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とるにたらんRadioあそび
日本の片隅から中毒気味なエンタメ愛を叫ぶ番組
とるにたらんRadioあそび、通称とるたラジオへようこそ
いつでもポップとサブのカルチャーの合間を手に立っているパーソナリティーの花田花です。
突然ですが皆さん、無印良品お好きでしょうか?私大好きなんですけど
このポッドキャストの収録のために使っている道具も無印良品のお世話になっているぐらい
私の身の回りには無印の商品がめちゃくちゃ溢れているんですよね。
このポッドキャストのために何を使っているかというと、私がもう本当に愛してやまない文房具
無印良品のリングノートと、あとアルミ軸の万年筆
これを使っていつもネタ帳を書いています。そしてそれ以外にも
無印のヘビロテ品、特に食品を中心に私いろいろ使っていて
一番大好きなのがお茶のティーバッグなんですよ。
私、ルイボスと黒豆茶のブレンドのお茶、無印良品のがすごく大好きで
無印のお店に行くたびに絶対1パックは買って帰るんですけど
そのお茶を筆頭に練り梅とか、あとフリーズドライのスープのシリーズとか
あと無印のカレーの中では私グリーンカレーが一番大好きで
行くたびに絶対2袋ぐらい買って帰ったりとかするんですけど
そんな感じでね、私の愛してやまない無印良品なんですが
最近ローソンに無印良品の棚ができている地域、とっても多いと思います
関東圏の方からすれば何を今さらそんな話しようと思われるかもしれませんが
無印良品とローソンのコラボ、実は2020年の6月から
導入実験という形で始まっていたんだそうです
その前ですね、コンビニエンスストアに置いてある無印良品といえば
ファミリーマートのイメージが私は未だにあるんですけど
ファミマに無印があったのって2018年とか2019年ぐらいまでの話なんだそうです
ちょっと詳しいあれがわかんないんですけど
話すんなら調べとけって、いつものやつですね
コロナ禍より前の話なんですよね、ファミマに無印があったのって
私高校生ぐらいの時にファミマに無印なんか置かれだしたイメージがあって
その頃は文房具を中心にファミマでよく無印買ってたなって思うんだけど
ローソンになってからファミマ時代よりも棚めっちゃ広いなっていう感じはしますよね
実際に無印良品が導入されているローソンに行ったことがある人は多分わかると思うんだけど
コンビニの棚あるじゃないですか
03:00
棚の一面のうち3分の2ぐらいが今無印で埋まってる状態なんですよね
私がよく行くローソンの一店舗は無印が導入されてから
化粧品とかが置いてあったとか
インテグレートの化粧品が確かローソンに置いてあるはずなんですけど
化粧品が置いてある棚を雑誌コーナーの横に移動して
そこに一面わーっと無印が入ったっていうような店舗もありましたね
これはローソンのお店の広さっていうのもコンビニ
実は店舗によって若干まちまちな部分があるので
一棚全部無印になっているお店もあれば
そんな感じで3分の2ぐらいになってるお店もあるみたいなんですが
私が行くローソンのうち2店舗が今無印を導入してるんですけど
どっちも一棚の3分の2ぐらいが無印に占拠されている状態になっています
無印料品×ローソン
導入実験が2020年の6月から首都圏を中心に
確か最初は6店舗で始まってるはずなんですよ
そこから関東近郊を中心にだんだん導入実験を進めていって
2022年今年の5月から本格導入が開始されました
そして先月末2022年の10月末の時点で
北海道関東甲信越近畿四国九州沖縄の約5200店舗に
既にローソンの中無印料品が導入されたという状態になっています
私の行動圏内ファミマとセブンばっかりなんですよ
セブンが多分一番多いかな私が行くところ
ローソンが私がよく行く店舗が3店舗あるんですけど
3分の2が無印導入店舗になりました
もう1店舗なんか入らなさそうな気がするんだよね
昔からあるちっちゃいローソンなんだけど
そこだけは無印が導入されていないみたいです
今日なんでこの無印×ローソンの話をしようかと思ったかというと
先日東京から来たお客様とちょっとお話をする機会があって
その人にうちの近くのローソン最近ようやく無印が入ったんですよ
っていう話をしたら10月半ばぐらいの話です
10月14日から長崎県内ではローソンに無印の導入が始まったので
ようやく1ヶ月ぐらい経ったところになるんですが
東京から来たお客様
ローソンに無印入ってるのってもう当たり前だと思ってたんだけど
っておっしゃったんですよね
それもそのはず東京では2020年の6月から
つまり2年前からもうローソンには無印が入っているものだという
そういう先入観が表れたんでしょうが
田舎では最近入ったところも結構ありますし
また2022年11月の14日つまり今週の月曜日から
中国地方鳥取・島根・岡山・広島・山口の5県で導入が始まったということで
中国地方のローソンもだんだん無印に侵食されていくということなんですね
これどうまた広がっていくかというと
06:03
北陸とか東北地方にはまだ無印が入ったローソンがないんですよ
その辺まで含めて2023年中をめどに全国展開をされていくという予定になっているみたいです
なので私がよく行くローソン3店舗のうち残り1店舗入ってないとこあるけど
そういうところも2023年中来年中にはもしかしたら
無印の導入店舗になるのかもしれないですね
フランチャイズの絡みとか多分いろいろあるんだろうなっていうのは
近所のローソンを見てても思います
本部に近いらしいローソン
コンビニ聞いたりしません?これって田舎あるあるなのかな
直営のコンビニとオーナーさんがフランチャイズでやってるコンビニと
っていうのがあるらしいっていうのをよく耳にするんですよ
あそことあそこのコンビニはオーナーさんが一緒らしいとか
あそこのコンビニは本部が絡んでるらしいとかよく聞くんですけど
うちの近くで一番最初に無印が導入された店舗は
どうやら直営らしいよって噂のローソンだったんですよね
なのでそういうフランチャイズの多分契約状態とか
お店の広さとかの絡みもあるんでしょうが
その辺もクリアしつつ2023年中めどに
ローソンと無印良品のコラボ展開していくということで
この先の展開もすごく楽しみですね
どんなものがこの無印かけるローソン置いてあるかというと
主な商品が化粧水、文具、靴下、お菓子類
レトルトカレーとかスープとか
その辺の商品の人気商品の一部が
約200アイテム全てで導入されているということみたいです
私がよく行く店舗ですごく目につくのがやっぱり文房具
それとお菓子類の中でも不揃いバウム
あの辺がすごい多いですね
あとはレトルトは本当にカレーが3分の1ぐらいを占めてるなというイメージはあります
下の方に麻婆豆腐とかスープとか
パスタソースとかの類もあるんですけど
上の方はもう全部カレーになっているので
私の大好きな無印のグリーンカレーが
近くのコンビニで買えるようになってしまったというね
散財がはかどるなという展開になってしまいました
ローソンに入るたびに無印買っちゃいそうになるから
できるだけ私が行く店舗は
お店入ってすぐ左手に無印コーナーができたんですよ
左に曲がらないように気をつけて生活をしています
そんな無印が導入されたローソンで
初めて手に取った商品で
とっても買ってよかったなと思っている商品が私の中であります
それがですね
