2024-06-21 47:25

ep.91 小説『ハンチバック』が読書好きの心をゴリゴリに削ってくる

タイトルがスマホの予測変換のせいで『パンチバック』になっていたことに編集中に気付く。世に出さなくて良かったですね。エンディングで諸々お知らせしてるのでそこまで聴いてね!お願いだよ!!!
おたよりはこちらから⇒https://bit.ly/3v49UX9
AIによる文字起こしで、とるたラジオを文字でも読めるよ!⇒https://listen.style/p/trtradioasb

サマリー

花田花は、とるたラジオで久しぶりの配信について話しています。夏のスカイジャンボリーや舞台のチケット、そしてマミヤくんと千葉くんの映画や舞台について楽しみにしています。芥川賞受賞作品『ハンチバック』は、障害を持つ40代の女性主人公がネット上の記事を書きながら生活し、ある取引を通じて妊娠と中絶を叶えようとする物語です。主人公の言葉選びや生活の苦しさを通じて、彼女の怒りや歪んだ性格が描かれています。『ハンチバック』という小説は、背骨が曲がっている主人公というモチーフや仏教的・キリスト教的な要素が登場し、読書愛好家の心を揺さぶる作品です。この小説は、紙の本や読書文化に対する背骨がまっすぐな人々の優位性や、健常者の無自覚な差別意識についても考えさせられます。『ハンチバック』は、シャカちゃんと田中を中心に、歪みのある人々の物語であり、宗教観、性、障害者、ルッキズム、フェミニズムなど広範なテーマが網羅されています。また、「ハンチバック」という小説に関する情報がウェブ配布されることが発表されました。新たな企画として、「はなだの何か」という名義のノートの活用が始まることも紹介されています。

花田花の久しぶりの配信と楽しみ
とるにたらん、ラジオあそび。
日本の片隅から中毒気味なエンタメ愛を叫ぶ番組。
とるにたらんラジオあそび、通称とるたラジオへようこそ。
いつでもポップとサブのカルチャーの合間をたり立っているパーソナリティーの花田花です。
1ヶ月ぶりぐらいですね。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。改めまして花田花です。
ちょっと長らくお休みをしましたが、特に何があったというわけでもなく、
今年に入ってから本当に収録頻度がガタガタしていて、よろしくないなと思ってるんですけど、
ちょっとずつ落ち着けていきたいなっていうのはずっと言い続けてますが、
6月に1回も配信しないわけにいかないと思ってね。
6月あと、今日と来週と2回ありますので。
5月1回だけで終わっちゃったんで配信が。
6月は2回やりたいなという気持ちだけここに残しておこうと思います。
で、配信してない間にね、いろいろありましたよ。
夏のスカイジャンボリーのチケットが取れたりとか、それとか、
10月の鞘師千葉雄大君の舞台のチケットが取れたりとか。
お仕事が忙しいみたいになってますけど、忙しいんですよ。
この番組ではスカイジャンボリーの話もう2回してるんですよね。
去年おととしと私スカイジャンボリーに行ってるので、
長崎県長崎市の稲沢山というところで、
毎年夏に開催される野外フェススカイジャンボリーなんですが、
今年もですね、私の大好きなスーパービーバーが来てくれるということで、
早速もう最速先行でチケットを取っております。
今年も参戦しますので、
今年の夏もまたスカイジャンボリーの話を私は熱く語るのではないかと思います。
いつものお馴染みのメンバーに加えて、
今年はエルレガーデンとかマキシマムザホルモンとか来るので、
めちゃめちゃ楽しみなんですよ。
ビーバーも今年来ないかなって思ってたんですよね。
スーパービーバーは実はその次の月、9月に、
同じ稲沢山の野外ステージで単独ライブすることが決まってるんですね。
ビルシロコモリ山っていうタイトルのライブで、
野外ばっかり巡るライブツアーも今やっていて、
長崎今回来てくれるということで、
9月に稲沢山単独が決まってたんですよ。
そっちもチケット取ってるんですけど、
そっちが決まってたので、
2ヶ月連続長崎来ないだろうって思ってたら、
来てくれるんだもん、なんなのと思って。
なので2ヶ月連続ビーバーに会えるということで、
すごく楽しみにしています。
10月も舞台のチケットを取ったということで、
千葉雄大くんが出演する、
私たちは物語っていう舞台のチケットを、
こちらはファンクラブ先行でチケットをゲットできました。
なので10月は福岡に行きます。
福岡のキャナルシティ劇場っていうところで、
舞台があるのでそちらに行ってきます。
生千葉雄大何年ぶりだろう。
めっちゃ久しぶりなんですけど、
ここ数年で千葉くん舞台ちょこちょこ出てるんですけど、
コロナ禍だったりとかいろんなことがあって、
私行けなかったので、
前回舞台のジャズ大名はこっちに来てないしね、
九州ぐらいまで来てもらわないと、
どうしても自分の環境上、
足を運ぶことが難しかったりするので、
これは私自身の問題なので何とも言えないんだけどさ、
でも福岡まで来てくれれば、
九州民は割と行きやすいので、
私長崎県民なので、
福岡1時間半ぐらいあったらいけるので、
すぐチケット取りました。
手配が済んでいるので、
めっちゃ楽しみです。
S席取りましたので。
めちゃくちゃ楽しみにしています。
その辺もすごい楽しみです。
マミヤくんと千葉くんの舞台と映画
10月に千葉くんも舞台やるんだけど、
マミヤくんも舞台やるんですよ。
こっちは東京と、
他にもやるのかな。
東京の方には10月は足を運べなさそうなので、
