1. INTERVIEW │ インタビュー
  2. #50:読者の心に響く文章、持..

▼本パートのインタビュー映像
https://youtu.be/MB646PU2Uns

【小説家志望・クリエイター必見!】
今回のゲストは、『週刊文春』で連載中のエッセイが「同一雑誌におけるエッセイの最多掲載回数」としてギネス世界記録に認定された小説家の林真理子さん。

書き続けたエッセイはじつに1740回以上(2022年4月時点)。本インタビューでは、同エッセイをまとめた最新刊『カムカムマリコ』にフォーカス。なぜ約40年もの長きに渡り読者から支持される連載を続けてこられたのか。多忙を極める中でいかに書き続けてきたのか。

秘訣をあますことなくうかがいました。


【プロフィール】はやし・まりこ/1954年、山梨県生まれ。日本大学芸術学部を卒業後、コピーライターとして活躍。82年のエッセイ集『ルンルンを買っておうちに帰ろう』がベストセラーとなる。86年『最終便に間に合えば』『京都まで』で第94回直木賞を受賞。95年『白蓮れんれん』で第8回柴田錬三郎賞、98年『みんなの秘密』で第32回吉川英治文学賞を受賞。

カムカムマリコ』  
YouTubeチャンネル「マリコ書房


【林真理子さんへのインタビュー】
Talk.1 ギネス記録!エッセイを40年連載できる秘訣〈4月5日(火)公開〉
Talk.2 読者の心に響く文章、持ち味を活かす書き方〈4月8日(金)公開〉
Talk.3 健全な心を保つ小説家の生き方〈4月12日(火)公開〉
Talk.4 わたしの「野心」〈4月15日(金)公開〉
再生リスト| https://bit.ly/3Not29q

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【目次】
OPトーク
時代の変化で受ける影響 
多様性の中で書き続けること 
批判に対する反応 
多様な視点で見られる現在 
本当に困ったときの秘訣 
求められる表現と自己表現 
フィクションと現実の境目 
林真理子とエッセイ 
EDトーク

「会う力」養成講座
・映像コース:早川洋平のコンサルティングを受けたい方へ
・音声コース:リーズナブルに学びたい方へ

ニューズレター(早川洋平のエッセイ・最新情報をお届け)

▼「月末LIVE」開催
日時 : 4/27(水)19時00分〜20時00分
URL : 確定後にお知らせ
2月のアーカイブ

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「QR CAFE」(毎月開催)


▼【聞き手・早川洋平プロフィール】
はやかわ・ようへい/新聞記者等を経て2008年キクタス株式会社設立。羽生結弦、髙田賢三ら各界のトップランナーから市井の人々まで広くインタビュー。近年は欧州を中心に海外取材を本格化するいっぽうで、戦争体験者の肉声を発信するプロジェクト『戦争の記憶』にも取り組む。公共機関・企業・作家などのメディアプロデュースも手がけ、キクタス配信全番組のダウンロード数は毎月約200万回。累計は3億回を数える。『石田衣良「大人の放課後ラジオ」』『横浜美術館「ラジオ美術館」』などプロデュース多数。 近年はユニクロやP&GなどのCMのインタビュアーとしても活動している。
https://linktr.ee/yoh.haya

▼【ナビゲーター・堀真菜プロフィール】
ほり・まな/現在、早稲田大学3年生。
コロナウイルスの流行により、人と会いづらくなったことを機に、zoomを通して色々な人の話を聴くことを始める。1年間で200人以上にインタビューを行い、聴くことの魅力に目覚める。現在、勉強を教えない塾福幸塾と提携し「思考と対話の技術」の提供をする他、学生・若者向け対話サービス『workin’ talkin'』を立ち上げるなど、対話、インタビューを通じて様々な事業を展開している。プロインタビュアーとして実績を積むため現在奮闘中‼︎https://koushiro123.wixsite.com/manaroom

