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2025-12-17 17:20

制度リテラシー格差という新しい貧富の壁 ──補助金手続きの"静かな不平等"

制度が複雑な限り、

"面倒を処理できる人"だけが富を受け取り続け、

弱い人は取りこぼし続ける。
 

なぜなら、人は時給では動かず心理コストで動くから。

そして心理コストの差が、そのまま補助金格差になる。

サマリー

制度リテラシー格差という新しい貧富の壁が取り上げられています。補助金手続きの面倒さが、特に知識や得意不得意の差によって不平等を生むことが語られています。年末調整や確定申告などの制度が、特に苦手な人にとって心理的な負担となり、結果として取りこぼしが発生し、貧富の差が広がる問題に焦点が当てられています。補助金手続きにおける制度リテラシーの格差が新しい貧富の壁として浮き彫りになっています。複雑な制度設計が理解しやすさに差を生み、手続きを行える能力を持つ者だけが利益を得ている現実が指摘されています。

制度リテラシー格差の紹介
なになに?ん?
扶養控除申告書?特定扶養親族と特定親族?
な、なんじゃこりゃ!?
年収見積もり約123万円超、165万円以下?ん?
年収が188万円以下であれば、特定親族特…ん?
年収が165万円以下であれば、今年は扶養控除申…
うわぁ!?わかんねぇなこれ!
みなさん、年末調整しましたか?
改めまして、あなたの耳に楽しさと気づきを
saylazy関東、saylazyさーん
はーい、saylazyです。
長尺チャレンジ!
ライブセビナー始めていきます。
今回のテーマは、制度リテラシー格差という新しい貧富の壁 ──補助金手続きの静かな不平等ということで話を進めていきます。
補助金手続きの面倒さ
冒頭話していたのは、今回の所得税が変わったんですよね、確かね。
103万円の壁、壁の扶養の見直しがありまして
今回、年末調整で今まで書いていた書類とフォーマットが変わっていて
いちいちチェックが紛らわし
一人しか名前書くことないけど大丈夫なんだろうかって調べたら
去年は一人しか書かなくて大丈夫ですよって書いてあったのに
今年のフォーマットはそこには書いてない。
なぜなら記入項目がごちゃごちゃ増えたので
注意書きが減っちゃったんですね。
その分別紙に書いてある。
これややこしいですよね。
本当にこういうの苦手。
大変なんですよ、こういうのやるの。
皆さん得意な人いるんでしょうかね。
今回は、今話したのは年末調整の話でしたけども
確定申告も自分でやらないといけないもので
大体は会社の方にその仕事をやってもらうということで
代行してもらう形で
皆さんはそういった苦労をあまり感じないように
知らぬ間に税金が浄納される仕組みになっていて
痛みをわからずに制度だけ変わって
政治家は都合のいい、聞こえのいいことだけ言って
実際には面倒な手続きは
どこかの一部の人に課題に負担をさせているということなんですけども
それは企業の担当者は仕事でやるからいいのかもしれませんが
企業じゃなくても個人でもよく補助金ってありますよね
補助金の件でこの前ちょっと感じたことがありました
何かというと、書類をちょちょちょっと書いて送ると
3万円もらえるっていう補助金が自治体にあったんですけども
それをちょっと書いてくれない?って家内に頼みましたら
めんどくさい!こんなことやるならもういらない!とか言われて
私はそういうめんどくさいことをいつもやって家計を支えているんだけど
この3万円もらうとありがたいんだけど
いらない!とか言わないでよ!みたいな気持ちになってしまったんですが
そこで思ったのは結局手続きって
簡単じゃないことによって取りこぼし
もらえてない人がたくさんいる
面倒のように弱い人って取りこぼしてるんじゃないかっていうことを
気づいたんですね
面倒だから申請するのは諦めちゃおうってね
能力が低いのか?って言うと別にそんなことはないと思うんです
結構書類がそれだけ難しい
つまり制度設計ですね
制度設計が悪いということを言いたいんです
生活の余力を奪っているというかね
なんでこんなめんどくさいことをしなくちゃいけないの?
ということでお話を進めてまいります
時給換算すると30分書類書いて揃えて送って
3万円もらえるんだったら
すごく時給に換算したらいいじゃないですか
ところが妻の一言も
こんならいらない!私は働く!って言うんですよ
だから時給換算にしたら
もっと何倍も働かないとそのお金が手に入らないとしても
こんなことめんどくさいことやるんだったら
いつもの仕事で稼いだほうがマシよ!
っていうそういう気持ちになっちゃうんですよ
そう感じる方きっと他にもいるんじゃないかということで
結局どんなに割がいい仕事であっても
苦手なことをやるって苦痛?
効率じゃなくて心理コストって言うんですね
心理コストが高いので嫌だよっていう風になってしまう
補助金が簡単にたくさんもらえるかっていうことを超越して
そもそも書類読むのが無質で走る
間違えたら怖いしまた怒られるし
突き返されると気分悪いしとかね
あと要件が当てはまるのか当てはまらないのかもそもそもわからない
