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人に上手に言えない好きなことってあると思うんですよ。
これが好きだって話をしたいんだけど、なかなか人にできてない話。
あー、なるほどね。説明が難しいとか、独特すぎて自分だけなんじゃないかみたいなね。
あ、そう。で、今日、俺、話したいことがあって──
違うのが悔しいって例なんですけど──
ほうほうほう。
僕、ASMRめちゃくちゃ好きなんですよ。
あー、なるほどね。まあ確かにあんまりいい印象ないな、ASMRって。
そう、これめっちゃ悔しくて──
あのまあ──
うん。
これ言えてない理由──
たぶん石黒さんもそうなのかなって今思ったけど──
ASMRって綺麗な女性がマイク舐めてるイメージない?
いや、うん。それそれ。
あー、まあそうだね。だから言えないんですよ、これ人に。
あー。
えー、それは一つのジャンルなのにそれがメインストリームとして取り扱われてるのが悔しいのね。
あ、ASMRの中でも一つのジャンルってことですか?その耳舐めは。
そう、一個のジャンルでしかない。
で、その世間が思ってるASMRってすごい表層的な楽しみ方なんですよ。
うーん。
そのよくある女性が耳元で囁いてくれたり耳かきしてくれるっていうのは──
はいはいはい。
あれね、オトフェチ的なジャンルなんですよ。
あ、厳密にはASMRではないってこと?
いや、ASMRなんですけどその中のオトフェチ的な要素──
はいはいはい。
イコールASMRっていう大きい看板になってて──
あー、そういうことか。
僕めちゃくちゃASMR好きなんで、ちょっとそうじゃないんだよって話をさせてください。
あー、ピカチュウだけがポケモンじゃないよってことね。
そういうこと。
ムーマンもいるんだよって。
ムーマン。
ムーマンもポケモンだよって言いたいんですけど──
黒いやつか。
そう。一般的なASMRのイメージって綺麗な女性がマイク舐めてくれたりするっていうのが耳かき。
あとはご飯食べてる時の咀嚼音が気持ちいいっていうオトフェチ動画。
はいはいはい。うん、そのイメージでしたね。
そう、イメージが強いんだけど──
ASMRって本質そこじゃないんすよ。
おー。
ちょっと尖った例で言うと、ASMR本当に感じれる人って──
うん。
お店に来た業者さんが水道を直している時にASMR感じるんですよ。
おー、ちょっとわからんな。
1個近づくと、子供の頃、こたつで寝っ転がってて、お母さんが机で作業してる時にASMR感じる。
ほうほうほう。
これ分かるかどうかで結構分かれるんすけど──
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校舎のこのお母さんの例分かる?石黒さん。
あー、例えば何ですか?その──
まな板の上で、包丁でなんか切っててトントントンみたいな──
そういう感じ?
それもそう、そうそう。あれもASMRなんだけど──
このASMR的な感覚がある人とない人いるっぽいんすよ。
あ、そう。
そう、で、さっきの僕の2個の例で分かるってピンとくる人と来ない人がいると思う。
おー、なるほどね。おー、それは1個いい指標だね。
じゃあこれでもう、あれなんだ。湧いてる人もいるんだ、じゃあ。
そう、これ分かる人は分かるってめっちゃなってるし、分かんない人は分かんないってなってると思う。
この人でもね、あれは分かりますよ。雨の日に雨音、家にいるとして自分が。
で、雨降ってるじゃないですか。ポツポツやってて。
時々なんか、どっかのパイプに大きめの雨粒が出て、トンってなるみたいな。あれはちょっと好きっすね。
それはね、石黒さんは音フェチ勢だわ。
あ、そうなんだ。
これね、全然ASMRの1個ではあるんだけど、これ漢字取る人とそうじゃない人が実際いるらしいので。
あ、そうなんだ。感性の問題?
