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2023-04-29 10:48

「ChatGPT使い出したら本読まなくなった件」

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ChatGPT, OpenAI, 読書, 本

チャットGPTによる読書習慣の変化
こんにちはMOTSUさんです。今回はチャットGPT使いだしたら本読まなくなった件と題して、チャットGPTがリリースされてから気づいたちょっとした小ネタを共有したいと思います。
まず導入ですが、3月のミドルに公開されたチャットGPT、そのGPT4ですね。こちらが出てから大体1ヶ月半ぐらいだって気づいたことなんですが、本を読む習慣が急激に減ってきてるなぁということなんですね。
もともと私はめちゃくちゃ本読んでました。 以前にオライリーサブスクを紹介する動画で
少し話したかと思いますが、スマホやパソコンについているTTS、このテキストを読み上げるという機能、ゆっくり動画などが一番おなじみですかね。
その機能を使って、書籍を聞く形で読むという、いわゆる流れ読みを行っていました。この流れ読み、いわゆる本当に何か作業しながら
ほぼ常時やってたという形になります。 その時にも通読本が400冊ぐらいあるので、その時その時の気分に合わせてその読みたい本を少しずつ少しずつ読んでいくという形で読んでいました。
そういうふうに流れ読みすると、深くは入ってこないので、一旦流れ読みして、その次に精読するというようなスカイルの読書スタイルでした。
これがこのChatGPTのGPT4が出てくる前の習慣だったんですけれども、気づいたらこの読書習慣が何か一度目か失われてたなぁというふうに思ってですね。
最初はそのChatGPTが出て楽しくてずっとそれ使ってたんで、そのせいで読まなくなったのかなと思ったんですが
最近比較的落ち着いてきて、熱が落ち着いてきてはいるんですけれども、それでも読書の方に戻ってこなくなってて、なんでだろうなぁというところで今回考えてみたという形になります。
本を読む気が起きない理由ですね。流れ読みとですね精読、両方について多分こうだろうというのをですねちょっと説明したいと思います。
まずは流れ読みの方なんですけれども、このそもそも流れ読みってなんだのっていう話なんですが
先ほど言ったように何かをしながら耳で本文を聞くっていうスタイル。あくまでも流れ読みなので、何か作業をしてて耳から少し入ってきますよという程度なので
細かいところはわかりません。これはあくまでもその本全体でどういうことが語っているんだろうなっていうざっくりとした全体像の把握があくまでも目的となってきます。
彫刻で言えばこの像はざっくり人型だなぁみたいなそういった大まかな雰囲気はわかるんだけれども、その顔が細かくどうなっているだとかその手の部分がどういうふうになっているだとかそういったとこまではわかんないよっていうそういったイメージになるかと思います。
これってまあ言い換えてみるとその全体の要約を行っているということとニアリーゴールなのかなというふうに思います。
この要約というふうになってきて思い浮かぶ方いるかと思いますが、この要約ってチャットGPTが超得意にすることなんですよね。
皆さん多分チャットGPT使ってですね要約のタスクやったことある方非常に多いかと思いますが、長いテキストをぶち込んでそれに対して要約させるっていうのはそのチャットGPTの非常にメジャーな使い方の一つになります。
なのでこの流し読みだとはいえですね結構な時間かけてですね読んでるんで、それがチャットGPTがサクッとできちゃうということになってくると何か
いまいちやる気が起きないというかこの努力は何なのやっていう気持ちがしてくるんですね。かなりモチベーションが失われてしまうと。
当然ですねその書籍の本文をですねまるっとチャットGPTに入れるわけにはいかないんでね。
流し読みの意味はあるとはいえですね将来的にはそういうのはなくても直接聞けばいいよっていう世界に何だろうなって考えると
なんかこの流し読みをやるっていうモチベーションが非常に失われてきているという感じですね。で一方で誠読の方に関しても同じようにモチベーション下がっていますと。
でこれなんでかなというふうに思うと誠読の時って細かく1文字1文字理解しようとするんで、
分からない概念であったりだとか分からない単語っていうのですね。そういったの出てくるんでその度に随時調べてもしくはその一応記憶に留めておいて他の本で保管するっていうそういったやり方やるかと思いますがそういった
その分からない内容をベッド調査するっていうのが非常にストレスの要因となっているということになります。これに関しては次のスライドでもうちょっと詳しく説明します。
誠読のですねモチベーションちょっと下がる理由の前にですね、そもそも理想の読書体験ってどんなもんじゃろうなという話なんですが
ChatGPTが適している読書スタイル
これはあくまでも個人的に理想な読書体験だなというふうに思ったのはですね、もう読書中に何か分からない概念出てきたら即チャットGPTに聞いてすぐにすごい分かりやすい形でその概念とか単語ですねそれを説明してもらって
