1. たるいといつかのとりあえずまあ
  2. 2月のラジオ「単独公演と『友..
2025-03-01 2:04:12

2月のラジオ「単独公演と『友だちになるかは迷った』」

【本編】

垂井真・単独公演『寄る辺ない、たまらない、ままならない』について

【おすすめ】

垂井真+稲荷直史+葉山莉子『友だちになるかは迷った』

【短歌】

木下龍也・岡野大嗣『玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ』

邦題になるとき消えたTHEのような何かがぼくの日々に足りない(木下龍也)

倒れないようにケーキを持ち運ぶとき人間はわずかに天使(岡野大嗣)


サマリー

このエピソードでは、金曜日に対する独自の感覚や焼肉を楽しむ方法について掘り下げられています。特に、肉の焼き方やサイドメニューの選び方を通じて、食事に込められた感情や個々のスタイルが話し合われます。また、焼肉屋での思い出やトランポリンに関する考察も語られ、尊敬するバイオリニスト佐藤俊介の来日公演についても触れられています。さらに、さまざまなナムルの特徴とその役割についての議論があり、内輪のコミュニケーションの重要性が強調されています。 このエピソードでは、単独公演の体験を通じて感じた思いや、個々の創作活動に対する意味について議論が進められています。また、登場人物たちの関係性や物語を構成する際の三つの視点について詳しく掘り下げられます。 単独公演の準備と過去の自己との再会の重要性についても語られ、特にドビュッシーの音楽が彼の内面に与えた影響や友人との絆についての思索がテーマとされています。 このエピソードでは、三人の著者が共同で作成した本『友だちになるかは迷った』の制作過程について語られています。彼らは日記を交換しながら親密さと距離感についての葛藤を探求し、友情の複雑さについて掘り下げています。 短歌の原点やその魅力についても語り合われ、特に木下達也と岡野大治の作品を通じて短歌が持つ物語性や感情の表現について深く探求されています。 ゲームのデザインや個人の成長に対する反省も語られており、RPGにおける努力と報酬のバランスや現実における苦労について考察し、ゲームと現実の違いを理解しようとする姿勢が印象的です。

金曜日の花と焼肉
いや、ちょっと、金曜日ですね。
いや、金曜日、金曜日ってどうなんですか?
花の金曜日とか言いますけど。
うーん、その花がどの花かっていうことでしょ?
そう。
なんか、僕にとっての金曜日の花は、
うん。
犬ふぐりぐらいかな。
犬ふぐり、あのちっちゃい青いやつね。
うん、学校に入ってたわ。
綺麗なんだけどね、その名前が不憫すぎるっていう。
うんうんうん。
まあまあまあ、花の感覚なんて人の数だけあるからさ。
うわー、なんか大愚のスマップみたいなこと言うね。
そう。
うん。
いやー。
牧原でもある。
何?
牧原範之でもある。
そうだね。
うん。
牧原範之もなんかって大愚野郎だもんね、なんかその。
大愚野郎?
うん、なんか恋なんてしないなんて言わないって言い方がもうすごい。
なんかね、狙ってる。
あれ、大愚野郎って言うんだね。
まあ、てかなんかこう、なんつーの、せわしなく裏返してるよね。
うんうんうん。
あのさ、焼肉でさ、そのさ、せわしなく裏返すタイプの人いるじゃん。
本当にいる、それは。
でさ、これあの、俺そのこの話題の方向性を裏返していくんだけど、
うん。
俺がそうなのよ。
あいてー。
いや違う違う、あれはなんかすごい、なんか置いたままにして焦げちゃったみたいなこと何回もやってっから。
おー。
そのもう、いや丁寧にさ、ひっくり返してこうぜっていうタイプなわけよ、俺はもう。
いや何回もひっくり返すっていうのがこう、雑さを表してるんじゃないの?
いや丁寧さだろ。
肉の焼き方と感情
あ、そうだろ。
だってさ、その焦げちゃうわけよ。
焦げないよ。
いやまあこれは焼肉屋によるんだけど、もちろんね。
まあ焦げない焼肉屋なんてないんだけど。
そうそうそうそう。
死なない猫がいないようにね。
そう。
ちょっと思わず指摘になっちゃったけど。
明けない夜はないし、止まない雨もないんだよ。
あーそうそういうことそういうこと。
そういうことなんだよ。
焦ぎなんてないとかね。
なるほどね。
いや本当に結構ね、何回焦がしてんの?みたいな現場を目撃して。
でもなんか俺がやると、もうひっくり返すの?まだだよみたいな。
だってまだだもん。
まだやったらもう一往復したらええんちゃいますの?
いやいや、渾身の一回にかけるでしょ。
いやーなんかさ、だって火って均等じゃないのよ。
それはそう。
だしさ、なんて言うんだろう。
だから要は裏表焼けるの50-50の配点として100点満点を50点でひっくり返して50点で100にしたいってことでしょ?
うーん。
だから表面と裏面2面ありますわな。
ありますわな。
片面の配点を50点-50点とします。
50点満点ってことね、片面が。
そう。であなたのおっしゃってるのは、50点になったと思ってひっくり返してまた50点やって、ひっくり返して完成させるっていうプランですよね。
そう。
でもその51点以上になったときっていうのは焦げ始めたときね。
すごいそれ限点じゃん。
そうだね。
そしたら俺みたいに20点-20点-20点-20点ってやってったほうが。
違うのよ。もう2回目の焼きの時点で50点満点はもう取れないのよ。
あーなるほど。俺が1回やって、1回ひっくり返してもう1回返ってきたっていう肉はすでに100点満点の肉にはならないんだ。
なってないのよ、そう。
なんでなんでなんで?
100点満点を目指すには1回しかチャンスはないの。
え、なんで?
いやマジでそうなんだって。
なんでなんでなんで?今感情論、感情論だよそれ。
こればっかりはそう。
感情論も入ってるかもしんない。
炭塩みたいなもので。
でも結局さ、結局感情論なのかなって。結局。
食べるって?
そう。幸せになりたい、ただ一心で肉を焼いてるから。
それはそうだ。
結局、脳に分泌されるホルモン量で生かされている人間として感情に勝るものはないんじゃないかと。
なるほどね。
確かに焼肉屋って、ちょっと急激にしっくりきたんだけど、焼肉屋で摂取してるのは肉ではなく感情だ。
そうなのよ。
満たされるのって腹じゃなくて心なのよ。
うわー、そうだわ。
僕たちは焼肉に何を求めてるかって言ったら心の温度を求めてたわ。
サイドメニューの選び方
そうなのよ。
焼肉屋は特別そうだよね。
肉が焦げる前に心を焦がしてしまうからさ。
あーん。あーん、やかましい。
あーん。あーんだわ。
すごいすっきりしました。
本当に?よかった。
あと、俺のばあちゃんが肉にはできる限り触るなって小っちゃい時から言われてたから。
へー、なんかその教えは真実味があるな。
すき焼きを毎正月ばあちゃん家でやってた時から、ばあちゃんマジで肉には触れるなっていう人で。
なるほどね。
いわゆるすき焼きの時に使うお正月でちょっと豪華なお肉みたいなのを毎年用意してくれるんだけどさ、
それを一回も切らずに鉄鍋に入れるからね。
えー、すご。
ベローンっていう状態のまま、肉には何も触れるなって。
すき焼きって卵割って食べるじゃん。
そう。
その卵が肉一枚で全部なくなっちゃうんじゃない?それ。
いや、なんかね、本当にそういう感じよ。マジで。
もう座布団みたいのを一枚ずつ取ってくんだ。
そうそうそう。
へー、おもしろ。
で、割り下、出来上がってるのを使わないけど調味料入れた後とかも混ぜたりとかさ、このままだったら焦げそうだから一回返すかみたいなの全くせずに、
肉には触るなの一点張りですき焼きを作ってたばあちゃんの元育てられたから。
そうね。
ちょっとそんなね、肉野菜炒めみたいにひっくり返しながら焼肉は食べれないっていうそのちっちゃい時のあれがあるな。
あー、だから炒め物じゃないんだよと。
そうそうそう。
まんべんなく火を通してくださいじゃないんだと。
あとさ、これは俺が人のことを気にしすぎてるのか自分の心が小さいのかわかんないんだけど、
焼肉屋行った時に誰が何を何枚食べたかみたいなのって気にする?
えっとね、人数、ほんと把握しきれない人数だったら気にしないけど、5人以下とかなら気にしてるけど。
あ、ほんとに?
なんか俺も割と気にしちゃうんだけど、
たまにそういうのを何にも気にしない人が、いろんな部位のお肉をもうブワーって焼き始める人がいるのよ。
あ、はいはいはい。
それあれでしょ、その人の、今怒ってんのはその人が、例えば4人で行って4枚しか肉ないのに2枚食べたとかじゃなくて、
複数競技を一気に始めた時でしょ?
そうそうそう。
わかるわかる。
で、本人も別に枚数管理なんてしてないし。
してないしてない。
そう。
それがね、なかなか自分はやらないなと思っちゃうんだよな。
一部位ずついきたいよね。
一部位ずつ、しかも人数で少なくとも割り切れる枚数で焼いていきたいんだよな。
いや、俺は結構そっち派で、肉一個一個を楽しむっていうものだとした場合、やっぱりこの部位さっきと違うみたいなのしたいのに、
はいはいはい。
複数競技で一気に始めると、結局さらに溜まっていくわけ、肉が。
溜まる。
そうなるとさ、肉の温度が冷めるじゃない?