とにかくなんだか脳が疲れる
こういう心の摩擦が大きくて進まない
この話また後で触れたいと思います
まず補助金に限ったことではないんですけども
人が苦手なジャンルに入るって結構ハードル高いんですよね
ピコリンこんにちはようこそ名機ありがとうございます
よかったら聞いていってください
補助金もらうの書類が大変ですよねって話と年末の確定申告
心の摩擦と貧富の差
めっちゃ大変じゃありませんでしたっていう話を
そんな話をテーマに話したいと思っております
苦手じゃない人にとってはそんな30分で終わるじゃん
あるいは5分で終わるよとか簡単に言うんですけども
得意じゃない人にとってはそんな簡単じゃないんだと
そもそも時間の問題でもない
乗り越えるべきハードル着手するのにもすごく気が重くて
なかなか手がつかない
1ミリタイトルも触れたくないって感じ
それって実は能力以前の問題で
心理的な摩擦が大きすぎるっていうその差がね
得意な人と苦手な人に大きくある乖離しているという
残酷な人なんですけども
その心理コストが高い人ほど
いつもの自分の仕事してた方が楽だわ
妻の気持ちになるわけですよ
時給とか効率とかそういう問題じゃない
頑張らないで済む時間ね
頑張らないで得られる方が価値が高い
経済的な数の数値の大きさとはイコールにならない
比例相関をしてないってことなんです
体がそう言うんですよ
補助金の話に戻しますと
補助金それでも申請する人は申請しますよね
だって得だもの
こんなにもらっちゃったのって自慢してあんたもやんなよ
なんて言う人もいますけども
それでも分かっていてもやらない人はやらない
前あれがありましたよ
ふるさと納税ね
理屈は分かっちゃいるんだけどめんどくさそうだからやらない
ということで導入当初私はやってませんでした
ところがスタンドニューやってる人の話を聞いて
やっぱりやろうかな
やってる人が身近にいるとそんなにハードル高くないんじゃないか
やっぱりやるメリットを感じるとちょっとやってみようかな
それはまさにやってみたら
ふるさと納税については一番簡単な方法を取ったので
やってみたら楽だったんですけども
なぜやらなかったかというと
心理的なハードルが高かったんですよね
めんどくさそうっていうこと
補助金に戻すと
とにかくそもそも情報を知らないといけない
民間企業の営業活動のように
向こうからやってこないわけですよ
ぼーっとスマホいじってても教えてくれないわけですよ
自分から情報を取りに行く
そこがそもそも他にもっとやりたいこととか
楽なことがあるといきませんやりません
情報を取りに行ったところで説明書をもらいました
読解が難しい
なんでこんな法律の条文みたいに
細かい文字で細かい条件があって
自分にとって当てはまるのか当てはまらないのか
自分にとって必要な部分がどこで必要ない部分がどこなのか
全くわからない
なんでこの手続関係の行政文書ってこうやってわかりにくいんでしょうね
もうちょっと雑誌とか民間企業の
イラスト付きの説明書みたいに
読みやすい表現できないんでしょうかね
そこでまた2番目つまずきますよね
さらに要件によると
ほにゃららとほにゃららとほにゃららが必要ですみたいな
また集める
説明書集めたあと今度提出に必要な書類なり何なり
要件を集めないといけない
書き方がまた独特のフォーマットがあって書きにくい
書き方チェック
あれは結構使いやすいですよね
あれはまだすごいマシな方ですとってもマシな方だと思います
マシじゃない補助金だと書き方も
それ1回限りとかってことがまた多いんでね補助金の場合は
ふるさと納税は毎年やってる人にとっては
もう何回もやったからになってるかもしれませんけど
1回限りの補助金ほど
もう取ろう感っていうのやっても次がないみたいな
だから初めてだから余計ハードルが高くて
書き方がわからない
ミスっちゃったらあれ書き直しみたいな
窓口に持って行ってその場で見てくれればいいけど
後でまたやり直して再提出しろなんて
ほんと腹立ちますよね
金もらうんだからそれぐらいやれっていう上から目線も腹が立ちますけど
さらに期限があったりします
いやーだから補助金って大変
全部今挙げたのいわゆる心理コストってやつね
それがごっそり削られる作業なんですよ
一方で得意な人はねそんなの普通じゃん
なんでそんなことできないの的なね
できる人どれぐらいいるんでしょうかってね
設計した人ですら難しいと思ってるんじゃないかと思うぐらい
ややこしい作業が多いです
とにかく心が削られる
ここで格差が広がるわけですよ
得意な人はちょろいちょろいって何でもどんどん補助金もらって
手続きちょろいちょろい富が積み上がっていく
苦手な人はもう無理って言って申請もしないで
取りこぼし続ける
その差が累積していって大きな貧富の格差になっていく
ということになります
これ今日のテーマ名付けて精度リテラシー格差
本題に入っていきます
さらに言うとですね
補助金手続きの複雑性
国は徴収は簡単にするけど与えるのはめちゃ面倒な手続き
そうなんです
ばらまきの場合はもらう人楽なケースもあるんですけど
あれバックヤードでその作業をしている人に
自治体であるケースもありますし