何らかの形で見ることができたらいいなと思いつつ、
今指を加えている状態なんですけど、
マミヤくんも舞台するということで、
これもね、
美女がすごい良かった。
ポスターの美女がすごい良くて、
見たいなと思いながら、
色々続報を待っているところです。
でもさ、マミヤくん10月はさ、
舞台もあるんだけど、
悪魔ゲームが映画になるってよ。
笑っちゃったよ。
今期のドラマに関しては、
すごい話したいことがいっぱいあるんですけど、
これ来週ぐらいで喋った方がいいかなと思って、
多分最終回出揃うぐらいになりますよね。
もう来週になったら。
でも来週喋ったらさ、
始まるんですよ、その翌週ぐらいから。
ていうかもう、その週から始まるのもあるかな。
6月末ぐらいから始まるやつもあるので、
早いやつだと。
なんか色々被ってくるのでね、
なかなか話すの難しいかなと思いつつ、
春ドラマ、乾燥したドラマについては、
ちょっとお話をしたいことが色々あるんですけど、
特にマミヤくんが主演を務めた、
悪魔ゲームですね。
もう言いたいことめっちゃあるんですよ。
これ。
千葉くんが出演しているアンメット、
多分来週最終回ですよね。
アンメットに関しては、
いい意味で話したいことがいっぱいあるんだけど、
悪魔ゲーム正直悪い意味で話したいことが
いっぱいあって、
本当に申し訳ないんだけど。
でもそれが映画化になるっていうのとね、
あとフルのオリジナルコンテンツだったりとか、
TVerのオリジナルコンテンツだったりとか、
すごい色んな各方面で
力を入れているので、
これに関しては、
メディアの広げ方としては、
悪魔ゲーム面白かったなって思ってる部分もあるので、
この辺まで含めて、
いろいろ言いたいことはあるんだけど、
とりあえず映画頑張ってほしいなというところで、
10月25日公開だったかな。
とりあえずは。
そちらを楽しみにしています。
で、まみやくん、
舞台とも被るので、
晩戦とか大変だろうなとか思いながら、
ただ秋になったらまた
怒涛の晩戦を見ることができるんじゃないかな
なんていう風に楽しみにしていたりもしつつ、
千葉くんもね、
秋に公開の映画控えてますからね、
スマホ落としただけなのにの
第3弾が公開が決まってますので、
もしかしたら
公開かぶってくるんじゃないかな
みたいなところもありますよね。
なのでこの辺も続報をちょっと待っているところです。
まだスマホ落としただけなのには
公開日が発表になってないので、
どうなるのかなー
っていうようなところでもあります。
ということで、
映像ものなんかもちょっと楽しみにしているものがありつつ、
おしかつも楽しみなところがたくさんありつつ、
っていう感じで
はなだはな生きております。
映像ものの話をバーッとしたのには
理由があって、
今日はですね、珍しくメインコーナー
映像ものの話をしません。
というのも、前々からちょっとしゃべりたかった
本の話を今日しようと思っていて、
芥川賞を取った本の話を
しようと思っていて、
短い、すごい
読みやすい、サクッと読める本、
内容的には読みやすいとは言えないんだけど、
サクッと読める長さ、芥川賞の作品って
結構ね、サクッと読める
長さの作品が多いので、
今日収録もちょっと長さサクッと
やっていきたいなというところで、
私しゃべりだしたら長くなっちゃうから、
これがサクッとなるかどうかっていうのは
今から収録をするまでの未知数なんですけど、
その辺もお話をしていきたいな
と思っています。
あと、
再生回数の上昇と読書の話
今日オープニングトークでお話をしておきたかったのが、
今週の再生回数
何があったっていう話なんですよ。
これたまに定期的に
っていうわけじゃないんだけど、
トルタラジオでたまに私が話に挙げることで、
すごい再生回数回ってるんだけど、
何があったっていうのが
今週実はありまして、
何を隠そう、
4週ぶりの収録なわけなんですけれども、
普段はさ、
どういうところでも
一緒だと思うんだけど、
配信してなかったら再生回数って落ちるじゃないですか。
今週ね、
爆上がってるんですよ。
何があったのかなと思って。
1日で全エピソード聞いた人がいるなっていうぐらいの
再生回数の回り方だったんですよね。
それが今週何回かあったっていう。
なのでね、
1週間で
全エピソード、
全部聞いたぞっていう
モンスターがいるとか、
それとか何かこう、
めっちゃ聞いた理由があるとかね、
新規ですみたいな
そういう話がある人いらっしゃったら、
よかったらお気軽に
お便りフォームだったりとか、
Spotifyのポッドキャストで聞いてる人はね、
メッセージ欄とかからちょっと一言
自分ですみたいな。
こういう理由ですみたいな。
送ってくれたら嬉しいなと思います。
すごいさ、伸びてるエピソードが
1本あればなんかこうね、
話題になったんだろうなみたいなのが
分かるんですけど、実はね、全エピソードが
まんべんなく伸びてるんですよ。
だから何が何なのか全く
分からないっていうね。
相変わらずトルタラジオ今のところ
一番聞かれてる。
今までの積み重ね、
今回が91かなエピソード。
なので前回までの90エピソードの中で
一番聞かれているのが
映画カラオケ以降の話ですね。
なので今年撮ったやつなんですけど。
それについで美晩会と
あと鎌倉どの会
ぐらいなので順番的にね。
あと近代値か。
近代値まとめ会ですね。
初期の頃の。
その辺が聞かれてるっていうのは
今まで通りなので。
何があったのかなっていう感じですね。
心当たりがある方ぜひ教えてください。
そういう感じでやっていきますので
どうぞよろしくお願いします。