そうやってどんどん読み進めていくっていうスタイルです。そういうのがもう非常にストレスなくその分かることがどんどん増えていくっていう意味で非常に理想的だなというふうに思っています。
実際こういう読書体験ですね、やろうと思えば一部の本ではできます。どういった本だったらできるのかっていう話なのですが
特に古い本でさらにメジャーな本ですね。これはもうこのチャットGPTが古い本なので内容的にも把握しているし、さらにその古い本でメジャーなのでこの本に対するですねポイントだとかまとめみたいなのがですね
web上にたくさん散らばっているのでチャットGPTも12分に学習してますよっていうそういう状態のもの。そういったものに対してはですねこの本について内容を聞いてもチャットGPTがいい感じに答えてくれるという状態になってますんで
このかなり理想に近い状態の読書体験を得ることができるわけです。
ただ一般的に読書しますよってなった場合には比較的新しい本を読むことが多いかと思います。そういった場合にはですねチャットGPTって
現行のものであれば2021年の9月でしたか、そこまで新しい情報を知らなかったりするので、その新刊が含んでいるような最新の情報みたいなところを
あまりカバーしてなかったりするわけです。そうなると新刊読んでてわかんないなぁでチャットGPTに聞いて調べてみようってなっても
チャットGPTが知りません、もしくはなんか変な嘘の回答してくるみたいな状態になってきて、だいぶ理想から離れたストレッシーな
読書体験になってしまうということになります。また新刊じゃなくても多少古くてもその本があまりメジャーじゃない内容
要は売れてないのか、単純にあまり有名じゃない本の場合ではこのチャットGPTがちゃんと学習してないんで
同じように聞いてもちょっと的外れな回答が得られてしまうというところで同様に
理想的な読書からは遠ざかってしまうという形になります。そんなわけでこの古くて有名な本以外においてはこの
わからない概念や単語の調査が非常にストレスになってしまう。従来通りググって調べりゃいいっていいんですが
とはいえ一回この古くてその有名な本において結構理想的な読書体験をしてしまったがために従来型のちょっと読書がですねもうやる気が起きなくなってしまって
正読やるのがだいぶストレスっていう風になってしまったっていうのはですね今回のモチベーション低下のですね結構大きな要因だと思われます
そんな中でですねすいませんちょっとタイトルの方全然触れてきませんでしたが
今後この本自体のあり方が変わっていくんじゃないかなというふうに個人的には勝手に予測しています
具体的にはこの理想的な読書体験。わからないのがあったら聞いてその場で即回答を得られるという体験
それを得られるような本の提供の形になっていくんじゃないかなというふうに予測しています
まあこれ私の単なる妄想ではなくて本ではないんですが
Copilot4Docsの提供と書籍における応用
いわゆるプログラミングにおけるドキュメントでかなり近いものが提供されつつあります
具体的にはChatGPTのプログラミング版とも言えるプログラマーの人だったらだいたい知ってるでしょう
このGitHub Copilotっていうサービスがありまして
そちらの方でこのGPT-4対応するにあたって追加でいくつかすごい機能が実装されてるんですが
その中の一つにCopilot4Docsという機能が提供されつつあります
このCopilot4Docsってどういうものなのっていう話なんですが
プログラミングしていてソースコードに対してドキュメントを作るというのは
ちゃんとした開発体制であれば当然やるわけなんですけれども
ただそのドキュメントをやっぱり理解するのがなかなか難しいというのがあります
それをいい感じにするためにこのGitHub Copilotが提供するこのCopilot4Docsという機能は
このプロジェクトのドキュメントを学習させたモデルによって
プロジェクトに対して質問できるチャットボットみたいなものを提供するという形になります
なので通常のChatGPTに質問するときのように
このプロジェクトのこのドキュメントについて質問を投げたりだとかができると
例えば関数何々の引数だけども使い方がいまいちわかんないで教えてだとか
そもそもこのクラスってどういう用途で作られたのみたいなところですね
そういったいろんなドキュメントに対する質問をチャット形式で聞くことができます
このドキュメントに対してチャット形式で聞けるっていうのが
まさにこのドキュメントって結局プロジェクトにおける説明の文章
本ではないですけどもテキストなので
これを書籍に対して同じような技術で適用することはもっと当然可能と考えられます
なのでこのCopilot4Docsを書籍に適用したようなものが提供されれば
この書籍に対してそのChatGPT感覚で内容を聞くっていうのができるようになるだろうと
私としてはCopilot4Docsの書籍版みたいなものが書籍データと一緒に提供されるっていう未来が
まとめ
近々来るんじゃないかなというふうに想像しているわけですね
そんなわけでChatGPT使いだしたら本読まなくなった件と題して
ChatGPTを1ヶ月半ぐらい使って気づいたごネタを共有させていただきました
10:48

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