1. 積ん読ざんまい
  2. 第34回その出会いは運命だった..
2023-12-28 47:37

第34回その出会いは運命だった〜『ベートーヴェン捏造』前編

今回は『ベートーヴェン捏造 名プロデューサーは嘘をつく』(かげはら史帆/河出文庫)を紹介しながら、年末に歌われる「第9」とベートーヴェンと彼の元で働いていたある人物にまつわるお話しをしています。

(後編もあります!)

【今回のハイライト】

・業界激震!「ベートーヴェン「会話帳」捏造」疑惑

・その出会いは運命だった

・「第9」初演プロジェクトは大成功! しかし…

・スキャンダルをどう始末するか

・遺された者の使命

【エンディング曲】

・ベートーヴェン/交響曲第9番第4楽章

classix

https://classix.sitefactory.info/downmp3.html

★番組の感想、おたよりはTwitterのDM、メッセージフォームよりお送りください。

Twitter  https://twitter.com/tsum301

メールフォーム  https://forms.gle/EEF2avHVjq5Vu8zN8

00:10
みなさん、こんにちは。この番組は、誰もが知っている名作から、あなたの知らない日記すぎる本まで、ゆるいトークで紹介する読書系ポッドキャストです。
改めまして、こんにちは。的文子です。
こんにちは。梶原コーヒーです。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今年も後残すところ10日を切りっていう。
そうですね。
慌ただしく年末が過ぎていくってとこなんですけど。
そうですね。慌ただしい年末に花粉を感じてますからね。
もう未来が来てる。
来年度の花粉をもう知ってますから。
すごいテネットみたいな話になってる。梶原さん、去年も言ってたような気がするんですよね。この時期もう花粉飛んでるんですよみたいな。
そう。でも大体1月ぐらいに感じるんですけど、今回先週ぐらいから来たな。来年度の花粉みたいな。
おかしいよ。
決算終わってないはずなんですけどね、花粉も。
閉まってないはずなんですけどね。
もうスタートしちゃってる。
この年になるとあと10日で新年とか言われても、10日後も20日後も何も変わらないんですけどね。
本当そうですね。何のわくまくもなく。
この間まで36歳だったじゃないですか、みたいな。
本当今年ね、あっという間に過ぎたなっていうか、もう前半の記憶全然ないんですよね。
的さんね、いろいろ試験とかもあったし。
ですけど、今年コロナ禍明けの何かなんですかね。
すごい早い動きが。
全てにおいて、世の中的にもそうなんでしょうけど。
だから人と触れ合うようになると早いですよね。
早いですね。やっぱり充実はしてるとは思うんですけど、なんか思い切れないって感じですね。
3年くらいあんまり人と会ってなかったから、そんなにこうなかったんだけど、なんか連鎖的にいろんなことが発生するなみたいな。
そうですよね。やっぱり人と会う機会とか、土日がその人と会ったりとか、平日も何だったら夜会ったりとかっていうのが増えたのもあって、なんかすごくあっという間に過ぎていったなっていう。
そんな年末に合わせて今日の本を。
そう。年末といえばお約束の大工ですよね。
それこそ大晦日のNQR番みたいなやつでやってますよね。
やりますよね。
紅白ちょっと飽きてきたなってなって裏番回すと、そろそろ歌いそうみたいな感じで。
知らないです。私それ。
そろそろ歌いそうだなっていうのを見て、家族がテレビ慣れてきたあたりでチャンネル回して、大工だけ見て。
そのあたりになっていくとまた家族が紅白見たいとか格闘技見たいとか言い出すので、結局ちゃんと見れた試しはそんなないんですけど。
03:05
そういうイメージがある、大工。
そうですね。大工といえば山形の場合、山京とかが大工のコンサートをするんですけども、まだチケットが取れないっていう。
山京って結構人気ありますよね、地方の。
国境局の団体としては頑張ってるなっていう。
すごい頑張ってると思いますよ。地方都市にそういう公共楽団があるってちょっと誇らしい感じはしますよね。
年末になるといろいろ大工の催し物とかそういうのが。
うちもコンサートホールあったりとかするので、今年も大工やりますとか。
今年はそれこそコロナ明けで有観客でとか、コロナの時は大工歌うのもすごい大変だったとか歌えないとかいうのありましたからね、合唱自体が。
練習ができないっておっしゃってましたからね。
だから多分今年すごくそういう界隈盛り上がっていたのかなっていうところでの今回の紹介なんですけれども。
今回紹介する本なんですが、タイトルがですね、「ベートーベン熱像」。
飾り気がなくてそのまんまのタイトルが来ましたね、ズバナ。
はい、もう久しぶりに直球なのが来ましたね。