あと
あとばっかり言ってますね。
あとって何このイントネーション。
あとね、前回収録の時かな。
ちょっと新しいことやりますよ
みたいな話をしてたやつの
告知をしようかなって思ってたんですけど。
オープニングトークで言っちゃうより
あとがいいかなと思って。
とりあえず今日エンディングトークで
そちらの話はしたいと思いますので。
ぜひ最後まで聞いて
エンディングトークの告知の方まで
お耳貸していただけたら嬉しいなと思います。
というわけでぜひ
今日もトルタラジオ最後まで
よろしくお願いいたします。
本を読むたび背骨は曲がり
肺をつぶし
喉に穴をうがち
歩いては頭をぶつけ
私の体は生きるために壊れてきた。
伊沢釈迦の背骨は
右肺を押しつぶす形で
極度に湾曲している。
両親が残したグループフォームの
重情の実質から
釈迦はあらゆる言葉を
送り出す。
というわけで今回は
ハンチバックという
ハンチバックの舞台設定とキャラクター紹介
小説の話をしたいと思います。
ハンチバックは
市川沙翁さんの1作目の小編小説で
2023年4月に
発売された文学会
2023年5月号にて発表され
2023年6月に
文芸春秋から出版されています。
第128回文学会
新人賞と第169回
芥川龍之介賞を
受けたということで
芥川賞を受けた時にすごく話題になった
作品なので目にしたことがある
という方も多いのではないかなと思います。
もう1年前に
出版されている本なので
ちょっとね話題としては
古いちょっとというか結構古いんですけど
まあでも
ねえ
なんていうのかな
私すごい遅れて読んだんですね
これ実際私が読んだのは
今年の4月末ぐらいの話になるんですけど
読んで
すっごいぶっ刺さっちゃって
いろんな意味で
言語化しておきたいなと思って
今回はこの
ハンチバックのお話をしたいなと思った
次第です。
このハンチバック
主人公の伊沢社科という
人物なんですが伊沢社科は
40代の女性で
ミオチュブラミオパチーという
遺伝性筋疾患のために背骨が湾曲して
右肺が骨に
押しつぶされた状態で
生活を余儀なくされている
ちょっと柔度の障害を
患った方という設定です。
両親は
亡くなっていてその両親が
亡くなる前に
一人娘である社科のために
残したグループホームの一室で
その手を借りて生活をしている
という人物ですね。
これが主人公です。
障害を持つ方が
主人公になるお話になると
貧困が
あったりとかするのかなとか
生活に困っているのではないかな
とかそういうのをちょっと
想像してしまう部分があるかなと思うんですが
割と経済的には
伊沢社科困っていない
そして日常生活も全く困っていないんですよね。
経済的に困っていない
残されたグループホーム
というのもあるし
残された遺産というのも結構
お持ちなんですね。
しかも本人も
こたつ記事を書いて
小銭を稼いでいる人なんですよ。
自分が稼いだ小銭は
全部寄付をしているんですね。
いろんなところに。
お金に執着がないというか
お金に困っていないので
お金の執着のなさから
生むエピソードとかもこの中で
ハプニングバーの潜入期という不思議な展開
できたりもします。
小説の冒頭なんですけど
ハンチバックの読み始めて
すごい不思議な気持ちになったんですよ。
というのも
この小説冒頭部分が
ハプニングバーの潜入期というものから
始まります。
私たちは一体何を読まされているんだ
という気持ちになるんですけど
いわゆるネット上にたくさん転がっている
エロ記事ですね。
ちょっとエッチな記事
というのが最初に入っています。
しかも
これ実は釈迦が書いている
という設定のハプニングバーの
潜入期なので
取材せずにネット上の情報を切り張りして
書いているいわゆるコタツ記事
と言われるものですね。
だってもちろん釈迦は
グループホームの外に出て
普通に生活をする。普通って言ったら
釈迦に失礼なんですけど
その辺の人のように
生活をすることはしていないので
もちろんハプニングバーに
行ったこともないし
静的な体験もしたことがないし
そういうのも全部
ミミトシマ状態なんですよね。
見聞きしたというよりも
本当に
ネット上から拾い上げた
情報で書いている
そんな
インターネット上の記事から
この小説スタートします。
ビジュアル的にもすごく不思議なのが
このハプニングバーの潜入期というのが
ワードプレスでネット上に
釈迦が書いているという
そういう設定になっているので
タグが付いているんですよね。
タイトルとか
会議用のタグだったりとか
ネット上で文章を構成するための
作法みたいなものが
かなり付いています。
括弧と字の
タグがたくさん付いている文章になっていて
それもすごく不思議だし
何を読まされているんだろう
加速させられるというような
作りになっていますね。
このこたつ記事を書くための
取材部分もそうなんですが
パソコンだったりとか
iPhoneだったりとかで
釈迦って外の世界と繋がっているんです。
彼女はグループホームにいながら
大学生という肩書も持っているんですね。
この大学生という肩書
どういう形で持っているのかというと
ネットで通信で
大学に通っている
という形になっています。
なのでその大学の
教諭とのやり取りというのも
パソコン上で
行われているものになるし
それとかあとね
ツイッターですね。
作中ではツイッターと言われているのでまだXになっていない世界線なんですけど
ツイッターもやっていて
壁打ちのツイッターを
彼女はやっているという設定になっています。
そんなインターネットで外と繋がっている
彼女のツイッターの中で
紡いだ
言葉の一つ