肉の温度が冷めるとやっぱりそれは肉としての個性、個体値が減少してるわけ。
はい。
溜めた肉は部位ごとの差が出にくいわけ。
なるほど。
だからやっぱ最高のコンディションのものと最高のコンディションのもので比べたいわけ、こっちは。
わかる。
ってなると部位の皿ごとに一個一個やってって欲しいんだけど、
いるいる。
そうなのよ。なんならね、なんならだよ。
はい。
別にこんなさ、焼肉しょっちゅういくとかでもないし、
うん、わかるわかる。
肉いくわしとかでもないし、
わかるわかるわかる。
別にそんなんでもないけど、
ないてけど、
ないけど、俺全然その、一枚ずつでいいの。
よく言った。
まじで。
極論。
いや、一枚ずつだろっていうか。
そうなのよ。だからこそ、その一枚を一度のひっくり返しで完成させたいね。
だからその完成に対する美学はちょっと差があるんだけど、
うん。
すぐ途中まで一緒の道歩いてるわ。
いや、わかるわ。いや、その一枚ずつだよな。
一枚ずつだよな、焼肉って。
うん、いや、ちょっと、わっかんないけど、28なのかもしんない、僕たちは。
そうなの?
28って、なんか20代後半を感じたな、今の話。
まじ?これってそうなんだ。
いや、でも俺結構そうかもな、ずっと。
確かに。
確かに。
食べ放題じゃないもんな、これ。
そう、食べ放題じゃない。
確かに。
てか、うん、やっぱり肉をね、楽しみたいよね、一個一個ね。
そうそうそう。
その、うん、なんかその、そうだね、ちょっとポテトみたいに食いたくないっていうか。
あ、そう、そうね。
なんかね、ありますけど。
本当にそうなんだ。
え、じゃあさ、あの、これはちょっと俺自身も学びたいところがあるんだけど。
まあまあまあ、聞いてみようか。
焼肉屋行ったときに、その、サイドメニューって言うんですか?
はいはいはい。
サイドメニューってどれくらい頼まれます?
あー、でも、でもって言うから入るのもおかしいけど、サラダと。
サラダね。
あとなんかキムチとかの三種盛り。
大事だよ、温玉のシリザーサラダがあるわな。
そうそうそう。
キムチね。
キムチとかの三種盛りを、あのさ、あの、ナムルとかさ。
うんうんうん。
なんかそういう、あの、要はなんつーの、味さっぱりさす系みたいな。
さっぱりさす系ね。
キムチとかもそうじゃないですか。
まあ辛いけど、その、肉の油とかに対してさっぱり焼くみたいのを頼むくらいかもね。
なるほど。
うん。で、でなんかちょっと食べたいってなったら、あの、ビビンパとか。
はい。
で、ラストはできれば冷麺みたいなの食べてみたいな。
なるほどね。
俺の中で、俺は頼まないんだけどみんな頼むよなーが縮みね。
あ、縮みね。
縮みみんな頼むんだけど、俺はあの、チキン何番苦手もあるようにその油の許容量に制限があるから、
縮みに俺の油HPを減らしたくないわけ。
ただでさえな。
そう。
焼肉で油とってるのにな。
そう。だから肉に俺の油HPを使いたいからあんまり縮みはね、頼まなかったりするけど。
どういうですか?
いや俺なんかね、もうほとんどがその、いやまあみんな食うよなーのテンションなんだよな。
あ、主体的じゃないんだ。
そうそうそう。ビビンパとかもね、いやあったら美味しくいただきますよって感じ。
あ、そう。
そうなのよ。
なんか、うん。
ご飯、普通にご飯食べてるからかな?
めっちゃうまくない?ビビンパって。
ていうかさ、え、そっか。キムチはキムチだけで食べるの?
いや、あれじゃない?肉の合間じゃない?
巻くかんね。
巻くかん。
巻く前に食べるのね。
巻く合いと呼ぶんですけど、そうそうそう。
あ、巻く合いに。
え、それは、え、ご飯は食べてる?その時。
あ、ご飯。
俺最近ライスいかないわ。
あ、なるほどね。
え、お酒は飲んでるの?
お酒は今、レモンサワー飲んで。
あ、レモンサワー飲んでるんだ。
で、ジンジャーエール、ジンジャーエールみたいなところだね、今。
基本油切り系だわな。
そうそうそう。
そっかそっか。なんかね、それでもう俺は足りてるんだよな。
あ、え、飲み物でってこと?
そう、油切れてるんだよね、たぶん。
あ、飲み物で油切れてんのか。
そう。
わんぱくだな。
焼肉屋の思い出
キムチがね、なんかあんまりいらないんだよな。
あ、そう。え、なんか夏にバーベキューしたんすけど。
いいですね。
あの、年上の方々とバーベキューして。
うん。
ほんとに感動したのが、そのオクラの浅漬けを買ってたのよ。
すご。
で、それがもうオクラの浅漬けがバーベキューの中でマジで輝いてたわけ。
なるほど。
肉とかソーセージとか食べて、うーってなって。ビールとか飲んでんのよ。
でも、うーってなっている状況に浅漬けの救いみたいな。
あ、でもそれはわかる。オクラの浅漬けは食いたいわ。
あ、なるほどね。だからキムチじゃあ。
今なんとなくわかった。そうそうそう。
あの、辛いっていうのが。
なるほどね。
俺にとってはそのアトラクション性が強すぎる。
はいはいはいはいはいはい。なるほどね。
辛み。
辛みって言うの?これ。
うん。
え、じゃあナムルはどうなの?ナムルは。
まぁMとMがひっついてたらそこ上がっちゃうよな。
ナムル。
ナムルは。
ナムルね。ナムルってさ、でもゴマ油じゃん。
あ、まぁね。まぁね。でももやしって水じゃん。
いや、まぁねってなるかな。なるか。
なんかね、ナムルはその、なんていうかな。
なんかあの部品、部品を食べてる感じだね。
おい、謝ってこい。
あの、ビビンバの部品。
なるほどね。
そう。
なるほど。
完成してない何かを食べてる感じになっちゃうんだよな。
あ、なるほどなるほどね。
うん。いや、おいしいよ。おいしいけど。
あ、それはあれなのかもね。そのナムルが弱い。
あなたの食べてるナムルの問題だな、そりゃな。
すごいなんかね、キッチンでつまみ食いしてる感じなの。
あのさ、そのさ、ショートケーキのさ、いちごだけを食べたときにはさ、
うわ、いちごショートケーキの部品食べてるなって思うじゃん。
え?
だから、部品って、でもまじでうまいいちご単体食べたときに、
ショートケーキの部品だとは思わないでしょ?
思わない。
これはつまり何かっていうと、あなたのそのナムルの自立力が弱い。
あなたの食べてきたナムルの。
え?ほんとに?
世の中にはおいしいナムルがある。
おいしい部品じゃん。
え?
いやでもナムルの部品性はほんとにあの、いい視点だと思います。
だからナムルの部品性ね。
完成してないんだよな、ナムルって。
なんかさ、1分の上めっちゃ食べれたイメージあるんだよね。
あるかも。
なんか1分の手めっちゃもやし食えたよね。
なんかあるよね。
そう。
まあ、お通しとかか。
確かにね。
お通しね。
そうね。ナムルってそうか、部品か。
部品なんだよな。
確かに。だから、いやまあ、確かにそう思うと肉の味変薬としてはちょっと薬不足だよね。
ああ。
でもそうか。肉食ってナムル食って肉食ってのそのトータルの体験として完成してんのか。
うーん、まあ、だからそのアシストはしてる絶対。
アシストね。
絶対してるそれは。
はいはいはい。
うまいな。
なんかカードと同時に発動してようやく。
うんうんうん。
まあ、でもそのナムルを入れないデッキの方が今環境の主流になってるわ。
確かに。
ナムルを入れないデッキの方が強いと言われてる、確かに。
あ、ほんとに?
うん。確かにナムルに割くならレモンサワーとかに割いた方がデッキ強いかも。
そうなのよ。ちょっと他の方にコスト割いちゃうんだよな。
いや、そうかもしれない。普通に。
そう。ちょっとナムルで3マナ使いたくなくて。
いや、そうだよね。デッキ枚数も限りあるからさ。
俺はドゥエマなんだって思ったけど。
マナなんだって思った。
3マナ使いたくなくて。
そうそう。ありがとうございます。勉強になりました。
勉強になりましたね。
このラジオをお聞きの方、前から聞いてくださってる方はわかると思うんですけど、最初は近況から始めるんですけど、
焼肉屋の話で今22分使っちゃったので、全カットしようかなと思ってます。
えっと?
おお。はいはいはいはい。
佐藤俊介の公演
いや、まだ受け入れ態勢早。
これから先に俺がちょいちょいさっき言った焼肉屋の話をつなげて絡めて話そうかな。
俺もナムルをたまに切る自信がないんだけどね。自信がないんで切れないんですけど。
最近は何か、2月どうでした?
僕は、近況別にあれなんでいいっすよ。
2月はあれっすね。
トランポリンっていう名前すごいなーって考えてたぐらいかな。
なんで?
トランポリンって絶対トランで沈んでポリンで飛んでるんだよな。
トランポリン。トランタラン。確かにね。
そう。もう革命的なネーミング。トランポリンやアッパレっていうスタイルのやつを動作していただきました。
え、なんかその自分の近況の尺を短くすることで焼肉屋を生かそうとするムーブやめて。
その、何その焼肉を切らせない心意義。
なにそれ。
こわ。
何の話?焼肉屋って。
え、聞いてる。
こわ。
そっち側に回るのこわ。
いや、あれっすよ。
2月、僕ね、休み結構あったんすけど。
あーよかったね。
僕の今、世界で一番尊敬しているバイオリニストの一人、佐藤俊介さんが日本に来日されてまして。
普段は。
ヨーロッパで活動されてるんですけど、今ちょうど来日されておりましてね。
都内、都内というか関東圏で演奏会3つあって。
実はまだ明後日とかで、これからなんだけど。
もう2つ終わってて、それどっちも聞きに行きまして。
大変感銘を受けたというところでございましたね。
佐藤さんっていう方はなんで知ってたんですか?
