特報しましたよね
知ってるかなでも知らない人も多い気がするけど
ポッドキャストでそれが出た時に
一回回答
話してくださった
それ聞いてないな
開いて話したんですけど
僕ちゃんと文献を最後に載せてるんですよね
概要欄のところに
ってなった時に
すごく話題になったものの
文献が見当たらないぞっていう状況が起きていて
その時に朝日新聞の記事がすごくバズっていたっていう状況があって
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あの時の僕そこの状況あんま知らないんですけど
報道規制っていうところと
科学技術の得種記事みたいなところ
の約束ごとってどうなってるんだろう
それはマジで知らないから分かんないな
多分それは何かしらあると思うんですけれども
ああいう形で記事が出てるじゃないですか
それで特にその後朝日新聞社が訴えられたって話は聞かないですよね
聞かないですね
ということはつまり関係先ともですね
その辺は問題のない範囲で行われたんだろうなっていうことは
推測で分かります
推測
っていうぐらいかな
なので違う話で例えることはできますね
つまり僕がやってきた取材の中だと
僕は事件取材結構長いんですよ
警察ですよね
それで警察との間にもそういうその協定
報道協定っていうのが結ばれる場合はあって
一番典型的なのは誘拐事件ですね
子どもが誘拐された
誰々が誘拐されたっていう場合には
協定を結んでその報道しないでくれと
やっぱりその捕まっているというか
誘拐されてしまった
あるいは拉致されてしまった方が
命の危険が及ぶ可能性があるので
変に報道する
それはこちらも人命尊重という立場で分かりました
それはいかに報道の自由
表現の自由があったとしても
人命は大事だ一番大事なので協力します
その代わり捜査が進展したら
速やかに教えてください
いうような協定を結ぶということはありますね
他にある例としては
すごい一度にめちゃくちゃ大量の資料が
公開される場合っていくつかあって
例えば政治資金収支報告書
これは政治家さんがどういう人から
献金をもらっているかとか
あるいは誰がどういう経路で資金が流れているか
っていうのを国名に書いたものなんですけど
めちゃくちゃたくさんあるんですよ文章がね
それをめくって書かなきゃいけないっていうんで
これは何日か前に報道機関には配布されて
縛りがあってこの日から報道してください
っていうのがあったりとか
やっぱあるんだ
ある程度早くもらって記事を準備して
ここで出すっていうので決めてやるんです
宇宙の場合それがあるかどうか僕は全く知らないです
でもなんかあのはやぶさ2の時は
それのどこのタイミングで出していいとかが
多分ずれたんだろうなってみんな言ってたんですよ
天文の研究やってる人たちが
きっと事前のあれがあったんだろうなみたいな
のは何となく想像しながら僕はニュースを見ていて
ただこれ本当推測なんで
全く僕は事情を知らないっていう立場をね
繰り返し言っておきますけれども
多分朝日新聞の先行した報道の内容は
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間違ってなかったんじゃないですか
内容は全然間違ってなかったです
むしろ正確に書いてありました
どうやったって記者は
人から聞くことによってしか情報は知り得ないんですよね
あとはご想像にお任せしますって感じですよね
それを知る立場にいる人というのは
どういう人なのかっていうのを考えると
そこまでにどんな取材があったのかというのは
大体想像がつく
そういうのが多分事前に公開するパターン
ちゃんと約束事があってやるパターンと
研究の内容も本当にプレスリリースで
一番最初にドンって出るとか
会見下で用意ドンですみたいなのもあったりするんで
あれを見て一社だけ先に出したなっていうのを見て
そういうちゃんと守ってることみたいなのが
裏であるんだっていうのが実感できたっていう意味で
僕は結構面白かったんですよ
そういえば自分でやったこと一回ありますね
自分でやって負けたことがあって
石川県で勤務してた時に
石川県には杉平竹っていうキノコがあるんですよ
そのキノコは食べられるんですけれども
食べると死ぬ人がいるんですよね
その毒性の研究をしている研究者の方がいて
それNHKとどっちが先に報じられるかみたいな
あと地元市とで競争をして
NHKに先に出されたことがありましたね
原因が特定できたみたいなやつ
それは結局報道合戦じゃないですけれども
その研究者とかに日々取材をして
それでNHKの方が先に掴んだってことですね
そういうことか
研究室に毎日行けるわけじゃないので
その時にそっちの方が先に出された
やっぱそれこそ見出しのインパクトって
一番最初の方が強いじゃないですか
もちろん一番日本で世界で最初に出したっていうことで
ニュースバリーも高まりますからね
警察の捜査情報とかもそういうのをずっとやってましたから
警察は別に発表なんかしないんですよそういうの
だけど容疑者がこういう虚実をしてるとか
こういう狂気が使われたとかっていうのは
全部裏で取ってくるんですよね
関係者から
それは聞き出すんですよ
面白い
変な仕事ですよだから
いろんな闇に紛れていろんなところ行って
いろいろ話せないことを聞いてくるっていう仕事なんで
やっぱりいろいろ話したいことがある人ってたくさんいるんですよ
だけど表からは話せないことってたくさんあるんですよね