もともとが2018年ですね、柏書房というところから出ていて、著者の方は影原志穂さんという方なんですけれども、
それが元にして今回は川出文庫からですね、文庫化されて出版されています。
これ出たタイミングも11月の中頃ぐらい出たので、やっぱりここのあれにぶつけてきてるんですよね。
そうですね、やっぱり年末ので。
そう、年末の大工獣王というか、ベートーベン獣王に合わせてこの本出してきてるっていうのもあったり、
あとはベートーベンの誕生日自体が12月なんですよね、確か。
へー。
そう言われているので、それもあってそこにかけてこの本をまた文庫化されて出たっていうので。
いやー、誕生日にはかけてないじゃないですかね。やっぱり大工にかけて、熱蔵でね、ゴシップ的な感じで。
そうそう、やっぱりベートーベン熱蔵って聞いたら飛びつくわけじゃないですか。
本当に申し訳にくいんですけども、前回の恋愛話とテンションが全然違います。
マジ棒読みでしたかね。そんなに棒読みの回ないなっていうぐらい。
やっぱりですね、私にはもう恋愛は無理だと、あの時つくづく悟ったので。
熱蔵とかね、やらせとかそっちの方がワクワクドキドキするわけですよ。
そうですよね、恋愛動向じゃないですよね。
やっぱり我々のフィールドこっちじゃなかったなっていうのも本当に前回つくづく痛感したので、今回はもうホームグラウンドに戻りまして。
06:04
そうですね、ホームグラウンド、ホーム感あります、すごく。
ホーム感が熱蔵なのかよっていうところなんですけど。
何を熱蔵なんですか?
これがですね、何を熱蔵されたのかっていうと、ベートーベンって30代半ばから音楽家なのに関わらず耳が聞こえなくなってしまったっていう。
ドラマティックな。
そうそう、ドラマティックな人生を送るわけじゃないですか。
それでも偉大な名曲を作ったっていうので、偉大にある作家みたいな感じになってますけど。
その耳が聞こえなくなったことによって、人と会話するのが耳ではもうできなくなったじゃないですか。
筆談ノートみたいなのがあったんですよ。
手話とかはできなかったみたいで。
なので、人と会話するときは会話帳っていうちっちゃいノートみたいなのに、話したい相手が話したいことを書いて、それを見てベートーベンは喋るっていうノートがあったんですよ。
もう都度燃やさなきゃダメ、ベートーベン。都度燃やさないと。
そのノートがですね、やっぱり一時資料として重要な資料になったわけですよ。
だから、研究とかするときはそのノートを手がかりにして研究するとか、そういうものとしてすごく重要な資料として扱われてきたものがあったんですけど、
実はその会話帳の中に書いてあることが捏造されているのではないかと。
もうね、なんだろう、SNSみたい。
で、それが発表されたのが1977年のベートーベン学会で発表がありまして、業界激震ぐらいのセンセーショナルを起こしまして、
ただその熱度に関わった人っていうのは、じゃあ誰が何の目的でやったのかっていうのは、当時は東西冷戦中だったので、
もしかしたらその敵国側の秘密スパイが書き込んでとか、なんかそういう憶測も飛び交ったんですけど、
おそらくこの人がやっただろうっていう人の中であがったのが、アントンフェリックス・シンドラっていう人の名前があがったんですね。
で、この人誰なんだって感じじゃないですか。
どちら様ですかってことですね。
この人は一時期ベートーベンの秘書をやっていた方なんですよ。
一番近い人が一番ヤバい。
やってたってもう大体合わせて3年ぐらいかなっていうところなんですけど、その人がどうもこの熱像に関わったと。
しかもノート残ってるのは130冊ぐらいだったかな。そのぐらい残ってるんですけど、もうそこでちょっと書き足したとかちょっと改ざんしたとかそういうレベルじゃなくて、もう至るところ改ざんの跡が見られると。
09:07
もう至るところですよ。
しかもこの残ったノートっていうのが、実はもともとは400冊ぐらいあったんじゃないかっていう話が出てて。
そのノートはじゃあどうなったんだと。
すごく貴重なノートなわけじゃないですか。ベートーベンのシルエデの。
それがもともと400もあったのに、今半分もないと。
どういうことやっていうことで、ものすごく発表された当時は話題になったというか。
本当に今までこのノートをよりどころにして研究してきた研究成果が、もう全部信用ができなくなってしまうっていうとんでもない事態が起きるわけですよ。
一応1977年の研究なので、ある程度科学的な技法によっていろいろ観点とかあるじゃないですか。
科学的な観点、方法で、これは後から付け加えられた筆跡であるとか。
もともとのベートー、この人の筆跡とここの筆跡同じような会話の流れで書かれてるけど、筆跡が違うとか。
あとやっぱりその会話の流れ的にちょっと不自然なんじゃないかとか。