水性サインペン120円の商品です
この商品ですね
ちょうど目につくるところに置いてあったんですよ
たまたま
無印の文房具といえば
09:00
ボールペンとかラインマーカーすごく愛用してるんですよ
仕事なんかでも使ってるんですけど
特にラインマーカーは
目がチカチカしない色のラインナップになってるんですよね
いわゆる蛍光ペンではない
どっちかというと
近年結構メジャーになりましたが
マイルドライナーっていうね
マイルドな色合いのカラー
ラインマーカーがあるんですけど
マイルドライナーにどっちかっていうと
目のチカチカしない優しい色合いのラインマーカー
っていうのが無印のラインマーカーの特徴なんですけど
落ち着いた中間色が多くて
しかも色の名前が和の色の名前がついてるんですね
それもすごく好きで
出てそんなに経たないうちに全色集めたんですけど
その中でもお気に入りのものを仕事で使っていたりもします
今回無印が入っているローソンで
ちょうど目につくところに水性サインペンがあったので
今まで無印の店舗に行っても見たことがあったんだけど
ちょっとこの機会だから買ってみようかなと思って買ってみました
全部での色展開は確か10色ぐらいあるんですよ
この水性サインペン
ただローソンのお店では
普通の標準の赤と青とそれと3色ぐらいしか置いてなくて
全色集めようと思ったら
無印のお店に行かないといけないという感じなんですね
今回私がローソンで買ったのは
アンズ色それとウグイス色
あとサビアサギというこの3色を買いました
これ名前だけ聞いたアンズ色はちょっと想像つくかな
赤っぽいピンクみたいな色
そしてウグイス色っていうのはもうあれですね
グリーンっていうのは想像つくと思うんですけど
もう1色のサビアサギという色
私の一番のお気に入りの色です
なんかねちょっと落ち着いた渋めの水色っていう感じなんですけど
これがすっごいいい色なんですよね
ローソンで買えるようになった無印の商品の中に
フラットに開くノートっていう590円の商品があるんですけど
私これもすごく好きで
これは日々いろいろ書き留めるノートとしてね
カバンの中に放り込んでるノートの1冊なんですけど
このノートにこの水性サインペンすごく相性が良かったんですよ
割とラインマーカーって裏抜けするんですね
書いたところが裏に映ってしまう
にじんでしまうっていう状態がよく起きるんですけど
この無印のフラットに開くノートに
無印の水性サインペンとか水性ラインマーカー
引いても裏抜けないんですよね
これ割と優秀さがすごくわかるのが
他のペンと一緒に書いた時なんですが
さっき言ったマイルドライナーちょっと裏抜けするんですね
濃ゆすぎて裏ににじんではいなくても
裏から見たらここに引いたなっていうのが
わかるぐらいの感じがするんですけど
無印はそれがない
ラインマーカーもそれがないし
水性サインペンってラインマーカーと違って
12:00
文字を書いたりするんだけど
これも裏に抜けなくて
裏のページを使う時にストレスがないっていうのが
いいなっていう感じがします
私がポッドキャスト用に使ってるリングノートは
少し紙筆がフラットに開くノートよりも
ザラッとしてるんですけど
そこまで水性サインペンににじまなくて
無印同士の文房具って
とても相性がいいんだなっていうふうに思いました
約200アイテムぐらいある
ローソンの無印良品の商品なんですが
一番の売れ筋っていうのが
この間紹介されていてびっくりしたんですけど
洗顔用泡立てネット99円らしいんですね
私も実際ローソンで売られるようになる前から
無印の店舗で買って使ってるんですけど
これ使いやすいんですよ
しかもよく泡立つの
ただ消耗品なんで結構長く使ってると
ボロッとなってきたり伸びてきたりとかしちゃうので
だからこまめに買い替えたいなっていう商品でもあるんですけど
これがね100均に行くぐらいの手軽さで
コンビニで買えるように
100均に行くよりも手軽になったねある意味ね
コンビニで買えるっていうのはすごくいいなと思って
私もこれからはちょっとローソンで買おうかなと思っています
この泡立つ商品っていうのが
私無印で愛用してる
お風呂用ののみどみボディーネットっていう
350円の体を洗うボールみたいなやつ
泡立てボールあるじゃないですか
体を洗うやつ
あれが2つくっついたみたいな形になってて
両端に紐が付いていて
ビヨーンって伸びるから
そのまま自分で背中にこう腕を回して
背中が洗いやすいっていう商品があるんですけど
これもすごく愛用してるんですが
これがね商品の特性上伸びきってしまうんですよ
伸びきってしまうと買い替え時なんだけど
ちょっとね無印に足を運べない間に伸びきってしまうと
伸び伸びになった状態で使い続けるっていうのが
ちょっとストレスになってたので
これもねローソンで買えるようになったら
個人的にはすごく嬉しいなという風に思ったりもしています
さて2023年中をめどに
全国展開する無印良品×ローソン
なんか棚が広がっていくんじゃないかなって
なんとなく思ってたりもするんですけど
これからどんな商品がね
ローソンの方でも買えるようになるか楽しみにしつつ
ローソンに足を運んだ時はちょっと見てみたいと思っていますので
ぜひ皆さんも無印×ローソン注目して見てみてください
というわけで今週のメインコーナーやっていきたいと思います
エンタメモリー
このコーナーでは私花田花が
エンタメ作品の記憶つまりメモリーを
心中問わず語っていきます
今日のテーマはこちら
舞台 世界は笑う
15:02
見たかった作品をねようやく見ることができたんですよ
というのも8月に上演された舞台 世界は笑う
なんでこれを私が見たかったのかというと
千葉雄大くんが出演していた作品なので見たかったというのは
もう勘のいいリスナーの方々なら
きっとわかっていただけると思うんですが
いかんせんねちょっと夏休みのシーズンに
東京もしくは京都まで遠征するというのがね
もう私の生活環境的にも難しかったというのもあって
ライブ配信ワンチャンやってくんないかなとか思ってたんですけど
リアルタイムでのライブ配信もなく
そしてディスク化もされることが発表されていたんですが
実際に見に行った人しか最初は手に入れられないという情報が出回り
ちょっと諦めてたんですよ見ること
なんか来年の春以降どうやら一般にも
セルDVD販売されるという情報がなんか回ってきてるので
そのうち見ることができるかなって
見れたら喋れるかなっていうふうに思ってたんですけど
オンデマンド配信が行われました
文化村ストリーミングとピアライブストリーミング
eプラスストリーミングプラスで11月11日金曜日12時から
配信視聴券が販売されたということなので
早速先週ですね金曜日の時点で配信チケット買ってみました
いやー面白かったもうこれは喋らずにはいられないということでね
今回は千葉雄大オタクの目線からになるので
千葉くんの感想が多くなってしまうのは
いつもの千葉くんの出演作の話ではね
きっとお馴染みだと思うのでそこはご了承いただいて
でも今回ね本当に全体的にすごくいい作品だったので
全体像だったりとか演者さん一人一人にフォーカスを当てつつ
いつも通りお話をしていきたいと思っていますので
ぜひ最後までお付き合いください
まず作品の概要からですねタイトルが世界は笑う
文化村シアター国運他京都の劇場でも上演された作品になります
劇団企画が国運プロダクション2020にかけるキューブ
