方言と標準語の印象
皆さん、こんにちは。のぞみです。
ゆんです。
上水優輝です。
討論カフェは、お題についてみんなで語り合う価値観の交換の場です。
この番組を聞いている間、ほんの少しだけ余白を持って、さまざまな意見に触れる時間を楽しんでみてください。
さて、今回は、方言と標準語、どちらが親しみやすい?というお題でディスカッションしていこうと思います。
お願いします。
今日は、方言と標準語って、ちょっと対立向上にしちゃってますけど、どうですか?方言の印象とか標準語の印象とか。
でも、対立向上はポップなお題ですよね。
うん。親しみやすい?
ねえねえねえ。
まあ、方言の話してみたかったよね。
おお。
うん。
なんかあったんですか?
私はその、夫が標準語なので。
はい。関東の方、関東というか東京より。
そうそうそうそう。だから、なんか一番最初に、この標準語にすごく違和感を持ったんですよね。
はい。
なんか距離感を感じちゃうんよ、標準語に対して。
おお。
で、方言ってすごい近づいていくっていう、なんかね、自分の思い込みがあったなあっていうのがあるんですね。
でも、実際そんな感じしますけどね。どうなんですか?
みんなどういう感覚か聞きたくて。私はやっぱ、なんか方言ってすごい近しくなっていく感覚があって。
なんかその、親しみっていう話ではないんですけど、大学の時に、もう10年ぶりとかめちゃくちゃ久しぶりに東京に行った時があって、電車の、それが山手線とかなんですけど、電車で聞こえてきた会話が、なんか、まあ当然標準語なんですね。
うん。
なんかそれがね、ドラマみたいだと思って。
ああ、わかる。
なんかすごいね、感動したのを覚えてますね。
標準語ってなんか、テレビで見ると、テレビ通して見るとやっぱ普通だし、たとえば芸能人とかでもそうと思うんですよ。
テレビで通して見ると普通だけど、リアルで見たら結構、やっぱそれなりのオーラがあったりとかってすると思うんですよね。
なんか、リアルで標準語に触れると、ドラマみたいと思って、すごいね、大学生の時に感動した記憶がありますね。
うん。
それが親しみやすいかどうかっていうのはまたちょっと別なんですけど。
うん。
わかる。なんか標準語を聞くと、ああ、なんか中央感感じる。
親しみやすさの感じ方
ああ、そうなんだ。
うん。
だから、そう、標準語に敏感なのかも、自分は。すごく。
うん。
それまで敏感だと思ってなかったのに、ちょっと聞いただけで、あってなったんですよね。自分は。
うん。
より、なんか。
なんかね、感情が読み取りにくいなとかは思っちゃうよね。標準語に対して。でも標準語同士の人は多分そんなことないわけでしょ。
うん。
だから、本当。
それで言うと、標準語に限らず、他の方言、自分たちは福岡ですけど、他の地域の方言でも感情の読み取りはしにくいし。
言葉ではね。
そう。もっと韓国語とか英語とか使ってる人も、怒ってんのかおどけてんのかもわかんないぐらいになるから。
うんうんうん。
それはそんなもんなんじゃないですかって思うんですけどね。標準語とかじゃなくて、自分たちが使ってる言語かそうじゃないかの違いじゃないかなと思うんですけど。
あー、でも親しみやすさはなんか、別の方言には感じちゃうな。イントネーションとか。
あー。
例えば沖縄とか。
はい。
すごい親しみやすさを感じちゃう。
あー、それは確かにそうかもしれないですね。
ね。なんでだろうね。いいねとかって言われたら、すごいなんか。
人んちにあがってる感覚になるのかなって思うんですよね。なんか方言って。そのエリアの言葉ですよね。
そのエリアにいるんだなみたいなすごくわかりやすい言葉。だから、近いみたいな話が最初ありましたけど、たぶんそれはやっぱ感じる。
僕も感じる。その各方言に。その土地の中に入ったんだなっていうのを感じさせられるから、すごく僕は嫌ですね。
嫌なんですね。
標準語のほうが親しみやすい。
へー。
なんか、人んち気まずいんだよ、僕基本的に。もうちょっと公共の場でフラットに話したいのに、人んちだとすごいフラットじゃないから、嫌だなって。
自分、鷹川っていうね。福岡の鷹川弁とかそういうの嫌なんですよ。鷹川の中にいろいろ。
自分のテリトリーの言葉も嫌なんですか?