ここは他のところの文献と照らし合わせると、どうも内容が一致しないとか。
そういう緻密な裏付けによって、おそらくやったのはシンドラーだろうと。
っていうのが明るいに出たっていうのがその学会の発表なんですよ。
それによって、例えばですよ、よくすごく有名なベートーベンの運命っていう曲があるじゃないですか。
運命はこのようにして扉を叩くとか。
有名な言葉があるわけですけど、それはベートーベン本人が言ったっていうふうに今まで電気とかでは語り継がれてきたわけですけど、
どうもそれも怪しいと。ベートーベンそんなこと言ってない。
ブランディング的な感じなんですかね。
ベートーベンが今まで言ったとか、やったとかいう言葉が全部ちょっと信用できなくなって、
そのベートーベン本人じゃなくて、後からシンドラーが書き加えたっていうようなことが明るいに出てきたわけですよね。
この時代までそれが信じられたっていうことは、シンドラーさんなかなかのやり手ではありますよね。
そうなんですよね。
発表された当時は、相当シンドラーに対する通列な批判が上がったわけですよ。
貴重な資料を台無しにしたと、何してくれとんじゃんみたいな感じじゃないですか。
研究者からすれば。
200年以上前亡くなっている人の手がかりを掴む資料が実は解散されてた。
12:00
こいつは何なんだと。本当にどうしようもないやつだと。
ただ今回、この著者の方は、じゃあ何でシンドラーはそんなことをしたのかっていうのを、
いろんな文献とかをあたって、大学院の修士論文として書いた論文があるそうなんですけど、
それをもっと一般性っていうか、読み物的な感じで小説風にちょっと書いたっていうのが、今回のこのベートーベンペースのテポなんですよ。
面白そうですよね。
だから視点はベートーベンじゃなくてシンドラー視点で書いてるんですね。
ベートーベンの陰にいるシンドラーっていう、そういう視点で書かれた本になってます。
一応小説風なので、あくまでも個人の感想ですというか、
この作者の一応見解ですっていうところはあるので、これが全くの本当の話ですよっていうのは言えないんですけど、
なかなかこれが読ませる本で、全然ベートーベンとか興味なくてもすごく面白く読める本でしたね。
そういううまく書かれた本って、それもまた危険ですよね。個人の見解ではありますけども、
神田さんなんかもそうですけど、後から書かれる小説の方が現実っぽくなってしまっていて、
意外に知られていることって全部小説に書かれていることで現実とは違ったりする場合もあるじゃないですか。
そうなんですよね。魅力的な物語って現実を超えてしまうというか。
どっちが本当かが100年後になった時にわかんなくなっちゃうというか。
だから文献研究される方ってその辺すごく難しいんだろうなと思いますし、まさにそれって多分今回のこの本のテーマだと思うんですよ。
魅力的な物語が現実を凌駕してしまう。書き換えてしまうっていうのが、今回このシンドラーのベートーベンをめぐるドラマの一つのテーマなのかなっていうふうにちょっと思ったんですけど。
まずこのシンドラーとは誰ぞやっていう話からなんですけど、この人はいつ生まれた人なのかっていうと、1795年に生まれた方ですね。
200年以上前に生まれた方です。すごい田舎の出身で、でも集祭というか頭もいい方だったので、その田舎からウィーンの大学に進学します。
頭はすごくいい人だったんですよね。音楽も好きで。
シンドラーさんのお家っていうのは田舎だけど、両親がバイオリンとかいいだから、ちょっと自然と音楽にも親しむ環境があって、自分もバイオリンとかやってて、ただ音楽家になるっていうほどではなかったんですよね。
15:02
そこまではっていうところがあって、しかも音楽で飯が食えるのかっていう、なんか今も昔も変わらない話があるわけですよ。
それよりだったらやっぱり頭いいんだから弁護士とかになりなさいっていう、すごく現実的な道を進むわけなんですけど、ただこの時期のウィーンっていうのはですね、ちょうどナポレオンの戦争とか、それこそ今映画やってますけど、
ナポレオンがヨーロッパ各地を攻め入って、ヨーロッパ各地がすごい強乱の嵐に巻き込まれ、それでどうなったかっていうと、愛国運動みたいなのがすごく盛んだった時期で、祖国を守るために戦争に行くぞみたいな。
あとは学生もやっぱり学生運動みたいなのがものすごく盛んだった時期で、たちまちシンドラも学生運動に牧草していくわけですね。学生運動に参加して、自分みたいなのを描いたりとかして、捕まったりとかもして、大学も行ったり行かなかったりで、中退してるんですよね、大学を。
昔のそれこそ学生運動で、大学、東大まで行ったけど大学退学して、もうあてどないみたいな。
そんな失意のどん底、俺こんな人生だったかなみたいな。こんなはずではっていうようなところに、たまたまベートーベンとお話をする機会があったんですよ。