作演出ケラリーノサンドロビッチ
公演期間が東京が8月7日から28日まで
そして京都公演が9月3日から9月6日までとなっていたんですが
東京公演の初回から5公演が中止になってしまいました
新型コロナウイルスの影響でスタッフさんにコロナの陽性者が出てしまったりとかして
最初の公演ができなかったんですね
なので実際の初舞台が8月の11日だったかな
確かお盆前後ぐらいに最初の公演が始まったと記憶をしています
なのでね初回を撮っていた人たち見られなかったんですよね
なんかちょっとそういういろんなものを払った公演ではあったんですが
出演がですね瀬戸孝司くん千葉雄大くん勝次亮さん
伊藤彩梨ちゃん大倉孝司さん小川珠希さん山内孝也さんマギーさん伊勢志摩さんなどなどですね
18:06
銀文庁さんとか松池康子さんとかラサール石井さんとかも出ています
で上演時間がこれめちゃくちゃ長いんですよ
途中休憩20分を挟みつつの約225分
3時間以上あるんですよね
休憩20分抜いても実上演時間で3時間25分程度を予定されている
そんな作品だったそうで
これね実際配信で見てもめっちゃ長かったんですよ
長かったんだけど私はそのぶっ通しで見れるだけの時間をね確保してみたので
通しで見れてよかったなぁとは思いました
私はこの世界観がとっても大好きでどっぷり使ってみることができたので
これね劇場でやっぱり見てみたかったなっていうふうにはすごく思いました
今回この日本を代表する劇作家演出家の一人でもあるケラリーノ・サンドルウィッチさん
ケラさんともね呼ばれている方なんですけど
このケラさんが主催している劇団ナイロン百度を運営している株式会社キューブの
25周年記念公演として行われためちゃくちゃ豪華キャストを起用しての舞台作品となっています
舞台は昭和30年代前半の新宿
戦後10年ほどが経過して高度経済成長を遂げようとしている活気づいた日本です
この頃娯楽やエンターテインメントの中心が移り変わっていたという時代でもあります
ストーリーやメッセージ性よりも娯楽性を重視しているお笑いに近いような演劇
軽演劇というものを扱っていたムーランルージュ新宿座というところから
ストリップショー舞台で女性のダンサーがメインとなって
音楽に合わせて服を脱いでいく過程を見せるショーを行う
浅草フランス座の方へ娯楽やエンターテインメントの中心が移り変わっているという時代です
なのでねこれ他のエンタメと重ね合わせてみると
ネットフリックスで散々話題になった浅草キッド
そしてNHKでこれ去年違う今年か
今年の夏ぐらいだったかな放送されていたアイドルっていうドラマがあるんですけど
この2つを見てるとめちゃくちゃ理解が深まる作品でした
というのも浅草キッドは浅草フランス座が舞台
そしてアイドルはムーランルージュ新宿座が舞台の作品だったんですよね
私は幸いなことにこの作品どちらも見ていたので
ここでつながっていくのかというか
ここの間にある時代が舞台になっている作品なんだっていうのを
しっかり理解をした上で見ることができたのですごく幸いだったなというふうに思います
21:05
この作品の世界は笑うの中心となる架空の劇団三角座という劇団が出てきます
ここが中心になるわけなんですが
この三角座の劇団員たちがエンターテインメントが移り変わっていく時代の潮流に抗ったり
身を任せたりしながら自分たちのスタイルで喜劇を貫いていこうという作品です
人を笑わせたい笑わせようとする情熱っていうかね
もう執念地味たものがあるなって思ったんですけど
これは役者さんたちにしかわからないのかな
演劇とお笑いの狭間で物を作っていたこの時代の役者さんたちだからこそ
わかるようなこの執念地味だ
半ば怨念のようになってしまっているような情熱っていうのが随所に現れていた作品だなというふうに思いました
なんかねその普通に生活をしていても周りに話をしていて
ドッと受けるとか感銘を受けさせるみたいな
なんかそういうことがあるとなんとなく気持ちよくなるじゃないですか
それとか私はねそのポッドキャスト配信をしている身としては
ポッドキャストに対して反応があったりリアクションがあったり
メールをいただいたりとかツイートだったりとか
DMとかでお便りとかでいろいろいただいたりとか
感想いただいたりとかするんですけど
それで反応がいいもの受けてるなっていうものであるとやっぱり気持ちいいんですよね
なんかそれを糧に続けていこうって思ったりもするんですけど
なんか演劇舞台に立っている人たちっていうのは
これをもう本当に一心に見に受けるわけで
しかもお笑いって笑いが出るから笑い声が上がるから
観客席からここから受ける達成感っていうのは
すごいんだろうなっていうのは想像ですけど
想像できるものだなというふうにも思いました
お笑いっていうのは見ているこっちからしても
その笑うことでいろんなものを受け取ることができる
だから双方向性のあるエンターテイメントだなっていうふうに
私は思ってるんですけど
でもその双方向性のあるエンターテイメントを作るために
やっぱり精査たくましている役者さんたちっていうのは
すごくかっこいいなっていうふうにこの作品を見て思いました
なんかこう受けるか受けないかっていうような
勝負を常にやっているんだなっていうふうに
感じざるを得ないなというふうに思いました
でネタバレを避けながらざっくりと第1幕第2幕に分けて
あらすじをお話ししていきたいと思います
1幕目廃線50年今日が過ぎた昭和30年代新宿にある三角座という
喜劇劇団のあれこれが描かれています
24:03
ストーリーの始まりというか
物語の展開のスタートとしては瀬戸康二くん演じるキャラクターが
千葉くん演じる三角座の喜劇役者の卵みたいな
ちょっと駆け出しみたいなこのお兄ちゃんなんですよ
でそのお兄ちゃんがもともと働いていた
親戚の工場が潰れてしまって働き口を探していると言ったところ
弟から家でその劇団のお手伝いとして働いてみたらいいんじゃないかって
手紙が来て状況してくるというところからストーリーが始まっていきます
ただこの三角座抱えているものがたくさんあったんですね
まずそのお兄ちゃんを呼び寄せた千葉くん演じる若手俳優なんですが
ヒロポンと呼ばれる
もう今は核制裁取締法なんかでも違法とされている役品なんですが
戦前かな戦前戦時中戦後一時まで合法だった役なんですね
このヒロポンというものの中毒になってしまっています
ただヒロポン中毒になりながらも独自の笑いを追求する
そんな生き様を見せている若手俳優
そしてその千葉くん演じる若手俳優に恋をしている踊り子
伊藤祭里ちゃん演じる踊り子
そしてその踊り子がとっても心配な若手俳優のお兄ちゃんが葛司亮さん
そしてその他にも三角座にはベテラン俳優さんたちがたくさんいるんですけど
ベテラン俳優さんたちはベテラン俳優さんたちで
今までの舞台のあり方お笑いのあり方っていうものにやっぱり凝り固まっているし
その時代の潮流に乗り切れずにいる
踏みとどまって流れに差を指して踏みとどまっている状態みたいになっていて
そんなベテラン俳優さんたちを見ながら千葉くん演じる若手俳優だったりとか
葛司さん演じる若手俳優はそれぞれにやっぱり思うところがありながら
どうこれから先のエンターテインメントを作っていこうかっていうようなことを考えています
なのでベテラン俳優たちと若手俳優たちの間には亀裂が生まれているという状況になっているんですね
この亀裂なぜ生まれているかというと
舞台喜劇自体に限りが見えてきているというのは