妊娠と中絶がしてみたい
というこの一つのツイート
それをグループホームで
ヘルパーとして働いている
田中という人物が読んで
これが
釈迦の書いたものだろうということを
突きつけてくるんですね。
いろいろと
脅してくるというか
言いがかりをつけてくるんですけど
それを聞いて釈迦が
田中にある取引を持ちかけます。
これ彼女がお金を持っているが
ゆえのことなのかもしれないんですが
1.5億円と
引き換えに田中の生死提供を
依頼するんですね。
つまり妊娠と中絶がしてみたいという
夢を叶えようとしてしまう
ということなんです。
この1.5億円
1億5500万円
という形で文章中では
出てくるんですが、この1億5500万円
という数字を
決めた時もさ、ちょっと
性格の悪さというか
なんていうのかな、田中と釈迦の
やり取りというのはすごい性格が悪いんですよ。
性格が悪いという
言葉で片付けていいのかどうかちょっと
わかんないんですけど、2人とも
ちょっと歪んでるんだよね。
この歪みが
この数字にも出ていて
1.55っていう
数字になるじゃないですか。
1億5500万円というのが
これ1.55って何なのかというと
田中の身長なんですよね。
男性にしてはちょっと低身長気味の田中の
身長が155センチというところで
その身長分の価値を
付けてあげるって言って
その金額を提示するんですよ。田中は
主人公の怒りと言葉選びによる生存意識
もう少し低い金額を提示していたにも
関わらず、普通だったらさ
お金を出す方で値切ってくるのに
釈迦は上乗せをしてきたんですよね。
ここもすごく歪んでいるなというふうに思いました。
妊娠と中絶が
してみたいっていうこの釈迦の
言葉なんですけど
なんかこう釈迦は
性的な体験を持つことに憧れを持っている
というよりも
障害を持つ可能性がある
障害を持っている
釈迦自身が
子供を持つことによって
その子供も
障害を持つのではないか
っていうのは
釈迦が持っているミオチブラミオパチ
っていう障害っていうのが
遺伝性の禁止感なんですよね。
子供を持てばそれは子供に
対応するに違いないということは
読んでいる方にも
わかることなんですけど
その障害を持つ
可能性がある胎児を
釈迦がもし持ったとして
そんな胎児のことは
中絶して当然だとする
釈迦への異議申し立てを
釈迦はしているのではないかっていうふうに
裏を書けば読めるようなことになっているのかな
というふうに私は思いました。
というのも釈迦は
全てに対して怒っているんですよね。
この話
弱々しい障害を持つ
ある意味言葉は悪いですけど
社会的弱者の話ではないんですよ。
弱さを持っているからこそ
怒っている人の話なんじゃないかな
っていうふうに
私は思いました。
釈迦にとって書くことって生きることなんですよね。
つまり
こたつ記事を書くことに対してもそう
大学のレポートを書くことに対してもそう
言葉を選ぶこと
言葉の選択に対して
ものすごく厳格な意識を持っています。
彼女が。
自分の言葉選びに対して
彼女は
揺るぎもないんですよね。
例えば
私たちも
割と目にする言葉なのかもしれないんですけど
息苦しい世の中になったな
息が詰まる世の中になったな
みたいなことを
言ったり耳にしたり目にしたりすること
多いと思うんですけど
私も当然こういった言葉を
ヤフコメだったりとか
文化人の発言だったりとかで目にするんですけど
そういうヤフコメ民や
文化人の嘆きを目にすると
本当の息苦しさも知らないくせに
っていうふうに毒づくんですよね。
彼女は右肺が潰れた生活をしている。
つまり
物理的にも息苦しい生活を
余儀なくされている人なんですよ。
だから本当に毎日苦しくて
生きているのに
そんな苦しい私のことを
言っておいて苦しいなんて言ってくれるなよ
という怒りがここにあるんですよね。
そして
彼女がですね
背骨が湾曲しているがゆえに
紙の本を読むことが
すごく難しいというか
紙の本を読むのにはすごく体力が
いるんですよ。しかも
紙の本って私たち普通に
本屋さんに行って
本を見て選んでとか
図書館に行って歩き回って
本を選んでとか
地上で本を探してとか
手に入れてその手にした
紙の本を手に持って
普通に座るなり寝転がるなり
して読むわけじゃないですか。
彼女にはそれの全てが
難しいわけなんですよ。外に出て
本を選ぶことなんてできない。文字を読むのも
しんどい。そして適切な
姿勢を保つことができないので
実際に本を読むことがしんどいんですよね。
なので
こう
紙の本を読むことは
彼女の体に対してものすごく
負荷がかかることで
体の健常性が要求されるんだということを
すごく熱弁するんですよね。彼女が。
これを紙の本に書いてある
っていうのがすごいなって思ったんですけど
だって私たちは
釈迦のこの発言を
知るためにハンチバックという紙の本を
電子の人もいるかもしれないんですけど
ハンチバックの読書愛好家と背骨の歪み
私は紙で今回本を読んだんですけど
紙の本、手にしている
わけじゃないですか。
そういう小説を読む人って
基本的には本好きって言っていい人達だ
と思うんですよ。私も
その部類にはあるんですけど
その本好きのことを
文章中で彼女こういう風に言っています。
無知で傲慢な本好き
って言ってるんですよね。
しかも特権を持っている人物だっていう
風に話をしています。
ここはね
文章中からちょっと釈迦の
発言抜き出して読ませていただきたい
と思いますが
私は紙の本を憎んでいた
目が見えること
本が持てること
ページがめくれること
読書姿勢が保てること
書店へ自由に買いに行けること
5つの健常性を