当時のベートーベン、当時の若者にとってベートーベンって、もうめちゃくちゃ売れまくってる、めちゃめちゃ大人気の作家というか、もうちょっとカリスマみたいな感じになってて、ただ耳はだいぶ聞こえなくなっちゃってる時期ではあって、前より人前に出ることも少なくなってしまってた時期なんですけど、
ただレセプションか何かに出てた時に、ちょっとお会いする機会があって、まだ若いから、22、23の若者がミック・ジャガーに会うみたいな、前世紀のミック・ジャガーに会うとか、ジョン・デノンでもいいですよ、に会うみたいなことですからね、もう舞い上がるわけですよ。
ジョン・デノンに会うみたいな。ただその時に、さっきの例の会話帳にゅって、これに書いてくださいって差し出されて、やっぱり耳聞こえないって本当なんだっていうのも、その時事実を知るっていう、そういう出会いがあったわけですよ。
なんか今、自分、愛国運動で学生運動とかやって、もう大学も辞めちゃったんですよね、みたいな話を、なぜかその時にシンドラがして。
18:07
米東弁も昔、そういう愛国運動っていうか、そういう機運はなかったわけではなかったんで、「いやー、金曜大変だねー。」みたいな感じで、ちょっと気遣うというか、そんな言葉をかけられたらですよ、もう大スターに。
なんていい人なんだ、米東弁さんってなるわけじゃないですか。20歳の頃、ビッグジャガーとかにそんな気遣われたら、もう舞い上がっちゃうわけじゃないですか。
なんて素晴らしい人なんだって、飲ませたところに、米東弁もちょっと事情があって、今身の回りの世話をしてくれる人がいないと。
君、それちょっと手伝ってくれない?みたいな。ちょっと今忙しいんだけど人手足りてないからさ、もし君、今大学行ってない?とか仕事してない?って言ってたから、もし暇だったら、ちょっと俺の仕事手伝ってくれないかな?みたいな感じで言われたら、もうそれ、2つ返事はいって言うじゃないですか。
言っちゃいますよね。
僕でいいんですか?ぐらいに言ってるじゃないですか、むしろ。
もうむしろ、その時が運命じゃないですか。
そうそう、どっちにとっての運命かわかんないですけど。
米東弁って、ちょっとそういうところがあって、自分にのぼせあがってる若者を、こいつ使いそうだなっていうやつを捕まえて、ちょっと無休で働かせるみたいな。
なんだろう、日本の文豪だみたい。
そうそう、そういうところがあったらしくて、ただ働きどうぜって秘書みたいな、身の前の世話とか、そういうことをさせるっていうちょっと悪い癖があったらしいんですけど、そういうことをシンドラにもやらせるわけなんですよ。
ただですね、最初のうちは割と仲良くやれてたみたいなんですよ、シンドラと米東弁は。
一緒に住んでたりとか、住み込みで手伝う女性みたいな感じになってた時期はあるんですけど、ただあんまりそれが合わない。
合わなさそうですよね。
米東弁ってどっちかっていうと、耳っこえなくなってからは、あんまり外に出歩いたりとかしなくなったんですけど、もともとは結構みんなで飲み歩くみたいな。
飲み歩いた先で、なんか良さそうな女を見つけたらナンパし、ようきゃというかチャラ男というか、みんなでワイワイになって、ちょっと騒ぎたいなとか。
そういうノリのある人で、いろんな人と喋って冗談とか言ったりとかするのは、もともとは好きな人だったらしいんですよね。
なんだけど、シンドラはどっちかっていうと、あんまりそんなに人とワーって言うよりは、っていうようなタイプだったのか、米東弁とノリが合わなかったですよね。
しかもシンドラにとっては米東弁ってすごいカリスマだから、やることなすこといちいちすげえなわけなんですよ。
21:03
さすがです、みたいな感じになるわけですけど、米東弁からすると、なんかこいつうぜえなみたいな。反応がめんどくせえみたいな。
ちょっとした冗談とか、「いや、こないだのあの女よかったよな。」みたいな感じの、ちょっとしたたる口とか冗談とか言っても、それをすごく行々しく受け取っちゃったりとか、行々しく返しちゃって、
いや、そういう意味じゃないんだけど、みたいな。
なるほど。
俺に何を求めてんの?みたいな。
しょうがないですよね。
しょうがないんだけど、いかんせんノリが違うというか、性格が合わなかったんでしょうね。
それは押される人間と押す人間の違いっていうか。
でもやっぱり今まで秘書としてついてた若者たちとかは、割とそこら辺が馬が合ってた人。それでボロきそこを使われて辞めてたりとか、
ちょっとインターン期間終わったんでもう就職しまーすみたいな感じで離れてったりとか。
でもまあ、馬が合う人とは長く付き合いがずっとそのまま続くっていうのがあったんですけど、よっぽどシンドラーと馬が合わなかったのか、やっぱり影ではかなりボロきそに言ってるんですよね。
本当にあいつどうしようもねーんだよな、みたいなことを散々言ってるんですよ。