この昭和30年代の現実なんです
戦後という時代が流れてきていて
もう敗戦後10年強が過ぎたということでもはや戦後ではないというような言葉が
明文化されてもう事実化しているような時代になってきていて
そしてテレビがこの頃台頭してきているんですね
まだモノクロの時代のテレビなんですが
このテレビに出ている人たちっていうのも俳優さん役者さんとかお笑い芸人さんだったりとかするわけなんですけど
このテレビに出ている人たちと舞台に出ている自分たちってどう違うのかっていうことを
なんだか受け止められないような人たちが出てきている
なんかねその哀愁を感じるんですよ
27:00
そのテレビを受け入れられないベテランたちっていう描写もすごくたくさんあるんですけど
なんかそこにもすごく哀愁を感じるし
なおかつもはや戦後ではないと言っているのに
10年間夫の福音を待ち続けている
だからもう死んだんじゃないかって周りには言われ続けているんだけど
旦那さんは生きていて今でも帰ってくると思ってるんですって言い続けている奥さんがいます
松池康子さん演じるキャラクターなんですが
そんな戦争を引きずり続けて生きている奥さんの存在もあるんですね
そして松池康子さん演じるキャラクターの旦那さんという人が
もともとは三角座の看板俳優だったんですね
なので看板俳優を失ったまま進み続けている三角座という
そこの戦争との対比というのも描かれているというような感じになります
そして上京してきた瀬戸くん演じる青年は周りはもうみんな未亡人扱いをしてるんですが
そんな旦那さんを待ち続けている奥さんに恋をしてしまうと
ただこの瀬戸くんがすごく空気の読めないキャラクターで
それがすごく可愛かったりもするんですが
なんとなく一幕目はこうそういう切なさだったりとか悲哀哀愁的なものも
はらみつつも明るい展開で一幕目幕を下ろすんですね
なので希望だったりとか期待とかが見え隠れするような感じもしつつ
若手俳優たちの方がだんだん台頭していくっていうのも見えている状態で終わっていくので
この先ベテランたちはどういうふうな先をたどっていくんだろうか
若手俳優たちはどういうふうに進んでいくんだろうかって思わせつつ
一幕目が幕を閉じますここまでで大体1時間半以上かかったかななんですけど
そこから先2幕目どうなるかっていうと
2幕目がですね長野の方に遠征して公演を三角座のメンバーしに行きます
そしてその時にメンバーが泊まっている旅館というのが舞台なんですが
この旅館での会話において三角座がより過酷な運命をたどるという有様が描かれています
千葉くん演じる役者さんっていうのが一幕の方で
自分は脚本を書きたいと舞台の台本を書くようになりたいと
そして実際に台本を書いてあれ面白いじゃないかっていうふうに言われるんですね
2作目も書いてみるんですけどそれがなかなか演じる側には受けるんだけど
一般受けしない大衆にヒットしないのでこれはちょっとどうしようかというふうに
自分の中でもなっていく中でやっぱり心病んでいくんですね
ヒロポンをやめることができてたんですよ最初一幕の途中で
一幕の冒頭では実際に注射器を使って腕に打つシーンとかもあるんですけど
30:00
そんなもうやめられなかったヒロポンをやめることができて
三角座の看板俳優になっていくんですけど
それもかなぐり捨ててまたヒロポンを打つようになってしまいまた中毒者に戻ってしまうという
ヒロポン中毒がひどくなってきてしまって
そしてもうこの時代そのヒロポンが違法薬物になっている時代なので
病院送りにしようとされているという描写からこの2幕目始まります
そして三角座のパトロンというか工業主お金を出している人が銀分調査が演じていらっしゃるんですが
この工業主が認知症になってしまうんですね
お金も出てこない看板役者はヒロポン中毒になってしまった三角座はどうなってしまうんだというところで
2幕目ちょっと不穏なスタートから始まり最終的に三角座が解散するまでというのが描かれるんですが
その三角座が解散してメンバーの行く末がどうなってしまうのかっていうのが
一幕に結構敷かれた伏線だったりを回収しながら話としては進んでいくんですね
なんかこう笑いに取り憑かれた人々だったりとか
その笑いに取り憑かれた人々の末路みたいなものをシビアに描いていったっていうのは
今までの作品を考えると何ともケラさんらしい作品だなというふうには思いました
でも割と今回の世界は笑う私もそのケラさんの技曲全部が全部知ってるわけじゃないんですが
見たことがある作品とかそれとか技曲本を読んだことがある作品とかと比較すると
割と何を伝えたいのかというようなメッセージ性は分かりやすく
ナンセンスさもなんか控えめなのかなって大衆受けする作品に今回はなっているんじゃないかなと思いました
あの笑いもねたくさん取るんですよやっぱり喜劇役者さんたちがメインになっている作品なので小さい笑いはたくさん起きるんですけど
そのドタバタコメディとかではなくて会話の中で要所要所で面白いことを言わせてそれでプッと吹き出すような笑いを取る
シチュエーションコメディとかそういうものに若干近いのかなっていうふうに思いました
あの現在放送中のドラマだと大河くんが主演をして中野大河くんが主演をしている
ジャパニーズスタイルなんかあれはちょっとやっぱりあれも長回しでほぼカットなしで作ってるドラマなんですけど
なんか舞台感がある作品だからっていうのもあるんだけど笑いの取り方もあの作品にちょっと似てるなっていうふうに思いました
そしてもうこの作品ねなんといっても舞台美術がとってもすごいんですよ
なんかあのケラさんの今までの作品でも結構あのプロジェクションマッピング使ったりとか
33:04
豪華な舞台セットとかの舞台美術を使って見せるってあの魅力のみと書いて見せる作品すごく多いなっていうふうに私は印象があるんですけど
このね特にオープニングのプロジェクションマッピングマジで現場で見たかったなってすっごい思ったぐらい
あの出来の良いものでしたね舞台だけじゃないんですよそのプロジェクションマッピングが
こう映される場所っていうのかなが舞台メインとなる舞台の部分だけではなくてちゃんとあの
シアター国運の2階席の競り出した部分とかそういう部分までプロジェクションマッピングの
映す場所としてスクリーンの一部として使っていてなのですごくただでさえ平面なのに立体的に見えるプロジェクションマッピングで不思議なものですけど
その不思議なプロジェクションマッピングをさらに映す場所っていうのを立体化することによってもっともっと立体的に見せる
そしてそのプロジェクションマッピング映している中でオープニング役者さんたちもプロジェクションマッピングに合わせて動くんですよ
それがまたねさらに立体感を増していて素晴らしいなというふうに思いましたこれは本当に実際にめちゃくちゃ見たかったなというふうに思います
そして舞台装置ですね4つ今回シチュエーションがあります
まず第1幕では新宿の街並みそして劇団三角座の劇場内のシーンの2つ
そして第2幕では長野の旅館そしてもう1回新宿の街並みに戻るシーンの合計4つのシチュエーションが存在するんですが
この4つのシチュエーションそれぞれで全く異なる舞台セットっていうのは存在します
まず第1幕新宿の街並みですが家電量販店にショーウィンドウケースがあってモノクロテレビが3台並んでいるっていうセットと
それと奥に貸本屋あと五福屋とカフェの4店舗が並んでいて奥行きがあって役者さんたちは奥から出入りできるっていうような作りになってるんですけど