佐藤さんっていう人は、ちょっと前までは言うても、もちろんヨーロッパの方で大変活躍されてたんですけど。
日本でバイオリン弾いてる人で100%全員知ってるみたいな人ではなかったんです。
だけど当時佐藤さんはオランダバッハ協会というグループの音楽監督をずっとされておりまして。
古学のほうの第一線としてずっとされてて。
僕も佐藤さんを知ったきっかけで古学というものに深く傾倒していったわけなんですけど。
そうなんだ。古学の入り口みたいになった人でもあるんだ。
なので大学3年生ぐらいから深く活動を追うようになりまして。
人の勧めから紹介してもらって聞いたり見たりしてたんですけど。
佐藤さん自身も今現在でも古学って言っても分野自体が研究専門的な、今まさに研究を進めるみたいな分野でもあるので。
佐藤さん自身の演奏っていうのもどんどん変わっていってるわけなんですよね。
それが本当にもう素晴らしくてですね。
憧れると同時に、僕はこれからダチ佐藤俊介を目指さないといけないというものはあるわけなんですけど。
いいっすね、そういう人が前を歩いているというのは。
内輪のコミュニケーション
なんていい話を。
また新たにこの炎に薪をくべてくれたなというのはありますね。
焼いてんねん肉。
強火で活かしていただきますよ。
いい刺激を受けてますね。
最近は何されてたんですか。
だってこの間、ライブされてたじゃないですか。
あーもうそれでしたね、2月はね。
そこを見抜けてみたいな。そこにピントがあってだ。
あってましたあってました。
それだってついこの間でしょ。
そうだね、23、24だから先週。
それまでは何か準備とかされてたんですか。
準備したりとかだし、会社で打ち上げがあって、そこで焼肉に行ったりとか。
え?焼肉?
でなんか向かいの席の後輩がそのいろんな種類の肉を焼き出して。
えー、そういうタイプだ。
そうで、まあ落ち着きなよって言いながら。
あ、28歳みたいな口調。
うん、まあ落ち着きなって言いながら。
うん。
やったりとかでしたかね。
焼肉は1枚ずつだろって言った?
いや本当にそう。
10人ぐらいの飲み会だったから。
僕が一応そのメンバーの中心というか、監督役みたいな感じだったんだけど。
コンパスの針だ。
いやそこまで2点しかないわけじゃないんだけど。
だからちょっとまあもう疲労が溜まってて、もう使いもいなかったんですけど。
打ち上げで疲労が溜まったんすか?
いやだから、いや疲労が溜まった状況で打ち上げに行って、
そういうことばっかなんだけど、打ち上げってあるときってだいたい疲れても、
みんな盛り上がっててよかったっていう感情ばっかりが残るみたいな。
なるほど。
打ち上げあるあるか、でもこれも。
そうだね。
お金をたくさん使う言い訳を作ってからじゃないと打ち上げなんてできないっていうことだろうな。
確かにそうだな。
打ち上げるくらいの言い訳が必要だもんな。
打ち上げなくたって明日は来るんだもんな。
本当にそう。
あとなんか、〇〇じんって書いて、〇んちゅっていうのにすごい流行ってて。
会社?
会社の中で。
なんか終わりんちゅだとか、ねむんちゅだとか言ってたんだけど。
まあいいや、続き聞こう。
なんかそれで、ねむんちゅ、コンビニ行きたいんこって俺が送ったんよ。
あのチャットでね、送って。
で、おけまるみたいなの返ってきて。
え?会話?
ごめん、作業、ごめんじゃない、作業、作業こっから一気にやんなきゃだ。
ごめんちゅって返ってきたのね。
え、謝る人と書いてごめんちゅ?
そう、ごめんちゅ。
いや、あの社人じゃない、普通にひらがなで。
で、ごめんちゅってきて、すごいもやもやして俺。
現実との比較
絶対すまんちゅのほうがさ、だってしまんちゅの宝からきてるんだからさ、すまんちゅのほうがいいだろってずっと思ってたり。
絶対ごめんちゅよりはすまんちゅのほうが乗ってるだろってずっと思ったりとか。
思ったりとか?
うん、2月。
2月はこんな感じ。
いやいや、元ネタじゃなくなってからがネットミームなわけでしょ、要するに。ネットミームというか、ミームというか。
いや、書けって言ってるわけじゃん、こっちは。
元ネタとの距離感っていうのは、いつ、どういう時も難しいもんですよ。
いや、ほんとそうですよね。
ほんとそう、それは。
そういう、元ネタとか関係なくとも同じ取りというか、同じ文脈を共有しているという、それそのものが特別なコミュニケーションというか。
はいはい、内輪だよね。
そうそうそう、なるっていうところ、人。
その内輪というコミュニケーションの発生を楽しむ人と、元ネタありきの、普段のコミュニケーションに元ネタがどう絡んでくるかっていう、元ネタとの間を楽しんでる人っていうのはそれぞれ一定ですね。
分析してる。
だってコンビニ行きたいインゴだって、元楽天のドミンゴグッズマンのピッチャーから来てるわけじゃないですか。
来てねーや。
これ調べていただければ分かるんですけど。
マジで?
そうですよ。ドミンゴっていうピッチャーから来てるんですよ、何々インゴっていうのは。
マジで?
元ネタ知らずに使ってるわけじゃないですか。
うん。
ドミンゴって確か、コントロール悪いかなんかで、ドミンゴが投げて結果が悪かった時のいじりとして何々インゴみたいな風に使ってたわけなんですよ。
あれドフラミンゴだと思ってたわ。
全然、それも知らない、元ネタとの距離感がない状態での文脈が成立しちゃってるんで。
今更そんなシマンチュに寄せないとっていう、そこは別にそんなにかたしき意地張らなくてもいいのかなっていうところですね。
ストーリーに書いちゃったんだけど、もう一問言っていい?
うん。
焼肉行きましたの後ですよ、二次会ですよ。
二次会。
メンバーとの絡み
そう。で、本当にありがたいことにメンバーがいいメンバーとか全員で二次会行ったんですよ。
悪いメンバーなんていないんですけどね。
いるよ。
いるから世界が回ってんだよ。
悪いがあるから。
世界は難しいんだろ。
確かにそうだ。だから地軸って傾いてるんだもんな。
だから季節って来るんだもんな。
早いな。
幸福にボールを投げるのが早い。
で、その季節の真ん中でってことか。
いやいやいや、太陽の長さ感じるな。
二次会で粉雪歌ったって話?
歌ってない歌ってない。
違うの?
二次会に行くまでの流れで、一人の30過ぎぐらいの人が、
まあ、Kさんとしようか。
Kさんとしようか。
Kさんが、僕と同い年の女の子たち何人かいたんだけど、
そのうちの一人の子の飲み物を一緒の頼むっていうノリができてて、
で、一緒の頼んでその女の子が、
え、一緒にするんですか?みたいな。
そこで毎回Kさんが、
いや気もがらないで、気もがらないでって言ってたのね。
俺最初の気もがらないでで、
何その化け物になったまやみきみたいな?って言ったのよ。
すごいって思ったよね、俺ね、その時。
自分で言うのもあれだけど、化け物になったまやみきみたいな気もがらないでに対して、
この速さで返したよっていうのが生まれたんだけど、
なんか、ぐらいで終わって。
残念だね。
よかった。
それは良いメンバーって言えるのか?
結構それがキツかったなぁ。
公演の準備
まあ、個々人の笑いのツボはあります、もちろん。
でも努力賞じゃない?とりあえず。
よくこの速さで。
みんな心の中で、まあ努力賞だなって思ってたらどうするの?
キツい。
でもさ、二次会なんてさ、
普通さ、受賞者ゼロなんだからさ、
二次会で努力賞でもバンって言ってくれよっていう。
それは本当にそう。
普段は出さない作品提出するもん。
そうだよね。
作品足りてないから。
二次会って、まあ仮作にもなってないんですけど、みたいのでやってくる場所じゃん。
そうだね。
その中で、審査印象ぐらいのは出たんじゃない?って思って、
もうその予想してた耳鳴りの数に全然足りなくて、
ちょっとショボンってしたっていうね。
なるほどね。
その化け物になったっていうのがいいと思いますよ。
本当ですか?