扶養家族で扶養している人
一部の人に過度な負担を集中させてるんですよね
その精度を作る人たちは口ばっかり動かして手を動かさない
その人たちがやってるから
現場の疲労感ってすごいんですよね
本当にそのとおりです
さらに続けていきます
政府自体は今の政治家の話もそうなんですけど
平等っぽいたてつきはそうなんですよ
市民の皆様に対してこういう助成を行っています
皆様に対してやってないでしょ
申請をクリアできたごく一部のほんの一握りの
精度申告が得意な人だけに
やってますよね
でもそういうたてつきじゃないんですよ
広報誌なんかは誰でも申請すれば受けられます
期限内に予算が埋まるまで
予算がそもそも全員に行き渡らない予算で
精度設計してることもよくある話です
対象なら誰でももらえますよって言ってますけど
実際には全員の分は用意していない
というのが現実です
そういう都合の悪い真実言いませんね
だからどんどん知ってる人だけ投票していく
そういう話でその中で結局
理解できる人すごく手続き
忍耐強くできる人読める人だけが得ていく
格差格差って言ってますけど格差広げてるのは
誰ですかそういう精度設計してる方なの
ですよねなんて私は言いたいですが
そういう意識はあまり多分やってる人は持ってないんじゃないか
という気がしております要するにそういう
読める人理解できる人我慢強い人たちだけの
が本当に受け取れる
実際に受けてるのはごく一部っていうことなんです
結局見た目だけの精度というかね
その精度そのものがね
たてつけが意図せず人を奮い落とす仕組みになっている
これを私が今日サブタイトルに
画面に入れましたが
静かな不平等と呼んでいます
表向きは平等ですからね
だけど全然みんなに行き渡ってないわけですよ
心理コストが強い人だけが
どんどん得をしていくという社会
そうやって気づかないうちに
格差が再生産されていくということなんですね
行政はね
公平に支給しているつもりなんでしょうけども
システム設計が複雑すぎて結果的にそうなるんです
今の最初に話した厳選聴取もそうですよね
確定申告での手続きも
今はウェブサイトでやるようになったので
前より自分の計算は少なくなりましたけども
やっぱりハードルが高くて
ただあれは脱税すると追徴金とか取られるので
完付はされなければ
もらう権利を放棄すれば
何もおとがみありませんけども
やらないと追徴課税する場合は
やっぱり嫌でもやらないといけないので
本当それが辛いんだよね
追徴課税のコストって結局
我々がめんどくさい手続きをするのを怠った分を
国税の人が代わりにやるから
その分手数料取りますよって
追徴課税ってそういう意味だったのかなって
今話したから感じてしまいました
新しい貧富の壁
結局事務経営に強い企業が圧倒的に有利ということになります
そこで儲ける会社もあります
コロナの補助金なんかでもそこで儲けた方がいましたけども
それってでも本質じゃありませんよね
本来は本業で稼ぐ力が大きくて
そこで大きく稼ぐそっちの注入を増やす方が本来なんですけども
その小手先の事務作業によって
助成金なり補助金なり
税金の一部のおこぼれをもらう人に
利益が分配されていくっていう
なんか不平等というかおかしいんじゃないかなと思います
補助金だけに限らず税金はもちろんのこと
奨学金とか子育て支援とか障害福祉
医療保険あと住宅の補助なんかにもね
いろいろ同じことは言えると思います
制度を理解して使いこなせる人が
こうして面倒で諦める人が損をする
それは平等でしょうか
これは令和の新しい格差
さっきも言いましたけども
制度リテラシー格差と私は名付けます
一言でまとめます
制度がとにかく複雑な以上
面倒を処理できる人だけが富を受け取り続ける
その複雑な処理が
面倒苦手な人弱い人は
取りこぼし続けるということです
もう一つ前半に話した話は
人は自給では動かない
効率では動かない
心理コストで動くということです
心理コストの差がそのまま補助金格差になっていきます
最後までご視聴お付き合いいただきまして
ありがとうございます
今日のテーマ制度リテラシー格差という新しい貧富の壁
補助金手続きの静かな不平等
いかがでしたでしょうか
皆さん参考になりましたでしょうか
何かご質問等あればコメント等していただければ
お答えしますし搬送だけでも大歓迎です
ピコリンありがとうございました
これで今日は16分
やっぱり15分の壁がありますね
こんなに長く話したつもりでも約15分でした
短尺の多いセリラ寺院にとって長尺配信への
長い道のり
まだまだ長く続きそうでございます
ライブの冒頭確定申告年末調整の
口から始めております
途中からお聞きくださった方
ご興味あればアーカイブ残しますので
改めてお聞きいただけましたら幸いです
そしてお初の方は聞いたよのいいねまた聞いてもいいよ
というフォローでご縁をいただけましたら
今後の配信への原動力になり大変励みになります
どうぞよろしくお願いいたします
それでは素敵な午後
素敵なライブ日和
本当にバイバイ
17:20

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