まず私がびっくりしたのが家電量販店の建物です
そのショーウィンドウケースの中にさっき言ったようにモノクロのテレビが3台並んでるんですけど
このテレビただの置物じゃないんですよ実際にテレビの中ずっと映像が流れていて
しかもシーンによってはテレビの前で演じている役者さんの感情の動きに沿ってびっくりマークとかハテナとかが映像として出てきたりとか
面白い使われ方をしていたりもしてかなり効果的にこのテレビ使われていたなというふうに思います
そしてショーウィンドウケース五福屋さんの方にもあってその中にマネキンがいたりとかそのマネキンを巡って無性映画みたいな感じで店員さんが動くシーンがあったりとかもしましたね
36:13
あとステージ奥その役者さんが出たり入ったりできる場所のさらに奥のところに電車の線路みたいなものが走っていて
場面転換において場面転換というかその役者さんたちの入れ替わりのシーンで暗転するときに電車が行き来するというねあのガタンゴトンガタンゴトンという音と暗転っていうのを結構効果的に使っていたなというふうに思いました
そしてその後場面転換がして劇団三角座の劇場でのシーンとなるんですが
劇場のステージが奥に置いてあるという感じでその手前がダダピロい空間で実際客席として使われている場所で役者さんたちが演技をするというような感じになっていました
紙手側と下手側履け口の部分には劇団三角座と書かれた大きなのれんがかかっていて私はこれを見たときにさっきも名前を出しましたがnetflixで現在配信をされている浅草キットに出てくる浅草フランス座現在は浅草東洋館という名前ですね
あそこにすごい似てるなって思ったんですよねだから昭和30年代当時の劇場ってみんなだいたいあんな形をしてたのかなっていうような想像を巡らせるような感じもしました
そして第2幕に入って長野の旅館の舞台装置に変わるわけなんですがステージ手前が1階部分紙手側に階段が設置されていて2階部分も微妙に水平に作ってあるんだけど2階には登れないような作りになっている感じでした
そしてソファーとテーブルが置かれていたりバーカウンターがあったりそして旅館の玄関口があってあと中庭が微妙に見えてあの恋がいる池があるっていう設定だったんですけど
すべての場所が効果的に話の中では使われていて出てくるという感じでした
駆け軸とか通路とか3階部分まで抜ける洋風な旅館
あとここの旅館のイメージカラーが多分赤なんですけどこの赤い旅館っていうのが効果として出てくるプロジェクションマッピングとすごくマッチしていて
いろんな仕掛けがあってケラさんらしい作りでしたね
そして第2幕その後新宿の街並みに戻るわけなんですが新宿の街並み第1幕でも出てくるんですけど1幕の街並みとは全然違う街並みが出てきますというのも時代がだいぶ先に進んでいるというのもあるんですけど
下手川に大衆居酒屋の建物そしてスナックの建物
あとスナックの建物ねちょっと作りが変わっていて入り口が2階部分で螺旋階段で下に降りるみたいな構造になっていました
あとは下手川にある大衆居酒屋とは別に上手川にもう一つ居酒屋さんがあって屋内にのみ席が存在するみたいな感じになっているので
39:15
扉が閉まってのれんがかかっている居酒屋さんになっているという感じです
上手から下手に水平に線路があるということだけが1幕と全く同じ作りになっているという感じですね
こんな昭和レトロな街並みだったり昭和レトロな建築物だったりが舞台上に現れるというだけでもすごいなぁとは思うんですが
これがね場面転換によっていろんな形を見せてくれるということでかなり豪華で贅沢な舞台装置だったんだということを思うと同時にですね
1幕の中で街並みから三角座の中に移動する場面転換の時女性の出演者さんたちがケセラセラ歌うシーンがあるんですけど
このケセラセラ歌っている間後ろで場面転換しているの実は男性の演者さんたちなんですね
これ多分現地で見ていたら遠いからもしかしたら暗くてあんまりどこに誰がいるとかわかんないのかなって思ったんですけど
ずっとねあの画面見てると右側に千葉くんがずっと見切れてるんですよ
あれやこれやってねそのキャラクターあれやこれやっていうキャラクターなんですけど
あれやこれやの格好をした千葉雄大がすごいずっと見切れていて
なんか重そうなもの一生懸命運んでたりとかあの場面装置をねぐるぐる回してたりとかして
頑張ってるなと思って見れるというねこういうところを割となんていうのかな
普通になんかこう見れるっていうのがそれで遠目からじゃなくて
今回配信ではかなりこう演者さんにズームしたりとか引いたりっていうのがかなりしっかりされている
だからカメラこれ何台あったんだろうなって思うような撮り方になってたんですけど
まあ配信版だからこそ楽しめたポイント
この場面転換の時に動いている役者さんたちを見れるっていうのはまた面白いところだったんじゃないかなと思いました
さっきから何回も言ってますけどプロジェクションマッピング
大きく使われていたのがオープニングとあともう一つ第2幕の旅館のシーンで
ヒロポン中毒にうなされる千葉くん演じるあれやこれやのシーンになっています
オープニングシーンで使われているのはすごいハッピーな感じのプロジェクションマッピングなんですけど
2幕で使われているのは本当におどろおどろしいというか
気持ちの悪くなってしまうようなプロジェクションマッピングなんですけど
それが悪夢感がすごい出ていてよかったなと思います
大きな手に翻弄されるあれやこれやっていうのがあるんですけど
あの千葉くんすごいよかったな
大きなものに翻弄されてがっくりなってしまう千葉雄大っていうのは
42:01
同じ演劇という観点でいけば
ポーの一族というミュージカルに千葉くんが出演したときも
ダンスでそういう動きがあったんですよ
なんかちょっとそれを思い出してしまいました
そしてプロジェクションマッピングと並んで
すごく個人的に好きだなと思ったのが舞台照明です
まずね一番最初新宿の夜のシーンが出てくるんですけど
ここでね葛司さんと伊藤祭里ちゃんが会話をするシーンとか
あと千葉くんがヒロポン打つシーンとかあるんですけど
ここがねすごいあのなんかな幻想的な感じというか
なんか街全体が眠っているみたいなのをすごく顕著に見せていて
あれはすごいいいなと思いました
そして旅館のシーンで花火が上がるっていうシーンもあるんですけど
これは音響と舞台照明がすごく綺麗にマッチしていて
ヒューンって上がってパンって花火が弾けたときに
全体が青白い光にふわっと包まれる
花火が上がった時の光の感じっていうのが照明ですごく綺麗に表現されていて
私はすごくいいなと思いました
あとはねなんかあの実際に現地に行った方のレポートで
昭和30年代のテレビCMの音楽っていうのが
客入れと幕合いの時に使われていたそうなんですよ
これめっちゃ聞きたかったと思って
配信版には入ってないんですよね幕合いとかの時も
これ聞きたかったね
やんぼーまんぼー
やんぼーまんぼーでやんぼーまーぼーか
やんぼーまーぼー天気予報のヤンマーのCMの
僕の名前はってやつですね
あれがかかっていたりとか
あとカステラ一番電話二番だっけ
あれ長崎県民には全然カステラのCMだけど
馴染みのない曲なんですけど
カステラのCMの曲文明堂だっけ
流れていたりとか
そういういろんなCM曲が
パナソニックとかも使われてたのかな
ナショナルか
ナショナル?