いや、基本的に方言は、なんか親しみにくいですね。
へー。
人んちにあがってる感じがすごくする。
人んちにあがるの好きないよね、私。
そうそう、近さがちょうどいいんだと。近さがちょうどよくないんだと。
なんか、ずっとカフェでおしゃべりしてる感覚かもね。人んちにあがってない感じよね。
人んちあがりたーい。
何の話?
なんだろう、その。
人んちに入って、だって、のんさん、冷蔵庫開けたりするんでしょ?
昔ね。私、今はしないよ、ちゃんと学習したから。
でもそれぐらいのマインドじゃないですか。
人んちに行ったら何も身動き取れなくなります。
何したら怒られるのかな、何が嫌なのかわからんな、黙っとこうってなって。
あんまりこう、ずっとよそ行きの感じになっちゃって。
方言と文化の結びつき
ある程度の家やったら、確かに人んちでも、
泊まって行きよって言って、自分が何の道具もなくても泊まれるんよ。
全部借りれるみたいな。
無理無理無理。
でしょ?
そうなんよね。
結構だから、人んちに対しては、そういう感覚かも、方言って。
ねえ、結構それに近い気がする。
苦手な人は苦手よね。
それが心地いいか心地よくないか、みたいな話は、気がしますよね。
よんくん、どっちが?
いやあ、難しいですね、でも。
親しみやすいと思わされてる気がするんですよね。
なんかそれについて考えたことがなくて。
でも一般的には、方言って親しみやすいって言われたりするじゃないですか。
だから、そう思わされてる気がしてきたって感じですね。
自分もそれが当たり前だと思ってたけど、
いや思わされてただけな気がする、みたいな話聞いてて。
思いましたね。
人んちやがって楽しめるタイプ?
楽しいですけどね。
全然気使わず。
使うけど、なんかどんな生活してるんだろうっていうのが気になるじゃないですか、普通に。
それ普通に文化見学的な感じやね。
そう、そんな感じですね。
なるほど。
でもそれで言うと、人んちに上がるときに、その人の家が豪華であればあるほど楽しいので。
そういう意味では、標準語のほうがいいのかもしれない。
そうだね。
豪邸ですとかやったら、やっぱテンション上がるっていうか、おーすげーとかなるんで。
そうだね。確かに清潔感あるなしじゃない?どっちかというと。
豪邸でも清潔感なければ、ちょっと止まれないかも、自分も。
そうだね。
でも、そもそも人んちに上がるの自体嫌っていう人もいるからね。
そうですね。
嫌です。なるべく上がりたくない。
人んちに行って、だいたい座る場所、ふーって座る場所、だいたいその家の主のポジションだったりする。
だから、ここが一番居心地いいよねとかいう共感もするけどね。
そのアクションがもうすごいっていうか、僕がすると、この家の空間の中で誰がいつもどこに座ってるんだろうかってまず考えますもん。
だから、自分はどこに座っていいんだろうかと考えるから、もう気使って疲れるんですよ。
確かに気使うかもね、それは。
自分はどこに座ればいいんだろう?あれは多分主の席だな、あれは多分誰々の席だなって思っちゃうってことでしょ?