気もがらないでって、
Kさんが言った言葉をKさん以外が聞いていると。
我々は受け身側に立っていて。
だから、まやみきが何かを見たとか、何かを進めてくるとか。
受け手側の例えがパッと思い浮かびそうなんですよ。
例えるとしたらね。
気もがらないでって、
自分を気もがっているっていう、
まやみきである私自身が変わってしまっているっていう、
そこから見えてるのが大変良かったと思います。
そのポイントが高いよね。
視点が。
そうそう。
しっかりそっちに立脚した視点だったよね、これね。
そうだよね。
化け物のまやみきみたいな。
しっかりいいもんね。
化け物になったまやみき。
そうだよね。
いいと思います。
ありがとうございます。
報われました、ほんと。
良かったです、生きてて。
まあでも、そのコミュニティの中では違ったってことだな。
まあそりゃそうだよな。
言葉って絶対評価じゃないんだなっていう。
いや本当にそうだよね。
思ったね。
相対的に初めて言葉って意味をなすんだなっていうのが。
だからこの世界にはスピッツもナオとインテライミもいるんだもんな。
橋と橋だと思わないで。
橋と橋として言ってるなって思ったのはそっちですけどね。
地球が丸いから橋なんてないんだけどな。
すぐ地球に飛ばすの。
地見てる。すぐ地球に話飛ばすじゃん。
ずっと引きで見てるっていう。
引きすぎなんだよな。
まあちょっと本編の方行きますか。行きましょう。
たるいといつかのとりあえず。
たるいといつかのとりあえずまあ。
本編が今日に関しては本当にないんですけど。
あるだろう。
いやないんですけど。
あるだろうが。
ないって言ったのに。
あるある。びっくりした。
びっくりしたんだけど、その本編のかつ上げに。
あるだろうが。
公演のこと喋ろうかなと思います。
来てくれた人と。
一応録音録画もしたので、
ちょっと整ったらそれも出せたらなと思ってて。
それを見た人とかが聞いたときとかに、
はーんみたいな。
なってくれるようなことが喋れたらなとか思うんだけど。
これから整えていくとは。
整えていこうかなと。
屈伸中の値槌ですね。
そうそうそう。
これから整えていこうと思いますっていう。
まだよ。まだジャケット着てねえよ。
そうそうそう。今全然ヒートテック値槌なんですけど。
なんかいろいろなことを思ったね。
本当に面白かったし、
個人的に言うともう本当に記念的なというか、
この日から変わったなってなるような感じでしたけどね。
そもそも一人で公演をするみたいなのも初めてだし、
人前でピアノ弾くのも初めてだし、
自分の思う、
自分だけで見せ物として完結させようというのが初めてだったから、
面白かったですけどね。
なるほど。
会場で配った日記みたいのがあって、
公演寄るべないたまらないままならないに寄せてっていうものを配ったんですけど、
そこにちょっと重いではないけど、こういうこと考えたりもしましたみたいなことを書いたんだけれども、
タイトルを寄るべないたまらないままならないっていう意味が、
同じなとこもあんだけど違うこの3つを並べてタイトルにしたんですけど、
なんか最近、前回も喋ったかもしれないけど、
この3っていうのがすごく大事だなと思っていて、
ここのテキストには何のために自分がものを作るのかっていうことを考えているんだってことを書いたんだけど、
何のためにっていうことに3つの軸があるんじゃないかと今僕は思ってるわけよ。
その3つの軸っていうものを自分の中で3人の人格が持っているっていうふうに思っていて、
その3人の人格を舞台にそれぞれの人格を登場させて物語を作ることで、
自分が何で作るのかとかもそうだし、人間が生きるということもそうだし、
そういうのを求められるかな、
3点の高点で求められるものがあるかなと思ってやったんですけど、
この3つ理由があるって言ったのの一つは、
やっぱり何でものを作るのかっていうか、ひいては何で生きるのかなのかもしれないけど、
一つは自分がやりたいからだみたいなのは一個軸としてあるなと。
自分が得意だからなのかもしれないけど、要は自分に理由がある状態。
これはわかりやすいし、
物を作ったりとか文化的なものに携わったりとかしていない人たちにとっての唯一の負に落ちる答えなのかなとも思うわけ。
何でそんなお金とかかけて制作とかテンス化は儲けにもならんのに、みたいになったときに、
いや好きでやってるんでーっていうね。
そう言われたら納得するというか。
ここに書きましたけども、
そういう無意がってさだけが、生活の中で本や音楽に触れない人々にとっての制作活動の負に落ちるありようだとも思うわけです。
そっか。彼ら彼女らはまるで瓶の王冠を集めるみたいに、車のカスタムにこだわるみたいに趣味の延長として制作をやっているんだ。
だとしたらそれは個々人で勝手にやればいいことだろう。そうかそうかと書いたんだけど。
そんな感じで納得できると思うんだけど、
何かものを作ったりとか、何かを届けようというか、
何かをやることっていうものは、その一つの軸で収まってるものではないなと思っていて。
もう一個の軸にあるのが、そこに他ならぬあなたがいるっていうことね。
あなたがいて、あなたと関係しているっていうことがあり、
あなたに対して自分が感情を持っているっていう、その関係っていうのがあるなと思っていて。
あともう一つが、さっきルシキはずっと引きの視点とか言ってたけど、
そういうような、この時代に生まれたとか、この世界にいるとか、
そういうもっと第三者的な視点として、
そこに生まれさせられたことの役割っていうと大げさで、使命って言っても大げさなんだけど、
そこにいるならこれを自分はやるだろうという悟りっていうとかっこよすぎるんだけど、
すごく冷めた目線とかあって。
なるほど。
その3つがどれが欠けててもいけないし、
その3つのバランスで生きているし、物を作っているんじゃないかなっていうことを思ったわけよ。
その3つのことを考える時間になればよいとも思ったし、
その3つが自分の中にいるっていうことをすごく大切にしてあげるっていうことが大事かなと思って。
それは自分にとってもだし、すべての人がそうだと思うんだけども。
で、このヨルベナイたまらないままならないというのを作ったという感じでございまして。
物語の構造
その舞台の内容っていうのは、登場人物がまず2人いるわけよ。
ロクとハクっていう登場人物がいて、
ハクはさっき言った自分のためっていうものを象徴するような人なんだけど、
ハクはずっと湖の小屋に閉じこもってピアノを弾いてるわけ。
彼はそのピアノないし、その湖の美しさっていうものをすごく大切にしている。
それがあればいいと思っているというか、ずっと美しさについて考えているっていうので。
に対してロクっていうのは、ギターを弾く弾き語りをしてる人なんだけど、
ロクはそれで人に楽曲提供をしたりとか、
誰かとの関係性の中で曲を作ったりしてるわけ。
だからロクにとって大切なのは友達だし、
ロクはハクと友達だと思ってるから、
ロクがハクに会いに行くっていう話を作ったんだけど。
3人目が、そうしたロクとハクの関係性を物語として語る語り部を3人目につけて、
だからロクがいて語り部がいるっていうこの3人が、
第1幕、2幕、3幕となって、一個の物語を作ってるっていう公演だったんだけど。
最初、ハクのいる世界っていうのは、
ハクが湖の中に一人でいるって言ったけど、
もう地球が滅んでいるという設定にしたんですよね。
もう街に人はいない。みんな地球から避難しているんだけど、
でもハクは湖から離れなかったっていう。
で、湖で一人で、これ全部統一消したんだけど、
もっと長い脚本を書いててね。
そこにはハクがウサギをとって暮らしてる様子とかを書いてたんだけど。
もう自分でそこで一人で暮らしている。
でもハクにとってその湖っていうものが、
自分の中にある美しさであり、
そこから離れるってことは生きている意味そのものを失うようなことだと。
なるほど。
だからその街から電子ピアノを水に、
あ、海にほとんど使ってるんだけど、街は。
海に使ってない電子ピアノを引きずってきて、
小屋に置いてピアノを弾いているという設定があって。
で、遠い星に避難してたはずのロクが訪ねに来るんだよね。
ハクん家にわざわざ。
ロクがハクのところに来たっていうことがわかったところで、
ロクと最後に会ったのはいつだったっけっていう、
ハクの回想が入って、
それはロクが演奏会をやっていた日のことだったっていう風になって、
ロクの演奏会が始まって第2幕に行ったりとかするんだけど。
なるほど。
それで演奏会として弾き語りの僕がライブを何曲かやって、
そのあとすごく長い脚本を読んで、
ラストで最終シーンみたいになってたんだけど。
自分の中にいる3人でもあるけれども、
やっぱりこのラジオでも喋ってきたこともそうだし、
自己の再発見
これまでの活動、この1、2年間特にを見ても明らかだと思うんだけど、
僕の中にはすごく友達を思うロクの人格がすごく強く育ったんだよね。
ロクがやっぱり自分の主人格みたいになっていったんだけど、
友達を思うっていうことだけのことにある危うさとか、
加害性とか限界とかいろんなものに当たっていて、
それだけでは人間として野生として落題なのではないかみたいなこととかを考えてた1年だったんだけど、
そう思ったときにやっぱり自分の中で、
ずっといたはずなのに手放したことにしていた自分がいて、
それがやっぱり美しさというものに肯定してる、
ドビュッシーのピアノばっかり弾いてた頃の自分だったんだよね。
なるほど。
だから彼にもう1回会いに行かなくちゃなと思ったんだよね。
それは物語的な話もそうだけど、自分の中の必然性としても。
僕がドビュッシーを好きだった、美しいものがすごく好きだったっていう自分が、
まるでいなかったかのように振る舞ってきていて、
その頃の自分ってすごく自分勝手だったし、
人に対しても形が強かったんだけど、
そういう他者とうまくやることができる自分だけではなくて、
他者とうまく生きられない自分の方もしっかり自分が持っていたのに、
彼がいないみたいな、もう違う星にいるからいいやって思っていたのを、
もう1回会いに行かなくちゃという気分がすごく強くなってですね。
なるほどね。
これから先、彼がいないと僕もやっていけなくなるし、
すごく友達に頼って生きてきたけど、
でも1人でも生きていけるからこそっていう風にならなくちゃなとかいろいろ思って、
アクに会いに行く話にしましたね。
なるほど。
なんかいろんな必然性みたいなものが、
いろんな必然性というか、自分の思っているテーマといろんなものが合わさって、
今回の講演になりましたという話でしたね。
公演の準備
それはなんかその構想がありきで内容を決めたっていう感じなんですか?
もう12月末頃に講演をやるって言ったんだけど、
その時には思っていた。
ドビュッシを引いてた頃の自分を迎えに行かないとなっていうのは思ってて、
でもそれを表す例え話っていうのは、
世界が滅んでて、でも彼は逃げなくて、
滅んだ世界にロクが会いに来るっていうストーリーは、
時間が経つにつれて一個一個出てきたものなんだけど。
最初はピアノ弾いてる頃のと思って、ラベルとかも好きだったからやってみようと思ったんだけど、
ラベルの美しさはちょっと、
ラベルのほうが外面がいいっていうと違うんだけど、
ドビュッシをやってる時の自分ってどんどんバッドなほうじゃないね。
暗いほうに落ちてくんだけど、
ラベルやってると明るさのほうに導いてくれる感じがあって、
それはいらないなみたいな感じになって、
ピアノの曲を最終的にドビュッシだけにしてやったりとかはありました。
ピアノ難しかった。
難しかった?
