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今回は、10月の9日に発生して、10月の11日にかけて、オーロラとかを作り出している巨大な太陽フレアに関する詳細情報をお話ししていきたいと思います。
今回のこのフレアは、過去の中で見てもやっぱり大きい部類のフレアであって、それの影響でオーロラっていう素晴らしく綺麗な現象を作り出しているようにも見えますが、
実際はGPSがずれるっていう話だったり、通信障害を引き起こすだったり、結構マイナスな面も出ているので、このあたりもまとめてお話ししていこうと思っております。
ぜひ最後までお付き合いください。 改めまして始まりました、佐々木亮の宇宙話。
このチャンネルでは、1日10分宇宙時間をテーマに、天文学で博士号を取得した専門家の亮が、毎日最新の宇宙トピックをお届けしております。
今日でエピソードが1462話目を迎えるという形になっておりますね。 基本的には1話完結でお話ししておりますので、気になるトピック、気になるタイトルからぜひ聞いていただけたら嬉しいです。
もう太陽フレアで世の中大騒ぎっていうところで、今週はずーっと太陽フレアの話してる気がしますね。
なので、今日も漏れなくと。で、なんで今日この話をするかっていうと、もう時期的にいろんな情報が出そろったタイミングで、みんなの疑問が最高潮まで来ているんじゃないかなっていうところがあるんで、太陽フレアの話、直近で起きたやつをね、お話ししていこうかなというそんな回になっております。
はい、じゃあ早速本題いきましょう。 今回お話しするのは10月の9日に発生した巨大太陽フレア、そしてそれに伴って一体どんな現象が発生していたのか、この辺りの情報を整理していくという形にしていきましょう。
ということで、もうこんなに太陽フレアのニュース、テレビとかネットニュースで見るかってぐらい見かけてるかと思います。
特に宇宙話を聞いてくれているような人たちは少し宇宙への感度が高かったりもするし、このポッドキャスト見つけてくれた人もね、検索能力比較的高くないとやっぱポッドキャストで情報を見つけるっていうのはしてこないと思うんでね。
まあそんなところになっていますね。 で、一体どんなことが起きて今こんなに話題になっているかというと、まず
今回注目されているフレアっていうのは、日本時間の10月の9日水曜日10時56分に太陽の中央付近、見えている面での中央ですね。
で、国天で発生した大規模な太陽フレアによる被害っていう感じです。 で、この太陽フレア発生したことによってその爆発に伴って
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周囲にある太陽の物質っていうのが宇宙に放出される。 で、今回は正面を向いていたので、その放出される物質が地球方向へがっつり飛んでくるというような形になりました。
で、これはその1個勘違いしてほしくないのは、太陽フレアが発生したっていうのを観測で明らかにしたっていうところは、
光の速さで僕らに情報が飛んでくるので、もう簡単に言うと即座に今発生したことが分かったような状態。
実際は時間の差は若干ありますけど、ほとんどリアルタイムで分かっていたと。 ただ
今回例えばオーロラを作り出すとか、そういった被害、GPSずらすとかそういった被害をもたらす物質っていうのは、この爆発によって
噴出された物質っていうのが原因なんですよね。 つまり、なんか爆風によって物がわーって飛んできている。
かなり速い速さで。っていうところなので、実は地球に到達するまでに数日かかると。2日とか3日かかるっていうところで、実際に地球に到来したタイミングっていうのが
10月の11日の0時というところになっておりまして、9日の午前11時に発生したところから見ると、大体1日半ぐらい
っていうようなタイミングで地球に到達したっていう比較的早かったかなと思いますね。 で、この影響で今まさに地球の周りの
環境が非常に乱れていて、それの影響でオーロラが来ているっていうそんな感じですね。 もうちょっと詳しく話していきましょうか。
まずその太陽の表面から飛ばされてきた爆発の物質。 この物質っていうところに特徴があるわけですよ。
この飛んでくる物質っていうのは電気的な性質を持っている粒子とかっていうところが多かったり するんで、それが爆発によって飛んでいきます。
そして2日ぐらいかけて地球に向かってバーって飛んできて、この飛んできた 電気的な性質を持った粒とか、そういったのが地球の磁力線に対してドカーンとぶつかってくるんですね。
で、そのぶつかってきたことによって磁気と電気っていうのはお互いに、お互いが動き合っているとそれに引き寄せられるような形で相互作用を起こすので、