そこまで予測つかないにしても、誰がどうしてるのか分かんないから、様子を見るっていう感じになって。
ここに座ってって言われるまでは、もうなんか自分から座らないと。
なるほど。
言われて、OK、許可出たものしかやらないみたいな。
だから、お手洗いとかも行きづらいんですよ。
誰か一人行けば、もう言っていい空気が作られたと思ってるから言えるけど、
初手で自分がお手洗いちょっと終わり過ぎとか言えないんですよ。
そうなんや、私まず入るやん。まず家一周させてっていうよ。
僕が引っ越したときもやってましたけどね。
ユイズ君言ったときもしたよね。
あ、ここがトイレか、ここがこれか、みたいな。ここにこれがあるのか、みたいな。
見たがるんよ。
いや、本当そこまで言えるかどうか別に見たい気持ちはありますよ、自分は。
そうなんや。
楽しくない?なんか。
楽しいですよ。
だから、方言とかも喋って、ただ表面的に喋ってちょろっと出る方言より、
飲んでどんどん出てくる方言とかが好き。
怒ったらこんな感じなんやっていうか、
怒ったって自分に怒ってるわけじゃないけど、
なんかわかる?そういう、出るじゃん、どんどんどんどん。
それを聞きたいみたいな。
なるほど。
よりそこの文化に触れたいのかな。
リアリティを求めてるのかな、私。
ほんとまた真逆に言うね。
玄関先失礼。
お邪魔しましたって言いそうやね、上水君。
なるべく家に入らなくていい生活したいですね、人の家に。
なんかイメージ、付き合ってる人のご両親に会うみたいな気持ちです。
気持ち的には。それぐらいの緊張感がある、人んじに行くの。
ほんと?
基本的にね、苦手ですね。
結構田舎とかだと、上がり上がりってすぐなるじゃん。
そう、だから上がってもほんとお地蔵さんですよ。
何も、ただリアクションするだけ。
言われたことに、ありがとうございます。
はい、いただきます。
お邪魔でした。
ほんとになんか、なんて言うの。
だめなんだ。
記号しか言わない、なんか。
面白い話一つもしない。
いやでも人んじに上がる機会減ったしね、実際。
減ったのかな。
減ったと思うよ、たぶん。
どうなんすかね。
どうだろう。でもまあ、昔よりも、どうなんだろうな。
なんかその、カフェみたいなのも、昔より増えてるんじゃないかなと思うんですよね。
確かにね。
なんかそれこそ縁側に集まってきて、みたいなさ。
そういうのが、まあ昔はあったと思うんだよね。
家を、家作りとかで、結構トレンドがあるじゃないですか。
たぶんその、縁側みたいなのも、流行った時があったはずなんですよね。
サザエさんみたいな。
そう、今の流行りがどうなってるのか見れば、たぶんわかってくるんじゃないかなと思うんですけど。
セキュリティガンガンなんじゃない。
庭が、家の外から見えない、中庭で作る人とか増えてるのは、確かにそういうのがあるかもね。
家の話になっちゃったけど、方言、そういえばウチら出てんのかな。
ちょいちょい出るのはあるじゃないですか。さっき野野さんが例題の中で言いましたけど、
チラッと出てくるのはあまり別に、ノーサンキューだけどみたいな。
僕はそれぐらいが、すごく人間らしいなと思って。
そうなんだ。チラチラも嬉しいよ。チラも嬉しいけど、もっと欲しいっていうだけなんだけどね。
でも、私が好きなのは、全員違う方言ってのが好き。
何言ってるかわかんないみたいな感じになる。
一応日本語やけど、全部。
それは好き。
だっけ、熊本弁の子と、沖縄の子と、北急と、っていう4人ぐらいで話すのが楽しい。
あとね、方言、さっきその土地に行って、その言葉が家に入るみたいな話したじゃないですか。
逆のパターン。
例えば、自分が方言を持ってて、タガワの方言を持ってて、それを東京に移住してタガワ弁でしゃべるっていうのは、タガワを代表してるみたいな感じがあるじゃないですか。
それも嫌なんですよ。地域背負ってるから。背負いたくないしな。
東京に行って、方言を維持できるってすごいなって思う。
自分多分ちょっと流されちゃうかも、標準語に。
自分も多分そうなっちゃいますね。
だから、相当こじする気合がないと、東京で方言を残しきらんよ、自分も。
とは言え、福岡で出てるじゃないですか、たまに。