わかんない
なんかそういう昔のCMの音楽が
すごい使われてたらしくて
めっちゃ聞きたかったなと思うんだけど
たぶん権利関係の問題でしょうね
配信版には入ってなかったので
これはすごい残念だったなと思いました
そういうのも聞いてみたかったなっていうのが
たくさんあったので
やっぱり実際現地で見たかったなっていうのは
すごい感じましたね
役者さんたちにフォーカスしてお話をしていくと
まず主人公である米田彦造を演じた瀬戸孝司くんです
瀬戸くんはね
普段やっぱ真面目で
わりと若造みたいな役柄を演じることが
すごく多いようなイメージがあるんですけど
なんか今回劇団三角座をお手伝いする
田舎から出てきたばっかりの
物知らずでピュアな下っ端っていう役柄みたいな
設定なんですけど
確かこれを見てて思ったのが
今放送中の鎌倉殿の13人で出てくる
北条時夫妻役を演じている瀬戸孝司くん
45:02
通称時夫妻なんて今言われてますけど
時夫妻めちゃくちゃ思い出すなって思いました
時夫妻も北条家では一番
鎌倉殿の中では一番年下っていう感じで
なので小栗旬さんの弟っていう役柄
弟キャラっていうのと
全体的に周りを和ますような
変な発言をしてみたりとか
物知らずだからこそ言える発言があったりとか
っていうのが鎌倉殿でも見られる
そんな役柄なので
今回彦蔵の役を見ていても
ちょっと時夫妻と重なる部分があるなと思って
最近よく見る瀬戸孝司だなっていうふうに
私は思いました
ただ瀬戸くんそういうピュアピュアな感じの役
すごい似合うんですよね
しかも松幸康子さん演じる未亡人に恋をしている
しかもその気持ちの伝え方が
マジで空気が読めないっていうのが
これは瀬戸孝司だから許せるんだなっていうような感じはしますね
ただ時代が移り変わっていく中
そして演劇が変わっていく中っていうところに
下っ端としてでも三角座の一員として揉まれていくことによって
彼は彼なりに成長していくんだなっていうところが見られるのと
それとすごく弟思いなお兄ちゃんっていうところを
他のキャラクターと接している時には見えない感じで
弟と二人だから千葉くんと
二人のシーンになった時の瀬戸くんっていうのはすごくお兄ちゃんなんですよね
これもすごく千葉雄大と瀬戸孝司の絡みという点では
すごく良かったなというふうに思います
千葉くんと瀬戸くんは映画人間失格で一応共演はしてるんだけど
あんまり絡みがないんですよねこの作品の中では
今回めちゃくちゃ絡んだことによって
この二人が作る作品もっと見たいなっていう風に
千葉雄大ファンとしてはすごく思いました
そして千葉くん演じる若手役者の少し先輩としている若手俳優を演じた勝次雄さんですね
勝次さんがめちゃくちゃかっこいいんだ
なんていうのかな瀬戸くんと千葉くんは結構いい子ちゃんな感じなんですよ
いい子ちゃんな感じなんだけど
勝次さんはちょっとこの時代の若者っぽい感じちょっとこう
なんていうのかな今で言ったらヤンキーっぽい感じ
なんかその当時で言えばなんかちょっと野の尽くす職業の人みたいな感じの雰囲気を受けるような
若手劇人を演じてたんですけど
なんか若さゆえの生意気さっていうのがすごいあるキャラクターで
48:00
それを演じるのが勝次さんなんかそういうキャラクターやるのすごい上手いなって思ってるんですよね
で生意気なことを言うんだけどその勝次さんのキャラクター自体も相まって
男らしいちょっといかつい感じがするっていう雰囲気が出てくるっていうのすごい良かったなと思いました
ただお兄ちゃんとしてはこれは瀬戸くんとの対比になるんだと思うんですけど
妹である伊藤さゆりちゃん演じる踊り子さんからは全然慕われてないんですね
お兄ちゃんへみたいな感じなんだけど
そこがちょっと悲しいかなと思いつつもある意味このキャラクターらしいというか
やっぱりそういうちょっとやんちゃやっている感じのこの時代の若い男性としては
ありがちなキャラクターなのかなっていうのも彼らしくてすごいいいなと思いました
そしてその妹を演じていた秋野なでしこというキャラクターを演じていた伊藤さゆりちゃんなんですが
さゆりちゃん本当に安定してるよなっていうのはすごい思います
千葉くんとも共演作がすごく増えてきて
いいね光源寺くんとかあとは千葉くんが監督とか
脚本とかいろいろやったあんたっていう作品もね伊藤さゆりちゃんめちゃくちゃ良かったですけど
さゆりちゃんの声ってすごいねハスキーで特徴的な感じがするんですけど
この作品ではそのハスキーさがあんまり私は気にならなかったなというか
そこは別に活かしてなかったなという感じがするというか
すごく女の子らしいこの時代の女性らしいって言ったらいいのかな
ちょっと一歩後ろに引いて千葉くんの後ろについているっていうようなキャラなんだけど
でも男が喋らないことは私が喋ってやるという出るべきところでは前に出てくるという
なでしこという名前がすごい合ってるキャラクターだなというふうに思いました
いつも絶対その彼氏に味方して好きだから絶対サポートをしてついていこうっていうような
献身的な姿っていうのすごく印象的でそういうキャラクターだからこそ
ハスキーで印象的な声よりもキャラクター性の方が私のイメージとしては上回ったんじゃないかなというふうに個人的には思いました
そしてもう一人女性キャラクターで私がすごく良かったなと思うのが松雪康子さんです
未忘人というかずっと夫のことが忘れられないから劇団三角座に留まり続ける
彼女は歌詞本屋さんの店員であって全然役者さんでも三角座のお手伝いさんでも何でもないんだけど
自主的に三角座のお手伝いを夫が帰ってこなくなった後も続けているっていうようなキャラクターなんですけど
彼女が若い時っていうのは多分伊藤祭里ちゃんが演じるなでしこみたいな感じの人だったんだろうなっていうのを彷彿とさせるキャラクターだったがために
この彼女が2幕の終盤あたりで撮る行動を見ていると
51:05
なんかでそのこの後のなでしこちゃんがどういう風な人生を歩んでいくのかちょっと心配になったりもしましたね
若い頃に憧れたものっていうのは一生その心の中に留まり続けるものなんだなっていうのを彼女の行動を見ていると思わざるを得なかったし
それをピュアに演じきれるっていうのが松雪康子さんの松雪康子さんたるゆえんだろうなという風に今回思いました
松雪さんが出てる作品ももっと見たいなって私彼女が舞台に出てるイメージが失礼なんだけどちょっとなくって
テレビドラマーとかあと映画とかのイメージしかなかったんですけど
舞台演劇に出てる松雪さんもっと見たいなってちょっと思っちゃいましたね
でねベテラン俳優さんたちを演じている役者さんたちもとってもいいんですよ
まず座長を演じた山西厚さん山西厚さんといえば相棒のさひまかって出てくるね
あの通称ひまかちょうって言われているあの役をすごい思い出すと思うんですけど
なんかあれを全然彷彿とさせない昭和の親父みたいな感じの昭和に生きる男性っぽい感じがすごい出ているキャラクターっていうのが
あの山西さんのねちょっといかつい感じの雰囲気に似合ってて
なんかね山西さんってメガネをかけると優しく見える気がするんだよね素顔だとちょっと怖い感じに見えるなって私は個人的に思っていて
今回は素顔だったのでなんかそのちょっといかつい感じすごくキャラクターにあっていたなって思うのと
他にもね山内孝也さんとか私すごい好きだなって思った今回小川珠希さんめっちゃ好きだなって思ったんですけど
あの昭和の女優感すごい似合ってるなと思いました
そして温水陽一さんですね温水さんがなんかこう過去に凝り固まった感じの落ちぶれた喜劇役者っていうのを演じてるんですけど
周りからもさもうちょっとバカにされていて過去の栄光にすがってこれからどう生きていくんだみたいな感じのキャラクターをやってるんだけど
それがすごくうまくて温水さんのなんかこうねああいう雰囲気ってなんだろうなバラエティとかで見るあのぬっくんって言われてる温水さんのイメージで
なんか役の中ではあんなにこうぬっくん感の出てる温水さんってあんまり見ないなと思って
なんかこうね時代に取り残されてもう取り残されているからこそ頑張って時代にくっついて
ヒツギムシのように生き延びていかなきゃどうしようもないんだっていうような