要求する読書文化の待ち相撲を
憎んでいた
っていう文章があるんですよ。
ここが今まで私が説明した部分とは
被ってくるんですが
読書をするためには
健常性が5つも要求されるんだ
そしてこの
読書文化にあるものを待ち相撲だと
言い切っているんですね
この待ち相撲っていう言葉
一般的には男性優位主義
のことを指します。
男女差別において
マッチョイズム待ち相撲みたいなこと
言われたりするんですけど
男性が優位に立つこと優遇されること
っていうことがこの言葉の語義には
あるんですが
つまり読書文化の待ち相撲
において優位なのは
この文脈の中では
健常者のことなんですよね
なので
誤解を恐れずに言えば
読書文化の待ち相撲における待ち相撲
っていうのは健常者優位主義
と言えるのではないかな
と思います
優位に立っている人間は
虐げられている側の状況に対して
無自覚になりがち
というよりも
実際私も含めて健常者と
言われる人たち
これまで考えたことがない人のほうが
多いのではないかなと思うんですよね
釈迦の怒りはきっと
そこにもあるんですよ
なぜ考えたことがないんだと
なぜ考えることをしないのかと
そういった怒りが
ここからは滲み出ているなという
ふうに思います
そんな怒りを抱えた釈迦のこと
背虫の怪物
っていうふうに
自分のことを指している言葉
たびたびこの小説の中でキーワードとして
出てきます
背虫の怪物といえば私が思い浮かぶのが
シェイクスピアの
リチャード三世という作品です
背骨が曲がっていた
予防からリチャード三世
怪物というふうに
劇中で称されているんですよね
背虫っていうのは
背中が曲がっている
日常不足とかから来る
来る病って言われる病気
の人を指す
差別用語ですね
この
ハンチバックの中では背虫
っていうふうに書いて
ルビーでハンチバックって振ってある
ほどちょっとこう
こだわりのある
言葉のように私は見えました
私シェイクスピアの
シェイクスピアとリチャード三世
リチャード三世すごい好きなんですよ
劇としてもすごい好きなんですけど
元々の
シェイクスピアが作った作品
としても好きなんですけど
このリチャード三世を
ベースにした漫画があるんですよ
漫画とあとアニメにもなったか
バラオウの草列っていう作品があって
ぜひバラオウの草列知らない人
見てみてください今日は深くは語りませんが
シェイクスピアのリチャード三世では
背骨が曲がっている背虫の怪物として
描かれていたリチャード三世が
違う
なんていうのかな障害じゃないけど
他人とは違うものを
持っているがゆえにいろいろ
悩みを抱えるっていう作品になっている
結構深いのでリチャード三世だけじゃなくて
他のシェイクスピア作品の要素とかも
かなりふんだんに含んでいるので
すごく面白いので
シェイクスピアの
なんていうのかな
事前知識があればすごくもっと楽しくなる
作品なので
そっちも合わせて
知っていただけたらいいなと思って
バラオウの草列ちょっとリチャード三世で思い出したので
ちょっといらん話をさせましたが
リチャード三世といえば
バラオウの草列という作品も
おすすめです漫画ですね
漫画バラオウの草列
よかったら読んでみてください
話はそれましたが
このリチャード三世という作品の中では
シェイクスピアは
リチャード三世は
史実上の人物ですね彼は
そのリチャード三世を猛烈に
醜く性格が悪く
狡猾な人物として描いています
これってシェイクスピアの
ネガティブプロモーションなんですよね
つまり
ハンチバック背むしの人物
背中が曲がっている人物
っていうのが
背骨がまっすぐな人よりも
性格がねじくれている
っていう風に
ネガティブプロモーションすることに
シェイクスピア成功してるんですよね
他の作品でも
例えばベニスの商人という作品の中では
ユダヤ人のことをネガティブプロモーションしたり
とかしてすごい献殿するのが
シェイクスピア上手かった人なんだろうな
っていうのは他の作品を見てても思うんですけど
リチャード三世ね
このシェイクスピアが
描く前からそうなんですが
すごく悪い人物として歴史的にも
捉えられている人で
リチャード三世
ずっと悪い人だと思われ続けてきたんですよ
ただ
リチャード三世に関してちょっと
言及しておくと
彼に関してはすごい見直しが進んでるんですよね
実は悪い人じゃなかったんじゃないか
っていうような歴史的な見直しも進んでいて
これまたリチャード三世に関してさ
全然関係ない作品の話をするんだけど
ザ・ロストキングっていうね
映画があるんですよ
数百年見つけられなかった
リチャード三世のお墓を
一般人が執念で見つける
ノンフィクションの映画があって
これもすっごい面白いので
バラ王の壮烈とともにリチャード三世関連の
作品としてお勧めしておきます
実はねリチャード三世のお墓
駐車場の下にあったんですよね
そういう話もすごい
調べていくと面白いので
今回ね
ハンチバックとともにシェイクスピアに触れるので
あればリチャード三世
調べてほしいなと思います
背むしの怪物っていうのは
背骨がまっすぐな人より
性格がねじくれている
っていうのは
その後の創作物においても
結構いろいろあって
なんていうのかな
背むしって言われる
登場人物がいる
作品
映像作品だったりとか
小説だったりとか
そういうもので
たぶん
心根が綺麗みたいな
そういう感じを受ける人って
あれかなと思って
ノートルダムの鐘のカジモドぐらいかな
と思って
背むしって言われる人で
性格悪くないなって言ったら
あれだけど
カジモドぐらいのものかなって
私ここで考えたんですよね
例えば