たまに北九州の方言、ちらっと出るわけじゃないですか。そういうレベルの話をしてますよ、僕は。
方言の背負い方
ガンガン全力でタガワ弁でしゃべりますみたいな話じゃなくて、話してて、ヒートアップしていく中で、たまに出ちゃう方言っぽさみたいなのが、背負ってる感じしてやだな。
いや、そんなこと考え、背負ってる感覚なかったわ。
でも、その、こじしてたら背負ってる感あるよ。
なるほど、背負ってても自覚があるってやつ。
うん、こじしてる人はね、絶対標準語ならんぜ、みたいな。
正直人気の表現、人気の方言ってあるじゃないですか、博多弁とか京都弁とか。
あれを、あの、こじしてると、なんか、こじしてる感すごい強いっていう。
ファッション方言。
ファッション方言あるんじゃないかなと思うんですけどね。
あと、すいとうとか言う人ほんと少ないじゃん。
いないですね、まずね。
まあ、自分はほら、おじさんおばさんとか言うけんさ、これすいとうもんね、とかってまだ言う世代やけ。
でもさ、別に好きな人に好きって言う時に、すいとうとか言う人もおらんし、とか思うね。
はい、いないですね。
あれをさ、博多弁での好きとかってさ、代表例みたいに出てこられると、すごくえ?ってなったりはする。
リアルじゃないですね。
でも、スカンはめっちゃ言う。スカン、あの人スカンとか、あれスカンもんね、とか。
嫌いっていう言葉を聞くと、比較的公共の場にいる感覚、自分は。
確かに。
でも最近、私、北急の友達に、あんたもう博多弁になったもんねって言われたんよ。
えー。
そうなんやって思って。
北急弁ってどんなんですかね。
北急弁はね、茶っていうんよ、なんとか茶。
他はもういますよね、茶はね。ケー、ケーでしょ?何とかやケーとかじゃないですか。
さっきも何とかやケーって言ってましたよね。
うん、なんとかやケー。
他があると、何とかやキーって言うんですよね。
キーって言いますね。
やき。
でもね、なんとかやけんは、
けんも言う?
けんは、福岡。
なんとかやけんは福岡のイメージですけどね。
ケーは北急。
北急な感じがする。
それ、でも、なんか、いいっちゃ、いいっちゃ、もう、あたしがはらうちゃ、もういいちゃ、とかって、ほんとに言うんよ。
の、ちゃ、みたいなのが、その、たぶん、メインの方言かな。
それで、なんか、チャチャタウンってできてるぐらいだから、その北九州にね。
そうだよ。だから、なんか、そのチャチャタウンができて、私は、あ、自分たちの方言って、ちゃって、特徴なんだって、なんか思った記憶があるよ。
うん。意識もしなかった。
ただ、その、さっき、親しみやすいって言ったじゃん。
北九州の方言は、結構、怖いって言われる。
物騒な言葉を使うには、方言っていうよりは、なんか、言葉選びが、まあ、田川もそうですけど、なんか、乱暴な言葉を使うとかじゃなくて。
いや、なんか、意味あるよね。 いや、乱暴な印象は、でも、確かにあるんですよね。
いや、ユンも、北九州の方言。
いや、乱暴な感じが、あんま好きじゃなかったから、あの、大学から福岡に行って、福岡と北九州で、ね、ある程度、実は距離があって、ね、あの、言葉も違うんですけど、
福岡弁になっていきましたね。
なっていったね。
なっていって、その、意図せずというよりは、ちょっと意図して。
なんか、例えば。
こっちで激しいことを使ったら、ちょっとなんか、怒ってんのか、変化をつけるのか、みたいになっちゃうよね、調整しないと。
正義だって感じかな。だから、それ。
私も、北九州出身で福岡に来たときは、優しいしゃべり方に感じたの、福岡の人が。
だけ、そういう意味では、もしかしたら、自分も意識的にはかた弁になってったかもしれん。
でもね、早い、北九州の人としゃべると。
例えば、私が一番感じたのは、あの、福岡で久々に誰かに会うじゃん。
なんしようと、なんでここおると、みたいな。わかる?びっくりみたいな雰囲気なんよ。
北九州で久々に人に会うと、なんでなんしよう?なんでここおるん?どうした?なんで?とか、こんな雰囲気なんよ。
うん、わかるわかる。
全然、喧嘩売ってないよ。本当にそれが普通なんよ。
で、は?だから、自家帰ったんちゃう?とか言って、なんかわかる?