▼関連キーワード
#林真理子
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Videographer/Editor : Kimi

00:01
インタビュー
こんにちは、堀間奈です。
インタビュー、この番組はYouTubeとポッドキャストを各プラットフォームよりお届けしています。
YouTubeのチャンネル登録、ポッドキャストの各番組のフォロー、皆様よろしくお願いいたします。
そして早川さん、4月の第2回放送です。今月もよろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いします。
なんか、春って三冠四温って言うじゃないですか。
はいはいはい。
で、収録日今3月25で、なんかちょっと前、1週間前ぐらいめちゃくちゃ寒くて。
そうなんですよね。
そう、夜とか急に寒くなったり、あと雨が多い印象があって、今ホスト日はどうなのかわからないんですけど。
なんか、雨の日って早川さんランニングすることで有名ですけど、雨の日も行くんですか?
有名ですね。
私の中で。
1位はごく数人の中ぐらいだと思いますけど。
でもいい質問ですね。
雨の日はですね、小雨ぐらいだったら、でも走るとちょっとね、髪の毛抜けちゃうからねあんまり。
優しいとかその辺の問題はあるんですけど、小雨ぐらいだったら走ってたんですけどね。
やっぱりこういうご時世ですし、それで風邪ひいたらバカみたいだから。
確かに。
最近はね、ちょっとお前なんかいろいろ仕事も忙しいこともあっても、やっぱ走らない。
走らないの?
小川さん、裏技みたいな話を多分期待してたのかもしれないですけど。
雨でもちょっとフードかぶって走るとか。
あと、家でステッパー結構いいやつを買って。
コロナで行くとき、コロナ直後って結構外出るのも危ないみたいなさ。
人によって。
俺結構慎重だったからそういう感じだったから。
ステッパーの割といいメンタリストだいごさんが紹介してた結構いいやつを買って。
ステッパーって何ですか?
ステッパー知らない?
知らないです。
家の中で踏んでいくやつ。
結構カーツ系で、ピンキーなんだけど安いやつじゃなくて結構高いやつなんだけど。
一味はありました。
結構安いやつ。ギシギシ音鳴ったりとかさ。
これ本当に効果あんのかなみたいな。めちゃめちゃ軽すぎたり重すぎたり。
それはかなり調整できるやつで、気に入ってたんだけど、
走るぐらい大丈夫だろうみたいにさ、やっぱり慣れていってから基本的に使わなくなっていって。
雨の日はそれ使ってたんだけど、最近忙しいこともあって、雨の日はいいやって感じ。
ただ、雨とか忙しい問題でやっぱりランニングの回数減ってるから、
前言ったかな、これ走ってる人しかピンとこないと思うんですけど、
だいたい目標は月200キロぐらいだったのね。
月200キロってすごすぎてよくわかんないですね。
だいたい単純に言って1日6.何キロとかだけど、
週5で1日10キロで200キロぐらいだよね。
でも週5はやっぱりなかなかさすがに忙しくなってきて無理で、
だから最近は雨だとわかってる人は、
03:00
今日は走れないなみたいにわかってる日は、前も言ったかもしれないですけど、
10分ぐらいの筋トレほぼ毎日やってるんですよ。
そっちでよしとするかなみたいな感じで、走らない。雨の日に。
早川さんの雨の日の過ごし方をそこから聞きたいなと思ってたので、
聞けてよかったです。
早川さんの話聞くと本当にますます私も運動しなきゃと思うので、
でも1人だとちょっと続かないから、
ちょっと見てる皆さんも私と一緒に運動始めてみませんかという。
いいですね。でもマナさんなんかチョコマカって言ったことが出ました。
マナファンから怒らせるチョコマカっていうより、
めちゃめちゃ動いてそうなイメージがある。運動って感じじゃないけど、