会社では話せないとか役所では話せないとかね
そうですよね誰かの前では話せないことっていっぱいあるじゃないですか
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そしたらでも本当話したいんですよその人は
そしたらそういうところじゃないところで
その人に接触して聞くっていうことですよね
おそらくそれは研究者の場合も一緒
そういう関係は日頃から作っておかないと話してくれないですよそんなのね
いきなり来たやつに話す人誰もいないでしょ
絶対いないですね
そういうことですね
そうなんだ絶対いつか聞きたいと思ってたから
そうですか
でもそういう研究の世界とかも
多分はやぶさんのことなんかも
明らかにみんな何入ってんだろうながすごい注目の的じゃないですか
絶対みんなで取材合戦あったと思いますよ
ありだなそうでしょうね
だから朝日新聞の記者がそこで
いち早くね一番良い情報筋っていうのにアプローチできたっていうことなんですよね
そこには多分日頃の信頼もある
全然知らないですよだから全部推測だから本当にそうかどうか知らないけれども
ただやっぱりそのこの人だったら
この情報を伝えても正確に報道してくれるだろうという信頼がなかったら
絶対情報は出ない
じゃあ相当なこう
そうですね
水面下水面下って記事の表面に出てこない部分の動き方でだいぶ
記事の出来栄えが変わってくるんですね
元々他のねその記事とかで
この人は本当に確かな記事を書くなっていう人だからこそ
そういう情報も得られるっていうのもあるかもしれない
というか多分それしかないですね
ただね分野による政治の話とかだとまたちょっと違うところもあって
違うんですか
えっとねこれはまたケースバイケースなんですけれど
僕は国際報道に行ったわけですよね
そうすると海外の要人だからどっかの国の大統領とか首相とかに
インタビューするとかっていうこともあるんですよ
単独インタビューっていうのがやっぱり一番大事で
そのみんなができるインタビューってみんなで一緒にやるのはあんまり意味がないんですよね
会見の会場みたいなところで
そうじゃなくて1対1で差しでやるっていうのが大事なわけですよね
確かに
そういうのはしかしやっぱりね相手がもうそうすることにメリットがあるっていうところがどっかにあるんですよね
選んでるってことですね
そうそうつまりこの一社だけにインタビューをさせれば記事が大きくなるだろうとか
この会社に載せることにそのインパクトっていう意味で一番ね
自分の利益があるだろうっていう計算は当然してますよねっていうのは常にあります
そこが例えば新聞社っていう括りで言ったら各社の色がそこにすごい反映されたりとかするんですか
そうですねあとはメディアの規模とか信頼感とかもあってやっぱりNHKとか強いですよね
そうなんだやっぱり
NHKに出るっていうことはやっぱり最大公約数的なところがあるわけですよ
みんな皆さん見てるでしょと
特に政治家であったり官僚であったりっていう人は大体NHKのニュースとかを基準にしてるみたいなところもありますからね
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そうするとどこそこ国の大統領としても影響力のあるメディアっていうのを選ぶわけですよね
そこでテレビの場合NHK以外が選ばれるっていうことはあんまりない
でもあるはあるんですよ
例えばシリアでアサド大統領っていう人がいるんですけれどもこの人はTBSの単独インタビューを受けてるんですよね
なんでかは
あえて選んだってことですね
なんでかは知らないですけどただ選んだというよりは多分アサド大統領にすごいコネクションのある人っていうのがTBSのどこかしらにいるっていうことでしょうね
記者その人がアサドさんと知り合いじゃなかったとしても記者の知り合いがアサドさんの知り合いだったらいいわけですから
であそこ受けてやってくれよみたいな話とか
結局我々の仕事っていうのはそういう人を探す旅みたいなことがありますからね
確かにそういうことか面白いな
この間それこそポッドキャストも一部そういうメディアになれる隙間というか素質はある
あると思いますよ全然
それこそこの間ジョー・ローガンのポッドキャストに
アメリカで有名な人ね
マーク・ザッカーバーグ出たみたいな2時間のビデオポッドキャスト付きのやつをこの間見てたんですけど
あれもあんまりそうやって自分で出ていってメディアで語りきるみたいなのをあんましないらしいんですよね
僕も風の噂で聞いてるんですけど
でもじゃあなんでジョー・ローガンのとこ出たかってなったらやっぱそのポッドキャストの視聴維持率の高さもそうだし
ジョー・ローガンのとこ出たら何千万ってやっぱ再生される
ってなった時のその影響力を見極めてもう今ポッドキャストだろうって言って出たんだみたいな記事とか見たりしたんで
早くそういう風になりたい
朝日新聞のポッドキャストの目指す姿の一つはやっぱそういうとこもあるんですか
うんもちろんそうありたいですよね
ただ今のとこ一番大きいこれだなって思ってるのは結局新聞で紙の新聞ってね
まあほとんど僕47歳ですけど40代でも読んでる人は本当に少なくてまして20代とか誰も読んでないじゃないですか
大丈夫ですよこれは本当に総務省の統計とかでも出てるから別にいいんですよ
でじゃあねでもそのジャーナリズムとかニュースにみんな関心がなくなったのかって言うとまあそうでもないと思うんですよ
宙話