普通の会話が、旗から見たら、たぶん、喧嘩しようみたいに見えると思うよね。
でも、全然、全然、普通ない、それが。
っていうのに、最初、福岡来たときに、私は感じた、それを。
地域差と方言の印象
でも、めちゃくちゃみんな優しいわけだよね。
もういいじゃんだ、もう。
あんた、今日はもう払うんでいいじゃん、とか。
なんか、え?怒られてる?みたいな。
なんか、それぐらいの勢いは、北九州には。
うん、ありますよね。
うん、うん、そう。
でも、好きは好きだけどね、私は、北九州弁は。
でも、自分は喋れなくなったっぽい。
パーツ出そうと思ったら、出せないですよね、地元のね。
もう、タワーのやつを出そうと思ったら、出てこない。
自然とじゃなくて。
親しみやすい方言と、親しみにくい方言ってあるんですかね?
あー、好きな、みたいな、自分はね。
人気な方言があったりとか、優しそうな方言とか、強そうな、喧嘩越しな印象の方言とかもあるってことは、
親しみやすい雰囲気の方言があるんじゃないですか。
で、親しみにくい雰囲気の。
それだと、さっき言った沖縄とかすごく親しみやすいし、大分も、なんかちょっと親しみやすい。
いや、それはでも、自分たちが、九州だから、そう感じるだけで、
津軽弁とかって、多分、もう予想すぎる感じも、な気がするんですよね、もしそこに行ったとしたら。
標準語とアイデンティティ
もう聞き取れないもんね。
聞き取れないし、外国に行ったくらいの感覚になりそうだなと思って。
北海道ってある?北海道弁ってある?
わかんない。
聞いたことない。
あるんかな?
でも、なんか広いから、結構、紫外線が。
あー、確かに。
どぎついイメージはないですけどね。
なんか、津軽弁とか。
でも、それで言うと、やっぱりさ、福岡とか、京都とか、そういう、なんだっけ、大阪とかさ、
ちょっとある一定の、港町っぽい感じもするけどな、方言強めのとこって、北九州もそうだけど。
まあ、そんなことないのか。
強いってのは、喧嘩っぽいってこと?
だよね。
なんかちょっと、
濃いってこと?
濃い、みたいな。
なんか、でもやっぱ、文化が違うだけか。
いや、それは関係ない気がしますよね。
まあ、でも、
そうだ、それだ。
え、なに?
文化だ。
文化を代表して、背負ってるって話じゃないですか。
文化を背負ってる感じが嫌なんですよ。
なるほどね。
町を背負ってるっていうのは、その町の、もちろん、もちろん、そこで生きてきたから、背負ってるっていうか、刻まれてるものがあると思うんですよ。
けど、それを背負ってる感じが、すごい嫌。
まあ、アイデンティティの一部になってる人もいるもんね。
その地域ってものが。
好きだったりですけどね。
いや、ていうか、多いですよね。
へえ。
そう、多いんじゃないですか。
地元はいい、ある人は好きなんじゃない。
そういう、県民ショーとかテレビあるじゃないですか。
あれ、すごい長く続いてる番組ですけど。
それだけ続くだけ、やっぱそれ、なんか。
話のネタかと思ってた。
いやいや、ネタはネタですけど。
あ、方から来ました。
豆腐骨ラーメン美味しいです、レベルのさ。
ネタはネタですけど、アイデンティティっていうことでもあるんじゃないですか、やっぱ。
うん。
何にも、その、ね、感じるかじゃないですか。
土地に感じる人もいれば、地に感じる人もいれば、それも関係なくて、日頃どれぐらい価値観を共有できてるかとか、その基準、自分が信頼できる、なんか仲間だと思える基準みたいなのがあって、それを土地っていう人は結構いると思うから。
いやでもね、ちょっと、私もね、ちょっと、その文化、みたいなところに、ちょっと執着ある気がしたのが、東京に行ったときに、博多ラーメンってあるじゃん。
はい。
まあまあ博多ラーメンねって思うじゃん。博多天津ラーメンって見たときにね。
あー、ありますね。歌舞伎町に。
ムッカーってするよね。博多と天津は別屋ってなるよ。で、さらに博多ラーメンって入って、トッピング、明太子入れんわってなるよ。
博多屋けってラーメンに明太子入れんぞ、みたいな。なんなら宝を準備しろ、とか思うよ。
っていうのは、すごい自分が正しい文化を持っている、知ってるんだ、みたいな、自分がちょっとそこに出ちゃうっていうのかなと思った、今。
あー。
うん。間違ってるって思っちゃうよ、ついつい。
はいはいはい。
でもまあ、それはいいじゃん。イメージでしょ、みんな。アメリカって勝手にイメージしてさ、なんかバーガー屋とかするわけじゃん。
うん。
けど、なんか許せんのよ。
すごいちょっと失礼なこと、すごい失礼なこと聞きますけど、田川が田川出身なわけじゃないですか、田川がイケてない町だから、田川の方言を使いたくないとか、なんか田川を代表してる感じになりたくないとかっていう気持ちはあります?