あれだけ仕事させといてって感じもするんですけど。
いろんな人のお手紙に、神の作りたもったこの世界でこれまでお目にかかったことがないくらいにしょうもない男とか。
もうね、書くんじゃないよってことですよ、ベルト弁。
あのしょうもないロクレナシオシンドラーとか、そういうのをね、いろんな人に手紙に書いてるんですよ。どんだけ合わなかったんだよっていうところなんですけど。
ただね、これシンドラーもシンドラーで、結構その邪剣に扱われてるにもかかわらず、それを汲めないっていう空気が読めない人なんですよね。
もうね、なんだろう、本当に逆辺みたいなね。
ただ、このシンドラーっていう人は仕事はできる人だったと思うんですよね。
ウェイン大学まで行くくらい頭はいいんですよ。
しかも、ベルト弁としては本当にしょうもないなこいつとか思いつつも、一大プロジェクトを今やってる時期で、その一大プロジェクトっていうのが大工の初演だったんですよ。
30年くらいずっとこう構想を温めてきて、ただこれ初演としちゃったらまずいな、成功するかどうかっていうのをめちゃくちゃ気にする人なんですよね。
今まで売れっ子ですから、失敗の自分の名前に傷がついてはたまらないわけですよ。
だからやっぱりそこらへんの世の流れを見るっていうのがすごく長けてるというか、もともとそんなに地位があるわけじゃない音楽家のところから、一気にカリスマ的地位まで上り詰めた人なので、やっぱり世を読むっていうのがすごく気にする人だったと。
24:06
だから30年もウダウダ、ウダウダ、いつこれ発表しようみたいなことをやってたわけなんですけど、ついにやっぱりそれを発表する時が来て、その劇場手配とはなんだろうっていうので、やっぱり人手がいる時期だったんですよね。
シンドラは本当にしょうもない男だなって思いながら、仕事はできるからなっていうので首っていうか袖にはしなかった。ただし、このプロジェクトが終わったらこいつとは一切縁を切るっていうような腹詰りではいたらしいんですよね。
そんなことはつい知らず、シンドラはもうすごいこの大工プロジェクトに奔走するわけですよ。会場を抑えると。あとは日取りを調整するとか、チケット代を調整するとか、練習とかリハーサルに立ち会いもやったし、どういうふうに指揮をしたらいいかとか、そういうのもシンドラが全部取り仕切ってる。
当時は検閲とかもあったので、そういうところのやり取りっていうか、どういうふうに許可を取ったらいいかっていうのもシンドラがやってるっていう。若干27、8の人がやってるんですよ、これ。なかなかすごいですよね。そこだけ見るとめちゃくちゃ優秀だと思うんですよね。
あれやこれやと、次から起こってくる無理難題を上手く調整しながら、大工の精鋭まで持っていくんですけど、しかもここでまた無理難題をぶつけられるんですけど、ベートーベンを指揮者として挙げてくれと。ベートーベン、耳聞こえてないじゃないですか。だから指揮するのは無理なんですよ。
ただ、あのベートーベンが信号を破って公衆の前に出てきて、指揮をするってなったら、これはもうチケットバカ売れだなと。絶対話題になるだろうっていうのを、劇場支払人だったかにぶつけられて、「いやいや無理ですよそれー!」っていうふうに一周なりかけるんですけど、
やっぱりここはそういう大勝負に打って出るべきではないかと。絶対それは話題にはなるだろうし。指揮は別の人が代役じゃないですけど、指揮がなくても正直、ちゃんと回るように取り仕切ってもらえばなんとかなるだろうっていう。
昔もそういうふうにやってきたこともあったから、その人にまた頼めばなんとかしてくれるでしょっていうのを立てて、ベートーベンがすべての局の指揮を取りますみたいなのをポスターにバーンって書いて、ポスター貼ったらバンバンチケットが売れるわけですよ。なかなかの勝負手だなと思うんですけど。
やっぱり27、8の人ですよ。
27、8だからそういう大博打が打てるっていうのはありますよね。
正確にはナーリで、実際の音楽家からはボロクソに嫌われていたけれども、そういう点ではこの人はやっぱりプロデューサーの才能がある人だったんだろうなっていうのがここからちょっと見えてきて。
27:11
で、代役の初演は、もう偶然絶後の反響がですね、大成功のうちに終わるわけですよ。
もうあれじゃないですか、ほんとエルビスとかの映画みたいじゃないですか。
ああいう感じの、映画の中の途中で出てくる、いきなり成功するみたいな。ベトベルはもともと成功してた方ですけど、もちろんカリスマですけど、その名声をかっこたるものにしたっていう。
後ろに若干27歳ぐらいのシンドラがいたっていうのは結構面白いなと思って。
でもそれは事実なんですか?
一応事実らしいですよ、これは。自分で解散したとかそういうのは一応ないらしいですね、ここの部分に関しては。
ただ、ベトベルには喝采を受けている中で、もうこいつとはもう延期をみたいなことを思ってたわけですよ。