少なくともバイオリンを高校とかやってて、
全ての舞台で恥ずかしくなかった舞台がなかったわけよ。
記憶から消したくない舞台みたいのはほとんどなくて、クラシックをやってたときに。
だからすごいコンプレックスみたいなのが強くて、
いつも舞台上に立ったときにそううまくいかなかったから、
それはたぶん、昔のほうが頭が悪かったっていうのと、
しっかりと練習する弾力みたいなものは全然なかったし、元気すぎた、それをするには。
いろんなことに興味がありすぎたのかな。
まあいろいろ言い訳は考えつくんだけど。
だからピアノを人前で弾けたらいいなとも思ってて。
でもなんかすごいね、やっぱり本番になるとさ、飛ぶね。
飛んだ?
飛んだ。めっちゃ飛んだ。
飛んで、月の光の最後の2ページ、まじで作曲したね。
そこで初めて音楽が生まれたってわけ?
いや、やかましいわ。
怖かった。
ロビュッシーの自分の中にある美しさを撫でるような音楽がそこで生まれたわけね。
そうやって言うにしては、月の光だったわ。
テンパったなあ。
テンパるっていうか、本番ってやっぱり違うなあと思ったね。
難しかった。
すごく疲れたし、人前に立つっていうのは、
すごくそこにいた20人と全員と1時間会話したんかってくらい疲れてて。
なんか最後の方、普通に脳みそが焼き切れちゃったみたいな状況になっちゃって楽譜が飛ぶみたいな。
なんかもう味わったことほんとなかったかもなあぐらいな感じで。
すごく強い疲労感でしたね。
すごいなと思った。舞台に立つっていうのは。
今回やってみて、今回限りなんですか?
いや、どうなんだろう。
そのスタイルっていうのは、朗読があって弾き語りがあってピアノがあってとか、
そういうスタイル自体は続けていけるなと思ったんだよね。
最終的に朗読があることによって、これらは一つの物語として、劇として成立してたから、
僕は脚本家としてしっかり本を書けた感じがあったので、再現はできるなと思うんだけど。
でも本当にロクとハクが会いに行くと、ロクとハクのところに。
で、ハクにどうやって言葉をかけたらいいんだろうみたいなことは、
本当にわからなくて当日書いたんだよね、最後の会話は。
そこはやっぱり今じゃないと書けない切実さがあったし、
その切実さみたいのは、時間が経つと遠のいていっちゃうのかなとは思う。
音楽の力
要は友達なんだと、あなたなんだっていうことを、
他ならぬあなたなのだっていうことを言い続けた僕に対する反動みたいな場所になってしまったから、
だからハク帰ろうよって言っても、セリフにはこんなんないけど、
帰ろうよって言っても、君だけが帰ったらいいじゃないかってハクからは帰ってくるんだよね。
で、「いやだよ、一緒にいたいもん。」
こっちが君と一緒にいたい、君に生きていてほしいとか、
そういうあなたなんだってことをいくら言っても、
それは僕には関係のないことだろうってハクは言うんだよね。
そこに対して返す言葉を持てるのか、僕はってすごく思ってて。
そこをずっと当日まで悩んでいて、持てたらいいなと思いながら悩んで脚本を書いたりしてました。
なんかドキュメント見た後みたいになってるわ。
密着はついてなかったんですか?
密着は残念ながらついてなかったっすね。
そしたら、「プロフェッショナルとは?」みたいなのも言いたかったけどね。
今なら言えるでしょ。
プロフェッショナルとは、肉にできるだけ触らないことです。
おい!カットするんじゃねえのかよ。
いや、肉はカットしません。
うわ、二つの意味。
絶対今じゃない話するわ。
すき焼きさ。
ごめんなさい。
すき焼きさ、俺さ、神戸だったじゃないですか。
神戸だったんですよね、乳方の。
神戸で食べた時さ、砂糖を幼稚園の砂場ぐらい入れてた。
マジですっごい量入れてたんだけど、あれ普通なんかな。
俺のばあちゃんも本当にそうよ。
やっぱ泥団子作る途中みたいになってるよ。
やっぱそうなんだ。とんでもない量入れるよね。
泥団子を黒い湿った状態で作った後の白い砂を振りかける状態の時ぐらい白い砂かけてるよ。
泥団子の第三段階いいんだよ。
マジでそうだよね。やっぱ地域なんだなそれは。
面白い。
面白い話だったわ、すき焼き。
すごく良かったことが、良かったことっていうか忘れてたことというか、
聞いてくれた人たちがいろんな感想をもらってすごく嬉しかったんだけれども、
やっぱりみんな言っていたのが、聞きながら考えたと。
昔のこととか。聞きながら何々のことを思い出していた。
これは早山梨子さんと一緒に本作った方が書いてくれてたんだけど、
優れた体験には2つあって、それにガーッと圧倒されるのと、
それを見ながら頭の半分で別のことを考えてるときがあるって言って、
この校舎のほうだったっていうふうに言ってくれて。
そういう人を圧倒させるようなものじゃなくて、
それにある余白のほうに、見てる人側が寄り添えるものっていうものが作りたかったんだな、
そういうものが好きだったんだなっていうのは、
講演を終わって見て初めて改めて思い出したみたいな感じだったね。
なるほど。
それわかるな。
俺が本読んでるときにそうなるのがまた別?
本によるんじゃない?
本によるか。
普通に文章読んでても、同時にその文から想起される自分のあれやこれやの方に花が咲いちゃってさ。
わかるよ、すごく。
そこから先の文章の目が滑りまくりで。
わかるわかる。
入らなくなるんだよな。
めちゃくちゃわかるし、それってあれかもね、読書のいいところかもね。
ああ、なるほどね。
やっぱり映画はそういう余白がなかったりするよね。
映画でもそういう余白がある映画が僕は好きなんだけれども、
圧倒的なものというか、見せ物みたいな感じで相手を受動的にしていくっていうことじゃないことがやりたいんだなーっていうのはすごくね、認識したりしましたけど。
なるほど。
いろいろ言いたいことはあって、いろいろ思いましたけどね。
でもいろんな人にね、まあよかったかな。
ぜひちょっと見ていただきたいというか、僕もいろいろ届いたら編集して入れるようにしようと思うんで。
よかったらみなさん見ていただきたいかなとか思ってますけど。
なんか今はそれが落としたこと、なんか今まで放課後をやってること、制作をやってることのひとつに、
ひとつの言い訳みたいな逃げ道みたいなものに、自分には何もないからっていうのがあったんだけど、
なんかそれを言うことはもう自分の中にいる白を傷つけることになるから、
それを思うのはやめようって思って。
自分には何もないなんて自分に言うのをやめようと思って。
そう思うと、今まで続けてた放課後の活動とかも、これからどうしようっていうのは今すごく悩んでいる。
もちろんまた友達と一緒に作るし、
一緒に作ることっていうのは僕の中で絶対に不可欠なことなんだけど、
言い方が難しいけど、ただ友達のことを紹介する、それで満足っていうふうにはもう多分自分の体はならないから。
この白を大事にしようって思ったよね。
なるほどね。
でも単独講演の期間中はそのことを考えすぎてて、いろんなラインとかおざなりになってたし、
自分自分ってすごくなってたなと思って、バランス難しいなと思ったけど。
やっぱり世の中で生きていくには、もっとロクの部分っていうか、
人とのつながりみたいなことをすごく考えてる自分のほうが生きやすいんだけど。
生きやすい面もあるんだけど。
それだけをやっていても、生きているっていうことになるのかなっていう感じで。
なるほどね。
思ったなあ。
いろいろドグッシーに助けられましたね。
ドグッシーに助けてもらったんですか?
やっぱいい曲だから。
あ、なるほど。
いい曲でしたね。
もうちょっと話したいこと喋ったんですけど、
天使っているじゃん。
天使?
ハイゼリアにいる。
天使を歌詞に入れたんですよ。
今なんか言ってた?
ハイゼリアにいるやつを。
そうそうそうそう。
好きだったなあ。
森脇さんが、森脇さんがっていきなり出してるあれだけど。
森脇さんと一緒にサイズで行った時に店員さんに、
名画ですねって言ってたの好きだったなあ。
頭おかしかったなあ。
その書いた歌詞に、
夜が降りるくだらない僕にもっていう1文目で、
2文目が寝ぼけている天使みたいな月っていう文章にしたんだけど、
天使とさ、
コウホーが寝ぼけているかつまんなそうな天使かどっちかだけど、
天使を、
天使って、その能力を、
その能力を従前に引き出せない状況にいてくんないと、
いてほしいよなって思ったわ。
え?
本の制作背景
天使が体調管理めっちゃできてたら、
これ人間のエゴかもしれないけど、
天使はだらしなかったりとかしてくんないと困るなあって思ったんだよね。
え?フェチズムの話ですか?
え?