いや、例えばどこが多分イケてる?京都の田川。
京都とか、まあ大阪とかだとみんなに通じるし、博多も比較的。
基本的には、その例えば京都とかで、だったとしても、今度それは別のマウンティングみたいになったりするじゃないですか、自分は京都出身なんですよ。
あー。
それはすごく嫌だよね。
はいはい。
フラットがいいって思ってたし。
でも、標準語フラットじゃなくない?
え?
標準語フラット?
フラットなんじゃないですか。
まあ、フラットと言っていいんじゃないですかね。
そうなんや。
でも、江戸には江戸の言葉があるんだよね、実は。
確かに。そうだね。
いや、でもなんか英語とかもさ、あ、なんとかなまりだねとかいうさ、ブリティッシュイングリッシュが正統派ですみたいなのってさ、逆に上って感じしない?なんか。
うーん。
だから標準語ある意味、まあ、あ、方言みなさん喋られてるんですね、みたいなことにはならんの。
あ。
どゆことどゆこと?
なんか。
標準語喋れないんですね、みたいな。
そうそうそうそう。
え、それはならないじゃないですか。わかんないわかんない。どうなんだろう。なる人いるんかな。わかんない。僕は単純に、その、方言全開だと、人んちに入ってる感じがして嫌だって話だね、単純に。
なるほどね。
気ぃつかん。
飲まれる、その空気。
うーん。
標準語はね、ほんとに、なんか、冷めて聞こえちゃうんよね。
あ。
ほんとに不思議なくらい、冷めてんなーって思っちゃうんだよね。だから、ほんとにあれなんだと思う。聞きなれないんだと思う、自分は標準語。
へー。
いや、わかんない。家族とかだからかも、私の場合、標準語喋る人が。
あ、家の中なのに、家の中じゃない、みたいな。
そうそうそうそう、そうかもしれん。だから、なんだろう、あ、いいやいいやん、とか、あ、それないんじゃない、とか、いう感じで喋ってるのに、
いいよ、大丈夫だよ、とか、それ出てくると、なんかわかる?なんか、え?みたいになるんかもしれん、自分は。
うん。
家の中なのに標準語や、たぶん私が。
あははは。
でもしょうがない。
いやでも、僕は全然、家の中でも標準語でいいと思ってる派ですよ。
家の中でも方言で出されるとか飲まれるって。
飲まれる。で、わかるよ。大阪弁とか飲まれそうやん、関西弁。
なんでやねん、とかって飲まれそうな気持ちになる、わかる、めっちゃわかる、わかるよ。
全ての方言が大阪弁ぐらいのインパクトを受けてるって感じ。だから飲まれるなあ。
なんかもう、そっちのフィールドだなあ、みたいな。もうなんか、お客さんとして黙っとくまして、みたいな。
でも確かに、討論カフェでも方言2人とも出てない感じするけどね。
うん、それは。
方言の特徴と文化
私もちょっと意図的に出さんようにはしてるけど。
言葉の端っこにもちろん出てきますよ、たまにテンション上がっててもさ。
うん。
けど、出そうとはしてないですよね。
一番よく使う方言何?自分が日頃。
多分博多弁なんでしょうけど。
うん。どういう時出すと?
いや、意識してないですね。わかんない。
なるほど。
し、多分、そんなに濃い博多弁を使ってるわけではないと思うので。
それこそ、こう聞いてくれてる人に聞きたいよね。
ユン君はここで出てましたよ、とか。
ああ、多分言われるんでしょうね、でも。
いや、聞いてる方のがわかるんだな、喋ってる方より。
うん、多分そう。
自然に使ってるから、普段使ってる言葉で喋ってるから、わかんないですね。
多分、僕で言うと、方言って多分聞こえてなくて、暴言を吐いてるときあるんですよね。
あれ、方言なんですよ。
めっちゃわかる。
わかります?