今のミュージシャンとかでもあるじゃないですか、そういういざこざ。プロデューサーとちょっと合わなくてみたいな感じで。
めちゃくちゃ売れたけど、このプロデューサーとはもう仕事したくないみたいな感じで、別のプロデューサーのところに行くとか、所属会社に買えるとか。
ありがちですよね。
ありがちですよね。結構当時も言いたいような話あるんだなみたいな感じで。
仕事ができるのとその人と馬が合うって全然違うよなっていう。
まあ違いますよね。
だし、シンドラーはもう本当にベトベルに浸水というか、尊敬しかしてないわけですよ。
ただ、大工の講演が終わった後にベトベルに呼び出されて、2日後ぐらいに関係者一度呼び出されて、
いやなんかご苦労だったなとか言われるのかなと思って、あんだけ大成功だったし、なんかすっごい褒められるのかなと思って言ったら、お前俺の金取っただろとかすごい言われるんですよ。
売り上げが思ったより少ないみたいな。お前売り上げちょっとくすめただろみたいなことを言われるわけですよ。
あんだけ身をこにして働いて、あんだけの大成功を収めたのに、2日後に呼び出されて金取っただろって言われてどういうこと?みたいな。
景品がすごい加算じゃったってことですよね。
まあまあ、思ったようにね。
その話も結構有名だったりするみたいなんですけど、大工ってあんだけ成功したのに売り上げ的にはそんなでもなかったっていう、実はっていう話とかは前聞いたことあるなと思ったんですけど。
でもまあその時点では、まだこのシンデレラはやっぱりちょっと空気読めない人なので、まだそこはね、「さすがに勘違いしてるのかな?」とかいうぐらいで、軽く流すんですけど。
軽くじゃなかったかもしれないですけど、「あれ?おかしいな。」ぐらいで、その場は終わるんですけど、その後にまた手紙が来るんですよ。
30:05
いやもうちょっとお前とは無理みたいな、本当に無理っていう感じのことを、辛辣に書いてる手紙を送られてくるんですよ。マジで無理だからっていう。
そこで初めて、これだけ尽くしたのに、こんな言葉しか俺はかけてもらえないのかっていうことに、さすがに愕然とするんですよね。
こんなすごく屈辱的な手紙を受け取っても、しばらくは働いてたらしいんですよね。
もうね、本当に別れてって感じだよね。
いや本当に別れるって感じなんですけど、でもなんかね、ここで別れない辛辣っていうのが、後々その捏造に加担するきっかけじゃないですけど、
たぶんここで、「知らねえよ、このクソジジイ!」とか言って、「もうこんだけ働いたのに、お前そんなことしか言ってこねえのかよ!」つって、別れられるような人だったら捏造たぶんしないよなって感じなんですよ。
ちょっとこじらせてるんですよね。
そうですね。両方ダメね。
両方ダメですよ。ベートーヴェもクセツイおじさんだし、シンドラーもこじらせ。おもしろいな、この2人って感じなんですけど。出会ってしまったんですよね、運命的に。
運命的にね。
次の大工の講演が控えてるわけですよ。1回目はすごい話題になったから、「じゃあ2回目はもっと大きいホールでやろう!」って言って、結構でかいホールを抑えてやったんですけど、その講演は大失敗だったんですよね。
サンドイッチが入らなかったとか。でもどうしようね、みたいになって。さすがにこれはなったのもあったし、あれだけボロクソに言われて、さすがになっていうのを心折れて、しばらくシンドラーはそこからベートーヴェの秘書を辞め、別の道を歩むことになりました。
ベートーヴェと最初に仕事してたのって、本当に正味1年あったかなっていうぐらいだったらしいんですよね。でも逆に考えれば、1年ぐらいでこんなでかい仕事やってたのか、この人って感じもするんですけど。
シンドラーの方は、自分でも音楽の方面で一生飯を食っていけるようになり、そこそこの地位的なところには収まったみたいなんですよ。とはいえ、やっぱりベートーヴェのことは気になるなと。
自分から接触することはもうないけど、風の噂的にやっぱり漂ってくるわけじゃないですか、いろんな噂が。大工の初演をやってからは、ああいう大きい曲はもう作らなくなって、小さい室内音楽を主に作るようになったと。
で、その原学士流相談の中から、またね、こいつ使えそうだなっていう若者を秘書に立てたって噂が来てくるわけですよ。この人、ちょっと後でまた、後にかかってくるんですけど、バイオリニストの人で、カールホルツっていう人がいたんですね。シンドラーよりだいたい4歳ぐらい年下で、声がですね、めちゃくちゃイケメンだと。
33:03
しかも、チャラめのベートーヴェのノリとうまく合わせられるタイプの人なわけですよ。呼なれてる感じの若者なんですよ。
チャラった人が来たんですね。おじさんキラーが来ちゃった。
陽気な感じの人で、しかも仕事もできるんですよ。
なんと、これはシンドラー的にはちょっと。