いろんなところチョチョチョチョチョって動いてるイメージがあるからな。
なんか別に太るとかもなさそうに、もちろん若いからな。
代謝も良さそうだしさ。なんか動き回ってるでしょ。
動き回ってるけど、今の話を聞いた感じだとちょっと落ち着きみたいな、
エレガントさみたいなのを取り入れていかないといけないのかなと。
いいイメージですね。お互いないものねだりということでね。
そんなところで今回も本編に入って参りたいと思います。
今回も前回に引き続き林麻里子さんのインタビューの第2回ですね。
今回ね、その早川さんに林麻里子さんとのインタビューで
どんなことを意識してインタビューされたのかっていうのを聞きたくて、
っていうのも今回のインタビューが個人的にすごい新鮮だったんですよ。
なんかインタビューなのにエッセイを読んでいるかのような感覚になるというか。
どういうことですか?レベル高いな。
なんか林さんがその日常のエピソードを伝えてくださったりっていうのもあるし、
なんかエッセイって日常を切り取るわけじゃないですか。
だからしがらみとか制約もある中で、その小話みたいなのも聞かせてくださったりしたから、
なんか林さんのエッセイを読んでいる感覚の延長でインタビューを聞いた感じがあったので、
なんか早川さん自身が意識されたこととかあったのかなと思って聞きたくなっちゃいました。
そう言っていただけるとなんかインタビューは妙につきますけど、
ただそうですね、そのエッセイイコールというかニアリーイコール日常を切り取る日常の延長っていう風な、
今の真田さんの解釈を生かすとすると、
そこまで考え抜いたわけじゃないですけど、やっぱりいかにね、
これ非常に難しいことで毎度反省なんですけど、やっぱり初対面の中で、
いかに相手の巣を引き出すかっていうことにはやっぱりすごくこだわっているので、
今回もね自分の中で例えば100点が、100点なんてありえないんですけど、
だとするともうほんと50点とかもう全然だったんですけど、
ただ何て言うんでしょう、ちょっと抽象的ですけど、
やっぱりインタビュー本編の前というかね、最初にご挨拶させていただく時とか、
そのインタビューの中でもですけど、極力やっぱり日常の会話になるように、
もちろんね今回こういう命題があってそのエッセイのトークが中心とかいろんなことあるんですけど、
06:04
やっぱり何のためにそのわざわざ時間をとっていただいて退治してやっているのか、
それだったらもう本当に原稿を書いてもらうとか、電話取材とかそういうのもある中でなので、
やっぱりいかに心を開いてもらうかとか、本当に会う力で普段、
マナさん受講していただいているのであれですけど、
伝えているような例えば共通点何なのかとか、
相手が喜ぶものは何なのかとか事前にリサーチしておいて、
それがものだったり話題だったりいろいろありますけど、
そういったものを心がけるようにはしてましたね。
あとはやっぱり結構、出たとこ勝負みたいなところがあるんですけど、
やっぱり相手によって態度を使い分けたりとかそういうことはしていないつもりですが、
ただやっぱり林さんは超ビッグネームですし、
もちろん迫力もある方ですし、今までの爪上げてきたものとか、
やっぱりハニーキーに着せるようなところもあります。
それが魅力なんですけど、
やっぱりそこに変な話がビビって、
小篠純子さんとか坂田健三さんとかにもそうですけど、
ビビってある意味忖度してというか、
誰もが聞くようなこととか、
今までどこにでも書いてるようなことを聞くとなるとですね、
やっぱり聞いてる方、見てる方もそうですし、
党のご党人たちがいろんな方いると思いますけど、
やっぱり同じ質問ばっかりだと飽きると思うし、
かといって気をてらえばいいってわけじゃないんですけど、
日常の会話をしつつも、その中に相手に
今まで聞かれたことないなとか、
今まで話したことないんだけどな、みたいなことを
話していただけるように、