なんかその焦りを見せる雰囲気っていうのすごいいいなと思いました
序盤でねモノクロテレビの中を見ながらテレビをディスったり中に出ている役者さんたちや喜劇演者さんたちをディスったりとかするね
口の悪いシーン私はすごく大好きです
そしてもう一人最後に私今回一番好きだったの大倉康二さんなんですね
54:04
非常にかっこいい
なんであんなにこう時代がかった凄みのセリフっていうのがあの人似合うんだろうっていうのと
なぜスタイルがめちゃくちゃいいんですよね大倉康二さん超足長い
身長高いんだよね多分180センチ台後半ぐらいあると思うんですよ
立った時の千葉くんとの身長の対比を見てると多分それぐらいあるんじゃないかなと思うんですけど
大倉康二さんめちゃくちゃかっこよかった
あんなに舞台映えする俳優さん舞台に出ないともったいないですね本当にね
ナイロン百度の公演にはかなりたくさん出ていらっしゃるので
舞台役者さんとしてね散々活躍されている方なので言うまでもないかなと思うんですが
今回大倉康二さん演じているキャラクターメインで演じているのは畳いわしというキャラクターでね
あともう一人畳かけるというお兄ちゃんがいるという設定なんですが
この畳かけるが松幸康子さんの亡くなったと思われるご主人
帰ってきてないご主人っていう設定で畳かけると畳いわし
二人で喜劇俳優としては戦前ものすごく売れていたという設定なんですが
なのでだからこそ畳いわし劇団三角座に大変な思い入れがあって
時代の変遷の中劇団三角座もその時代の渦に飲み込まれている様子を感じつつも
新しいものを拒みながらお兄ちゃんの影を追いながら過去の栄光にすがろうとしつつも
若手たちが対等していくことをすごく悔しいと思っていることが
もう言葉の端々から表情の一つ一つから読み取れるようなそんなちょっと痛々しいキャラクターでした
特に千葉くん演じるあれやこれやに対して一種の悔しさみたいな感情を持っているのはすごくよくわかるんですよ
ただこれやのことをすごく評価もしていてだからこそ悔しいなっていうのが
一つ一つからもう歯がゆいんだろうなっていうのは見え隠れしてきて愛おしいキャラクターでしたね畳いわし
すごい素敵でしたそれを演じている大倉康司さんがかっこよくてかっこよくて
もう素敵でしたねめちゃくちゃ良かったなというふうに見ていました
もう最高でしたねまあそんな感じで見たこの今回の作品だったわけなんですが
私がねやっぱりそのあれやこれやすごく好きなキャラクターだったんですよ
千葉くんが演じたからっていうのもあるんだけど
そのあれやこれやがねまずその冒頭でヒロポンを手慣れた手つきで打っていたりとか
それとかそのヒロポンを打ったからこそ世界がピンクになってね
あのハッピーな感じになってもう日本中を世界を笑わせるんだって意気込んでて
でもその意気込みってやっぱり薬の効果によるものだったっていう感じでね
その面白い脚本を書けるんだけど彼は演技があんまり得意ではなくて
自分が演じることによって面白い脚本が台無しになってしまうと
57:01
自分の芝居のせいで最高傑作が台無しになるからと失踪してしまうんですよ
まあこの性格っていうのもなんかさ現代人にも絶対その辺にもたくさんいるし
私も自尊心があまり高い方ではないので
こうねすごいわかるなと思ってもグサグサ来るなっていう風に思っちゃったんですよね
でここで出てくるあのあれやこれやのセリフとして出てくるね
あの笑わせてるんじゃなくて笑われてるんだって言われてわかってるって返すんですけど
いやーもうなんかしんどいと思ってしまって
であの笑わせてるんじゃなくて笑われてるんだっていうこのセリフが
またねあの浅草キッドの話になっちゃうんですけど
あの浅草キッドに出てくる深見潜三郎が似たようなこと言ってるんですよね
笑われるんじゃねぇ笑わせるんだよっていうセリフを深見潜三郎が吐くんですけど
だから昭和30年代から昭和40年代頃の日本のお笑いにおいて
とっても寛容な重要な考え方だったんだろうなってこの笑われてはいけないと
人を笑わせないといけないというのがコメディアンたる教授だったのかな
深見潜三郎も昭和40年代においてはちょっと古いタイプのお笑いをやっている人だったので
30年代ぐらいのそのお笑いの中心になってきた人たちってこういう考えを持ってたんだろうなっていうのが
浅草キッドと重ね合わせることによってさらに深く感じられたなというふうに思いました
本当に人生はクローズアップで見ると悲劇だがロングショットで見ると喜劇だっていうチャプリンの名言がありますけど
この舞台すごく全体的に見ると喜劇なんですよ
ただ平面で見ると悲劇のものたくさんあってでも立体に見ると喜劇になっていて
ただ点の部分では悲劇もあり喜劇もありっていうようなかなりの多層構造になってる
やっぱり人の人生ってただ単にクローズアップで見ると悲劇だけではなくて
クローズアップで見たら喜劇の部分もあるしロングショットで見ると悲劇の人生もあるんだけど
その悲劇の人生をずっとズームしていくと喜劇の部分もあったりとかするから
ただ単にこのチャプリンが言っていることっていうのは何だろうな
一個の必ずしも正義ではなくて一つの正義ではなくて
人の人生って多層構造になってるしそれが今回の世界は笑うみたいに群争劇になっていることによって
さらにこの多層構造っていうのは極まっていくんだろうなっていうふうに
だからあるやこれやのセリフでチャプリンは不純物が混ざっている笑いだっていうセリフがあるんですけど
今回チャプリンよりもさらに複雑な作りになることによって多層構造になっていたっていうね
1:00:03
なんかこれはちょっとそこも伏線じみた部分なのかなっていうふうにはちょっと思いました
これに関しては1幕の時冒頭の時にヒロポンが決まっている時に世界を笑わせるんだっていうね
この作品のタイトルにもなって世界は笑うっていうタイトルを多分明言してるんだろうなっていう宣言をしたところが
もうピンク色にキラキラ光ってる感じでなんか幸せそうな雰囲気だったんですけど
2幕は本当わかりやすく狂っていくのでそれもすごくなんか舞台の設定というか雰囲気としてはすごく良くって
2幕はただただヒロポンが決まって幸せじゃないんですよ
もう恐怖だったりとか幻覚だったりっていうのを見せられる苦しさっていうのかな
もうしんどくなってしまっていて
それを見せるためにデジタルとアナログを融合させる感じのセットのアナログ感もあるんですけど
そこもすごく良かったっていうのもあるし
あとたくさんの手につかまれるこれやっていうねさっき説明した部分もあったりとかすごい良かったんだけど
あれやこれやの狂っていく様っていうのは本当にすごくなんかこの作品の中でも深く描かれた部分なんだけど
千葉雄大ファンとして特にそのあれやこれやに感情移入して見ていたからこそちょっと考える部分としては
あれやこれやだけがこの作品の中でちょっと浮いているというかあんまり深く描かれていなかったのかなというか
人物造形がふわっとしている部分があってなんかそれはちょっと不思議だなと
これはまたそこにケラさんの思う部分があるのかなというふうに思ったりもしました
作品全体としては物語の畳み方めちゃくちゃ綺麗なんですよ
その場所としては同じ場所に戻ってくるんですけど
時代とかそれとか人々とか登場人物の考え方だったりとか生き方だったりっていうのは進んでいっている感じ
だから決してハッピーエンドとは言えないのかもしれないんだけど
これやに関しては考えていたこと自体はちょっと情緒するのでそこはハッピーなのかもしれないんだけど
人生って難しいねって人の営みって生きてるんだけど
これって生きていくってしんどいねって思ってもしまうような
なんか切なさだったり嬉しさだったり悲しさだったりいろんなものがごちゃ混ぜになったような
でも物語の畳み方としては綺麗に畳んだなと思わせてくれるようなものを感じました
なんか変わっていく人と変わらない人っていう対比がこの作品の中ですごくたくさん描かれてるんですよ
笑いに関して必死にその時代に乗っていこう
1:03:01
時代の潮流をつかんでいこうという人と過去が良かった昔は良かったっていう一番いけない老害ですよね