感性っていうか、もっと生まれたもんぽいよ。
あ、そう。
そう、鍛えるとかでもないから。
あ、そうなの。え、ちょっとそれ詳しく聞かせてくれ、それ。
これ、音フェチっていうのはさっきの雨音だったりとか、いわゆるF分の1の揺らぎっていう。
焚火とか雨音とかの一定のリズムじゃなくて、ちょっと揺らいでいる音の感じに感じるリラックス効果。
これが一応音フェチのASMRの1個のジャンルとしてあるんですけど、
ASMRの1個大きい感覚としてあるのが、その水道を直すときに蛇口をひねったりとか、ゴム手袋をして掃除したりとか、下を開けたりして、
器具でカンカンやってるやつを、僕横で5メートルぐらいのところで立ちながら、めちゃくちゃゾクゾクしてるんですね、僕は。
それは気持ちいいってことですか?
めっちゃ気持ちいいの。
はぁーって、何も考えずにそれだけに没頭できるような感覚があるの。
まずその感覚がわからんな。
これ、いわゆるトリガーっていうのがいくつかあるんですけど、
何個か条件があって、まず音も1個の要素ではあります。音。
音だけじゃないんだ。
音で、工具がカチャカチャ言ってたりとか、キーっていうドアの音だったりとか、ドアを閉めるパタンって音だったりとか、カスカスカスってやる音だったりとか、1個のトリガーなんですよ。
でもそれと別のトリガーもあって、丁寧に作業をしているって要素だったりとか、
自分が、僕の場合は自分がその対象ではないっていうのがあったりする。
あー、はいはいはい、なんか自分はその、そこに関係してないよってことですか?
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で、これ、そこの最後の要素だけ、別パターンで窓口オータイとか受けてる時に、丁寧にパンフレット指差して説明してくれてる時とかは、感じるんだけどASMR。
その時は、要素としては、説明文を読み上げてくれてる時で、俺に向かって話してるけど、これに向かって話してないような口調の時に、めっちゃASMR感じるんですよ。
ちょっと影響トークというか。
そう、定期演語読んでる時。
はいはいはい。
いわゆる物扱いにされてるに近い感覚なんだけど。
ドMってことですか?
そこ違うんだよな、ここ大きい違いなんだよこれ。
申し訳ねえけど、むずいわ。
これ大きい違い。これね、ASMR感じれる方で、同じツッコミしてると思うんですけど。
これ科学的に証明されてて、ASMRって性的な興奮とは別ジャンルっていうのは、もう証明されてるんですね、研究で。
なので、音フェチの人が音フェチ聞きながら、ちょっとセクシャルな要素の動画を見てて、勝手にそっち側を感じとってる人がいるんだけど。
厳密なASMR的な感覚とそれは別物とされている。
あれ、そもそもASMRの概念って何なんでしやっけ?
え、なんかね、なんとかかんとか絶頂って意味なんだけど。
あ、本当にそういう感じなんだ。
あ、そうそうそうそう。
気持ちいいってこと?
えっとね、あ、これだ。
うん。
自律感覚絶頂反応っていうのが日本語訳。
自律感覚絶頂反応、はいはいはい。
なるほど、まあなんとなくわかるわ。
ASMR、オートノマスセンサリー・メリディアン・レスポンス。
自律感覚絶頂反応なんですけど、
これは性的な反応とは違うものっていうのは一応研究されている。
うーん。
で、なんか感覚的なものだから伝えるのはめっちゃむずいのと、人によって感じる感じないはあるんですけれども。
うーん。
まあ、そんな感じで僕的にはとても心地よい感覚になるシチュエーションっていうのがあるので。
はいはい。
で、子供の頃僕感じてたのは、
そのお母さんが内尺やってたんですけど、
うん。
なんかちっちゃい花の飾りをいっぱい作るみたいな。
ああ、いいねいいね。
お母さん手先を動かすのが趣味で、
苦労してるとかじゃなくずっとこたつでその作業をしながらテレビを見るのが好きな人だったのよ。
うわあ、いい光景だなあ、それ。
そうで、それを僕はこたつ寝っ転がりながら何もせずに寝っ転がって、
うん。
ずっとなんか心地いいなあと思ってたの。
はいはいはい。