ちょっと抽象的で恐縮なんですけど、
常に相手が誰であっても心がけてまして、
林さんとなればね、数えきれないほど、
1万回ぐらい取材受けてるじゃないですか、
そこは心がけました。
その意味ではどこまでできたか分かりませんけど、
かなり砕けたようなトークだったり、
本当にエッセイというか、
普段のおしゃべりみたいなものが出たのかなとは思ってますので、
その辺も含めて、僕の自己評価は50点ですけど、
チェックしてみていただいてもいいかなと僕も思いました。
ぜひ、そんな空気感もお楽しみいただければと思います。
それでは林真里子さんのインタビュー、第2回をお聞きください。
私思ったんですけど、言葉のところで林さんのですね、
久々にデビュー作と言っていただいて、
これ本当に最初の時の初版なんですけど、読ませていただいて、
ちょっとだけ抜粋させていただいていいですかね、始めにのところで。
彼女たちはその本の中で、やたらパンツを脱いで男と寝ちゃうけれど、
文章を書くということにおいては、
毛糸のズロースを3枚挟めて履いている感じ。
何が起こるのか。
やっぱり林さんはこれだけずっと、僕が生まれてから現在に至るまでも一線立ち続けているので、
やっぱりその文章を書くことで、ある意味裸で生き続けている。
09:02
パンツを脱ぎ続けている。
パンツを脱ぎ続けている。
ことゆえかなと思うんですけど、その中でさっきおっしゃったように、
ヒスパニック系という言葉を結構細かく、
ヒスパニック系は一例ですけど、あくまで表現の話ではありますけど、
今回この本を配読したときに、
テーマってないと思うんですよ。
もしあれば教えていただきたいんですけど、
勝手に思ったのが、ある種の多様性というか、
制限のものをいろいろ感じる一冊かなと思うんですよ。
っていうのも具体的に言うとですね、
森さん的なものについて。
切り札。
切り札は北陸の歯科の話がありましたよね。
あと、私はおばさんだったり。
美しい形態で。
ももが嫌いな人はまずいないって言っちゃいけない。
そう、私も治されてびっくりしました。
ももが嫌いな人はまずいないだろうって。
アレルギーの人も、こういう言い方やめてくださいって。
嫌いな人もいますからって。
そんなこと言ったら文章書けんじゃんって。
なんか率直になんですけど、
林麻里子といえば、この本からもそうですけど、
その切れ味鋭いというか、
鬼滅の刃じゃないですけど、麻里子の刃というか。
そこが真骨頂かなと思いつつ。
3週間前かな、私は週間席で骨折してるの。
そうしたら出てくれない人いらっしゃるわけ。
対談頼んでも嫌っていう人。
いるんですか?
いらっしゃいますよ。何もいらっしゃいますよ。
多分、私が過去に悪いことを書いたらしいっていう方がいらっしゃるんですよね。
このことをすごく気をつけて、こういう命中は出さないようにしてるんだけど、
それと、あの人嫌いとか、これどうなってんのって言いたいのがすごく矛盾してるんですよね。
それはちょっと辛いところかもしれない。
そうですよね。
みんながみんな寛大な人じゃないんで、
早島よく昔こんなこと言ってたら、俺のこと嫌いだとか、俺なんか嫌いだっていう方も何人もいらっしゃる。
今小池麻里子さんとはすっかり仲良し。
そうですよね、いろいろ書かれて。
この時ね、この後小池さん本当にいい小説書かれて、
私のいいところは自分の日はすぐ謝るっていうところで、
週間席に出ていただいた時に、
昔は失礼なこと申し上げましたけど、
本当に素晴らしい小説の出力をよく存じ上げてますので、
本当にそのせいで失礼いたしました。ごめんなさいってちゃんと書きました?
いや、その中でそう思ったんですけど、
なんかその多様性っていう言葉が今、当然毎日のようにいろいろ聞かれるじゃないですか。
当然それはそれで全く正しいことと僕は思うんですけど、
ただそれこそ、僕が去年結構影響を受けた本で、