面白くないわけじゃないですか。陽気で仕事もできて、イケメンなんですよ。
何それ、全部持ってんじゃん、俺がないやつみたいな。仕事はできるけど、俺はみたいな。
何よりも、この人はベートーヴェに愛されてるというか、人としてやっぱり友達感覚で付き合える人だったわけですよ。
ベートーヴェがしょうもないギャグ言ったら、それにちゃんとうまいこと返してあげるとか。
別にオベッカーじゃなくて、そういうのはまたまた、みたいな感じで。
それってそういうことですよね、みたいな感じで、うまいこと転がすというか。
でもそういうのは別に、たぶん自然にできる人だったんでしょうね。
頭はいいから、その辺は読んでっていうところもあるんでしょうけど、やっぱりそれがあって、ベートーヴェンと本当に仲良く付き合える人だったと。
そこはシンドラーとは全く違うところだったんです。本当に信用置かれてたわけですよ、ソルツは。仕事もできるし。
お金を取っただろうなって言われないわけですよね。
言われないんですよ。それ切ないですよね。あんなに仕事をしたのにお金を取っただろうって言われるなんて。
それだけ信用はされてなかったってことの裏返しですよね。それとは全く逆だと。
そういう噂が流れてくるなと。どうもベートーヴェンの老いこともそこそこ仲良くやってるっていう噂も聞こえてくると。
今はそういう若者がベートーヴェンの人をやってるのかなと思いながら日々は過ぎていくわけですよ。
またシンドラーとベートーヴェンが接点を持つきっかけになった出来事がある日突然起きるわけですよ。
それは何なのかっていうと、さっき言ったベートーヴェンの老い子、この人はカールって言うんですけど、
その人がピストル自殺をしたっていう人が聞きつけて、ベートーヴェンの元にシンドラーは久しぶりに訪ねて、
何が起こったんですか、いつ起きたんですかっていうノートに書きつけるわけですよ。
めちゃめちゃ凹んでるんですよ、ベートーヴェンは。自分としてはすごく可愛がってた老い子がピストル自殺をして、
しかもそれの原因が実は自分にあったっていう。
老い子っていうのは自分の弟の子供なんですよね。
弟が亡くなってしまって、亡くなった時に、本当だったら母親の方に子供が行くはずなんですけど、
そこをベートーヴェンの財力とかコネとか総動員にして、老い子を自分の手元に置くんですよ。
36:05
親権を持つことにして。
もう老い子の教育を全部自分が見るっていうふうにしたんですけど、
残された記録とか周りの証言とかっていうのから推測すると、ベートーヴェンはなかなか過保護っていうか過干渉な子育てをしてしまったと。
それにやっぱり嫌気がさして、軍隊に入りたいっていうふうに周りには漏らすわけですよ。
軍人になりたいっていう夢がもともとあったっていうのもあるんでしょうけど、
もうこの何かにつけて自分に干渉をしてくるこのおっさんから逃げたい。逃げたいんだっていうのを周りに漏らしてて。
見かねてそのホルツが、早まるなと。軍隊に行ったりとかするな。今、戦争があるから、もしかしたら戦地に行って死んじゃうかもしれないから。
それはちょっと思いとどまれとか、いろんなダンスパーティーとか飲み屋とかに連れてって、ちょっと気持ちを紛らわせようとしたりとかするんだけれども、
それもちょっとうまくいかなくて、結局、もうちょっと何するかわかんないような精神状態になって、
見張りを立てて、見張ってたんだけど、そこから抜け出してピストルシャツを履かったっていう。
ただ、一面は取り留めて、軽い怪我で済んだので治ったんですけど、そんなスキャンダルがあったわけですよ。
このスキャンダルをどう乗り越えたらいいのかとかですね。そういうところに、今度またシンドラーは、
特異分野が。
心をですね、砕きにいくわけですよ。
誰だってあるじゃないですか、いろんなすごいミュージシャンとか、すごい芸術家とか、すごいって言われてる人でも、
私生活なんてぐちゃぐちゃだったりするじゃないですか。
まあね、そうですよね。
そこを、今リアルで生きてる人とか、もしそういうことがあったら、隠しますよね。
でも、スキャンダルがあったとしても、ベトベンくらいになるとね、薄れるというか、そんな気もするんですけどもね。
周りの人は、すごいスキャンダルではあるけれど、一応、おいっこは助かったっていうか、一面は取り留めたわけだし、
スキャンダルはスキャンダルなんだけど、そこまでどうしようみたいな感じではないんじゃないかっていうふうに思ってた節はあったんですけど、
ただ、そこを良しとはしないって思ってたのはシンドラーなんですよね。
なんでかっていうと、やっぱり偉大な作家が、実は私生活ではそんなおいっこを自殺にまで追い詰めてしまうような、
39:02
ちょっと性格に難がありの人だったってなったら、これは偉大なる作家としては、このイメージに傷がついてしまう。
これはなんとか隠さねばっていうので、ベトベンの教育方針が元で起きたことではないんですよ、みたいなことを吹っ飛ばして回ったりするんですよね。
