で、こっから本題ね、本当は万博としゃべりみたいなテーマで、ポッドキャストをお届けしたかったんですよ。
すっごい面白くて、優しい親切なおばちゃんに出会ったのでね、そういう出会いをポッドキャストネタになるなぁなんて思ってたんですけど、万博よりももっと衝撃的な人生初体験しちゃったんです。
それが、真夜中にホテルでぼやさわぎが起きてしまったことです。
めちゃめちゃてんぱりました。びっくりしてね、真夜中の3時ぐらいだったかな。
ホテル中にまず緊急アナウンスが流れてきたんですよ。
人間の声のアナウンスじゃなくて、いわゆる録音したもの?もしくはAIなのかな?
こんな感じ、「煙を感知しました。ただいま確認します。」みたいなのが、ものすごいボリュームの音で流れてくるわけですよ。
なので、飛び起きてしまったわけですよね。
え?かじ?うそでしょ?
うわぁ、明日も万博行くのに。って、その2泊3日の初日の夜の出来事だったんですね。
なんでこんな時に?って思ったんですけど、
なんか外で声がするから、うちの夫がまず廊下出たんですよ。
そしたら、「廊下真っ白!」って言ったわけ。
え?と思って私も外行ったら、廊下が煙で真っ白。
そして焦げた匂いがじゅうまんしてて、鼻の奥までツーンとするぐらいだったんですよ。
で、その状況を見た時に、あれ?これ火事の現場、同じフロアの部屋かな?って、まあ気づくじゃないですか。
私も夫も、ちょっとプチパニックになりまして、どうする?どうする?って、まあなったわけですよ。
で、ここで今回伝えたいことを言いますと、緊急時、言葉が通じずとも、なんとかなる。です。
これね、何を言いたいかっていうと、皆さん想像通り、万博開催時期の大阪、同じフロアのお客さんって、ほとんど外国人だったんですよ。
で、おそらくアジア人の方かな?っていう方が大半で、で、中にはどこの出身か分からないけど、欧米の方だなっていうのは、まあね、外見から分かるわけですよ。
そうだから、いろんな言語が飛び交ってるわけ。多分だけど、みんな言ってんのは、何?何?どうしたの?どうしたらいいの?みたいな、そんな感じで焦ってるわけ。
まあ、そりゃ焦りますよね。しかもその館内アナウンスって日本語でしか流れないから、そりゃ何言ってるか分かんなけりゃ不安だよなぁと、今考えれば思うんですけど、私もそんな翻訳してあげられる余裕はなかったんですけど、でも、なんか緊急事態らしいっていうのはみんな通じてたわけ。
現にみんな廊下に出てきてたから、何が起きたの?って感じで、みんなパジャマのまま廊下に出てきてたので、緊急事は感じ取ってたんですよね、どの国の人も。
で、こげくさいので、ホテルのタオルを水でぬらして、口にあてながら、ちょっと詳しく外の様子見ようと思って、煙じゅうましてるから、本当はね、そこで様子を見に行かない方がいいんでしょうけど、
で、みなさん、避難訓練でよくタオルとかハンカチ、水でぬらした方がいいみたいになれませんでした?小学校とか中学校とかで。
で、それをひらめくというよりは、こげくさいので、せきこむんですよ。けほけほって、普通に立ってると。
避難訓練を思い出すっていうよりは、なんか本能的に、あ、鼻も口も何かでふさがなきゃダメだなって思ったんですよ。
で、ホテルのタオルを水でぬらして、口と鼻にあてて、もう一回外をふわって見に行ったら、斜め向かいの部屋の二人組のお客さんだったんですけど、そのうちの一人の男性が、こっちに対して、私たちに対して、何かを言ってるんですよ。
何かを伝えようとしてるわけ。で、慌ててるし、向こうもプチパニックだし、しかもおそらく国籍が違うから、まあ観光客だったら、そりゃ当然なんだけど、
向こうも、どうやって伝えたらいいかわかんないっていう、はがゆそうな感じではあったものの、何か緊急事態だよ、みたいなことをジェスチャー交えて言ってたんですよ。
で、その中で、ショート、ショートっていうのだけ聞こえたんです。で、ピンときて、あ、ショート?って言ったら、向こうも、イエス、イエス、うん、うん、みたいな、煙もくもくなんだよ、僕の部屋みたいな感じのジェスチャーをずっとしてるわけ。
で、その時点では、ホテルの従業員とか、消防士、警察とか、まだ来てなかったわけ。
で、身振り手振りで、煙出てるってやってるってことは、これ逃げたほうがいいよねって、瞬時に夫と判断し、隣の部屋にいた母を起こしに行きました。
で、ちょうど同じタイミングぐらいに、ホテル側からの館内アナウンスが流れたんですよ。