この昔の良かった時代に置いていかれる感じの人だからある意味亡霊に取り憑かれたみたいになっている人っていうのと
あとは人間として全然変わらなかった人とかね
そういうのもどっちも人生なんだなっていうふうに思ったりもするんですよ
その変わっていく中で変わらなかったのが兄弟の関係性なんですね
瀬戸くんと千葉くんが演じる兄弟の関係性なんですけど
ずっとやっぱりその時代によって二人の立場だったり社会的な立場だったりとか
仕事だったりとかいろんな環境だったりとかは変わっていくわけなんだけど
でも兄弟でいる時ってちゃんと兄弟なんですよこの二人って
お兄ちゃんはお兄ちゃんとしてずっと弟をちゃんと見守ってきていたんだなっていうのが分かるし
コレアがずっと変わっていって
そしてコレアの周りの人たちとかのコレアを見守る目っていうのがだんだん変わっていって
だけどお兄ちゃんだけは変わらない
兄ちゃんとしてのコレアを見守る立場っていうのはだんだん変わっていくんだけど
兄弟の距離感だったりとか最終的にストンと落ち着く場所っていうのは
この兄弟変わらないんだなっていうのが
兄弟ってすごくいいなっていうのは思いましたね
今回の登場人物全体を通してみんなどこか欠けてるし
みんな生きることに必死だし必死だからこそ面白いっていうのが
群蔵劇の群蔵劇たるゆえんというところもあってね
なんかこう空気感とか話し方とかはやっぱり昭和初期というか
昭和30年代の空気すごいあるし
あとね服装とかもめちゃくちゃ昭和30年代戦後間もなくぐらいの感じの
服装おしゃれの仕方の感じとかも見えて
スタイリングとかもすごく面白かったなと思うんですけど
でも人間として根っこにあるものって
昭和30年代においてもそして令和の今の日本においても
あんまり変わんないんじゃないのかなっていうふうには思いました
だから自分が昭和30年代って全然生まれてもいない知らない時代なのに
ギリね私親が生まれたぐらいの時代なんですよ昭和30年代って
なのですごい自分が知らない
多分親もちゃんと自分の記憶では知らない時代っていうのを描かれた作品だろうと思うんですけど
なんだか無性に懐かしいノスタルジックな気持ちになって
それもすごく素敵だなっていうふうに思いました
ただ今回その時代の変遷っていうところだったりとか
1:06:03
あと戦争が終わってこれからっていうような
だから戦争がまだみんなの心の中だったりとか生活には残っていて
これからどうなっていくのかっていうようなところを描いている雰囲気がありつつっていうところを考えると
平成から令和に移り変わって
そしてコロナ禍っていうもう世界的にみんなを蝕んでいる
そんな脅威があるっていう状況にあってっていうような部分を重ね合わせていくと
なんか似たような今と似たような感じっていうのはもしかしたらあるのかなって思ったんだけど
でもこの時代に昭和にあって令和にないものっていうのも
私はこの作品通してすごく感じたんですね
なんか全体的にみんな飢えてるんですよ
尖ってる
よく切れるナイフみたいな人たちばっかりだなってすごい思ったんですよね
エンタメに関しても今ってすごく過渡期というか部分もあるし
例えば今回私もこの作品配信という媒体で見ましたけど
今まではこんな配信とかも全然なくて
地方に住んでるとなかなか舞台って見ることができなかったんですね
ディスク化されたりワウワウとかで結構放送されたりとかするので
そういうので見ることしか地方に住んでるとなかなかできなかったんですよ
近くだと福岡の博多座とかキャナルシティ劇場とかに足を運べば何とか見れるんだけど
こういう舞台演劇ってあんまり地方都市にも来ないんですよね
やっぱり見るのは東京大阪京都とかなんかそういうとこに行かないと見れないなっていうイメージがあって
だから最近の特に令和に入ってからのエンタメって地域格差がなくなってきたっていうのは私すごく感じてるんですよね
配信だったりとかあとサブスク本当に消費が激しい感じになってきたので
エンタメに関わる仕事をされている方たちってすごく大変だと今思うんですけど
でも今って溢れてるじゃないですかエンタメってそれに物もお金も溢れてるし
現代の貧困っていうのはあるにせよ昭和30年代ほどではないんだろうなっていうのはすごく感じるんですよね
ただ経済的豊かさが精神的豊かさかっていうと現代そうとも言えないなという部分もあったりとかして
なかなか難しい問題ですけどね
ただ今回の昭和30年代の人々
金銭的には豊かじゃないかもしれない人結構いました
ボロボロの服を着てるキャラクターとかもいたしね
でも精神的にはみんな豊かだったのかなっていう風に感じざるを得ないなと思いました
何にもない時代だからこそ金銭的には本当に植えてる時代だからこそ
1:09:02
精神的にそしてエンタメ的には豊かになっていきたい
そう豊かになっていくためには命がけで命を削ってでも笑いを作らなければ笑いを与えなければ提供しなければっていう
この本当にね気が感上っていうものを今回出てきた喜劇人たちからはすごく感じました
そんな必死さだったりとか水面では優雅にしているんだけど
水面下ではバタバタしている白鳥みたいなそんなね本当に命というか
上というかそういうものを感じる濃度の濃い作品だったなというふうに思います
あの配信という媒体だったとはいえ今回ねとってもいいお芝居を見せていただきました
本当にありがとうございました
今ですね今回お話をした世界は笑うなんですがオンデマンド配信現在も配信中です
文化村ストリーミングとピアライブストリームEプラスストリーミングで現在配信中なんですが
ピアライブストリームとEプラスストリーミングは
今日11月18日金曜日の23時59分で配信が終わってしまいます
文化村ストリーミングの方では来週金曜日11月25日金曜日の23時59分まで配信見ることができますので
今日の配信金曜日の時点で聞いてくださった方は
今文化村ストリーミングでチケット買うとあと1週間見ることができます
どこで買っても一般視聴券3500円なので
是非ね文化村ストリーミングで買っていただいてちょっと長丁場の作品なので
土日のお休みとかの間にでもゆっくり世界は笑うの世界観に浸っていただければなと思います
というわけで今回は舞台世界は笑うについてお話ししていきました
エンディングです
喋りたいこと多すぎたのと今回の作品本当に3時間超えの舞台ということもあって
喋らなければならないこともすごく多くて
本編収録し終わった後にあれ喋ってないこれ喋ってないって思ったのもたくさんあったので
そのうちノートにもちゃんと書こうかなと思ってます
書こうかなと思ってるっていうのが思ってるだけで終わらないようにちゃんとやりたいなと思っておりますので
書いたらまたお知らせします
ぜひツイッターやインスタグラムの方もフォローしていただけると嬉しいです
特にツイッターの方でねあのこういうお知らせはちゃんと回してますのでぜひよろしくお願いします
今回ねあの世界は笑うの中で私が一番笑ったとともに一番そうだよなって納得したセリフが一つあって
今回はそのセリフをご紹介して終わりにしたいと思います
人間ってね知律100%なんだってつまり人間って絶対死ぬんですよね
知識率100%の人生どうやって楽しんでいくか考えながら今週も楽しんで生きていこうと思います
今週の日曜日ですね実は私ライブにまた行ってきますのでその話はまた来週お会いした時にお話しさせてください
1:12:06
というわけでまた来週も金曜日夕方5時にお会いしましょう
とりにたらんラジオ遊びは地方在住映像研演ためカルチャー好きのY世代が
はっと息を止めたよもやま話を好き勝手に一人語る番組です
番組へのご意見ご感想を取り上げてほしい話題などは概要欄のメールフォームからお送りください
花田花が思うままに更新するツイッターとインスタグラムもありますのでそちらもぜひフォローよろしくお願いします
またツイッターインスタグラムではハッシュタグトルタラジオで感想もお待ちしております
ハッシュタグトルタが平仮名ラジオがカタカナですよろしくお願いします
では今週はここまでエンタメには中毒性がございます
用法要領を守って正しくお楽しみください
お相手は花田花でしたまたね