パブリックイメージを傷つけないように。実はこの子はもともと精神的に不安定なところがある子でとか、そういうようなことを言って回って、しかもそれを遊び回って、全然勉強とかもしないで。
遊び連れ回してたのがホルツっていう秘書がそういうことをやらせてたんですよ、みたいなことを吹き飛ばしたりするわけですよ。
まさに捏造。
そういうことを後になってからやったりとかしてるんですけど。
そうこうしてるうちに、ベトベンも年だし、健康状態もあまり優れない。いよいよこれは寿命が近いかもしれないってなった時に、また呼び出されて。
だからシンドラーって亡くなる直前の2、3年ぐらいまた秘書みたいなことをやったりするんですよ。身の回りの面倒を見たりとか。
さえも臨終の間際になって、やっぱりゆいごんをいろいろ残していくわけですよ。
で、「俺の電気は誰々に書いてくれ。」みたいな感じで、いろんな人に手紙とか残したりとか、言ってたりとかしてるっていうのが残ってるんですけど。
引き継ぎじゃないですけど。
お見舞いした人のお客さんの中で、シンドラーの話になった時に、ベトベンがしみじみと、「あいつはいいやつで、これまで俺のために大変な面倒を引き受けたんだよ。」っていうのを言うっていう。
このおじさんはね、なんか丸くなったなって感じがするわけですけど。
今更って気持ちますけどね。
でも、最後の死ぬ間際は結構仲良くやってた。
あんだけ散々ボロクソに言われてたりとかして、金盗んだんだなって。
結局、若気の痛みっていうと、両方とも若気が立ってしまってたってことなんですかね。
どうなんでしょうね。
でも、死のとこにあって、孤独で、その中でかいがいしく面倒を見てくれるシンドラーに情報を放たされてしまったのが、若いじゃないですけど。
死に際にこんなにかいがいしく面倒を見てくれる人っていうのは、ありがたいもんだなって思ったんですかね、素直に。
どうなんですかね。
で、遺言書を書いたりするわけですよ。
ちょっともう既読が近いかなっていう。シンドラーを書き残している言葉で。
彼は終焉を意識しています。
42:01
昨日私とブローニング氏に向かってこう言ったのです。諸君喝采せよ。喜劇は終わりだと。
これも結構有名な話だったような気がするんですけど。
そんなわけで、いろんな方に手紙を書いたりとか、遺書のようなものを書いて、亡くなっていくわけですよ。
亡くなった時にシンドラー立ち会って、亡くなってから自分は何をしなければいけないかっていうのを考えた時に、
そうだ、この偉大な作家の電気王を書いて、高生の人にこんなすごい人がいたんだよっていうのを伝えていくのが自分の使命だっていうふうに思うわけですよね。
なるほど、間違ってる。冷静に書けない人が書いてダメ。
そうですよね。この人、やっぱり間近で見てるし、すごくいろんなことを見てきた人だと思うんですけど、
ただ、やっぱりさっきも梶山さんおっしゃったように、冷静に人物を見れる目は持ってないんですよね。
だってシンドラーの特にやっぱりプロデュースなんですよ。
プロデューサーは電気会社ダメだと思うんですよね。
ダメよ。そこはダメ。
なんていうんですか、プロデューサーってある意味、夢じゃないですけど、こういうの見たいよねっていうのをその人に託すっていうか、
その人を通して、みんなこういうベトベー見たいよねみたいな。
そうなっちゃいますよね。
自分の理想を見ちゃうっていうか、もしくは自分の理想もそうだし、みんなの理想でこうだよねっていうのを元にして、
それがいい方向に行けば、さっきの大工とかの上演がすごく成功したっていう方向に行ったりとか、
あとは今のプロデューサーみたいにアイドルをこういう風な見せ方をしたらすごく魅力的見えるよねとか、
たぶんみんなが求めてる像ってこうだよねみたいな感じで、すごく売れっこにさせていくっていうのにはものすごく有能な才能なのかもしれないですけど、
でもたぶん事実を描く方法には全く向いてないというか、むしろよろしくない才能だよなって思うんですよね。
やっぱりこう自分の眼鏡を通しちゃうっていうか、見たいところしか見ないというか、漏れるところは持っちゃおうみたいな。
持っちゃおうっていうか、で、都合の悪いところは消してしまえっていう。
そうですね。でも、研究だったらあれだけど、それこそ電気として売ろうと思ったら、やっぱりドラマティックな方が売れたりするじゃないですか。
45:02
そうですよね。
そういうところが計算なのか、計算とかじゃなくてできちゃう人なのかわかんないですけど、そういう才能がある人、売れる本書いちゃいますよね。
そうですよね。で、やっぱりそこはおそらくベトベンも、こいつに書かせるとやべえなって思ったのかわかんないですけど。
ユイゴネちゃんと残しました。
残しましたか。書かせるなと。
47:37

コメント

スクロール