めっちゃわかる。
あれは、気が緩むと、暴言出ません?
あのね、あのー。
似てるより全然違うよね。
そうそう、暴言が方言なんですよ、博多は。
あのね、めっちゃわかる。
あのね、親しみを込めて、死ねちゃう。
そうなんですよ、もう黙れちゃう。
言うんですよね。
クラスドみたいなのが、親しみを込める。
ツッコミなんですよね。
そうなんよね。
クラスド、おきさんクラスドってね。
いいじゃん、黙れちゃう。
それで言うと、あたしの地元は、あんたっていうの、すごい親しみ込めてんよ。
はいはいはい。
あんたさ、もうあんた、そんなんするっけよ、あんた、みたいな。
あんたってすっごい嫌がられると、他のとこ行くと。
すごい人のことをあんたとか言って、みたいな。
それに近いよね、たしかに。
いやそう、お前とか言うじゃないですか。
親しみを込めてお前って言ってるみたいな。
うん。
おきさんとか、おきさん黙れちゃう。
もう怖いじゃん、それ普通に聞いたら。
うん、わかる。
でもほんと、ほんとにノリが結構、そういうね、ところは多少あるよね。
テンション上がると、ついつい出ちゃいますよね、そういう。
でもね、あたしは北九州出身で、そういう人たちに囲まれても出ないんだよね、逆に。
そういうのが。
だから、ノリが悪いって思われる。
今度。
はいはいはい。
例えば、極端に言うと、黙れちゃうとか言われて、なんで黙らないかんの?とか言って、
いや、そういうことじゃないよみたいに、みんながテンション下がっていくから、
その時に黙れちゃうとか言われた時に、なんか返せないかんのよ。返せんのよ、あたしは。
結構高度だと思う、方言って言うよ、今思えば。
そうね。
文化だからね。
確かにね。
関西弁の人たちもよく言うじゃん、ノリツッコミなんちゃらかんちゃらみたいな。
それが各地方に軽くあるんかもしれないなって今思った。
これって言ったらこういうみたいな。
なんか、ひとんちょノリじゃん、それ。もう知らんがらんみたいになるんだよ。
確かに、確かに。
そのノリはできないが、そのノリを見たいっていうのはあるな。
じゃあ、ちょっとどう?話してみて。
方言と標準語、どうでした?親しみやすい。
圧倒的に標準語がいいなって改めて話してみて思いましたね。
普通、言ってる人が嫌なところじゃないですよ。ただ、親しみやすいのはそうだ。
だっけさ、東京行くじゃん、ブルブル君。
めっちゃ標準語バリバリになってきたらさ、イラッてするかもね。
でも、もともと敬語だからあんま変わんないじゃないですか。
そうやね。敬語使ってることすら気づかんやった、あたし。
そうだね。敬語だから標準語だね。
うん。あんま変わんないと思う。
たくさん敵を作りそうですけど、方言の優劣というかヒエラルキーというか、
ヒアヒオ作れそうだなっていうのがありますね。
なに?
イケてる方言とイケてない方言がたぶんある。正直。
それは、なんかみんなの文化イメージみたいなのであるかもね。
イケてる方言は喋ろうとするみたいな。
そう、たぶん大阪とかはイケてるっていうふうにみんなが思ってるんじゃないですか、結局。
まあ、知名度あるよね、大阪というのは。
知名度ね、知名度もすごい大事だと思うし。
まあ、そうね、たしかにそういうのがあるかもね。
私はやっぱ、方言とか標準語とかよりも、きょう思ったのは、人んちにあがりたいってことが多い。
なんか、そうね、意外にそのへんは、言葉とか人んちにあがるとか、
全部たぶん、相手の文化みたいなものにすごい触れたがってんだなっていう自分を知りました。
ただ、ちょっと物付けに触れないようにしないとですね。
標準語と方言の比較
そこは思いましたね。
はい、最後まで聞いていただきありがとうございます。
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