まさか本当のカットコウホーが生まれてしまうとは。
俺も今口に出して気づいたわ。
なんか結構不変なこと言ってるつもりだったんだけど。
天使が疲れていてほしいのはフェチズムだろこれ。
本編終えよ、本編終えよこれ。
みんなみんな、みんな帰ろ帰ろ。
もういいわ。びっくりしたわ。
ちょっと気もがらないで。
おい、気もがらないで。
バカとか言ってたよ。
本編以上ですよ。
ありがとうございます。
たるいといつかの、とりあえずまあ。
ちょっと寄るべないわね。
ラジオリスナーから来てくれた人もいて、ありがとう。
リスナーとして気になってたって言ってくれてありがとう。
リスナー、なんぼおってもいいですからね。
なんぼあってもいいですからそんな。
おすすめのコンテンツなんですけど、
この話の流れで、
友達になるか迷ったっていう、この間出した本の紹介をしようかなと。
聞きました。
出した本というか、僕だけが出したわけじゃないんですけど。
3人で出しまして、友達になるか迷ったという。
もともと3人とも日記を書いている3人で。
日記祭っていうのが、下北沢のボーナストラックという場所で開かれていて。
2023年の日記祭で出会いまして、僕は早山さんと稲荷さんという。
で、この2人が、ちょっと終わった後にビールを飲んだりとかして解散みたいな感じだったんだけど、
この2人が一緒にやられたら楽しいですよねみたいになって。
で、俺が巻き込まれて、じゃあ3人で何回やりますかみたいな感じで始まったのが5月ぐらいで。
そっから5ヶ月間。
4ヶ月間?5ヶ月ぐらいで作った本なんですけど。
交換日記なんですよね。
最初に会った段階で、みんなでどんな話をしたいのかっていうのをぶわーってあげていって。
その次の日から、その中の自分が喋りたいトピックのものを、ところに日記を書くみたいな。
非常に薄い決まりで始まったんですけど。
怒られるかもしれないけど、怒られるってもいいか。
何個だっけな、16個ぐらいのテーマが最終的に残ったんですよ。
なんか、才能って何、最近何聞いてますかとか、日記とは何かとか。
そういう真面目なのもあるし、ポケモンもあるし、怒りのワークショップ、向井修得、ハリポッター見る稲荷さんとか、いろいろ盛り上がったのが残ってるんですけど。
めっちゃ盛り上がらなかったやつとかもいっぱいあって。
もう消しちゃったわ。消しちゃいましたね。
盛り上がってなさすぎて消えてるな。
その中からこの16個ぐらいが最終的に選ばれたんですけど。
交換日記をするっていうことが、すごく難しかったんだよね。
それがこの本の面白みになってると思うんだけど。
この本を開いてすぐに、どれだけ近しくなっても分かり合えない部分があるということ、
どれだけ異なっていると感じても、たとえば日記を読み合うことくらいならできるかもしれないことって書いてあるんだけど。
本当に3人異なってるわけなんですよ、この3人が。
違う、本当に。考え方とか。
違うんだけど、僕はともかく2人は大人やし、合ってる部分もあるんだけど。
でも基本的には違うみたいな感じで。
たとえば、この本の一番最初はどんなアイスが好きですかっていう項目なんだけど。
最初は稲荷さんから始まってて、
その一文目から、他人の性欲を感知できないことについてもう何年も悩んでいますってところが始まるんですよ。
ブワーって書いてあって、
なんちゃらはんちゃら、なんちゃらはんちゃら、性欲動向の話をしているあとに、
友人だった人が乗り込んだタクシーを見送ったあと、
一人家まで歩きながら頬張るラクトアイスが私がとても好きですって言ってアイスに来て、
たるいさんと早間さんはどんなアイスが好きですかで終わってるのよ。
なるほど。
こうなってくると、僕がどんなアイスが好きですかって聞かれたときに、
他人の性欲についての話は絶対しないわけね。
引き出しなさすぎて。
でもこれが稲荷さんの初手、ファーストグルーヴだったことによって、
我々はこのグルーヴを拾わないといけないんですよね。
その波に乗らないとな。
そうそう。
厄介なのが、たぶん二人だったらよかったんだけど、
この後に早間さんが、稲荷さんの後にしゃべるんだけど、
私はアイスクリームが好きで、ミルクティー味を一番好んでいます、なんちゃらはんちゃら。
でも一番ときめくアイスはセブンティーンアイス。まずもって名前がずるいと思うとかね。
確かに確かにって思ってから、
私は他人の性欲を感知することにとても長けていると思いますって言って、
ぐわーって性欲の話が始まるのね。
この二人のファーストグルーヴ、セカンドグルーヴによって、
性欲グルーヴも高まってて、
俺の普段だったら絶対に乗らない波ができてて、
この二人に対して、二人が持ってる、
俺たちはここまで書きましたけどっていう凛としてる感じに対して、
殴り込みに書かないといけないわけだ、こっちも。
こっちだけ守ってたら続かない、この関係性っていう。
殴られた分は殴るぞみたいな感じで、
僕も性欲の感知についてなんちゃらはんちゃらみたいなことを書いていくっていう。
こういうようなやりとりが、
ただただ三人が独立して日記を書くのとは全く違くて、
その三人だからこそ、
お前もそんだけやったんなら俺はこんだけだって、
結局殴り合いがずっと続くみたいになっちゃって。
ずっと殴り合いが続いて最後灰になってんすよ、ちゃんと。
灰になって、灰になってたぶん三人の頭に浮かんだ最終的な考えが友達になるかは迷ったのよ。
なるほど。
だからこれ作ってるのとき、
ほんと何回か4、5時間ファミレスでポテトとドリンクバーだけで過ごしたりとかさ、
それこそさっき言ったバーベキューもこの三人で行ったし、
なんか本当、これは学校の延長なのかってぐらいすごい特別な時間だったんだけど、
同時に僕たちは大人だからお互いの壁を守ってもいるんだけど、
日記交換の挑戦
でもそこまで殴るなら僕も殴るよっていう行為をやってきた結果、
友達になるか迷ったっていうラストになるっていう、
すごいドキュメント、ドキュメンタルな本でして。
なるほど。
だからこれは放課後で出してる本ではないし、
僕が先導して出した本では全くないんだけど、
なんか今までの本とは全然違うし、
ちょっとなんか変な面白さっていうか、
よくわかんない面白さを持っちゃっているっていう奇跡的にみたいな。
なるほどね。
おすすめっすね。
素晴らしいプレゼンですね。
いやーこれはね、怖かったよすごく。
怖かった?
やっぱ怖い。
波が。
いや本当にそうよ。
日記っていうのはさ、何で成り立ってるかって書かなさで成り立ってるんだよね、基本的に。
見せたい場面だけを見せてるっていうとちょっと違うんだけど、
でも自分が書く流れっていうのはすでに決まっていて、
そこでやってんのに、
なんかマジで知らん、いやそれはね書かないっすみたいなことを書いたりとか、
あとなんかその書けてしまった時の、あれもあるよね、
はいどう出ますかっていう。
なるほど。
はい、二人どう出ます?みたいなのもあったし。
でなんかその、この話題は乗れないやってやつは書かなかったりとか、
僕はなんか今日のランチっていうのがあったんだけど、
僕生活であんまりランチっていう考えがないから、書けなくなったりとか。
なるほどね。
そうそうそう。
面白いな。
なんか最初は、親密であることを対極に、
ん?親密じゃなく、なさっていうことについて話したいってことになったんですよ、最初の打ち合わせでは。
それはなんかこう、3人で日記を書いて仲良くなっていくっていうような物語は、
自分たちも興味がないし、
ただ僕たちはこんなにも違うのに日記を読み合うことができるっていう、
距離がすごくあるっていう話をしたいっていう意見でみんないたんですよ、3人は。
でもなんか、二人が本当に面白いんだけど、ずっとふざけてて、
気づいたらその電話も4,5時間やってるわ。
一回会いますかって言ったら、気づいたらバーベキューに行ってるわ。
思ったよりも仲良くなりすぎてしまう。
親密さに近づいてきてしまっているっていうところで、どうなんのかなって思ったけど、
やっぱりその分、秘密に蓄積されてる殴りダメージポイントみたいなのもあって。
それがやっぱり限界値に達するというか、
本当にこのあと2ヶ月続けるってなったら無理だったろうし、
最終的には友達仲間だったりになったっていう本ですね。
関係性の変化
3人は難しいね。
でもそこからの5円はまだ続いてるんですよね。
5円っていうのは。
関係性みたいなのはないんですか。
あーもちろんもちろん。
ここで終わりってことにはならないけど。
ならないけど、ファミレスに深夜まで残った感じっていうのは変な感じだった。
まあでもそれはなんでもそうか。
プロジェクトとか終わったらそれしないもんな。
高校とかもね。
卒業する前とかだったらすごいあるけどみたいな。
そういうのと一緒かも。
なんかこれで聞きたかったのがさ、
やっぱDuoとTrioは違いますかってこと聞きたかったんだけどさ。
え?
やっぱDuoとTrioって違いますか。
まあTrio、点が密地できて初めて面積が生まれるからね。
いやほんまそうだよね。本当にそうですよね。
本当にそうですよね。
ね。
面の広さを3人目が決めるからね。
そうだよね。
誰かが寄りすぎてもいびつな形になるし。
え、友達になるか迷ったら4だ。
独語の感想みたいなこと言ってるじゃん。
まあね、そんな正三角を最初から目指そうなんて思ってないですけど。
あれ?4だ?
2人がこの感覚で点打ったのねってなったら3人目がさ、
もうなんか自ずとこう、
大体こういう場所にっていうのも決まるし、逆に外すこともできるし。
そこはその人次第だけどさ。
え、4でるじゃん。
じゃあちょっと、はやまさんの後書きの一部分を読ませていただきます。
はい。
歩いているうちに、私たちはなんて見事な三角形なんだろう。
もうこんな美しい三角には出会えない。
そういう気持ちになっていました。
あれ?
でも2人は笑って、いやいや、あなたの道はこっちだって最初に言ってたじゃないですかと私は悟す。
僕たちは一緒にいれないけれど、一緒にいたじゃないですか。
それで十分なんですよ。肩を叩く。
だってこれはそういうもんなんでしょうと。
そうか、旅はもう終わってしまう。
ずっと一緒にいるつもりなどなかったし、そんな約束もしてなかった。
そうか、そうか、また一人で歩き始めなきゃ。
ああ、嫌になっちゃうな。
私は誰かとパーティーを組みたかったんだって、解散してから気づいたよ。
でもしょうがないか。
2人が私に見たことのない風景を見せてくれた。
2人が私に様々な言葉をくれた。
その一つ一つを大事にしすぎないように、この先も少しずつ歩いていく。
だってここで終わりじゃないからさ。
たまには旅先から風を伝って頼りをください。
いい文章書くね。
早山さん、いい文章書くね。
なるほどね。
短歌の魅力
でしたね。早山さん、美しい三角だと思って。
いいですね。
友達の中もやったらね、在庫は切れてたんですけど、すりましたんで。
例えば築地さんとか、お店でも買えますしオンラインショップもありますんで、
よかったら読んでみてください。
ありがとうございました。おすすめ本のコーナーでございました。
限定に戻ろっかな、短歌は。って思ってます。
短歌一回、原点に戻ろうかなっていう。
原点ってどこなんだって。
そうですね。それ気になりました。
僕の中での、2010年、2020年代から短歌を知った僕の原点。
セミマルとかは置いといてって話でしょ。
置きすぎだろ。夏すぎるだろ。
坊主の懐かしさを感じる人あんまりいないよ。
なんか坊主めくりで、セミマルかよってなるやつな。
そうそうそうそう。
だからなんて言うんだろうな。
僕のクラシックで言う春の祭典みたいな。
え?