アルプスの少女ハイジに出てくる
クララ
車椅子に乗ってるね
クララはクルビョーだったんじゃないか
っていう風に言われています
作品中で言及があるわけじゃないんですけど
広くクルビョーだったらしいという
解説が広まっていて
クララってめっちゃ性格悪いんですよね
これ
立ったシーンだけが
仏教的・キリスト教的な要素と物語の展開
すごいフィーチャーされていて
見たことない人あんまりそういうことは思わないのかもしれないんだけど
クララってすごいハイジに対して
辛辣なんですよ
すごい嫌なやつなんですけど
これもある意味背骨が曲がっているが
故の性格の曲がりだったのかな
とか思うみたいな
そういう
背骨が曲がっているイコール
性格がねじくれているみたいなのは
後世にもずっと続いていること
なんですよね
障害者差別じゃないですけど
そういうことも
頭の片隅にあるのではないかな
という風には思いました
ハンチバックの中で
背骨が曲がっている
性格が曲がっているみたいなところ
その歪みっていうところに関しては
ちょっとまた後ほどお話をしたいと思うんですが
モチーフとして
すごく気になるのが
その主人公
私っていう
一人称視点で語る
伊沢釈迦がですね
釈迦が
お釈迦様の釈迦の釈に
難しい方の花で
釈迦っていうのが本名なんですけど
他のところで名乗っている
名前でお釈迦様の釈迦
普通の釈迦っていう字で
名前を名乗っていたりとか
ライターネームでブッダ
っていう名前を使っていたりとか
それとか横たわったまま
生活をしている自分のことを
っていう風に語っていたりとか
そういうちょっと仏教的な
単語っていうのがたくさん出てきたりとか
するのと
忠説をしてみたいっていう話から
ちょっとそこから
飛躍してその言い訳を
して罪悪感を覚える
みたいな感じのキリスト教的な
視点も出てくるんですよね
本文
本編のラスト
数ページに差し掛かったところで
突然ね
聖書が差し込まれるんですよ
なんか最後の審判の話
みたいな聖書の一節が
差し込まれて
最後にこんな文章で終わります
主なる神は言われる
見よ、これは来る
必ず成就する
これは私が言った日である
その後のラスト数ページ
冒頭のコタツ記事と
交往するような
もう一人の視点人物っていうのが
突然登場します
ここの最後の数ページの展開
っていうのが
文学界の新人賞を受賞したときの
先公開でここ入れてしまうと
小説として弱くなるのではないか
だから考え直した方が
いいよみたいなちょっと促されるような
コメントとかをもらってたりとかも
したんだけど結局本になったときに
変わってないんですよね
ここに対してもすごく
引き者の気持ちというのは
すごく含まれている部分
なのではないかなというか
ここをなくしてこのハンチバック
終わらないというような気持ちが
含まれているのではないかなと思いました
というのもここからの展開ですね
ホスウルイの早稲田大生で
風俗店に勤める
糸編に少ない
と書いて
シャですねそれに簡単な方の
花という字でシャカちゃんという子が
出てきますまたシャカという名前の子が出てくるんですね
このシャカちゃんは
兄が女性を殺してしまい
宗教にハマった家庭から南韓大学に
パンチバックと歪み
一般入して入学しているという
大学4年生です
このシャカちゃんが
勤め先の風俗店のお客さんと会話している
語りによって
こういうことが判明します
兄が殺した被害者は難しい
名前と病名だった
それともう一つ
老人ホームでもなくグループホーム
という表現をしているというところなんですよね
つまりこの
風俗場のシャカちゃんの
お兄さんが殺したとされる被害者は
作中の伊沢シャカではないか
という可能性が示唆されています
これは明示されているわけではないんだけど
読んでいる私たちが
もしかしたら殺されたのは
あのシャカなのではないかというふうに
思うんですよね
これなんで伊沢シャカが
殺されてしまったのか
とかそれとかシャカを殺した
その
風俗場のシャカちゃんの
お兄さんというのは田中なのではないか
とか
そういったところがすごく想像を書き立てられるんだけど
でも
分かんないんだよね
結局それが本当なのかどうなのか
私たちが考えている想像していることが
事実なのかどうか
というのは小説の中では明記されていないので
ここは
ご想像にお任せしますというような
作りになっているなというふうに
思うんですよ
なんかさ
なんていうのかな
シャカがさ
そもそも私のつぶやきなんて誰も読んでいないから
炎上なんてするわけがないのだ
って言ってその妊娠中絶のツイートをしていたり
とかもしたんだけど
誰も見てないって鷹をくくってたんだけど
田中にバレてんだよね
田中にバレてたから
いろいろあったわけで
お金が発生することがあったりしたわけで
このお金を渡したのか渡してなかったのか
いろいろあるんだけどその後に起きたことが
でもまあ田中には
バレてしまった
でそのツイッターの
ハンドルネームだったのが
そのシャカっていうね
風俗場のシャカちゃんと同じ人のシャカだったんですよ
でこれを風俗で
名乗っている早稲田の4年生
この風俗場のシャカちゃんも
あの伊沢シャカのアカウント
見てたんじゃないか
っていうのも想像がつくんですよね
つまり意外とツイッター
見られてるんだよね
しかもリアルでどこかしら繋がる人に
見つかる可能性があるんだよね
っていうような
現代SNSの闇じゃないですけど
そういうところもね
ちょっとこう
なんとなくぼんやりと
見せてくれているのではないかな
という風には思いました
なんかねこの
ハンチバックっていう作品
ちょっとさっきチラッと話したんですけど