そのバランスが乱れるとか、そのぶつかったエネルギーが強すぎてこの磁力線っていうのがブチッとちぎられて、
その磁力線に沿って地球に対して電気的な性質がバーって降り注いでくるような、そんな現象が発生すると。
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で、その降り注いできた電気的な性質のある物質が地球の磁気圏とか、その地球の大気に衝突するような形になって、
で、その表面の物質、あのぶつかった衝撃によって光り輝くのがオーロラっていう感じなんですね。
こんな一連の流れでオーロラができるから、実際にあれ?10月の9日に太陽フレア起きたのに、
何かオーロラ見えてるの11日の夜じゃなかった?みたいな。そんな感じ。
この時差が発生するのは単純に飛んでくるまでの時間とその後の相互作用が発生する時間、
みたいなところのズレから来ているようなイメージだと思ってくれればいいんじゃないかなと思いますね。
で、これ一瞬で終わるのかで言うと、この時期が乱れる現象っていうのは、まあ数日続くかなっていう見込みになっていて、
今時点でこれ10月の11日の夜収録してるんですけど、あと1日とかそういったところの範囲では
影響が残っているんじゃなかろうかというふうに指摘されてます。なので要注意ですね。
で、なんかじゃあ別にオーロラ見えるぐらいだったらいいんじゃないの?っていうふうに思うかもしれません。
ただ、この地球の磁力を持っている空間だったり、磁気圏と呼ばれるところに、
この太陽の影響が与えられると、一体どんな被害が出るのか。 まず一つはこれ、やっぱGPS機能の誤差が大きくなっていくと。
GPS、即位衛星って言った方がいいかな。GPSって実はこのアメリカの専用のサービスの名前なんですよね。
なんかあのあれです。バンス走行?バンドエイド?どっちがどっちだっけ? バンドエイドがあれか。
商品名でみたいな。ホッチキスは商品名で、本当はステイプラーだよみたいな話と比較的似ている感じで、
GPSっていうもの自体の言葉がその機能になりつつあるんだけど、本当はGPSって確かアメリカの衛星のその機能の名前で、
本当はその即位衛星なんちゃらなんちゃらみたいな英語があるんですよね。そう。 っていう機能。まあそういった機能が誤差が大きくなっちゃうよって。
で、これ何でかっていうと、そういう即位衛星って、 宇宙からこの通信のスピードの誤差みたいなところで測定するんですよ。
だから、その通信をしている間の地球の電力圏とか磁気圏とかそういったところが乱れることによって、通信のズレっていうのを正確に捉えることができなくなるんですね。
できなくなることによって自分の位置が思ってた位置と違うっていうところで機械が認識してしまうっていうので即位衛星の機能が大幅にズレてしまうっていう話もあります。
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あとは単純にその磁気圏を使って使っている通信だったりもそうですね。 あともしかしたら最近だとスペースXのスターリンクっていう宇宙からインターネットを
受けるっていうところの、この機能っていうのをもしかしたら間の地球大気との影響によって通信がしにくくなるっていう可能性も
なきにしもあらずっていう感じかなと思いますね。 どうなんだろう。実際どれぐらい出るのかな。
あともう一つはやっぱり人工衛星の障害っていうところがあって、いろんなパターンがあるんですよ。 その飛んできた物質っていうのが直で人工衛星の機械にダメージを与えるっていうパターン
とか。 あとは今回みたいに地球の大気に影響を与えて、大気ってこの太陽からのパワーを受け取って、大気がちょっと
太陽の熱によってというか、太陽のパワーによって温められてしまったら、 地球の大気が膨張するっていう現象が発生するんですね。
膨張するとどうなるかっていうと、地球と大気、 地球と宇宙の曖昧なところにある空気の層っていうのが外側に広がるんですよ。
で、人工衛星って地球の周りぐるぐる回っているのは、ある程度空気抵抗もない状態である程度の スピードを確保しているから地球の周りを回れるっていう話になってくるわけなんですけど、
それが空気が膨らんでくると空気抵抗が出て人工衛星落ちちゃうみたいな、そういった被害も出てきたりするんですよね。
そんな太陽フレアの被害によって実際に大型の人工衛星、
ASCAっていう僕が専門にやってたX線天文学の大きいプロジェクト、僕が研究をする前に現役だったものっていうのは太陽フレアの影響でダメになっちゃったし、