浅井亮さんの性欲がやっぱり面白くて、
浅井亮さんと対談されてるじゃないですか。
そこでもやっぱりその多様性っていう言葉について、
いろいろあとその定義だったり、
あと若い人の考え方と、
また林さんの性格の考え方とかの話もあったと思うんですけど、
やっぱり今の時代、
一番林さんのように、ある意味きちんと、
ある意味歯にきにきすぬ形で、
いろいろしがらみがありながらも言ってくださる方って一応求められつつ、
12:02
でもいろんな性悪があるっていうのは、
今どんな感じなんですか?
しんどくないですか?
しんどいですよ。
でもネット見なきゃ別に、
私もたまにブックレビューは見るようにしてますけど、
それ以外は見ないもん。
私の友達で、
私はMだから見るっていう人いるけども、
全く別のことでお話ししたんですけども、
ある美容雑誌に女優さんと出たんです。
すごい綺麗な方と。
私もその時ギアメイクやってもらって、写真もすごい綺麗に。
私は原作者で、彼女はそれに主演するドラマの人っていう感じで、
おもねる必要もないし、
タイトルはそこに出てるわけじゃないですか。
だけどそこで美容法について聞かれたんで、
私が、
私は女優さんと同じくらいお金使ってますよ。
これでもみたいにいろいろ、
低周波で上げてもらって、
ああだこうだみたいなことは申し上げたら、
その女優さんが、
私は何もやってませんっておっしゃったんです。
そう。
それは美容雑誌だから私もサービスって言うし、
そういうことを言わなきゃいけないんだけど、
それが美容雑誌という後ろから、
コヨーテが泣き叫ぶ、
荒野にポンって入れるんですよね。
こちらの、
了解なしでわかりますね。
ネットのグルグルダバ感が。
わかりますね。
そしたらワーッと来るわけ。
それで、なんでお前が、
この女優さんにふざけんなとか、
この女優がこんな美人だけど何もしてないのに、
お前なんかいろいろしててこんなもんかとか、
ふざけんなって、
隣に出てる奥山しくないのか、
ふざけんなとかすごいもん。
多分その人の不安じゃないかっていう声もあるんですけど、
そのネットを見なきゃ別にどういうこともない。
見たら私がいけない。
こんなコヨーテの荒野に入れられた自分を、
我が身を見たら私がいけないと思う。
そういう意味では、
それこそデビュー当初からいろんな批判は、
誰よりも晒されてきたと思うんですけど、
今でも当然、
林さんも正面から批判されたりしたら、
あらぬ批判だったり、
気分が害されたり悲しんだりすることは?
腹が立つことはいくつかありますけど、
ネットの人はしょうがないと思うんです。
昔はもっと署名でやられたけど、
今は匿名ですね。
匿名ですから。
匿名の人に向かって何か言ったらしょうがないです。
多様性っていうところで、
もうちょっと僕が思ったのは、
この本読んでてもそうですけど、
僕はこう思うんですけど、
多様性っていう言葉自体には何の色もないんですけど、
突き詰めて突き詰めすぎると、
逆に言えないというか、
例えばこの中にも、
国立の歯科の話もありましたけど、
これすら言っていけないかもしれないけど、
専業主婦なんですね。事実として。
やっぱり何か家事を手伝おうかみたいに言うと、
手伝うも今いけないみたいな、
ただ気持ちとしては何て言うんでしょう。
別に上から目線とか男尊女卑とか全くなくて、
素朴に手伝おうかなんですけど、
何かその言葉尻でどんどん深みにはまっていくみたいな。
今手伝うっていう気持ちがね、
手伝うって言ってもいけないみたいですね。
あるタレントさんが夫が何かしようかって言って、
近づいてくるのがムカつくって。
15:02
そういう前にしろって、
ちょっと過激なことをおっしゃってるのかもしれないけど、
大変だよね。
でもうまくこの流れは抗えないから、
うまくやりくりしていくしかないんですから。
ただそれこそ、
一流企業の人たちと話したりもしますし、