裏テーマとして歪みみたいなものが
あるんじゃないかな
って思ったんですよね
シャカもそうだし
田中もそうだし
最後の風俗場のシャカちゃんもそうなんだけど
みんな何かしらちょっと歪んでるんですよ
風俗場のシャカちゃんも
一番最後に
なんていうのかな
お客さんの子供を妊娠するようなことを
ほのめかすような
文面を書いて
この小説っていうのは
終わるんですけど
それだけじゃなくてね
シャカが生活していた
伊沢シャカが生活していたグループホームの中にも
ちょっと歪んだ人たちってたくさんいて
例えば
介護者の苦労を知らずにご飯中にベラベラ
おしゃべりをする
介護をするのは
女性であるべきだという偏見を持っていて
男性介護士の田中に
冷たく当たるっていう人物がいたりとか
それとか
田中もすごい歪んでるんだけど
田中ってさ
店長をこじらせているみたいな部分も
どうやらあるみたいなんだけど
それ以外にも自分のことを弱者男性
って言っていて
伊沢シャカ自身は
田中にとっては雇用主
なんですよね
そんな雇用主であるシャカに対しても態度が悪くて
お金受け取ってないんですよ
実は
その報酬金受け取らずに
いなくなったんですよね彼はね
そういうちょっと変な
歪みを持っている田中だったりとか
なんか
この作品の中でね
すごい
めっちゃいい人だなっていう風に
描かれているのが
伊沢シャカの両親から
シャカの世話を託された
グループホームのマネージャーである山下さん
っていう人なんですけどこの人ね
いい人すぎて若干怪しいんですよ
ただ
怪しさを回収するシーンとかも
何にもないので
忘れないんですけどね
歪んだ人ばっかり出てくるので
山下さんに対しても申し訳ないんだけど
偏見の目線を向けてしまうなっていう
ところがあったり
歪み歪み
ってきて最終章で
出てきた風俗場のシャカちゃんなんですけど
お客さんからの
妊娠に積極的なことを匂わせることで
妊娠して中絶するっていう
伊沢シャカが持っていた
望みっていうのをもしかしたらこの子が叶えるんじゃないか
っていうような
話でこの作品終わるんですよね
なのでもしかしたら
これって
ハッピーエンドなのかもしれないって
私ちょっと思ったんですよ
だってさ
達成されてるんだもん
伊沢シャカの望みはシャカちゃん
風俗場のシャカちゃんを通して
ただねその
中絶するために妊娠するっていう
行為自体を歪みである
っていうことは
作者もちゃんと認識して
いるんですよね
しかも聖書が
出てきたっていうところとか
キリスト教的なモチーフが
出てきたというところで
中絶って
あれなんですよね
キリスト教社会においては
罪なんですよね
聖書においては
課長制度つまり
家のトップが一番偉いっていう
色濃いそれが色濃い世界になっているので
中絶って
めちゃくちゃ厳しく禁止されているんですよ
なのでクリスチャンの人たちってすごい
歪んだ人々との付き合い
小沢さんだったりするんですけど
神様の
意思に反することだっていう風に
されていて中絶だったり自殺だったり
同性愛だったりっていうのは
聖書ではすごく
重い罪だっていう風にされているんですよね
でまあ
自殺だったり同性愛だったり
G行為だったりとかね
そういうのって
すごい
罪深いことだっていうことで
かつては精神病院に入れられたりするような
アメリカとかで
そういう行為だったらしいんですけど
アメリカでは現代は中絶だけが
罰則として法律で罰則として
決まっていたりとかする
すごいですよね
これは州によるらしいんですけど
アメリカ全土ではないらしいんですが
州によってはそういう罰則がある
だからもう法律的に罰することができる
行為として中絶が残っている
そういうことになっていたりとかして
でも
それがダメなことなんだっていうのは
やっぱりその聖書を引用している
キリスト教的な知識を
引用しているっていうところから
筆者も多分
そういうことは良くないと
悪い行為だと歪みだという風に
思っている
認識しているところも
この歪みというテーマの中に
もしかしたら乗っかっているのではないかな
と思います
パンチバック背骨が歪んでいますからね
だから
タイトルに全ての歪みという
要素もしかしたら乗っかっている
と言われてしまえば
それまでなのかなという風に思いました
この作品を通じて
宗教観だったりとか
あと過去の文学作品
シェイクスピアの話
だったりとか
あとは障害者の話
障害者が
どういう障害を持っていてとか
これからの詳しい話が出てくるわけではないんだけど
障害者が考えている
性的なことそして現代人の
性的なことについての話
あとね
ぼんやりしたところではあるんですが
ルッキズムだったりフェミニズムだったりとか
弱者男性だったりとか
インセルだったりとかあと世間体の話
だったりとかものすごい
広い分野を短い文章で
ずーっとさらっていったのが
このパンチバックという物語だったな
という風に思います
なんかね途中途中でね
これ笑っていいとこなのかな
笑っちゃダメなとこなのかなっていうようなさ
ちょっといろいろこう
自分の中で葛藤するところがあったりとかも
したんだけど実は
それを神の視点から見ている
伊沢釈迦にそう笑っていいのかな
笑っちゃダメなのかなって思っていることすら
嘲笑われているのかもしれないな
っていう風に私は
考えてしまいました
当事者性を逆手に取った
最後の付属状の
この釈迦ちゃんの物語
これは創作だったのか
現実だったのか
読んで考えるのも面白いのかもしれないな
という風に思いました
というわけで今回はですね
小説パンチバックのお話をしていきました