こっからハマったみたいな。
そうなんだ。
ペトリューシカかな、どちらかというと。
自己反省と外部の影響
そうなんだ。
いよいよおもろいぞ、この分野ってなったやつ。
あ、俺で言うピアソラみたいな感じ?
めっちゃそれじゃん。
いよいよこの分野めっちゃおもろいぞの1ね。
あ、クレーメルが弾くピアソラか。
そうだね。
俺も聞いてた、ティルソン・トーマスのペトリューシカだね。
そうなんだね。
それそれそれ。
が、やっぱり木下達也、岡野大治の玄関の動き穴から差してくる光のように生まれたはずだという歌手がありまして。
木下達也、岡野大治かなと。大治か。
思っているわけでございます。
原点というのは。
この玄関の動き穴から差してくる光のように生まれたはずだっていうのは、教長の歌手なんだけど。
男子高校生2人の7日間を、2人の歌人が単歌で書いた物語っていう物語なんだよね。
で、ひとつのミステリーみたいになってて、
なんでひとつが単歌自体が読んでて物語のようになっているっていうすごい面白い歌手なんだけど。
ここでやっぱり木下達也、岡野大治の、本当に原点よねみたいな歌が一個ずつ出てきてるなと思ってて。
岡野大治の作品
ほうほうほう。どっちからいこうかな。
本当に両方すごく有名な歌なんですけど。
木下さんからいきますか。
放題になるとき消えた座のような何かが僕の日々に足りない。
放題になるとき消えた座のような何かが僕の日々に足りない。
という歌なんですけど。
原点やね。
なるほどね。
放題になるとき消えた座のような何かが僕の日々に足りない。
日本の代名の放題。
日本の代名になるときに消えた座のような何かが僕の日々に足りない。
それは、いやー本当に、いいですよねの原点なんだけどさ、これって。
気づきだし。
いいですねの原点。
いや、一でしょこれ。単歌のいいですねの一でしょ。
いいですね。
放題になるとき座が消えるっていう。
みんな知ってるのに、そこを見てなかったっていうものに対して、
でも、それは何かでしかないんだよね。
なんというか、何かが、何々のような何かが僕の日々に足りないって言ったときに、
その何々っていうものが色づいていることによって、
その何かっていうものが、どういう類の何かなのかっていうことがわかるために何々のようなっていうのがあるけれども、本来。
夜のような何かじゃないけど、なんて言えばいいかな。
何かの属性性っていうのが本当に何かなんだよな、放題になるときに消える座っていうのは。
それがあってくれていたことの良さみたいなこともわかんないんだよ。
わかる。そう。
なんなら、なんで座なんだっけ。その座はその何か、そのものっていうものを示す座なのはわかるんだけど。
これは男子高校生だし、読み手の作中主体が。
座が消えて何なのっていうものなんだけど、
その何かが確かに僕の日々には足りないというこの感覚というものが、高校生の描き方としてもいいし、
別に寂しくないんだよね、その何かがなくても。
この毎日の、満ち足りてないわけではないけど何か違うみたいな感覚っていうのはすごく、
1本。
おー、いただきました。
すごいね。
今ね、たどりさんから1本いただきましたけども。
いやー、すごいです。
いいね。座って何なんだろうな。
座って何なんだろうな。
これは高校生の日々に足りないっていうのを考えたほうが読みやすいってことかな。
読みやすいと思う。物語の中で出てきてると考えたほうがいいと思うから。
もちろん普遍的に捉えてもいいけど、
この僕っていうのは男子高校生のことって思ったほうがいいと思う。
座が示す主人公性みたいなのがあるのかな。
ああ、まあそういうことはできるか。
だから、他の誰でもない僕なんだっていう感覚がないっていうふうに読むこともできるか。
もうできるな。
確かにそうかもね。それが真ん中かもね。
いいね。
座っていうのが、どれだけそのものを他のものと差別化たらしめてるのかっていうのが感覚的にわかんないんだよな。
英語圏じゃなさすぎて。
その感覚的なわからなさっていうことも含んでくれてる歌のような気はするよね。
なるほどね。
まあでもそう、座っていうのはこれっていうことだもんね。
いやーいいですよね、すごく。
いいですね。
じゃあ岡野さんのほういきますけど、これも非常に有名な歌なんですけれども。
倒れないようにケーキを持ち運ぶとき、人間はわずかに天使。
倒れないようにケーキを持ち運ぶとき、人間はわずかに天使。
これもね、やりましたねっていう。
やりましたね。
いいよねの原点をつきましたねと。
原点をつきました、なるほど。
倒れないようにケーキを持ち運ぶとき、人間はわずかに天使。
慎重になるんだよな。
足がつま先になっているような様子を、わずかに天使とするという歌なわけだけど。
そうだよな。
重力との関係性をなくそうとしてるもんな。
そうなんだよね。
うわ、いいこと言う。
このわずかに天使っていうのは何かっていうと、
重力負荷に対してそれをゼロにすることで、ケーキを運ぼうとしてるんだよ、これ。
そうだよな。
この人間はって言ったときの人間に当てはまる広さというか、
おしたやかそうな女の子とかじゃなくて、
マジのヤンキーとかでもわずかに天使なのよ。
倒れないようにケーキを持ち運ぶとき。
それはすごく、力が外側に発散されてないんだろうね。
ケーキに向いてるじゃない?
その人のオーラみたいなものが。
要は力が外側に出てるんだったら、すごく人によって出具合って違うけど。
みんながケーキが倒れないようにってことを考えるっていう。
人間がみんな一緒になるっていうか、気の発散具合が。
ただわずかに天使になるっていう、すごいなんかいいですよね。
やってる行動もそうだし、性的なほうも。
ケーキを持ち運ぶ後のこと考えるとそうだよなっていう。
綺麗な状態のケーキ、みんな望んでるよなっていう、いいね。
これちなみに、どこを想像してましたか?
家に帰っていく途中ですか?つまり紙箱に入ってるケーキ。
それ難しいですね。切り分けじゃなくてね。
僕なんか台所からちっちゃい丸皿に乗せて、
カットしたのがプルプルしながら、
わかる。
こたつまで持っていくみたいな感じのイメージだったの。
わかるわかる。
要は、でもそっちかな。
箱で持っていくっていうことよりも、
その持ってきてくれた誰かを見上げてるときに思うもんな。
天使だなって。
倒れないようにだしな。
そうね、確かに。
パテンシャクのほうが長いよな。
確かに確かに。
ケーキってすごいな。
ケーキはすごいよ。
昔出した本で、いないとケーキ余っちゃうからって本を出したんだけどさ、
やっぱそれは、あなたが何であるかでは関係なく、
ただあなたがいないとケーキが余ってしまうから、
あなたが必要なんだっていうその感覚。
ケーキが持ってる良さの力みたいなものっていうか、
プラス面の力みたいなものをすごく信じてそれを書いたわけだけど、
なんかこれもケーキを持ち運ぶっていうことが、
人間そのもの自体を天使たらしめる、
その良さをもったらす要素だよな。
なんか面白いな。
洋館では、洋館を持ち運んでいても変わらないんだよ、その動作。
そうだね。
でもケーキの時にその持ち運び動作プラスアルファが重なって、
それがわずかに天使になるんだと思う。
洋館だったらわずかに、ちょっと悪魔かむしろ。
え?
フォーク使ってくるか知らねえけどさ。
これ自分の中で納得して終わったと思ったら、
まさかのフォーク出しが来たかも。
羽の感じとそのホイップのこの、
あー良いこと言った。
ニョロっていう。
ニョロ?
ニョロって言うと、ホイップの音ってニョロじゃないか。
ホイップって感じだね。
ホイップ。
良いですね。
良いですね。ありがとうございました。
ありがとうございましたーん。
エンディングの思考
いやーまぁエンディングなんですけれども。
マインディング?
まぁエンディングなんですけれども。
あ、にもかと思ったけど。
んー?
うん。
そのー、部屋とか買たせてます?
あ、ま、買たせてるよな、あなたは。
ま、物がないからね。
それが大事だよ。
物、物買ってねー、結局。
いやー、すごく大事だと思うわ。
散らかってるんすか?
散らかってる。
本当に散らかってる言い方だ。
なんかー、あのー、人とね、電話をするときだけなんすよ、俺が買たせるの。
もう。
え?
あのー、メモ帳に落書きするのと一緒か。
あ、マジでそう。
うんうん。
で、今なんかポケポケってあるじゃん。
あのポケモンのカードのアプリっすか。
そう。
うん。
あれをやっちゃうんだよね。
あ、その掃除やる代わりにってこと?