会社としてはSDGsとかいろいろ進める中で、
立場としては言葉かなり気をつけてますけど、
本当のところ結構みんなやっぱ疲れてたり、
実はこう話したいんだよねみたいなことはあったりするんで。
大変だと思いますよ。奥さんがね。
1974年生まれのキブ。
本ですね。
1982年生まれ。
つまりそこで、
女で、韓国の若い知的な女性が、
女性であることのものすごい気苦しさを言うんですね。
今度は次に男性の方が、
平気なのもっと子育てのことかな。
いろいろどっちがして、
そんなことを言うんだったら、
一層のことは社会がちゃんと育てればいいんじゃないかって、
回答が一つ導きだされるんだけども、
でもその社会で育てられた子がやっぱり、
ちょっと精神が落ち着かないみたいな、
結局どうすればいいんだみたいな。
すっごい難しいよね。
特に韓国社会の女性が、
私たちは本当に、
あそこマッチョの国ですから、
基本的にはこんな目に合ってる、こんな目に合ってるって言うけど、
男性は平気から戻ってくれば、
自分たちの場所みんな女が占めちゃってるじゃないか。
自分たちも平坦に行ってみろっていう感じになってくるわけで、
日本もそのうちに分断が始まると思いますよ。
まだ日本の女性っていうのは、
まだちょっと戦略的にそういうことしてないよね。
日本の分断って始まると、
どんなこと起きそうですか?
まあ、非婚がもっと増える。
なんかね、いろいろ思っちゃうところはあるんですけど、
若干話が変わっちゃうかもしれないですけど、
林さんが連載していく中で、
これは小説の話ですけど、
新聞連載とかの時に、
これも何かで、
浅井さんとの対談だったと思うんですけど、
乗り切るための、ある意味変なテクニックとして、
ちょっと旅に行かせたり、
情景描写を書けばいいのよみたいに、
明かされてましたけど、
そういう意味ではこの連載も、
当然穴を開けたことない、
当然プロなんておっしゃってましたけど、
とはいえギリギリだったり。
そう、ありそっちありますよ。
そうすると、林丸子なりの、
特に週刊で三つもとか書かれてたりする。
本当にいざ困った時の秘訣みたいなのって、
あるんですか?
困ったことの秘訣、本当に何でしょうね。
一応、手帳を見て何したかな、みたいなことは。
この日食べに行ったんじゃん、なんかと。
でも、ちょっとこんな贅沢なものさ、
有名人と一緒に食べてること書いたって、
誰が喜ぶんだ、みたいなことあるから。
18:00
ちょっと待てよ、この時どうなったかな、
最近のお店は気象改正で、
住所もあれも非公開みたいなのを拾っちゃってさ、
それでぐるぐる回って、
工場に行こうと思ったらパトロール中で、
本当にぐるぐる回っちゃったけどさ、
ギリギリで行ったら女の人が、
階段の上で待っててくれて、
こんな謎々なゲームみたいなことやって、
何が楽しいんだろうと思って、
そっちの方に引っ張りましたね。
なるほど。
そうすると何とか半分は書くけど、
赤の半分は空いちゃうから、
昔はこういうことがあったとか、
そんなことをやりながらうまく、
全ての人に対して平等に開かれてないお店って、
どうかと思うという、
そういうふうに結論について、
何とか一回分書けるかなという感じですかね。
今週は割とウクライナ情勢ですね。
そうですよね。
そういう意味では、
林麻里子の手帳って、
黒革の手帳。青い手帳です。
覗いてみたいくらいですけど、
日記は書かない?
日記は書かない。
手帳で誰々と。
秘書が書き込んでいる。
そうなんですね。
例えば誰々と超有名人と、
超高級な何かをみたいなのを、
そういうのが書かれるときも当然あると思いますけど、
その辺のエッセイで書くときに、
当然求められるものとか、
自分が書きたいものってあると思うんですよ。
その辺のバランスというか、
もはやその辺は両方満たしているのが当たり前なのか、
どういう感覚で書かれるのか。
そうですね。
例えば真子さんのこととか、