面白かったので
ぜひ手に取って
読んでいただければなと思います
市川沙翁さんの小説
パンチバックのお話でした
エンディングです
あまり長くならないように
話そうと思いながら
尻滅裂の話をしているんじゃないかな
リアルとSNSの歪み
久しぶりに収録するとダメだね
ちゃんとね
定期的にしっかり喋っていこう
と思いました
これも喋れてない
ちゃんと喋っておかないと
収録に対する感が鈍るな
っていうのはいつも思うんですけど
1ヶ月ぶりになると本当にダメだな
って共通感した次第です
そんな話はどうでもよくてさ
オープニングの最後あたりで
ちょっとお話をしておりました
新企画について
お話をしていきたいと思います
まず新企画
今日実は新企画2つお話しするんですよ
まず1つ目です
1つ目が
取るに足らん人みたいなもの
というものをやりたいと思っております
これが何かっていうと
実はトルタラジオを始める前に
きちに絡む糸っていう
別のポッドキャストを
やっていた頃から
私がずっとやりたいやりたいと
言い続けていたものを形にしたもので
ネットプリントと
「ハンチバック」のウェブ配布
ウェブ配布で
私が手書きで
つらつら喋りたいことを書いたものを
配布しようという
そんな企画です
ジンって言ってね
自主制作の冊子みたいなものを
ジンって言うんですけど
私が今回作るものは
ジンというより
冊子みたいなものっていうよりかは
30代くらいの
同人活動をしていた人だったら分かると思うんですけど
いわゆるペーパーっていうやつですね
紙っぺら1枚で
いろいろ書いている
ギシいものを書いているっていうものを
今回作っております
取るに足らん人みたいなもの
人っぽいものを
作りたいなっていう感じです
略して取る足らじんと呼んでいただければ
嬉しいなと思います
こちらは今月末配信に
したいと思っております
詳しい日程とかはまた
配信でもお話します
来週配信で
配信になりますという話を
しっかりしようと思います
こちらは私の各種SNSの方でも
随時お話をします
お知らせをしますので
一応ネットプリントする予定なので
ネットプリントの番号だったり
ウェブ配布のやり方
ノートで配布する予定です
なのでウェブ配布のやり方とかも
私の各種SNSの方で
お知らせしてまいりますので
そちらぜひフォローしていただければなと思います
そして
ノートの話をしましたが
もう一つお知らせです
新企画というかもともとあったものの
活用になるのですが
はなだの何かもうちょっと動かしたいと思っております
もともと
はなだはな名義のノートと
はなだの何かというカタカナで
はなだの何かという名義のノートと
ノート2つ持ってるんですけど
これねもともとあったものの
活用のためとトルタラジオとの
進み分けのためにちょっと使いたいな
と思っています
というのもノートって音声載せれるんですよ
なので
文章とその文章の
読み上げの音声っていうのを
合わせて公開する場所として
はなだの何か使いたいと思っております
これはもうすでに記事ができているものが
ありましてこちらも
月末公開とさせていただきたいと思います
6月末から
公開をして順次アップ
していきたいと思っておりますので
こちらはノートのサイトから
カタカナではなだの何かで
検索をして
アカウントの方でフォローしてお待ち
いただければなと思います
配信した時には
公開をした時には
主にTwitterとInstagramの方では
あげましたよっていうお知らせも
するようにしますので
私の各種SNSそちらも
合わせてフォローして
いただければなと思います
「はなだの何か」の新企画
最近どうでもいいことはスレッドで話すようにしてるんだ
そういう使い分けも
していきたいなと思いながら
色々考えてますので
皆さんも一緒に楽しんでいただければな
と思いますというわけで
新企画トルタラジーン
新しく活用するはなだの何か
そしてトルタラジを合わせて
お楽しみいただければなと思います
私が目標としているのは
誰かのエンタメになりたいというところなので
今聞いている
あなたのエンタメになれるように
これからも色々な企画やっていきたいと
思っております
何せよこの配信を安定して
やっていけよっていう感じなので
そちらも
やっていく感じで
合わせて色々やっていきますので
はなだはなとしてこれからも楽しんで
いただければ嬉しいなという
ふうに思っております
来週はいつも通り配信ができることを
祈って今週はここまでに
したいと思います
トルに足らんラジオ遊びは
地方在住、映像権縁ためカルチャー好きの
Y世代がハッと息を止めた
山山話を好き勝手に一人語る
番組です。番組へのご意見
ご感想、取り上げてほしい話題などは
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お送りください。はなだはなが
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ございます。各種SNSそちらもぜひ
フォローよろしくお願いいたします。また
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トルタラジオで感想もお待ちしております
ハッシュタグ、トルタがひらがな
ラジオがカタカナです
では今週はここまで
エンタメには中毒性がございます
要法要領を守って正しく
お楽しみください。お相手は
はなだはなでした。またね
47:25

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