スザックじゃないよな、っていう話にもなっていたし、あとは1年前、2年前とか太陽フレアの影響でスペースXが打ち上げたスターリンクの衛星が30何個ダメになるみたいなニュースもあったりとかで、
とにかく人工衛星は結構直にこの太陽フレアの影響を受けると。
僕たちって人工衛星から得られている機能とかそういったサービスが身の回りになることを実感しないぐらい、実はありがたく享受してたりするんですよね。
なのでそれがいきなり崩れるっていう可能性があるのは結構リスキーかなっていう。 しかもその認識できてないからね。
っていうところで、今回の太陽フレアでももしかしたら僕ら自身にも影響が出てくる部分いくつかあるかもしれないですね。
携帯電話が断続的に通信障害になるとか、そういったのも代表的な例として挙げられているので、ぜひこちらは数日前に話した停電とかの話とかと一緒に
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気にしてもらえたらいいかなというふうに思っております。 そんな感じで今回は10月の9日に発生して日本にもオーロラを見せているような
そんな太陽フレアが一体どんなものだったのか。 そしてそれに伴って起きうる被害っていうのをちょっとまとめさせていただきました。
今回起きた太陽フレアっていうのは本当に地球方向に向かって、そしてクラスが x 1.8クラスという
過去最大規模で x 20クラスとかっていうので、この後ろの数字が規模を表しているんですけど、
それのだいたい10分の1とかっていうぐらいの大きさだったわけなんですけど、 x クラスって言われたら結構でかいし、逆に10分の1の大きさのものが地球に直撃するとこうなるんだっていうね。
それを知ってもらえると過去最大規模の太陽フレア起きることがどれだけやばいことなのか、
それがたまたまこっちに向いてなかったから良かったもののっていう、それこそ前回の先週の太陽フレアの話とかそうですね。
というところで向きとかもちょっとちゃんと皆さん気にしといてもらえたらいいかなと思っております。
そんな感じで今回は以上にしていきましょうか。 ちょっとしたアフタートークしましょうかね。
はいということでじゃあ一つコメントを読み上げたいなぁと思ったんですけど、 コメントのタブがまた消えちゃった。
よくあるんですよね。ということでじゃあいただいているコメントを一つ紹介させていただきたいと思います。
リスナーネームりょうさんからいただきました。 先週から今週にかけてちっていうアニメですね。
こちらの特集させていただいてたのでそちらのコメントになります。
ち。 入りがグロくて読んでなかったですが読んでみました。普通に泣けました。
漫画フィクションだと思うんですが、当時いろいろなこういう人間ドラマがあったんだろうなと思うと歴史の重さを感じます。
読んでよかったです。それに今ももしかしたら新しい科学生まれようとしているのかもとワクワクしています。
紹介してくれてありがとうございました。といただきました。ありがとうございます。
そうあの僕が2020年から2022年の間で 漫画が連載していた地球の運動についてっていう漫画があるんですけどこれが
nhk でアニメ化されて先週からですねそれに合わせてちょっとこう エピソードとかも特集させていただいたんですよ
でこれあの世の中な聞いたことあると思うけど天動説地動説みたいな話 そこの認識がどう広まっていくかみたいな話なんですよね
だからがっつり科学の話なんだけど漫画としてこんなに面白くできんだマジすげーなっていう話 なのでまあねあの先週のエピソードとかもちょっと聞いてみながら
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気になったら nhk のアニメ見てみるもよし漫画見てみるもよしっていう感じかなと思います
なんか今回この ピックアップしたことによって何人か
こっち読み始めたよとかアニメ見たよっていう人がいて なんかこう仲間が増えた感じがして僕的にはすごい嬉しかったそんな
日々を過ごしておりますということでポッドキャスト紹介して良かったですね 実は連載の方でも収容者の web メディア読みたいで連載させていただいてますが
そっちでも地の内容に触れちょっと触れながら 描いている記事とかも出す予定なのでそちらの連載の記事もぜひ楽しみにして
おいていただけたら嬉しいです ということで今回は以上にしていきたいと思います
今回の話も面白いなぁと思ったらお手元のポッドキャスタープリでフォローボタン の近くにある星マークこちらでレビューいただけたら嬉しいです
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