あの、お母さんと一緒にいるっていうこと以上の心地よさがあったのね。
ほう。
なんかこれ好きだなあとかあったりした。
うん。
で、あと、子供の頃からあったので言うと、
うん。
あの、野球やってたんですけど、
うん。
野球のグラブ磨いてる友達の横にいるの好きだったのね。
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はい、まあそうか。それ共通してるね、なんか誰かが作業してて。
そう。丁寧に作業してたりとか独特の音があったりとかっていう。
はいはいはい。
のがある。
うんうんうん。
で、石黒さんにも近い例で言うと、
うん。
ラジオとかポッドキャスト聞いてるときの、まあこれね。
あ、うわあ、それはすげえ好き。わかるわかるわかる。
これ、音フェチ要素もあるけど、これも僕はASMRの音フェチ以外の要素で、
うんうん。
ラジオを聞きながら髪がこすれている音、何かを作業しているっていうのを感じ取れるじゃん。
うんうんうん。
音プラスその現象でより感じるのよ、ASMR。
なんか安心みたいな要素も入ってます、それ。
安心もある。
ああ。
安心する。
ちょっとだけわかったかな、今ので。
そう。
僕が一番好きなASMR動画なんですよ、YouTubeで。
うんうんうん。
僕自身がサイボーグのロボットで修理してもらうっていう。
そういうシチュエーションのASMR結構あるんですよ、ロールプレイASMRと呼ばれるジャンルで。
ああ、本当にあるんだ。
めっちゃこれあります、一大ジャンルなんですけど、僕好きなのはそのロールプレイのASMRで、
カメラがその役者さんというかASMR投稿者の方を映してて、いろんな器具を使って僕がロボットの目線なんですよ、アンドロイドみたいな。
なるほどね。
僕の体を修理してくれるっていうのがあるんですけど。
はいはいはいはい。
右肩直したらカタカタ右側パーツをこうやってる音がするとか。
うんうんうん。
その中でこここうやって壊れちゃったんだねみたいな。右肩ちょっと開けるみたいな。
で、やってくれるんですけど、それのASMRめっちゃ感じるんだけど、それは綺麗な女性だからとかじゃないのよ。
ああ、なるほどね。
僕が好きなのはめちゃくちゃおじさんがやってくれるのがめっちゃ好きで。
そうそう、人の視点はあるわけだ、それ。
ジャンルによる。
行動の結果とかじゃなくて、ジャンル。
ジャンルによる、そのシチュエーション結構僕大事なので。
はいはいはい。
そのシチュエーションに合ったのがいいよね。
うんうん、はいはいはい。
だから、例で言うとあれかな、健康診断の時にASMR感じてる人とか感じてない人いると思う。
ほほー。
健康診断の時に心電図あるでしょ。
はいはいはい、ありますね。
心電図取る時に100個以上つけられたりすんじゃん。
いやー、あれ苦手なんだよな、俺。
あれ結構ASMR、俺。
いや、ちょっとそこでいいっすか。
うん。
俺、健康診断引っかかんないんですけど、結構痩せ方で最近太ってきたんですけど、基本痩せ方で一回も引っかかったことなくて。
でも唯一、心電図だけちょっと危ないかもしれないですみたいなの言われるのよ、毎回。
心配。
右心房ブロックみたいな、そんな感じの。
心配。
そう、でもそれ理由、明確な理由あって、
あの、吸盤みたいなのペタペタされるじゃないですか、全員。
うんうん、される。
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あの、看護師の方がね。
で、上半身こうめくってやるじゃん。
うん。
どうしてもあの、乳首がちょっと弱くて、ちょっとドキドキしちゃうんだよな。
それ心電図に出るの?
いやいや、マジでマジで。
あ、そうなんだ。
いや、ここ、そう、必死に深呼吸とかして、別にその、変な目で見てるわけじゃないよ、看護師の人はね。
身体の反応としてね、なってしまうと。
そうそうそう、反応して。
そう、で、ただもう空気にこう乳首、晒しただけでも操作するのに。
そんなゼリーだの、吸盤だの言われたらさ、
そりゃ心拍数おかしくなるわけだよ。
あー、えー。
これ、ASMRですか?