安全が確認されましたので、ご安心ください、みたいな。ごめんなさい、ちょっと一語一句は、確かじゃないんですけど、とにかく、もう大丈夫だよ、的な機械的なアナウンスが流れたんですよ。
これもね、生の人間の声じゃなくて、なんかね、録音だと思う。ボタンを押せば、それが流れる、みたいな。もう大丈夫です、確認しました、みたいな。
そしたら、さっき一生懸命ジェスチャーやってた二人組とは、別の二人組、私たちの真向かいに泊まっていたであろう二人組は、日本人だったんですよね。日本語喋ってたので、その、大丈夫ですよ、みたいな。
安全が確認されました、みたいなアナウンスの直後に、なわけねえだろうって言ったんですよ。
で、これ今だから笑い事になるんですけど、だよね、って思わず、うちの夫も、その男の子に向かって言って。
で、その向かいの二人は、すっと避難階段の方に逃げてったんですよ。
で、ああ、やっぱり逃げた方がいいよねってなり、隣で寝ていた母が、こう逃げる準備をね、していたんですけども、まあその支度も整いましたと。
整ったって言っても、あれですよ、ちょっと上着着るとか、貴重品だけ持ってくる。まあ本当は貴重品とかもね、持っていっちゃいけないんでしょうけど、まあまだ幸い、炎がボウボウではなかったから。
一応ね、大事なもの、スマホとお財布とかね、クレジットカードとかもあるからさ、そういうのだけ、まあ持ってこうっていうので、逃げる準備をしてたわけですよ。
で、もう70代のギリの母なので、もう慌てて転んだりしないように、とにかくゆっくり行きましょうと。落ち着いて、ゆっくり、はい、ゆっくりって。
で、あとスマートフォンで足元を照らしながら行って、で、私たちの部屋、言い忘れてたんですけど、10階より上だったんですよ。
何階だったのかっていうのは、一応ぼやかしておきますけど、10階より上から70代の、しかも真っ暗な中、足に自信のない女性が降りるって、結構大変だと思うんですよね。
なので、もしこの後、火が出たらとか、爆発したら、ホテルのお客さんみんなパニックになって逃げるじゃないですか。
なんか私、それを妄想してしまって、そのパニックに巻き込まれる前に、母をロビーまで逃がしたかったんですよね。
絶対、あの避難階段の狭さから行って、みんなもう、押し屋、へし屋になるだろうなと。早めに早めにっていうので、逃げようっていう判断をしたんですよ、私たち夫婦は。
だけどね、これもまた今だから笑い話なんですけど、うちの母は、ホテルからもう大丈夫ってアナウンス流れたから、大丈夫よ、いいんじゃないって二度寝しようとしてたんですよ。
だから、え、行くの?みたいな表情をされてたんですけど、私、あの時の顔は今でも忘れられないんですね。
結果、ぼやで止まって、ロビーまで避難する必要なかったんですよね。だから、2回目流れた勘内アナウンスは間違ってなかったんですよ。
ベッドに入ったのが確かね、朝の4時半ぐらいだったかな。そんな感じだったような気がします。5時前って感じ。
で、次の日も万博、丸一日楽しむはずだったんですけど、まあ眠い眠い。
猛暑じゃなくてよかったねって感じです。あの、寝不足な上に猛暑の万博だったら、もう私たち歩けなかっただろうなって思うんですけど、運良く涼しい日で、
よかったねー、それにしても昨日の夜すごい経験しちゃったねーなんて言いながら、万博を散歩してました。本当に母も含めて3人、何もなく良かったなぁと思います。
あ、そうそう、次の日ね、朝起きたらちゃんと、ぼやの原因っていうのが、エレベーターホールに書面で説明がされておりまして、
なんかね、充電のしすぎでコンセントがショートしたみたいに書いてあったんですよ。最近多いんですよね、充電器関連の火災。
あとモバイルバッテリーとかね、電車とか飛行機でモバイルバッテリーが突然燃えるみたいな。
今回はモバイルバッテリーが燃えたというよりは、充電差し込んでるところ、差し口がショートして、ちょっと火花が出てこで臭くなったっていうことらしいです。
ということで皆さん、旅先での充電のしすぎや、モバイルバッテリーの管理はお気をつけください。
いやでも笑い事じゃないね。でも本当にね、緊急時って言葉通じなくても、何とかしようっていうのは、皆さんも多分想像つきますし、
経験ある人もいらっしゃるんじゃないかな。
ちなみにね、私次の日の朝、なんかロビーに新しいタオルをもらいに行く時に、エレベーターで一緒になった同じフロアのね、観光客2人、男性の方とも、やっぱりどうしてもその話題になったんですよ。
昨日大変だったね、みたいな。腰臭かったよね、みたいな。で、今日これからどこ行くの?