うん。
今までは掃除よりも優先してるものっていうのが、
そのまあ、あのー、制作の入港の締め切りとか。
うん。
それだけだったんだよ。
だからそれが終わると、部屋のことを考えるじゃん。
うんうん。
それにもう一個ポケポケが追加されたことによって、
もう生活がね、掃除ができてない。
なるほど。
ポケポケの、が上位に食い込んでしまったと。
食い込んでしまった。
何が楽しいでもないんだよ。
うははは。
まあそうだよね。
そう。
電話でできることなんてそうなんだから。
すーすーすーすー。
なんか、なんなんだろうね、あのなんかカードゲームの、
なんか弱いカードでも頭使ったら勝てるじゃん。
うんうんうん。
その時に人間の脳が出すあの、
なんつーの、
うごめき。
うごめき。
すごい。
あれなんだろうね。
文筆を感じてるな。
いやまあなんか、なんかねえ感じやっぱ少年ジャンプなのかもしんない、なんかこう。
あー。
なんかこう、強い敵に頭を使って勝ったとき。
え?
え?
え?
ゲームのデザインと成長
強い敵、頭を使って勝ったとき。
うふふふ。
ひねっております。
1.5倍速で聞いております。
うふふふ。
もうだめだ。
あははははは。
もうだめでした。
もうだめでしたね。
うん。
うん。
いやーもうほんとあれがね、やみつきですわ。
もうあれがね、やみつきですわ。
うーん、あのなんかこう、勝てた瞬間のあの、
ぶわって感じにやられてる。
ハマる人のやつだ、完全に。
助けてくれーい。
なんか、
俺それ最近できなくなってきたんだよな。
先に行かないくれーい。
その、
低コストで頑張るゲーム、苦痛なんだよな。
なるほどだから、
その、
ちゃんと努力に見合った成長してほしいんだ。
そうだから、
あの、RPGもさ、その、
全部の武器買ってから行くみたいなさ。
うーん。
あれと一緒で、そのだから、
無理矢理ストーリーバー進んで、
相手めっちゃ強い状態だけど、
勝つみたいな、
できないんだよな。
あー、できないんだ。
そうそうそう。
なんかその、
足りない分を、
視力で補ってるとき、
うん。
うわー、
なんか賢くなったみたいだって思って。
うははははは。
嬉しい。
ははははは。
なにそれ。
まあまあそれがゲーム設計なんだろうけどね。
だから精神的にもね。
それが、
それをやって、
それができるから楽しいっていうのも、
逆にこう、
思うツボにハマってるよということ。
いやいや、本当にわかってる。
いや、ハマってるよというよりもハメてる。
あははははは。
思うツボに。
あ、こっちからアジャストしてるんだ。
アジャストしてる。
なるほど。
あ、でもさっきの、
ゆうしきがやってるのとニュアンス違うかもだけど、
うん。
でもその、なんていうの、
なかなかうまくいかないっていうのがないじゃん、ゲームって。
うんうんうん。
なんかそれはつまんないなと思う、最近。
へー、なるほどね。
なんかその、
やっぱり現実のところでも、
なんか頑張ってもうまくいかないっていうのが、
基本人生のベースだと思うわけ。
ほうほう。
なんか、うまくいかないんだけど、
確かに何かが進んでいる気がするみたいな。
進んでるというか、なんかわかったみたいな。
うん。
なんかそういううまくいかなさっていうものが、
この人生にはあって、
で、うまくいくってことよりも、
そのうまくいかなさっていうことを楽しみたいなと思うわけ。
なるほどね。
つまり、自分は草を育てて花にしたかったと。
うん。
で、水をやって、すごい丁寧にやったんだけど、
花が咲かなかった。
けど、地面の根っこのほうは強くなってて、
次それを育てたときには、
より大きな花が咲くかもしれないみたいな。
うんうんうん。
そういうのが日々の制作とかであるわけだけど、
なんかこのRPGとかって、
その頑張った分花が咲いちゃうのよ。
うんうんうん。
で、なんかそれは、
なんかこう、
なんか嘘みたい。
なるほど。
って思ってね、できなくなっちゃった。
俺はね、だから真逆で。
真逆?
俺は、だからその、威風だと思ってる。
威風の世界だから。
威風?
威風。家庭の威風ね。
あー。
ごめん、他の威風って勘違いしてるってボケをしたかったんだけど、
どこにも威風がいなかった。
恐れの威風じゃなくてさ。
でもそこじゃない威風に行きたかった。
あー、あのー。
そこじゃない威風に行きたかった。
わかったよ。
反省しないで。
あのー、現実でできないんだからゲームくらいそうさせてよって。
うん。
普通に思っちゃうな。
ゲームで苦しみたくねーよって。
なるほどねー。
威風の成功体験を得ないと、
ちょっと苦しい。
言ってることはわかった。
ギロうま。
言ってることはわかった。
相手の意見を飲み込み方うま。
うんうんうん。
こっから展開されるやつだ。
ただ、
でも確かにね、
それはあるね。
うん。
そうだね。
ボケボケだと俺はもう集める方をメインになっちゃうな。
いやでもね、
集めるのとデッキを組むのは本当にイコールなわけよね。
どっちかどっちとかではないわけ。
ポケモンの普通のゲームだったら育てるか図鑑集めるかみたいなのがあるけど。
うんうん。
基本パックで引いていくから。
うんうん。
欲しいもの。
そう、でもなんかこう、
課金をしていくと、
程にはハマってないのやっぱり。
うん。
お金を費やす、
そこにお金を費やすんだったら、
ちょっとこの増殺する、
次増殺する本20冊上げた方がいいわみたいな。
そこの理性はあんのよすごい。
うんうんうん。
でもだからこそ、
この無課金でカードが限られているからこその、
頭を使って買ったっていう。
あれ賢じゃんっていう。
でもそれも一緒かもよ。
ゲームの中だけでも賢でいさせてくれよってことなのかもしれない。
え?
いやだって現実とやってることは一緒でしょ。
現実でやってることって、
あ、でもそうね。
だから現実と一緒のことをしたいのか。
現実大好きじゃん。
現実でしょ。
俺たちが生きてるのって。
いやその、
え、洗脳トコトしてる林治さんみたいなさ。
どこで生きてるの?
現実でしょ。
あーそっか。
どこなのだったら。
いやいいから。
ちょっと、反省いらないから。
どこなのだったら。
エンディングに反省いらないからほんとに。
そうか。
あーでもそれはあれかも。
あれでも苦手。
あの物語でも苦手だね。
どういうと?
現実から離れていくやつ苦手。
えー。
うん。
現実から離れていくってのは、
トンネルの向こうの世界に行くとかじゃなくて、
例えばその異世界に転生するとかもそうだけど、
そういうの得意じゃないね。
ファンタジーじゃん。
異世界に転生することで、
人生がイージーになっていくっていうのがあるとするじゃん。
女の子からモテたりとか、
実は自分だけに特殊な能力があったりとか。
なんかそれは全部、
全く受け付けられないかもしれない。
嘘を嫌いなんだ。
てかそんなことのために、
ごめん、そんなことなんて言っちゃった。
お詫びして停止性入りますってやつですね。
お詫びして停止性入ります。
いやー、だからボルノっぽいなって思っちゃうな。
まあ、そのテーマで言うとね。
なんか、嘘を嫌いっていうより興味がなくて、
やっぱりこの世界のこととか、
人間っていうもののこととか、
この時代のこととかって、
例えば、あなたのことが好きですって言うとするじゃないですか。
その言葉は、その人に受け入れ体制がなければ届かないわけじゃん。
要は好きって言われてめちゃくちゃ嬉しい人もいれば、
いやちょっとあなたのこと苦手なんで気持ち悪いですって人もいるわけだけど、
その好きですっていうものは、すごい言葉だから雑で、
どう好きなのかみたいなのがあるわけじゃん。
その好きですの中には。
そこで、例えば僕が南蛮道路を歩いていたら、
こういう美しい鳥に出会ったんです。
その美しい鳥は木の実をついばみ、そしてどこかへ消えていきました。
その美しい鳥にもう一度会いたいと思っていたら、
最初の街で出会ったヒロインの肩に乗っていたんです。
そのときにこう思ったんです、なんちゃらはんじらみたいな物語みたいに好きです。
みたいなことがあったら、その通じるかもしれんや。
物語っていうのは、僕の中ではそういうものっていうのは、
自分が本当のことをめちゃ長く言ってるものなんだよね。
なるほど。
好きって一言で言えば伝わるものをめちゃくちゃ長く言うっていう。
でもそれは言ってるわけよ、世界に対して。
何か本当のことを言おうとしている。
そういうのじゃなくない?ってなっちゃうんだよね。
たとえば自分だけ能力を使いましたとか、そういうのってさ。
最終的にそれが返ってくる場合もあるんですよね。
本当のことを長く言ってる場合にもちろん返ってくる場合もあるけど、
そういうものだと思っちゃってるんだよな、自分の中でな。
じゃあなんかさ、ドラえもんの道具一つもらえるなら何か欲しいとかさ、
無人島に何持ってくとかさ、こういう話つまんねーと思ってる?
あ、やばい、全然思ってない。
あれ?そこってでも違いはあるのか?
それは全然違うよ。
でもそういう、こういう妄想するよねみたいなバリエーションじゃないの?
なるほどね、そのバリエーションとして。
ちょっと覚えてたら来月この話するか。
覚えてるわけねー。
覚えてるよ。
本当に?
でもなんかこの話、俺なんか4回目ぐらいな気もするし。
なんかそんな気がするか。
ホストの話とかなんか、全部繋がってる気もするけど。
そうだね。
いやまあ何度も織り返していきましょう。
ありがとうございます。
ちょっと一回一時会を切ります。
たるいっと。
いつかの。
とりあえずまでした。
とりあえずまあ大人になった。
引き延ばすように過ぎていった。
送れなかったメッセージ。
愛想笑いの夕べ。
小さな嘘をたくさんついた。
とりあえずまあ明日もあるし。
工場のように日々は過ぎるし。
少しだけでよかった。
愛想笑いの隙間。
くだらないことではしゃげたなら。
たるいっと。
いつかの。
とりあえずまあ。
02:04:12

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