もうだって関西制作の関西番組って、やっぱり関西弁よ。こってこての。
私そんなに詳しくないですけど、同じ関西弁でも大阪と京都と兵庫と奈良って違うんでしょ?
違うらしいですね。それはね、やっぱり関東人には分からないんですよね。
でもその違いがあるからこそ、関西の番組では、奈良出身の誰々さんとか兵庫出身の誰々さんみたいな感じで、すごく親しみやすいという意味でプラスに働くわけですよね。
だから方言って、しゃべりの世界で生きてこうという人たちにとっても決してマイナスではない。ただ標準語の矯正がちょっと大変なだけ。
私の周り鹿児島出身、山口出身、北海道出身、沖縄出身、九州出身、熊本出身、いろいろいらっしゃいましたけど、もちろん仙台もね。
みんなきれいに標準語になるのよ。
もちろん1年目はね、意識しないと難しいっていう時期が続いたと思うんだけれども、やっぱり3年目、5年目、10年目、そして私の年代ってもう20年選手だから、20年しゃべりの仕事やってると、みなさんきれいな標準語よ。
あとね、使い分けが楽々にできるようになってるかな。今は鹿児島弁をあえて出した方がいいなとか、長野のアクセントでイントネーションでしゃべると親しみが湧いていいかなとかね。
そう、東北とかもね、やっぱりあったかい雰囲気出るんですよね。
街角インタビューとかもやっぱりね、地元の言葉使うとね、みなさん喜ぶんですよね。標準語は冷たいなんてね、言われちゃったりもするし。
で、話を戻しますと、一般の就活生さんは本当に気にしなくていいです。
標準語にしようと思ってぎこちなく不自然な会話になってしまうんだったら、ありのまんまの自分を出して、自然体な会話を目指した方がいいのではないでしょうか。
面接って会話だからね。
あとはね、ワンチャンなんだけど、方言がポロッと出ることによって、もしかしたら、面接官との会話が広がるかもしれないんだよね。
エントリーシートを見れば、どこどこ出身っていうのがわかるパターンもあるじゃない。でもわからないパターンもあるんだよね。今、個人情報とかさ、結構うるさいからさ。
出身地とかが明記されていないエントリーシートを面接官に渡すっていうね、パターンもあるんだって。
だけど、方言がポロッと出ることによって、あれ?もしかして福岡出身ですか?とか、青森出身ですか?っていう風になってさ、面接官が、いや、実は私も、とか、僕も青森なんですよ、みたいなことがあるかもしれないじゃん。
そうすると、青森東区に花が咲くわけですよ。
もう想像つくでしょ。あ、福岡県のどこ出身なんですか?あ、そうなんですか、北九州。北九州うちね、おじいちゃんおばあちゃん今も住んでますよ、みたいなさ。
そう、やっぱりね、人間だから、面接官も。そういった身近な話題、会話することによってね、やっぱり情が湧いたりするのよね。
でもやっぱり同郷出身の子って、応援したくなっちゃうんだよね。ね、これってさ、AIにはできないことなんだよね。
もしかしたら、何十年後かには、面接官も全部人間じゃなくて、AIになるかもしれない。そういう時に、情ってものがゼロだよ。
逆に言うと、今は、そういう情によってプラスに働くってこともあるから。
人ってね、共通点見つけると、ぐっと距離が縮まるんですよ。わかるでしょ。
なので、方言がぼろっと出てしまうことは、決して悪いことばっかりじゃないよ、っていうのもお伝えしておきます。
まあ、プラスにもマイナスにも、どっちにも働かない。ゼロってパターンもあるけどね。
と言いますことで、こういう細かいことでも、学生さんって不安だったり、大丈夫なのかなって、思っちゃったりするよね。
わかるよ、わかる。私も24年前はさ、就活生だったから。わかりますよ。
なので、こういった些細なことでもいいので、話し方、伝え方、そして就職活動に関して、
疑問・質問ありましたら、概要欄のお便りフォーム、もしくは、Xやインスタグラムのコメント欄にお送りください。
お待ちしています。そして、番組のフォローと、いいね、欲しの評価などもお願いします。
と言いますことで、ここまでお聞きいただき、ありがとうございました。
それでは皆さん、一緒に前向きに頑張りましょう。
さあ、ここからは、おまけの雑談コーナーです。
実はね、今回のポッドキャスト会、博多のビジネスホテルで撮っています。音質どうかな?
いつもクローゼットで撮ってるので、結構ね、スタジオ並みに音、いいはずなんですよ。褒められるんですよね。
普段のポッドキャストね、ラジオ番組、レギュラー持ってるような子たちにね、褒められるんですよ。
スタジオで収録してるの?って聞かれたこと、何度もあるんです。
クローゼットだよって言うと、みんな、あーって納得してくれます。
そう、フリーアナウンサーあるあるなんですよ。
クローゼットとかね、押し入れで、ナレーションのタク撮りって言うんですけど、タクのみのタクね、自宅のタクと一緒で、
ただ私ね、関西弁も好きなんだよなー。ズバズバ言うのねー、好きなのよー。
で、嫌いな人も多いであろう、このワード、皆さん聞いたことあります?
知らんけど。
例えばさ、あそこのビルを壊して、なんかおっきなマンションできるらしいよ、知らんけど、みたいな。
その、責任は持たないけど、なんかこうらしいよっていう噂を聞いたよ、みたいな時に、語尾に知らんけどって言うじゃないですか。
あれね、嫌、苦手っていう人もいるのよね、世の中ね。
でも私好きなんだよなー、好きっていうか、羨ましいの。
なんかその、ざっくりとした、適当でいいじゃん、みたいな文化、いいなーと思って。
で、私はなりたくてアナウンサーになった人ではあるけれど、
でもさ、やっぱりアナウンサーって、間違えてはならぬ、正しいことを言いなさい、みたいな日々の生活だったわけですよ。
で、やっぱり生放送でね、ぽろっと出ちゃうから、普段の生活も気をつけなさいって。
で、私はそれを素直に、そうだなーと思って。実直に今思ってたわけですよ。
だからそういう、知らんけど、みたいな、ふわふわとしたものの言い方が許される文化っていうのが、すごく羨ましい、いいなーって。
なんかそういう、ざっくりでよくなー、みたいな。
で、早坂家関西人の人ね、だーれもいないんですけど、だからこそなのかな、ものすごく羨ましい。
時にはさ、きっちりかっちりじゃなくて、よくない?
なんかぼんやりとした、とかさ、ざっくりでも、なんか楽しけりゃいいじゃん、とか、平和ならいいじゃん、みたいな。
まぁ、関西の人がみんな、あの、平和ならいいじゃんって思って使ってるわけじゃないと思うけどさ、いいなーって思うんだよねー。
お若い皆さんは、ちっちゃなこともね、些細なことも気になるかもしれない。
でもね、それはいいんだよ。間違ってないよ。素敵なことだと思う。
いい意味で、真面目だったりさ、実直だったりするわけだよ。
ただ、悩みすぎないでほしいな、っていうのは、話し方講師の立場としては、思っています。
と、言いますことで、初めてビジネスホテルで撮ったポッドキャスト会を終了といたしましょう。
最後の最後までお聞きいただき、ありがとうございました。
それでは皆さん、一緒に、前向きに、がんばりましょう。
がんばりましょうって博多弁で、なんて言うんだろうね。
ちょっと、薬トレラボのお二人に聞いておきます。