あ、万博行くんだよね。あ、私たちもです、みたいなのを、相手の男性2人は上海の方だったんですよ。
Where are you from?って言ったら、上海って言ってたので、英語喋れないのに、なんか片言の単語とジェスチャーでしてみたら、通じたし、向こうも優しめの英語で返してくれて、
ほんと眠いよ、しんどいよね、みたいな。まあでもしょうがないから、今日一日楽しもうね、バイ、みたいな。そんな感じでした。
もうね、ちょっと再現できないけど、再現できないぐらい適当な英語と、ね、無理やりなジェスチャーなんですけど、
まあ、なんとかなるし、なんとかするんですよ、人間って。特に緊急時なんて、生存本能が働きますしね。
ということで、みなさんも、もし万が一緊急時ね、自分以外は周り外国人だったっていうのが、日本だろうと、海外旅行中だろうと、あってもですね、なんとか伝わります。
伝えましょう。片言でもいいし、ジェスチャーでもいい。あと表情ね。表情一つで、ああ焦ってんだな、もう大丈夫なんだな、がわかるじゃないですか。大事大事。
ということで、ってまとめようとしたけど、どういうことだよって、なりそうですが、いやーでも本当にね、この人生初体験をプチパニックに陥った、いやプチじゃないな、
パニックに陥った、この人生初体験をですね、いつか誰かにしゃべりたいと思ってて、あ、そうだ、ポッドキャストがあるじゃんと思って、今は笑い話になるので、ネタにしてみました。
ちなみに、ぼやなので、大阪のニュースにはなっていませんでした。はい、と言いますことで、ここまでお聞きいただきありがとうございました。
何かしゃべりに関してご相談ありましたら、番組概要欄のお便りフォーム、もしくはXやYouTube、インスタグラムのコメント欄でも受け付けています。
お名前や学校名、職業などは隠してお答えしますから、ご安心ください。番組のフォローもどうぞどうぞよろしくお願いいたします。
それでは皆さん、一緒に前向きに頑張りましょう。
いやー、ほんとよかった。さてここからは、おまけコーナーという名の雑談コーナーです。
2つあります。1つ目、スターワードの感想とか皆さんありがとうございました。
Xとかインスタグラムでもなんですけど、エントリーしてくださった皆さんがね、自分たちのポッドキャスト番組内で反省会やってくださったりとか、
あと大賞、審査員特別賞、そしてリスナー賞を受賞された番組さんに対して、いろいろ感想をね、語り合ってくださったりして嬉しいです。ありがとうございました。
で、すみる子さんと早坂の振り返り会、10月17日に配信したポッドキャストも多くの方に聞いていただいております。嬉しいです。
そうで、Xで補足説明をしてるんですけど、本当はね、すみる子さんと前回の振り返り会でね、それぞれが印象に残った番組とか好きな番組を発表しようかどうしようかって打ち合わせのとき言ってたんですけど、
でも運営側の我々が、あの番組いいよねとか、この番組好きなんだよねって、スターアワードというタイトルを掲げて語っちゃうのって、審査員でもないのにちょっと偉そうかなっていう結論に至ったんですよ。
なんか別にね、評論家でもなんでもないし、個人的にポッドキャスターさんとどこかで会うときがあれば、あの番組こうでしたよねみたいな感想線はできるんですけどね。
10月25日の京都のお祭りっすんオフラインイベントで、そういう話がしたいっていう方がいらっしゃれば、会場でお話ししましょう。
京都初のポッドキャスト配信サービス、リッスン主催のオフラインイベント、お祭りっすん2025開催。
10月25日、京都は山城、喫茶多聞を貸し切って、トークとともに素敵な時間を楽しみましょう。
時間は11時から17時。
ともに盛り上げてくれるゲストは、
しゃべりの相談室から早坂まき子さん。
三島車ラジオから三島さん。
植坂あゆみの私より先に丁寧に暮らすな!から、うかいよしきさん。
桃山翔司から森田さん。
株式会社雑談特勤マッシュから渋ちゃんです。
ポッドキャスターがスタッフとして立つ喫茶ブースもお楽しみいただけます。
チケットはワンドリンク付き3000円。
さらにライブ配信並びにアーカイブ視聴が可能なオンライン視聴チケットもございます。
すべてはリッスンイベントページにて好評発売中。
ポッドキャスターもリスナーもぜひ京都でお会いしましょう。
さて、雑談2つ目はですね、シャープ106でうなずきながら話すっていうのをテーマに語ってるんですよ。