いろいろあると思う。
すごい求められる。
林さんどう思っているんだろうと、
みんなそう言ってくださるのが嬉しいですけど、
実は興味がなかったりするんですけど、
興味が薄れてきたら、
それでも書かなきゃいけないってやるかもしれない。
その辺は、
やっぱり当然ですけど、
何を書こうかというときに、
自分のネタはネタで、
いろいろなんとなくこの辺に浮遊しているものがありつつも、
時代性とかこういうこともあるから、
そこと組み合わせたりとか、
時代性のほうから何か引っ張って書いたりとか、
それはマチマチ。
そうですね。
私は講師については、
歴史的にも普通の人には知っているところなんですけど、
あんまりそういうことをひけらかすのもいやらしいなって。
それは対談とかなんかですればいいことであって、
専門家的にはならないようにしていますね。
でもね、
この本の最後にもありますけど、
磯田先生とか、
理王家の縁談も読ませていただいて、
ちょっと他社の話も出ますけど、
やっぱり今このインタビュー時、
一番新しいのは奇跡もあって、
奇跡も理王家の方も両方読ませていただきましたけど、
いわゆるどちらもって並べていいかわかんないですけど、
フィクションではあるけどノンフィクションというか、
境目、これは一応フィクションでしょ?
何だろう、実話だと私は思うんだけど、
出版社はフィクションで書いてある。
まあ、奇跡と理王家の縁談、
どちらもというか、
21:00
今おっしゃったように、
林さんとしてはノンフィクションというか、
書いているご意識で、
出版社としては小説みたいなのがあると思うんですけど、
そうするとそうか、
やっぱりその境目というか、
本当にノンフィクションの感覚で書かれている。
そうです、もちろん。
デビュー当時というか、
もともとコピーライナー、
そしてエッセイスト、
そして小説、
そしてノンフィクションも書かれてという感じですけど、
なんか、また結局、
すいません、カムカムマニックに戻ってくるんですけど、
エッセイというのはどういう立ち位置なんですかね。
いろんな方がいらっしゃると思って、
例えば当然長編小説というか、
そこでデビューした方は、
エッセイというのは小説と、
例えば合間に書くものとか、
例えば村上春志さんだったら、
翻訳なんかもそういう何か、
次の作品を書くための、
みたいなのがあると思うんですけど、
春志さんにとって、
エッセイってどういう位置づけなんですか。
そうですね、2つの車輪だと思う。
2つの車輪。
どっちもこう、
物書きとしての私を動かしてくれているものだと思うんですけど、
でもね、あんまりエッセイ上手いというのもどうかなと思う。
上手いって自分が上手いって言ったわけじゃないですけど、
やっぱり、上げ足取られたりとかですね、
私は自分では作家として、
かなり良いところに行ってると思うんですけど、
いまひとつ尊敬されるのは、
やっぱりエッセイのせいだと思うんですよ。
いや本当に、
毎週毎週こんな風に手の内晒してて、
叩かれるのもエッセイからです。
別に小説書いてる分には、
そんな過激な小説書かない、
書いてるわけではないので、
私が本当に完璧に作家でしたら、
もっと世の中の尊敬も勝ち得たと思うんですけども、
いまひとつ軽薄だみたいに思われたりするのも、
やっぱりエッセイのせいだなと思うんですね。
私が昔、
文学賞を柴田連絡してもらったときに、
専攻院の方から、
あなたに言いたいけども、
これだけのものを書ける人が、
軽薄なエッセイを書くのやめなさい、
というお言葉をいただきましたけども、
私のことをみなさんが知ってくださって、
いま作家でね、
その名前、
ヨップラテレビに出てないからね、
その名前も知らないのに、
みなさんが知ってくださっているのは、
やっぱり週刊文春ダウアンが、
私と読書をつないでくれてると思うので、
それをすごく大切にして思っています。