次元だよ、そんな誤解を解きたいんだよなー。
で、まぁ、分かんない人は分かんないと思うんすよ。
なんで、ここが苦しいとこで人に言えてない好きなこと。
うーん、なるほどね。
まぁ、今みたいな結果になる。
そう、この感覚って、共有できたことが僕めちゃくちゃ嬉しくて、ASMRでやったとき。
まぁ、ていうことは、これ共有できたことがあるってことですか?誰かと。
日常で話せたことない。
うーん、あ、ないんだ。
そう、なぜならばASMR好きっていうと、
綺麗な女性が耳なめてる動画が好きって思われるから、
それを言ってしまうと、変な誤解されるから、
人前でASMR好きって言ったことない。
なんかあのレベルEの話を思い出しましたわ。
どんな、どの回?
地球に来た宇宙人で、
学校の生徒に紛れ込むんですけど、宇宙人がね。
で、その学校では、女の子が失踪してるって言って、
で、色々突き止めてったら、
その宇宙人の習性で、月系が来た女の子を、
どうしても愛情表現として食べなきゃいけない。
だからめちゃめちゃ生きづらいです、みたいな。
そんな話があるんですけど、それと一緒。
俺、化け物だと思われちゃうじゃねえかよ、じゃあ。
それと一緒です。
僕ねえよ。
なんとか星人です、小村さんは。
でも、仲間がいんのよ、俺にはいっぱい。
それを知って安心したから、仲間に出会いたいのよ。
まあでも、発信していきましょう、それは。
今度、一緒にいる時に、
石黒さん、今ASMRって言って。
やってみるわ。
そしたら共有できるでしょ。
伝わんない時点で無理なのよ、共有、たぶん。
いやでも、これなんだって思うから。
俺その場にいてないから分かんない、今の話は。
そうだって、俺が石黒さんと散歩しててさ、
おじいちゃんが自転車のチェーンとか直してる瞬間、指差して、
石黒さん、あれですって言った時、どういう気持ちになる?
手伝おう。
違う、伝わんねえわ。
違う星のやつだ、こいつ。
俺化け物なんだ、やっぱ。
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ってなっちゃうだろ。
でも、そういうことなのよ。
大学時代か覚えてないんですけど、
一緒に桃鉄99年とかやってて、
で、僕のターンで特急カーとかなんか使って、
サイコロ何個もコロコロコロコロコロって、
サイコロの転がす前の丸ボタンを押す前。
これASMRですか?
ジゲンズ音フェチなんだよな。
音フェチか。
その時に石黒が飲んでるマウンテンデューのロングカーを飲んだ時に、
机に置いた、その時なのよ。
どっちかというと。
おい、俺のマウンテンデューを置いた時の音に興奮してんじゃねえよ。
そうなんだよ、でもこれは。
興奮というかリラックスなんだけどな、これそうなの。
リラックスだったらいい。
一生僕らマジョバランここは感覚給援できないな、やっぱり。
じゃあ僕が無くしたティファニーのビーンズライターの純銀製のジップライター。
あれの蓋をカチャカチャカチャカチャタバコ吸ってない時でもいじってる。
これASMR?
それめっちゃASMRです。
これはASMRなんですか?
これ音フェチング部分が多分統合重なってるんだよ。
多分そうだよね。
そこの気持ち良さはわかる?
そこにもう一個乗っかんのよ。
何が乗っかってた今?
手先とか、周りの状況とか。
じゃあ俺がペン回ししてるみたいな、何の気なしに話しながら、それはどう?
それもそうASMR。
例いくらでも出るけど。
なんかわかってきた。ちょっと作業というか。
人の生活というか、手の動きとか。
そうそうそうそう。
なんかわかってきたぞ。
試験開始の後のみんなのカリカリカリカリってあれ最高。
あれ最高っす正直。
テスト開始の時、ちょっと試験頑張んなきゃより今気持ちいいって時あるからな。
じゃあシャーペンの芯交換しようとして、ちょっと残ってるやつを出そうとしてカチカチカチってやって。
シャーペンの芯カチャって開けてスッと入れて、また新しい芯をカチカチって出す。
これASMRでしょ?
ASMRです。
理解できた。
ちょっと矯正できそうだな。
ちょっとだけ伝わってる分伝わってない分ニュアンスはあるけど、そういうことでもそういうことでも。