尊敬されなくてもしょうがない。
いやいや。
尊敬されてると思いますよ。
エンディングのお時間です。
インタビューでは、
皆様からの早川さんへのご質問や、
番組への感想、
取り上げてほしいテーマなどを、
募集しております。
エピソード説明欄のURLから、
どしどしお寄せください。
また、いただいたご質問等は、
月末のYouTubeライブにて、
お答えしていく予定です。
今月のライブは、
4月27日水曜日の夜19時からです。
たくさんのご質問を募集しております。
そして、人と一対一で会う前、
会った時、会った後に何をするか。
著名人から資生の人に至るまで、
18年間で2000人以上にインタビューをし、
発信を続けるプロインタビュア早川陽平が、
そのすべてを余すことなくお伝えしている、
あうちから養成講座、
早川陽平さんの無制限コンサルティングがついた、
24:00
映像コース、
そしてリーズナブルな価格でスタートできる音声コース、
この2つのコースから、
お好みの受講方法をお選びいただけます。
詳細や受講の申し込みは、
概要欄に記載してある、
あうちから養成講座のホームページをご覧ください。
そしてもう1つお知らせです。
早川さんと参加者の方が、
お気に入りの本をシェアし合うQRカフェも、
4月22日金曜日夜19時から、
Zoomにて開催します。
今月の本は石田イラさんの
シンシンですね。
ぜひお酒片手にでも、
皆様気楽にお楽しみいただければな、
と思っております。
こちらのお申し込みも、
概要欄のURLをチェックしてみてください。
ということで、
エンディングのお時間ですが、
冒頭で雨の話したじゃないですか。
雨の日に早川さんがよく聞く音楽とか、
雨ならではの曲とかあるんですか?
でも聞かないけど、
ふと思ったのはあれだね。
別れの曲とかだね。
別れの曲?
ショパンだっけ?
ショパン、ショパン、ショパン。
はい、はい、はい。
なんかふと思ったんだけど、
なんか結構放題というか、
放題で別れの曲って言うと、
なんかすごく暗くてさ、
なんかもうとんでもない感じするけど、
別にそこまでじゃないよね。
なんかやっぱり静かに、
ひとひと聞くみたいな、
なんか別れの曲は聞かないけど、
でも割となんか、
別にクラシックって意味じゃないけど、
やっぱりメロウな感じとか、
なんかそういう静かなものが聞きたいよね。
ただ、それを振り考えると、
なんかほら、
晴れてても雨降ってても
変わんない。
お家にいるからってことか。
常にしとしと、
ジメジメではないけど、
あんまり思いっきり明るい曲は聞かないみたいな。
そうか。
私あれでさ、
ジブリの、
雨の音が入ったバージョンの
ジブリのピアノの曲があって、
それを結構雨の日は、
なんか落ち着いた気持ちになれて。
いいね。
それは何?
ほとんどの曲って、
元々オリジナルは歌詞が入ってるものもあるけど、
歌詞じゃなくて、
歌詞なしで。
インストラメンタルで、
バックに雨の音もちょっと入って、
アレンジしてあるみたいな。
そうです。
それいいね。
それ何?
それこそアップルミュージックとか、
ストリーミングとかでも多分あるのかな?
あると思いますし、
私YouTubeで、
雨のEGMって探して、
ヒットしたので。
いいね。
それで入れてます。
じゃあ雨の日は、
ちょっとそういうの聞きながらみたいな。
そうです。
シャレですね。
僕もちょっと真似させていただきますね。
ぜひ今YouTubeでご覧になっている方も、
ポッドキャストの方では、
早川さんセレクトの音楽も一緒に楽しめるので、
ぜひそちらの方でも楽しんでみてください。
ということで、また次回、
皆さまとお目にお耳にかかれますことを楽しみにしております。
ごきげんよう。
さようなら。
27:15

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